長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

政治経済教育から文化マスメディアまでインテリジェンティズム日記

真田幸村<真田丸>忠義の蒼い炎 真田幸村(信繁)大河ドラマ小説1

2017年09月24日 07時07分44秒 | 日記



























小説「紅蓮の炎<真田丸>真田幸村幻勇伝  ー花の真田幸村(信繁)烈伝ー」

    かぶき者のススメ
―大坂夏の陣に散った赤いバサラ武者―
              
               ~天才武士、真田幸村公…
                 「真田の武功」はいかにしてなったか。~
                 真田幸村の生涯
                 total-produced&PRESENTED&written by
                  UESUGI KAGETORA
                   上杉(長尾) 景虎

         this novel is a dramatic interoretation
         of events and characters based on public
         sources and an in complete historical record.
         some scenes and events are presented as
         composites or have been hypothesized or condensed.

        ”過去に無知なものは未来からも見放される運命にある”
                  米国哲学者ジョージ・サンタヤナ

Inspered by a true story.
故・隆慶一郎氏、原哲夫氏らコミック『花の慶次』を参考文献としている作品です。「文章や話の流れが似ている」=「盗作」ではなく、「盗作」ではなくあくまで「引用」です。
       この物語を故・隆慶一郎氏、原哲夫氏らコミック『花の慶次』製作に関わったすべての漢たちに捧げる。
       上杉(長尾)景虎 2014年度初春執筆より

この作品は引用が多くなりましたので引用元に印税の数%を払い、引用料としてお許し願えればと思います。それでも駄目だ、というなら印税のすべてを国境なき医師団にすべて寄付しますので引用をお許しください。けして盗用ではないのです。どうかよろしくお願いします。上杉(長尾)景虎   臥竜

          あらすじ

  真田幸村(信繁)は永禄十年、信州上田城主・真田(当時武藤)昌幸の次男として生まれる。幼名・弁丸。やがて上杉家、武田家、豊臣秀吉・秀頼に仕える。
 十八歳のときに景勝と景虎との御館の乱をみる。以後、景勝を慕い、師弟関係へ。謙信が死ぬと、養子の景勝を補佐して『お館の乱』を勝利に導く。が、信長の勢いにおされる。奇跡が起こる。本能寺の変で信長が死んだのだ。その後、秀吉に従い、そして家康と対立……が、『関ケ原の戦』で上杉は米沢転封に。景勝とともに名門・上杉家を支えた慶次だったが、上杉の安泰を見守ると、死んだ。一方、関ヶ原の際、父親の昌幸とともに幸村は秀忠軍に戦をしかけたとして、高野山に幽閉され、父が死去……十四年後の大坂冬の陣に「豊臣家のために」大坂城に参陣、真田丸で勇猛果敢な働きをする。だが、利は徳川にあり、和睦停戦の条件である外堀どころか内堀まで大坂城は埋められ文字通り大坂城は『ハダカ城』に。翌年の大坂夏の陣で、たった数騎で幸村隊は家康本陣に突入するも、戦死、大坂城は炎に包まれ、秀頼と淀君の自決で、豊臣は滅び、天下は徳川のものとなった。
                             あらすじ  おわり

ちなみに2016年NHK大河ドラマは三谷幸喜脚本の真田幸村が主人公のドラマ『真田丸』である。この著作をものしている過程でニュースで知ったが、いかにも好都合である。2016年に放送されたNHK大河ドラマ「真田丸」主人公の戦国武将・真田幸村役を、俳優の堺雅人さん(40)が演じたが、「真田丸」は三谷幸喜さんが「新選組!」(04年)以来2度目の脚本を担当した。堺さんは過去「新選組!」、「篤姫」(08年)と2本の大河ドラマに出演している。狙っていた訳ではない。が、時勢とタイミングがあって何よりである。大河ドラマの参考文献としてお読みくだされ。


         1 関ヶ原の役・信州上田城VS徳川秀忠


「治部(じぶ・三成)、おぬしには人望がない。おぬしが総大将ではどんな大軍でも負け戦じゃ。ここは大将を毛利安芸中納言輝元公(もうり・あき・ちゅなごん・てるもと)に、副将に宇喜多備前宰相秀家(うきた・びぜんさいしょう・ひでいえ)さまとして立てて、おぬしは裏方にまわるのじゃ。さもなくば諸将はついてはこないだろう」
「刑部(ぎよぶ、吉継)、得心した!」
慶長五年(一六○○年)、打倒徳川家康を掲げて石田三成(治部少輔・じぶのしょう)が挙兵し、大谷吉継(刑部少輔・ぎょうぶのしょう)は何度も止めるが、三成の意思がかたく、上杉の宰相・直江兼続や上杉景勝と同調していることがわかると、病身をおして荷担する決意をする。同時に、三成に厳しくも的確な助言をしたといわれています。
「この戦はもともと負けのようなものかも知れない」
慶長五年九月十五日未明、関ヶ原では石田三成が布陣していた。
同じく山中村の陣所で、ほとんど失明の大谷吉継は開戦前のひんやりとした戦場の空気をひしひしと感じていた。輿(こし)に座り、頭巾の中でつぶやいた。
…太閤殿下のもとでわしと佐吉(石田三成)は奉行として何度も大軍を動員して兵站(へいたん)をうまく動かして勝ち続けた。今回も内府・徳川家康の軍勢を上回る軍勢を集めた。されど…。戦は数よりも士気である。三成はわかっているはずだろうが。
三成は笹尾山に陣をはっている。…佐吉、おぬしのくやしさはわかる。わしらは私利私欲なくすべては豊臣家の為に骨を折ってきた。太閤殿下が亡き後も秀頼さまや豊臣政権のもと豊臣政権で天下太平を夢見た。だが、それをよこしまな心で奪ったのは家康じゃ。家康が居る限りいずれ豊臣はおわる。家康を倒さねば天下太平はない。我らが目指すのは徳川の私するものにあらず。
「備え怠るな!下知を待て!」霧が薄れゆく中、吉継の声が戦場に響いた。
(ちなみに大谷吉継が茶に膿をおとして石田三成がその茶を平然と飲み込んで二人の盟友関係が深まった、というような話は後世にふたりの深い関係を表現するための創作であるそうです。そういう話が創られるほど盟友関係だった、ということです。)
(関ヶ原の前に三成に佐和山に呼ばれ、一度陣をはる垂井(たるい)に戻り、東西軍のどちらの軍につくか深く迷い、葛藤した末、また佐和山にいくのです。大谷吉継はどちらかというと家康を評価していたが、三成がすべてにおいて豊臣政権に殉ずる覚悟であると知ると、その一途な至誠に負けて「(竹馬の友の)三成に命を殉ずる」と至ったそうです。)

石田三成が近江長浜城の城主時代の秀吉に仕えたのが、天正二年(一五七四年)頃、十五歳だったそうです。三成より一歳年上の大谷吉継が使えたのも同時期である。三成の父・正継(まさつぐ)は近江石田村の土豪ですが、大谷吉継の詳しい出自はわかっていません。諸説あるそうですが同じ近江の大谷村(現・小谷)出身ではないか、とのことです。
天正五年頃になると織田信長の命令で秀吉は播磨姫路城を拠点に中国攻めに着手し、その頃、秀吉の馬廻りとして加藤清正や福島正則らとともに太谷平馬(へいま)と名乗っていた吉継が歴史上にでてきます。三成も近習(きんじゅう)としてでてきます。初陣もこの頃でしょう。
三成の出自は不明な点が多いのですが、研究によって三成は永禄三年(一五六○年)、近江国坂田郡石田村(現・滋賀県長浜市石田町)で石田正継の次男として生まれたことがわかりました。正継は太谷城主・浅井長政に仕えた人物です。
少年時代の三成は寺小姓。勉強熱心だったらしい。どの寺かはわかりませんが。説は2つ。石田村の隣村にある大原寺観音寺(現・滋賀県米原(まいばら)市朝日)と、母親の出身地にある法華寺三珠院(ほっけじさんじゅいん 現・滋賀県長浜市)。三成の生家との距離から、観音寺の説が有力だそうです。三成と吉継。ふたりの共通点は多く、近江出身であり、歳も近く、有能な官僚タイプの秀吉の小姓であり、かつ、秀吉の天下取り、戦国の世を終わらせるという使命も同じ。太閤検地(刀狩り・検地・通貨の統一)など辣腕でもあった。反面、まっすぐでな性格で理屈と論理で理論攻めの三成に対し、吉継はうまく三成を軌道修正した。視野が広く、世間慣れした吉継は、周囲との軋轢を生む懇切でない三成に適切な助言をした。「計画・理論・策略」の三成と、「人望・親切・実行役」の吉継、このふたりがいてこその豊臣政権でした。そこに真田幸村こと信繁や直江兼続や伊達政宗など集う訳です。秀吉をして「百万の軍を預けてみたい」と語ったといわれる太谷吉継ですが、確かに人望もありかなり立派な人格者であったようです。
また石田三成が人望がなく、冷血漢というのは徳川時代の創作であるそうです。
確かに人望はありませんが、冷血漢でひとをゴミのように扱い、「馬鹿と話していると疲れる」とか「利休め。おとなしく謝れば許したものを。我を張りよった。」と冷笑する。
そんな事実はなく、徳川時代の創作であるそうです。
それほど徳川からしたら石田三成はおそろしい人物だったのでしょう。
石田三成は義のひとでした。当然、人格者であり豊臣政権の優秀な官僚であるのです。ですが、残念ですが人望がない。人望がないんですよね。優秀で頭は切れるんですが嫌われる人物なんです。それで関ヶ原でも裏切られて負けてしまったんですが(笑)


史料によれば、三成は天正二年(一五七四年)に秀吉に仕官したそうです。
天正元年(一五七三年)に三成の父親が仕官していた浅井家が滅びて、その旧領を秀吉が受け継ぎました。当時は秀吉は卑しい一塊の百姓上がりの秀吉であり、子飼いの家臣や重臣などいませんでした。
だから、旧浅井家の家臣を自分の家臣にして強固な家臣団をつくろうとしたのです。
叩き上げの人物の特徴ですが、秀吉は百姓上がりの人物とか卑しい身分の人物を雇わないし信用しません。雇うのはいまでゆう学歴エリート(身分のしっかりしたどこぞかの大名の家臣)とか側室はどこぞかの姫君ばかり。いまでゆう「学歴コンプレックス」でした。
だから、自分と同じように百姓上がりから出世して大名になることまで禁止する訳です。
いいひとでひとたらしなんだけど狭量で、いまでゆう「学歴(家柄)コンプレックス」…
政治家で言うと安倍晋三みたいな(笑)信じるのは学歴エリートと立派な家柄の役人や一流大卒の官僚の言葉のみ。安倍晋三と秀吉とはそういう男でした。





 大きく天下が動き始めた。
太閤秀吉の死(一五九八年)、盟友・前田利家の死(一五九九年)から時代は、慶長五年(一六〇〇)陰暦八月、いよいよもって大人物・徳川家康が『会津の上杉征伐』と称して福島正則、黒田長政など豊臣恩顧の大名団隊数十万の兵を率いて動いた。信州(現在の長野県)上田城の真田安房守昌幸(さなだ・あわのかみ・まさゆき)、真田左衛門佐幸村(さなだ・さえもんのすけ・ゆきむら(信繁・のぶしげ))父子の手元に、生々しい情報が次々ともたらされた。幸村の眸(ひとみ)が輝いて心が躍った。かねて放っていた物見たちが、まるで白い風のように秋風に吹き寄せられるように、一人、またひとりと城に舞い戻っていく。それにつれて次第に徳川方の情勢が明らかになっていった。
 彼ら物見衆は、琵琶を背負った語り法師、一管の尺八を腰にした梵論字(ぼろんじ・虚無僧・こむそう)などに姿を変えているが、いずれも安房守昌幸の鑑識(めがね)にかなった心利いた者ばかりであり、その情報収集能力は高く、情報の精度も高いのである。
さすがにフィクションの真田十勇士(猿飛佐助、霧隠才蔵など)は存在しないし、漫画やアニメや映画のように空を飛んだり、木々の枝間を駆けることは出来ない。
忍びといえど所詮人間である。漫画と一緒にしないでください。
「そうか。うむ、成程、成程…」
安房守昌幸は忍びから情報を得て分析し、戦略を練るのである。戦国時代にはこうした情報収集と要人警護、要人暗殺を職とした忍びの者(いわゆる間者)が存在した。
だが、現在の日本政府にはこの間者のような(つまりCIAやモサドのようなスパイ)組織がない。内調(内閣調査室)やNSC(国家安全保障会議)があるではないか、というひともいるかも知れない。だが、内調にしても日本のNSCメンバーにしても全員顔はバレバレで、只の高学歴のお坊ちゃんお嬢ちゃんなだけで、戦略どころかまともに行動も出来ない。
私上杉景虎の出来る事の半分も出来ない『学歴エリート』なだけの、残念なひとたちだ。
情報がなければ戦略の立てようがない。プロ野球やサッカーでもまめに情報収集や情報分析をやっているのに、彼らは、高学歴なら何でも出来る、と勘違いしている。馬鹿だ。
話がそれた。去る七月。豊臣政権の大老徳川家康は、奥州会津の上杉景勝討伐の軍を起こし、野州小山宿(やしゅう・おやましゅく・栃木県小山市)まで北上着陣した。
 実は昌幸、幸村父子もこの時、動員に応じ将兵八百余を率いて、上田から野州犬伏宿(いぬふししゅく・佐野市)へと着陣、長男の伊豆守信幸(のちに信之と改名)も、居城の上州沼田城に、一足先に着陣していた。
 そこに石田三成からの密書が届いて、真田家の運命が思わぬところへと急旋回した。すなわち、三成は家康討伐の挙兵への参加をもとめたものであった。
(やはり三成殿が動くか!)
安房守昌幸は、ただちに、長男の伊豆守信幸(いずのかみ・のぶゆき)を呼びつけ、人払いした密談にて、
「わしと幸村は、石田治部少輔(じぶしょうゆう)の挙兵に応ずるつもりだが、そなたはどうする?思う所をのべるがよい!」
「父上、狂されたか!?」
訊いていた信幸は顔色を変えた。そして、もはや世の中は徳川家康の天下で、石田治部などは人望もなく、豊臣家ももはやこれまでで確実に世の中は徳川家康が天下人だ、と天下の形勢を述べて、
「父上ともあろうお方が、それをお読みになれぬとは情けなや」と厳しく反対した。
信幸の判断は正確でよく分析されていた。だが、議論の末、結局、安房守昌幸と幸村は石田方(豊臣方)へ、伊豆守信幸は徳川方に残る事に決した。
「相分かった。それぞれ、おのれが思う様に生きるがよろしい」
この父子の行動は迅速である。
昌幸と幸村は、ただちに兵を引き連れて犬伏宿を発し、信州上田へと向かい、一方の長男の伊豆守信幸は本堂へ馬を走らせ、家康に父と弟の離反と、石田三成挙兵を伝えた。
この親子の離反には当然ながらどちらに転んでも真田家が安泰なように双方に離反しての安全策ということである。また、決断の背景には安房守昌幸の妻「山手殿」が、宇多下野守頼忠(うだしもつけのかみよりただ)の娘であり、石田三成の妻もまた、頼忠の娘という関係性が影響していた。しかも次男の幸村の妻は、三成の盟友にして、挙兵の片腕とされる、敦賀(つるが)の城主大谷刑部吉継の娘なのだ。
だが、長男の伊豆守信幸の妻は、徳川家の重臣本多平八郎忠勝(ほんたへいはちろうただかつ)の娘を、家康が養女とした上で伊豆守信幸に娶らせた。すなわち、真田家は、すでに分裂を運命づけられていたようなものだったのだ。
情報網を張り巡らせていた家康は、伊豆守信幸の報告によって、石田三成挙兵を知ると、形ばかりのパフォーマンスである『会津の上杉討伐』を中止し、急遽、大軍を江戸へ、関ヶ原へと反転させた。上杉家の追撃の為には家康の次男の結城秀康を配置、豊臣恩顧の大名たちに毛利輝元、宇喜多秀家、豊臣家、小早川秀秋らの参戦を伏せて、みんなの嫌われ者・石田治部少輔三成討伐と称して、福島正則や黒田長政、加藤清正らを東軍につくよう説得した。家康は東海道を西上、三男秀忠に兵三万八千を授けて中山道を西進させることにした。
「内府(家康)は、江戸から東海道を西上、先鋒は福島左衛門尉(さえもんのじょう)正則が買って出たようにございます」
との間者の報告に、昌幸は、
「何たることぞ、福島正則といえば常日頃、口を開けば、豊臣こそ天下、わしは豊臣恩顧の大名じゃ、といっていたのに豊臣家滅亡の片棒を担ぐとは!」
「秀忠軍の三万八千余は、八月二十五日に、宇都宮城を発進して候」
との報告には、にやりと、
「内府で無うて残念だが、………息子の秀忠めに、一泡吹かせてやろうとするか……」
「父上、何分にも敵は大軍、なんぞ撃退の妙手がございましょうか?」
「まあ、見ているがよい」
「ははは、父上、楽しげでありますなあ」
 幸村は、父安房守昌幸が、十五年前の徳川勢と一戦を交えた神川(かんがわ)合戦(第一次上田合戦)の再現をもくろみ、闘志を燃やしていると感じた。
真田家は歴史好きの方ならご存じの通り武田信玄勝頼の家来の家柄である。それが、織田方による武田滅亡に際して、上杉景勝(謙信の義理の息子・上杉氏二代目)を頼るという奇策をきりだした。そこで家康方と戦いになったのだ。その際、次男の幸村を人質として春日山城に送ったが、それを知った家康は、
「あの横着者めが!」
と激怒し、鳥居元忠、大久保忠世(ただよ)ら七千余もの大軍勢をもって、信州上田城攻略戦を開始した。これが意外な結果に終わった。たかが、これほどの小城、一気に攻め落とせると思ったが、柵をもって城下を迷路状にするなど、二重三重に工作した昌幸の知略に翻弄され多大な死傷者を出した挙句に、撤退を余儀なくされたのである。ために「東海一の弓取り」という家康の誇りは傷つき、逆に真田安房守昌幸の武名は天下に知れ渡った。
この武功を幸村自身は越後府内(新潟県上越市)春日山城で聴いたという。
上田城落ちず、徳川勢撤退……当たり前だ。われら真田家は知略の武家だ。
その幸村に対して、無口で知られる、上杉景勝が突然、ぶっきら棒にいった。
「屋代(やしろ)一千貫……」
「……?」
幸村は、何のことかわからず、景勝の言葉を待った。が、景勝は口を噤(つぐ)んだなり、もう何もいわぬ。極端に無口な漢なのだ。側近で家老の直江山城守兼続が、
「殿は貴公に、屋代一千貫の地を賜るとの仰せなのである」と景勝の言葉を補足した。
「えっ、人質の私に、知行地を!?」
 驚く幸村に兼続は諭すように、
「我らは、貴公を人質などと思うておらぬ。屋代近い十三屋敷の地は、往昔(おうせき)、順徳天皇の皇子広臨(ひろみ)親王が隠棲されたとの伝承のある由緒ある土地……よろしゅうござるな」
 幸村はこの瞬間「義」に篤いという、謙信以来の上杉家の家風の真実を悟った。これは祖父真田弾正忠(だんじょうのじょう)幸隆の、「人間は利に弱いもの」とする人間観と対極にあるといってよく、幸村は強い衝撃を受けた。時に景勝三十歳、兼続二十六歳、幸村、弱冠十九歳であった。上杉での一年の生活は、幸村に多大の影響を与えた。その幸村が今、慶長五年、徳川秀忠率いる三万八千余の軍勢を、父安房守昌幸とともに迎え撃つことになり、父子は闘志に燃えたのである。
「幸村、大軍を相手の合戦とは、どのようにするものか、後学のため、よっく見ておけい」
中山道を西進した徳川秀忠率いる三万八千の大軍勢が、すでに秋色深い碓氷(うすい)峠
をこえ、軽井沢をへて、小諸(こもろ)に着陣したのは陰月九月二日のことであった。
父親の家康からは信州上田城の真田父子の軍勢とは戦わず、そのまま関ヶ原へと向かえ、という書状がきた。だが、秀忠は邁進していた。たかだか、数千の信州上田城の真田を恐れて秀忠は逃げた、といわれるのは末代までの恥である。
だが、その邁進が怪我の元であった。
実はこの徳川秀忠の大軍が、徳川家としての『本陣』なのだが、真田に散々にこっぴどくやられ(夜襲や奇襲などの謀略戦)、歴史に詳しい人ならご存知のことだが、『関ヶ原の合戦』に遅参することになる。
家康に内通していた小早川秀秋が徳川東軍に寝返り、西軍が大敗し、石田三成が滅んだからよかったようなものの、もしも東軍(家康連合軍)が敗北していたら、歴史はどうなっていたかわからない、と、多くの歴史家は口をそろえる。徳川家康だからこその対石田三成対豊臣家であり、家康と秀忠では、そもそも人間の格が違い過ぎる。
豊臣家大坂方を滅ぼすのに、家康が、十数年も辛抱強く戦略を巡らしたのも「秀忠では豊臣家を滅亡できない」、と冷静に分析した結果であり、七十六歳の、当時としては長寿も、家康の執念であったことだろう。
話を戻そう。
秀忠が信州上田城などたかだか城兵三千余ほど、わが十倍の三万八千の軍勢をもってすれば、一気に落としてみせる、と闘志を燃やすと、彼の、上田討伐を知った謀臣本多佐渡守正信から、
「真田の上田城などは枝葉のこと。関わらずに捨ておかれ、とにかく急ぎ美濃の本隊に合流することこそ肝要でありまする」
と忠告されていたが功名心から、真田安房守昌幸が、
「もとより我らに、抵抗の意思など毛頭ありませぬ。城内を清掃したる後、開城する所存でおりますゆえ、一両日お待ち願いたい」
とのことを伝えてきたので、秀忠は頬を綻(ほころ)ばせた。
ところが、約束の日が来ても、一向に開城の気配もない。
それで溜まりかねて重ねて使者を送ると、意外にも、
「実を申しますと、籠城準備に不備な点があったので、一両日お待ち願ったが、どうやら兵糧、弾薬とも、万事、遺漏(いろう)なく整い申した。では、これより一合戦、馳走つかまつる」
という人を食った挨拶であった。
「おのれ、安房守め、たばかりおったか!」
嚇(か)っと秀忠は逆上した。その瞬間、本多正信の忠告の言葉など一気に消し飛んでしまった。
悪いことに、その本多正信は「戦費補充」のため江戸へ赴いており不在であった。
中山道を北に外れ、秀忠軍は小諸(こもろ)から上田城へと進軍した。
秀忠は激昴で冷静さをなくしていた。上田城を望む染谷台(そめやだい)に本陣を据えると、
「安房守父子を討ちとれ、断じて逃がすな!」と厳命したという。
 実りの秋である。秀忠は、豊饒な稲穂を刈り取ることで、上田城の糧道(りゅうどう)を断ち、また、城外へ城兵を誘い出そうと企てた。戦国時代の典型的な作戦であるという。
 ここに旗本大番組の五十人が抜擢され手鎌をもって稲刈りを始めると、案の定、城兵が数十人ほど出てきた。
「それ、今だ……」
大番組は手鎌を捨て、白刃(しらは)をかざして襲い掛かった。すると城兵は、きわどいところまで大番組を引き寄せてから、さっと城内へ逃げ込み、かわって弓、鉄砲が猛烈に発射されて、大番組から多数の死傷者が出た。
「何たることぞ!」
 秀忠の逆上は、頂点に達した。歯ぎしりする彼に、もはや正常な判断は失われ、ただ「おのれ、おのれ」と呻(うめ)くのみであった。
そんな秀忠をわずかに慰めたのが、真田安房守昌幸の嫡男伊豆守信幸に攻めさせた、上田城の支城戸石城が緒戦において落城したことだった。
「おお、伊豆守が、戸石城を……!」
秀忠は「伊豆守、でかした!」と賞揚(しょうしょう)した。だが、実は戸石城は幸村がいたが、攻め手が兄・伊豆守信幸と知って、いち早く城を捨てて上田城へ引き揚げて、兄に戦功を立てさせただけのことだった。戸石城は、古くより知られた要塞であり、上田城の築城以前は、真田の本拠地としていたところだ。
当然、凡人、徳川秀忠は大喜びだ。
本陣の染谷台は、千曲川断崖(ちくまがわ・だんがい)上の上田城よりも、さらに一段高みになっているから、秀忠は、
「イマニ見ておれよ!」と意気込み、総攻撃の作戦を練った。が、真田に関わる事自体が秀忠の一生の不覚であった。
突如、思いもよらぬ方向から、凄まじい勢いで本陣を襲った一隊がある。これは安房守昌幸が、かねて染谷台の北東、虚空蔵山(こくぞうさん)に潜ませていた伏兵であり、秀忠の本陣は大混乱に陥った。
武装も不揃いな奇妙な一隊は例の、首一つ百石を約束された農民町人たちだが、奇声を放って勇敢である。「おらは二百石じゃ!」「おらは三百!」
とわめいて暴れる始末の悪さだが、これには「甕割(かめわ)り典膳(てんぜん)」の異名をとる兵法者・神子上(みこがみ)典膳が立ち会向い、苦闘の末にようやく撃退した。
「さすがは典膳、ようやった」
秀忠がほっとしたのも一瞬で、それまで機をうかがっていた幸村率いる一隊が、真一文字に突入したため、本陣は総崩れとなり、秀忠も身一つになって逃げのびるという失態となった。ところが、かねて神川の流れを止めおいた上流の堰を、安房守の合図で切って落としたので、どっと濁流に、たちまち浅瀬の将兵は呑み込まれて溺死した。まさしく徳川秀忠軍の完敗であった。
「伊豆守……そなたの父親と舎弟は、何たる奴らだ!」
秀忠は悲鳴を上げ、初めて悪夢から醒めたように、上田城攻めを断念、ふたたび中山道に戻って先を急いだ。だが、すでに七日間を浪費しており、木曾妻籠(きそ・つまご)の宿まで至った時、関ヶ原での戦勝報告に接した。
すなわち、秀忠は徳川家が存亡を賭けた大戦に、遅参したのだ。
「ああ、なんたることぞ!」
秀忠の顔から血の気が失せた。彼には、真田父子の髙笑いが聞こえるようであった。事実、遅参した彼は、父家康から面謁を拒否されるほどの不興をかっている。
しかも秀忠にとって天敵ともいうべき真田父子――昌幸、幸村は、戦後処理をまぬがれ、紀州高野山山麓の九度山村(和歌山県九度山町)へ配流という軽い刑罰ですんでいるのだ。
「父上、わたしは承服できませぬ!真田父子の斬首を!」
秀忠は、最後の最後まで、強く真田父子の斬刑を求めたが、伊豆守信幸が、
「わが父を誅(ちゅう)されるより先に、この伊豆守に切腹を仰せつかれたい」
といって、必死に父と弟の助命を懇願したのに加えて、徳川家の重臣本多平八郎忠勝からも、娘婿伊豆守信幸のための嘆願があったからである。
これはさしもの家康も、ついに父子の助命に同意せざる得なかったのである。
「父上、わたしは、真田父子の助命など、とても承服しかねまする」
激しく反対する秀忠に、家康も、
「秀忠、腹も立とうが、本多の平八までがああ申していることだ、わが徳川家の安泰が確かとなるまでの我慢じゃと思うて、辛抱してくれい」
と慰めたのであるという。だが、秀忠の怒りは生涯にかけて残り、終生、彼は伊豆守には、笑顔を見せなかったといわれる。
参考文献(『バサラ武人伝 戦国~幕末史を塗りかえた異能の系譜』『真田幸村編』永岡慶之助著作Gakken(学研)142ページ~153ページ)



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北朝鮮がグアムを執拗に目の敵にする理由

2017年09月21日 12時53分10秒 | 日記































北朝鮮がグアムを執拗に目の敵にする理由



北村 淳



グアム島の米アンダーセン空軍基地で基地の概要について説明を受けるジョン・リチャードソン海軍作戦部長(2017年5月17日、出所:米海軍)© Japan Business Press Co., Ltd. 提供 グアム島の米アンダーセン空軍基地で基地の概要について説明を受けるジョン・リチャードソン海軍作戦部長(2017年5月17日、出所:米海軍)

 北朝鮮が、8月29日に引き続き9月15日にも、日本列島上空を通過させてグアム島攻撃用弾道ミサイルのデモンストレーション試射を実施した。

 グアムはアメリカの準州であるが、多くのアメリカ人にとってはどこにあるのかも知らない存在だ。そのため、北朝鮮が弾道ミサイルを日本の頭上越しに太平洋上に撃ち込んで、グアムを攻撃できる能力をアピールしても、一部の軍関係者を除いてはほとんど危機感は生じていない。

 アメリカと違い日本でグアム島は観光地として有名であるが、「なぜ北朝鮮がグアムを目の敵にしているのか?」はあまり語られていないようである。


グアム島は米軍の歴史的拠点


 グアムにはこれまで100年以上にわたって、アメリカ軍の拠点が設置されてきた。1898年、米西戦争に勝利したアメリカは、スペイン領であったグアムを手に入れて海軍の拠点を設置した。それ以降、今日に至るまで、軍種や規模の変遷はあるものの、グアムにはアメリカ軍が駐留し続けている(ただし、日本軍が侵攻してアメリカ軍を駆逐した昭和16年12月10日から、日本占領軍がアメリカ軍に撃破された昭和19年7月21日までの期間を除く)。

 現在もグアム島総面積の3分の1を米軍関連施設が占めている。島の北部一帯には米空軍アンダーセン基地が、島の西側のアプラ湾周辺には米海軍グアム基地が設置されている。

 それらの基地を中心にグアムに駐留しているアメリカ軍将兵はおよそ7000名であり、現在のところ空軍と海軍が中心となっている。加えて、近い将来には最大で7000名の海兵隊員が沖縄から移動してくることになっている。


沖縄の米軍よりも忌み嫌うべき存在


 北朝鮮にとってアンダーセン基地は、沖縄に駐屯している米空軍や海兵隊、それに、三沢基地や岩国基地を本拠地にしている空軍や海兵隊の戦闘機部隊などよりも忌み嫌うべき存在である。

 なぜなら、アンダーセン基地は爆撃機の拠点となっており、もしアメリカが北朝鮮を先制攻撃する場合にはそれらの爆撃機が主戦力になると考えられているからだ。

 アンダーセン空軍基地にはB-1B爆撃機、B-52H爆撃機が配備されている。また、アメリカ空軍の虎の子であるB-2ステルス爆撃機も前進拠点として使用できる設備が整っている。

 さらに、爆撃機に加えて、爆撃機を護衛する戦闘機も恒常的に米本土から飛来しており、アンダーセン空軍基地は常に即応態勢を維持しているのだ。


米軍による先制攻撃の主力は爆撃機


 アメリカが北朝鮮を先制攻撃する場合、北朝鮮の核施設、各種ミサイル施設、地上移動式ミサイル発射装置(TEL)が格納されている施設、それに韓国との境界線の北側地域一帯に展開している各種砲兵部隊などを、極めて短時間で殲滅しなければならない(少なくとも1000カ所程度と言われる攻撃目標を短時間のうちに徹底的に破壊しないと、韓国や日本に対する報復攻撃が実施され、日米韓側は言語に絶する犠牲を払うことになる)。

 それらの施設の大半は、地下施設、半地下施設、それに山腹の洞窟施設などの形態をとっている。したがって先制攻撃を実施する際は、それらの地下式設備の位置が特定できていることが前提条件となる。

 ここでは、米韓の軍事情報網がかなりの割合で特定に成功し、アメリカ政府が先制攻撃を決断したとして、どのような攻撃を加えることになるのかシミュレーションしてみよう(現実には、このような特定ができていないため、先制攻撃には踏み切れていない)。

・B-2ステルス爆撃機による攻撃

 先制攻撃の先陣を切るのは、重要な地下攻撃目標(おそらく核開発施設やアメリカへの報復用ICBMがスタンバイしている施設など)への地中貫通爆弾による攻撃である。大型地中貫通爆弾(GBU-57 “MOP”)ならびに地中貫通爆弾(GBU-28“バンカーバスター”)による攻撃が加えられることになる。

 このMOPやバンカーバスターを搭載して、攻撃目標近くの上空まで接近して攻撃を加えるのが、B-2ステルス爆撃機である(下の写真)。B-2ステルス爆撃機にはMOPならば2発、バンカーバスターならば8発を搭載することが可能だ。



B-2ステルス爆撃機(写真:米空軍)© Japan Business Press Co., Ltd. 提供 B-2ステルス爆撃機(写真:米空軍)

 アメリカ空軍は「世界で最も高価(1機およそ2000億円)な航空機」と言われるB-2ステルス爆撃機を20機保有している(21機製造されたが1機は事故で墜落してしまった)。テスト飛行用の1機を除く19機のB-2ステルス爆撃機は、全てミズーリ州のホワイトマン空軍基地を本拠地としている。これまでにアメリカ軍が実施した作戦行動の多くにおいて、B-2ステルス爆撃機はホワイトマン空軍基地を発進し、長時間飛行して攻撃目標を爆撃している。ただし、30時間以上のような長時間を要する作戦行動の場合は前進拠点からの運用も実施されており、グアムのアンダーセン空軍基地にもB-2ステルス爆撃機用の設備が完備されている。

 北朝鮮に対する先制攻撃では、アンダーセン空軍基地から出撃するB-2ステルス爆撃機によるMOPとバンカーバスターによる地下設備攻撃が、口火を切るものと考えられる。

・B-1B爆撃機による攻撃

 B-2ステルス爆撃機に引き続き、アンダーセン空軍基地を発進したB-1B爆撃機による攻撃が行われる。B-1B爆撃機は、空母や、日本それに韓国などの航空施設から飛び立った戦闘機の護衛を伴い、地上や半地下目標への猛爆撃を実施する。

 B-1B爆撃機はソ連とのデタントによって核爆弾は搭載できない仕様になっているが、有名なB-52H爆撃機よりも大型で、爆弾搭載量も多い(高性能爆薬500ポンド爆弾ならば84発搭載可能)。スピードもB-52Hより速く(マッハ1.2)、かつ機動性能に優れている。そのため低空を敵の防空レーダーを超音速でかいくぐって攻撃目標に接近することができる。



B-1B爆撃機(写真:ボーイング社)© Japan Business Press Co., Ltd. 提供 B-1B爆撃機(写真:ボーイング社)

・洋上からミサイル攻撃

 以上のB-2ステルス爆撃機およびB-1B爆撃機による奇襲的爆撃とタイミングを合わせて着弾するように、米海軍巡航ミサイル原潜や攻撃原潜、それにイージス巡洋艦やイージス駆逐艦などが大量のトマホーク長距離巡航ミサイルを発射する。そのためには、爆撃開始時刻の1時間〜30分前にはトマホークミサイルを発射することになる。

・B-52H爆撃機と韓国軍F-15戦闘機による攻撃

 引き続いてアンダーセン空軍基地から飛来したB-52H爆撃機が多種多様の爆弾を投下し、場合によってはアメリカ軍の指揮下に入った韓国軍のF-15戦闘機がバンカーバスターを含んだ爆弾を投下する。

・韓国軍も総力で攻撃

 これらの爆撃に加えて、韓国軍による砲撃や、巡航ミサイル攻撃、そして短距離弾道ミサイル攻撃(韓国軍は北朝鮮全域を攻撃することができる巡航ミサイルと短距離弾道ミサイルを多数保有している)など、ありとあらゆる火力を総動員して、北朝鮮軍の報復能力を壊滅することになる。

(残念ながら現状では、上記シナリオが成功し、30分程度と言われる“短時間”で北朝鮮軍の反撃報復戦力を完膚なきまでに破壊することは不可能と試算されており、ソウル周辺を中心とする韓国や日本に対して報復攻撃が加えられるのは必至と考えられている。そのため、トランプ政権は“口撃”は加えているものの、軍事オプションに踏み切ることには躊躇をせざるを得ない状態が続いている。)


当面は日本を怯えさせるだけで十分


 このように、北朝鮮にとっては、アンダーセン空軍基地を拠点にする米空軍爆撃機による攻撃こそが、核搭載弾道ミサイル攻撃と匹敵する、あるいはそれ以上の脅威と映っている。そのため、北朝鮮はグアム島攻撃能力の誇示にいそしんでいるというわけである。

 ただし、北朝鮮がグアムに向けて実際に弾道ミサイルを発射する段階には立ち至っていない。なぜならば、オバマ政権下で軍事予算を大幅に削減されてしまったアメリカ軍の現状では、B-2ステルス爆撃機やB-1B爆撃機を多数出動させたり、超高額なMOPやバンカーバスターをふんだんに攻撃に投入するまでにはかなりの準備期間が必要であることを、北朝鮮側は十分承知しているからだ。

 したがって、太平洋上に弾道ミサイルを撃ち込むミサイル技術の向上試射を時折実施して、日本にはるか頭上の宇宙空間を弾道ミサイルが通過する度に大騒ぎをさせて、怯えさせていれば事足りるのである。

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それでもアメリカが北朝鮮を攻撃しない5つの理由

2017年09月10日 19時10分53秒 | 日記

































それでもアメリカが北朝鮮を攻撃しない5つの理由



部谷 直亮





 ついに北朝鮮が核実験を行い、大陸間弾道ミサイルの発射実験という情報も流れている。一部では開戦前夜のような雰囲気すらある。

 筆者は4月より一貫して「米国の北朝鮮攻撃はない」と主張してきたが、やはり年内の攻撃は「現時点」ではまずないと見る。それは各種の動きを見れば明らかだ。


1)超党派で北朝鮮の「核武装容認論」が高まっている



金正恩 ©共同通信社© 文春オンライン 金正恩 ©共同通信社
 そもそも米国では北朝鮮の核武装容認論が、民主党、共和党主流派・保守派という米国政治の主役たちの内部で高まっている。

 例えば、共和党主流派であり、ブッシュ・オバマ両政権の国防長官を務め、トランプ大統領とも関係の深いロバート・ゲーツ氏はウォールストリートジャーナル(7月10日)のインタビューに対し、「北朝鮮の核武装と体制を容認すべきだ」と驚くべき発言を行っている。

 その趣旨は、「北朝鮮への先制攻撃は論外であり、新たな選択肢を取るべきだ。キューバ危機の解決に倣い、米国は北朝鮮の体制を容認し、体制転換を放棄し、平和条約に調印し、在韓米軍を削減する。その代わりに、北朝鮮は核・ミサイル開発計画を凍結させ、核戦力は短距離弾道ミサイルや12~24発程度の核弾頭の保有に限定させる」というものであるという。そして、この提案を北朝鮮が拒否した場合は、日米韓はミサイル防衛網で包囲し、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを発射すれば迎撃すると宣言すべきだとした。

 彼の発言で注目すべきは、ついに共和党の重鎮からも北朝鮮の核武装を容認すべきという見解が出たことである。しかも、それは北朝鮮が大陸間弾道ミサイルの保持さえしなければよいというもので、日本と韓国が核の威嚇下に置かれることは容認するものなのだ。しかも、この提案が拒否されても武力行使を否定していることはよくよく留意すべきだ。

 また、オバマ政権の国家安全保障担当大統領補佐官を務め、リベラルホーク(積極的人道的介入論者)として知られるスーザン・ライス氏も、8月10日のニューヨークタイムズにて、「先制攻撃は米国民を含む数十万人の死者と世界経済への大打撃を生み出す大惨事につながりかねない。金正恩は悪質だが合理的であり、抑止力を理解している。これは同盟国への核使用や核兵器の流出が北朝鮮の崩壊を招くということを理解しているということだ」と北朝鮮の核武装容認論を訴えた。

 そして、トランプ政権の中核的支持層とされる共和党保守派でも攻撃論は盛り上がっておらず、最大限の対応として海上封鎖論が上がっている程度だ。トランプ政権の政権移行チームや閣僚・スタッフに多くの人員を送り込み、今年の予算教書の下書きを書いたヘリテージ財団が運営するメディア「デイリー・シグナル」は、ホワイトハウス特派員による興味深い記事を載せた。

 それによれば、ネオコンで知られるボルトン元国務次官の側近である、大量破壊兵器問題の専門家フレッド・フリッツ氏は、「先制攻撃以外にも軍事的選択肢がある。北朝鮮のミサイル実験に対してミサイル防衛システムで撃墜する。第二は、海上封鎖である」と語ったという。

 実は、この海上封鎖案こそ、トランプ政権が「最後の手段」として検討している可能性が高いのである。というのも、本年4月22日の産経新聞も、米政府から日本政府にこれに合わせた要望があったと推測可能な記事を掲載しているからである。

 このように、民主党、共和党主流派・保守派を見渡しても、北朝鮮への攻撃どころか、日本を見捨てた米朝和平を唱えるばかりで、もしくはせいぜいが海上封鎖どまりなのである。


2)空母の展開が攻撃時のものではない


 空母の動きからも北朝鮮への攻撃がないことは明白だ。かつてビル・クリントン大統領が「危機が起きた時に、ワシントンで誰もが最初に口にするのは、『最も近い空母は今どこにいる?』だ」と述べたことがある。空母打撃群こそが米国の武力行使の先駆けであり、その動きに注目すべきである。

 ここで理解しておかねばならないのは、限定攻撃であっても、米軍は最低でも3隻の空母を用意している点だ。実際、リビア空爆(1986年)は空母3隻、湾岸戦争は空母6隻、ユーゴ空爆は空母1隻+同盟国軽空母2隻、アフガン攻撃は空母4隻程度、イラク戦争は空母6隻で攻撃を実行している。また、ブッシュ政権末期にイラン攻撃がささやかれた際は空母3隻がペルシャ湾に集結したが、攻撃には至っていない。

 しかも、北朝鮮の防空網はイラクやリビア以上であり、相当強力だと米国の専門家からも評価を受けている。彼らの航空戦力はなきに等しいが、イラン製の新型フェイズドアレイレーダーを装備している他、ロシア製S-300のコピーとされるKN-06対空ミサイルを複数装備している。また、低空攻撃であれば、携帯式対空ミサイルや対空砲が数千門を超える数を展開している。これを叩くには最低3~4隻の空母は必要とみるべきだろう。実際、古い事例だが1969年にニクソン大統領が北朝鮮への懲罰的攻撃を検討した際は、空母4隻が投入される予定だった。


©iStock.com© 文春オンライン ©iStock.com
 さて、ここで最新の9月4日の状況を見てみよう。現状で西太平洋に展開する空母機動部隊は、ロナルド・レーガンただ1隻。これではいかにも戦力不足だ。しかも、現在、展開中の空母の内、ジョージ・ブッシュはジブラルタルから地中海へと移動中。ニミッツは中東に展開中。セオドア・ルーズベルトは訓練を終了し、今後西太平洋に展開するとされるが、いまだ北米西海岸に遊弋中である。

 その他はどうか。カール・ビンソンは長期休養から復帰し、訓練を先月開始したばかりでまだまだ。エイブラハム・リンカーンも4年間もの長期整備を5月に終え、いまだに訓練中であり、まだ実戦には投入できない。ハリー・トルーマンは整備明けの訓練中で少なくとも10月まではかかる見通しである。ジョージ・ワシントン、ドワイト・アイゼンハワーは長期整備中でとても使えない。ジョン・C・ステニスは8月に改修工事を終了したが、半年は訓練が必要という状況である。

 となると、ニミッツもしくはブッシュは中東の抑えとして必要なので、直近で投入できるのはレーガン1隻だけである。1か月以内に投入できるのはブッシュもしくはニミッツ、ルーズベルトだが、これらの動きは現状ではない(ニミッツが東インド洋へと動いている兆候はあるが)。直近での北朝鮮への攻撃はまずないと考えるべきだ。


3)軍事の常識「3倍の法則」に注目


 また、北朝鮮攻撃時には、戦後の治安維持や大量破壊兵器の確保に備えて、陸軍の動員が欠かせない。だが、トランプ政権はシリアに派兵中であり、アフガニスタンには4000人もの増派を決定した。軍事には「3倍の法則」がある。つまり、派兵した戦力以外に2倍の兵力が実任務・休息・訓練のローテーションをこなす為に必要だということであり、4000人の増派は実質的に12000人の地上戦力が拘束されたことを意味する。既にアフガンやシリア・イラクに展開する戦力を含めれば、必要戦力はさらに膨らむだろう。

 そして、アフガン増派を主導し、トランプ政権の外交安保政策を取り仕切るマクマスター国家安全保障大統領補佐官は、シリアへの万単位の派兵を模索しているともいわれる。米国ではイスラム国(IS)が衰退した今こそ、シリアへの大規模派兵を行って主導権を握るべしとの論調が強い。そうなればますます北朝鮮どころではない。


©getty© 文春オンライン ©getty

4)ハリケーンの被害でそれどころではない!


 そもそも、北朝鮮と日本と米軍しかこの地上にないと考えるから問題を見誤るのだ。米大統領は、全世界及び米国内を見た上で判断を下している。まずは米国内だが、猛烈なハリケーンがトランプ大統領と共和党の強力な地盤である南部を襲い、熱烈な支持者たる市民とスポンサーたる石油ガス産業に打撃を与えた。過去にもブッシュ政権がイラクにうつつを抜かしている間に、ハリケーンが直撃して甚大な被害をこうむった結果、イラク戦争でもめげなかった熱心な支持者が離反したことを思えば、トランプが切羽詰まった状況に置かれていることは容易に想像がつくだろう。

 世界レベルで見ても、米ロ対立は高まりつつあり、北朝鮮と違って石油を産出し、米国に近いベネズエラはいつ政権が崩壊してもおかしくない。トランプ政権の中枢は中東専門家ばかりで、中東情勢は相変わらず死屍累々である。こうした状況を鑑みれば北朝鮮どころではない。


5)そもそも金正恩政権こそがよくわかっている


 そもそも、金正恩政権が今になって、核実験に踏み切ったことにこそ、米国の北朝鮮攻撃がまずないことを明瞭に示唆している。彼らはアメリカ側の内情をよくわかっている。同時に、これは米国の北朝鮮への抑止力がかなり低下していることを示唆しており、日韓は注意していく必要がある。

 以上を踏まえて、我々が懸念すべきは、米国による北朝鮮への先制攻撃ではなく、日本を蚊帳の外に置いた米朝和解である。為すべきは、生まれたての小鹿のようにおびえるのではなく、短期的には米国の海上封鎖に――平和安全法制も含めた現行法では何もできない――どのように対応できるようにするのか、そして長期的には安全保障環境を踏まえて、どのように効率的に予算を含めた資源を投入していくのか議論すべきである。一昨年は尖閣諸島、去年は南シナ海、今年は北朝鮮のミサイルと、思い付きのように対応するべきではない。

 今こそ、噂話やトランプ大統領の一部の発言をつまみ食いすることもなく、また希望的観測にすがることもない、確たる根拠に基づいた情勢分析の議論が必要だ。

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Проблема Северной Кореи

2017年09月08日 16時38分14秒 | 日記





















Проблема Северной Кореи <Почему Ким Ронг-нок придерживается ядерных ракет МБР? > Корейский полуостров в перемирии




Почему Северная Корея будет придерживаться ядерных ракет МБР, пока они не будут голодать от людей и голодать?


На самом деле это неизвестно, но Южная Корея и Северная Корея все еще находятся в «состоянии перемирия».


38-я линия, проведенная между Северной Кореей и Южной Кореей ... Это не граница, а линия в соглашении о перемирии в перемирии в корейской войне 1950-х годов. Да, Корейский полуостров еще не закончил войну.


И почему Северная Корея придерживается ядерных ракет? Это объясняется тем, что диктатор Северной Кореи «Желтый Гитлер» Ким Чен Ир знает, что «если вы будете сражаться против американской армии, вы проиграете».


Например, Ирак Саддама Хусейна, Ливия полковника Каддафи ... Это диктатура и были убиты американским военным правительством США, потому что у них нет ядерных ракет, а Саддам и полковник Каддафи были убиты. Ким Чен-эн боится, что «даже я это сделаю» (Убийство и государственное свержение) ».


Однако Северная Корея не хочет «желать войны», но хочет установить «мирный договор» с Соединенными Штатами. Я хочу, чтобы вы гарантировали поддержание режима Ким Чен Ира · Династия Ким Дэ, а не государство перемирия ... Инструментом для переговоров является ядерная ракета МБР.


Нет страны, которая отбрасывает ядерное оружие. Другими словами, Северная Корея намерена угрожать Соединенным Штатам ракету ядерного МБР, поддерживать династию Ким, поддерживать структуру северокорейского диктатора Ким Ронга и создать «мирный договор».


Положите Соединенные Штаты на стол переговоров ... ... Это спекуляция Северной Кореи Ким Раэ-Нам.


Однако, если Северная Корея принесет ядерные ракеты МБР, она «теряет» в международной политике. Это и есть диктатор «Желтый Гитлер» Ким Чен Ир.


Прежде всего, это полная экономическая санкция. Мы остановим как нефть, так и электроэнергию из Китая и России.


Если вы сокрушаете амбиции Ким Чен Юна, «Ким Чен Ир имеет ядерную ракету МБР» только перед этим.


Если у Северной Кореи есть ядерные ракеты МБР, остается мнение Ким Чен Ира. Китай и Россия также будут выступать против экономических санкций. Потому что я не хочу вмешиваться. Однако сохранение «желтых нацистов», таких как Северная Корея, «Желтый Гитлер», как Ким Чен Ир, является концом международной политики. Международная ситуация будет кризисом, если она не будет надежно удалена.


Сейчас есть только один случай, когда Северная Корея обладает ядерными ракетами МБР. Прежде всего, это чемпион Ким Чен Ира.


Другого пути нет, кроме как уничтожить такую ​​ненормальную нацию. Прекратите амбиции Ким Чен-эн. Это справедливость, то есть стратегия, которая справляется.


«Желтый Гитлер» Если мир не сокрушит амбиции Ким Хон.


Только это реальность, о которой должен знать мир.


конец



Уэсуги (Нагао) Кагетара 7 сентября 2017 года

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북한 문제 <왜 김정은은 핵 ICBM 미사일에 집착 하냐고? >

2017年09月07日 18時23分20秒 | 日記




























북한 문제 <왜 김정은은 핵 ICBM 미사일에 집착 하냐고? > 휴전 상태의 한반도




왜 북한은 국민을 굶겨 기아 상태로까지 핵 ICBM 미사일에 집착 하냐고?


이것은 사실별로 알려져 있지 않지만 한국과 북한이 여전히 '휴전 상태'하다는 것이다.


북한과 남한 사이에 갈린 38 선 ...... 저것은 국경선이 아니라 1950 년대 한국 전쟁의 휴전 휴전 협정의 선이다. 이렇게 한반도는 아직 전쟁이 끝났다 것은 아니다라는 것.


그리고 왜 북한이 핵 미사일에 집착 하냐고? 이는 북한의 독재자 "노란 히틀러"김정은이 "미군과 싸우면진다"고 알고 있기 때문이다.


예를 들어 사담 후세인 이라크와 카다휘 대령 리비아 ...... 이들은 독재 국가에 핵 미사일을 가지고 있지 않기 때문에 미군 미국 정부에 으깨 사담도 카다휘 대령도 죽었다. 김정은은 "자신도 그렇게되는 것은? (암살이나 국가 전복)"고 우려하고있다.


그러나 북한은 "전쟁이하고 싶다」것이 아니라, 미국 사이에 '평화 조약'을 맺고 싶은 것이다. 휴전 상태가 아니라 김정은 체제 · 금 왕조의 유지를 보증 해 주었으면 ...... 따라서 협상 도구가 핵 ICBM 미사일이다.


일단 핵무기를 가지면 그것을 던져 국가는 없다. 즉, 북한은 핵 ICBM 미사일로 공갈하고 미국을 위협하고, 금 왕조의 유지, 북한의 독재자 김정은 체제의 유지와 '평화 조약'을 확약하고 싶다는 것 같은 것이다.


미국을 협상 테이블에 띄지하는 ...... 그것이 북한의 김정은의 의도이다.


그러나 북한이 핵 ICBM 미사일을 가지고 버리면 국제 정치에서는 '패배'이다. 그야말로 독재자 "노란 히틀러"김정은의 마음대로이다.


우선, 완전한 경제 제재이다. 석유 전기도 중국도 러시아도 정지한다.


김정은의 야망을 때려 부술 경우 "김정은이 핵 ICBM 미사일을 가진"이전에 지나지 않는다.


북한이 핵 ICBM 미사일을 보유 해 버리면 김정은의 생각한다 만 남아있다. 중국과 러시아도 경제 제재에 반대하는 것이다. 휘말리고 싶지 이니까. 그러나 북한과 같은 "노란 나치"김정은과 같은 "노란 히틀러"를 살려 두어서는 국제 정치의 결말이다. 확실히 지워야 국제 정세는 위기 인 셈이다.


북한이 핵 ICBM 미사일을 보유하기 전에 지금 밖에 기회가 없다. 우선 김정은의 목을 잡으면 장군이다.


이런 비정상적인 국가는 늦기 전에 때려 부술 수 밖에 없다. 김정은의 야망을 멈추려. 그것이 정의이고, 그것이야말로 전략이며, 그것이 해결하는 것이다.


"노란 히틀러"김정은의 야망을 때려 부수 지 않으면 세상이 끝난다.


그 것만은 세계가 알아야 현실이다.


끝났



우에스기 (나가오) 카게 토라 2017 년 9 월 7 일

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朝鲜问题为什么金荣诺坚持核ICBM导弹? >停战中的朝鲜半岛

2017年09月07日 18時21分04秒 | 日記

























朝鲜问题为什么金荣诺坚持核ICBM导弹? >停战中的朝鲜半岛




为什么朝鲜坚持使用核ICBM导弹,直到他们饿死人民,饿死人民?


其实这还不为人知,但韩国和北韩仍处于“停战状态”。


朝鲜与韩国之间的第38条线......这不是一个边界,而是1950年代韩国战争中停战协定中的一条线。 是的,朝鲜半岛尚未结束战争。


为什么朝鲜坚持核导弹呢? 这是因为北韩的独裁者“黄色希特勒”金正日才知道“如果你打击美军,你会输”。


例如,伊拉克的萨达姆侯赛因,利比亚的卡扎菲上校......这些都是独裁统治,由于没有核导弹而被美国军方杀死,萨达姆和卡扎菲上尉死亡。 金正恩害怕“即使我自己会这样做(暗杀和推翻)”。


但是,北韩不想“想做战争”,而是想和美国建立一个“和平条约”。 我要你保证金正日政权的维持·金朝而不是停战国...这个谈判工具就是核ICBM导弹。


没有一个国家抛弃一次核武器。 换句话说,朝鲜打算用核ICBM导弹威胁美国,维持金朝,维护朝鲜独裁者金荣海的结构,并建立“和平条约”。


把美国放在谈判桌上......那就是北韩金仁南的猜测。


但是,如果朝鲜带来核ICBM导弹,那么在国际政治上就是“输”了。 那就是独裁者“黄希特勒”金正日认为的。


首先,这是一个完整的经济制裁。 我们将停止中国和俄罗斯的石油和电力。


如果你压制金正恩的野心,“金正恩有一枚核ICBM导弹”就在此之前。


如果朝鲜拥有核ICBM导弹,金正日的头脑依然存在。 中国和俄罗斯也将反对经济制裁。 因为我不想参与 不过,像北韩这样的“纳粹纳粹”,就像金正日一样的“黄色希特勒”是国际政治的结束。 除非可靠地擦除国际形势,否则将是危机。


朝鲜拥有核ICBM导弹之前,只有一次机会。 首先是金正日的冠军。


没有别的办法来摧毁这样一个异常的国家。 停止金正恩的野心。 那就是正义,那就是应对的策略。


“黄希特勒”如果世界并没有粉碎金汉的野心。


这一点就是世界应该知道的现实。


结束



上杉(Nagao)Kagetara 2017年9月7日

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North Korea problem <Why does Kim Rong-nok stick to nuclearICBM? >

2017年09月07日 18時18分30秒 | 日記






























North Korea problem <Why does Kim Rong-nok stick to nuclear ICBM missiles? > Korean Peninsula in Armistice




Why will North Korea stick to the nuclear ICBM missiles until they starve the people and hunger the people?


In fact this is not well known, but South Korea and North Korea are still in "armistice state".


38th line drawn between North Korea and South Korea ...... That is not a borderline but a line in the armistice agreement in the armistice in the 1950s Korean war. Yes, that the Korean peninsula has not yet ended war.


And why does North Korea stick to nuclear missiles? This is because North Korea's dictator "Yellow Hitler" Kim Jong Il knows that "if you fight against the American army you will lose."


For example, Iraq of Saddam Hussein, Libya of Colonel Gaddafi ...... These are dictatorships and have been killed by the US military US government because they do not have a nuclear missile, and Saddam and Colonel Gaddafi were killed. Kim Jong-en is afraid that "even myself will do so? (Assassination and state overthrow)."


However, North Korea does not want to "wish to do war", but wants to establish a "peace treaty" with the United States. I want you to guarantee the maintenance of the Kim Jong Il regime · Kim Dynasty rather than the armistice state ... ... The negotiation tool for that is the nuclear ICBM missile.


There is no nation that throws away nuclear weapons once. In other words, North Korea intends to threaten the United States with a nuclear ICBM missile, to maintain the Kim Dynasty, to maintain the structure of the North Korean dictator Kim Ronghae, and to establish a "peace treaty".


Put the United States on the negotiating table ... ... That is the speculation of North Korea's Kim Rae-Nam.


However, if North Korea brings nuclear ICBM missiles, it is "losing" in international politics. That is the dictator "Yellow Hitler" Kim Jong Il thinks of it.


First of all, it is a complete economic sanction. We will stop both oil and electricity from China and Russia.


If you crush Kim Jong - en 's ambitions, it is only before Kim Jong - ene has a nuclear ICBM missile.


If North Korea possesses nuclear ICBM missiles, Kim Jong Il's mind remains. China and Russia will also oppose economic sanctions. Because I do not want to get involved. However, keeping the "yellow Nazis" like North Korea, "Yellow Hitler" like Kim Jong Il is the end of international politics. The international situation will be crisis unless it is erased reliably.


There is only one chance now before North Korea possesses nuclear ICBM missiles. First off is Kim Jong Il 's champion.


There is no other way than to destroy such an abnormal nation. Stop the ambition of Kim Jong-en. That is justice, that is strategy, that is coping.


"Yellow Hitler" If the world does not crush the ambition of Kim Hon.


That alone is the reality the world should know.


end



Uesugi (Nagao) Kagetara September 7, 2017

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北朝鮮問題<何故金正恩は核ICBMミサイルにこだわるのか?>休戦の朝鮮半島

2017年09月07日 17時53分02秒 | 日記




























    北朝鮮問題<何故金正恩は核ICBMミサイルにこだわるのか?>休戦状態の朝鮮半島



 どうして北朝鮮は国民を飢えさせて飢餓状態にしてまで核ICBMミサイルにこだわるのか?

これは実はあんまり知られていないが韓国と北朝鮮がまだ「休戦状態」である、ということである。

北朝鮮と韓国の間にひかれた38度線……あれは国境線ではなく、1950年代の朝鮮戦争での休戦での休戦協定での線である。そう、朝鮮半島はまだ戦争がおわった訳ではないということ。

そして何故北朝鮮が核ミサイルにこだわるのか?これは北朝鮮の独裁者の”黄色いヒトラー”金正恩が、「アメリカ軍と戦えば負ける」とわかっているからだ。

例えばサダム・フセインのイラクや、カダフィー大佐のリビア……これらは独裁国家で核ミサイルを持っていないためにアメリカ軍アメリカ政府につぶされ、サダムもカダフィー大佐も殺された。金正恩は「自分もそうなるのでは?(暗殺や国家転覆)」と恐れている。

ただし、北朝鮮は「戦争がしたい」のではなく、アメリカとの間に「平和条約」を結びたいのだ。休戦状態ではなく金正恩体制・金王朝の維持を保証して欲しい……そのための交渉道具が核ICBMミサイルなのである。

いったん核兵器をもてばそれを捨てる国家はない。つまり、北朝鮮は核ICBMミサイルで恫喝してアメリカを脅して、金王朝の維持、北朝鮮の独裁者の金正恩の体制の維持と「平和条約」を確約したい、ということなのである。

アメリカを交渉のテーブルにつかせる……それが北朝鮮の金正恩の思惑である。

だが、北朝鮮が核ICBMミサイルをもってしまえば国際政治では「負け」である。それこそ独裁者”黄色いヒトラー”金正恩の思うがままである。

まずは、完全なる経済制裁である。石油も電気も中国からもロシアからもストップする。

金正恩の野望を叩きつぶすなら”金正恩が核ICBMミサイルをもつ”前でしかない。

北朝鮮が核ICBMミサイルを保有してしまえば金正恩のおもうがままである。中国やロシアも経済制裁には反対するだろう。巻き込まれるのは嫌だから。だが、北朝鮮のような”黄色いナチス”、金正恩のような”黄色いヒトラー”を生かしておいては国際政治のおわりである。確実に消さなければ国際情勢は危機的なことになる。

北朝鮮が核ICBMミサイルを保有する前の今しかチャンスはない。まずは金正恩の首をとれば王手である。

こういう異常な国家は今のうちに叩きつぶすしかない。金正恩の野望を止めよ。それが正義であり、それこそが戦略であり、それが対処というものだ。

”黄色いヒトラー”金正恩の野望を叩きつぶさなければ世界がおわる。

そのことだけは世界が知るべき現実である。

                   おわり


上杉(長尾)景虎  2017年9月7日

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戦争について。ウーマンラッシュアワーの村本某の意見の幼稚さについて。

2017年09月05日 04時41分35秒 | 日記





















     戦争について。ウーマンラッシュアワーの村本某の意見の幼稚さについて。




 先日のテレビ朝日系列番組『朝まで生テレビ』において、お笑い芸人ウーマンラッシュアワーの村本某という輩が、

「戦争は嫌い」「戦争は悪」「戦争に確実にいかないし、国も守らない。俺を守らなくてイイから戦争に俺をさそうな」
「確実に戦争にいかない世代の老人に「国を守るのが国民の役割」といわれても説得力がない訳ですよ」

と、軽口を叩いた。ある種、今のゆとり教育の若者の本音というか弱音というか………

きいていて「日本の若者はここまで劣化したのか……」と情けなくなった。

確かに誰だって戦争なんて嫌いだ。この世界に「戦争が好きだ」という馬鹿げた輩は金正恩くらいだろう。

「戦争は悪だ」というのはその通りだ。戦争は確かに悪だ。だが、その悪によってもっと強大な悪を叩き潰す事ができる。考えてみてくれ。もし、連合軍がナチスドイツのヒトラーの野望を叩きつぶさなかったら?
帝国日本軍の侵略の野望を叩きつぶさなかったら?世界はどうなっていたのか?

綺麗事なら誰だっていえる。それこそ小学生だっていえるだろう。

だが、現実世界はリアリズム(現実主義)でしか動かない。綺麗事などいくら並べたところで「ガキの戯言」なんだよ。

わたしはよく「戦争?戦争しなけりゃいいじゃん。」という輩にいうのだが、

「じゃあ、ミサイルを撃ち込まれたら?愛するひとたちを守らないの?」

とやんわりときくことにしている。すると今まで綺麗事ばかりいってきた輩はとたんに思考停止し、黙り込む。

ウーマンラッシュアワーの村本某という輩にいいたいのは、

「じゃあ、君の両親、お母さんやお父さんや好きな恋人やなにより自分自身が悪い輩に殺されそうになっても指をくわえて見ているのか?愛する人を守らないのか?」

という、至極簡単な質問である。

もし、ウーマンラッシュアワーの村本某という輩が「守らない」「殺されるのを黙ってみている」

というなら「馬鹿野郎」なだけだ。

綺麗事なんか幾ら並べ立てても現実は何も動かない。マスコミの中にはウーマンラッシュアワーの村本某という輩を賞賛する声が一部であるが、それこそ「馬鹿野郎」でしかない。

「現実を見ろ」ということ。北朝鮮の核ミサイル、弾道ミサイルが綺麗事で防げるか?尖閣問題は?韓国との慰安婦問題は?ロシアとの北方領土問題は???

綺麗事なんかで現実は1ミリも動かない。綺麗事をいっていいのは小学生までだ。

もっと現実を見ろ、村本!もっと現実を見ろ「ゆとり世代」「若者」!!

これはもう戦争云々の話というより現実云々という話である。

現実が見えないなら軽口を叩かず、もっと勉強しろよ。現実を直視して世界をみてみろ!

世界なんかわかったって役に立たない……そう思うならゲームやLINEやツイッターだのテレビだのだけして遊んでろ。
そんな連中なんかに現実などわからない。

リアリズム(現実主義)こそが唯一の解決策……それもわからないからゲスだ、というのだ。



緑川鷲羽改め上杉(長尾)景虎 2017/09/05 5:14

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