田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ニュー北大総合博物館 拝見

2016-08-14 08:49:33 | 札幌(圏)探訪
 重厚な建物はそのままだから、全体の印象としては大きく変わったという印象ではない。しかし、館内全体が明るくなり、展示やディスプレイも見やすくなったようだ。何より変わった印象を与えたのがカフェの新設であろう。より観光客を意識したリニューアルだったのかもしれない。 

          
          ※ 外観は以前のとおり重厚な感じのままだった。

 北大の総合博物館はおよそ一年半にわたってリニューアルのために休館していたが、去る7月26日にリニューアルオープンした。
 いずれは訪れたいと思っていたのだが、この度(8月11日)、友人の誘いもあって新装なった博物館を訪れることができた。

          
     ※ 特別展の会場が2階から1階に移ったようだ。ちょうど「ラン」の特別展が開催されていた。

 外観は以前と全く変わっていないように見えた。
 玄関を入ってすぐに、少し騒然として賑わっているところが目に入った。なんとそこにはカフェが創設されていた。祝日の昼どきとあって、より賑わっていたようだ。

          
          ※ サハリンの国境標石のレプリカが展示されていました。

 展示スペースは1・2・3階にそれぞれ設けられていたが、基本的な展示箇所に大きな違いはないようだった。北大は総合大学だけあって13の学部があるという。その13の学部にそれぞれ展示スペースが与えられていた。その表示がこれまでよりも明確となったようだ。
 私の印象では、各部のスペースは均等に割り当てているように思えたが、学部によっては少し狭いのではと思われるところもあった。
 特にマンモスの復元像は天井に届かんばかりで少し窮屈そうに見えた。

           
          ※ これは迫力あるマンモスの復元像です。一見の価値、十分にあり!

 入館者は夏休みに入ったとあって、小学生を連れた親子連れが目立った。
 小学生年代の子どもを持つ親にとっては、子どもに刺激を与え、目標を持たせるには格好の施設と言えるかもしれない。

 ところで私の認識が不足していたことが、このブログを作成する段階になって明らかになった。調べてみると、今回の改装工事は博物館の建物の耐震工事がその主たる目的だったという。内装のリニューアル化は耐震工事に合わせて行ったもののようだった。
 なあ~るほど…。どおりで約1年半も費やした割には改装が小規模なわけだ。

          
          ※ ティラノサウルスの仲間のタルボサウルスの頭部の化石です。          

 それにしても以前は暗く沈鬱な印象もあった内部だが、明るくなったことは気持ちよく閲覧できるようになったことは歓迎である。
 これからまた、博物館主催の「土曜市民セミナー」をできるだけ受講させてもらいたいと思う。


 ※ 今日はこの後遠出するため、ぐっと早い投稿となってしまいました。