田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市のパークゴルフ場めぐり〈19〉屯田川雨水貯留池コース

2020-08-31 18:18:09 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 札幌市の北区のはずれ屯田防風林の近くにある「屯田川雨水貯留池コース」に赴いた。さすがに(?)雨水貯留池である。前日(30日)降り続いた雨の影響で、コースの一部には雨水が溜まりプレーをする私を悩ませた。

 自宅から車で30分近く走り、北区のはずれ、石狩市にも近いところに「屯田川雨水貯留池コース」はあった。「雨水貯留池」について、傍に次のような説明板が立っていた。

 「この施設は、大雨の時、河川が氾らんしないように、いったん雨水をためて、少しずつ流す大切な役目をします」という表示があった。

   

   ※ パークゴルフ場の外側にはこうした表示がされていました。

 なるほど、パークゴルフコースは周りより一段低いところにあり、大雨の時には雨水を貯められるよう周りはコンクリートで固められていた。

   

   ※ パークゴルフ場全体を俯瞰してみたところです。全体がコンクリートで囲まれ、一段と低くなっています。コースを区切る低い植え込みが特徴的です。

 その中に造られたパークゴルフコースだから、コースを区切るために低い松を配していたのがコースの特徴に一つといえそうだ。と同時にホールの位置を示す旗の高さも低かったが、それは普通の高さの方が良いのでは?と思ったのだが、何か理由はあるのだろうか?

   

   ※ その植え込みからちょこっと顔を出す、ホール表示板です。

 前日は一日中雨模様だったが、高いところから見たかぎりでは雨の影響はなさそうだと見たのだが…。コースでは単独で二人の男性がプレーしていたが、全体としては閑散としていた。

   

   ※ 第1ホールのティーグランドからフェアウェイを見たところです。

   

 ※ グリーン周りとはいえないほど草丈が長く、けっして整備されたコースとはいえません。

 さっそくプレーをさせてもらったが、コースの芝の状態はけっして良いとは思えなかった。いわゆる芝は雑草に進出されて、芝生とはいえない状態のコースだったが、一応短く刈ってあるためにそれなりにボールは転がってくれた。

   

   ※ ホールの中には水がいっぱいに溜まっていました。

 ところが!5ホール目だったろうか?第1打のボールが止まったところの芝の間から水が浮いていたのだ。第2打を打ったところ、水が飛び散りボールはまったくといってよいほど進まなかった。第3打も同じような状況だった。さすがに雨水貯留池のコースである。周りより土地が低いため大雨ではなくとも、水は溜まりがちとなるのだろう。

   

   ※ 5番ホールの第1打を打ったところ、雨水のため途中で急ブレーキがかかりました。

   

   ※ これではもうなす術なしです。

 第6ホールも似たような状況だったが、他のホールはそうしたこともなかった。

   

   ※ 続く6番ホールもご覧のように水が浮き出ていました。

  私がこの日、このコースを訪れたことはある意味で、このコースの特徴を知る上ではよかったのかもしれないと思っている。好天が数日続いた後では、このコースがこのように雨の影響を受けることを知らずに終わってしまったかもしれないからだ。                                          

 話は変わるが、以前私は札幌市内のほかの地域をウォーキングしているとき、住宅街の後背地に「雪捨て場」と称されたところが、夏季に何にも利用されていないところを見たことがある。それと比べると、非常時以外は使わないこうした雨水貯留池をパークゴルフ場として活用するアイデアは地域住民の健康福祉増進の観点からも大いに奨励されるべきと思った。                                          

《コース概要等》

〔住      所〕北区屯田9条9丁目

〔コース概要〕・9ホール、パー33 総延長 約404m

〔休      日〕無

〔利用時間〕日の出~日没 〔駐車場〕無

〔プレー料金〕無料

〔問い合わせ〕北区土木部☎771-4211

〔訪問日&私の成績〕20/08/31  32/33          

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

        


札幌でしかできない50のこと〔14〕アンティークショップ36号線

2020-08-30 16:04:45 | 札幌でしかできない50のこと

 好事家たちにとっては垂涎の的なモノが溢れている空間なのかもしれないが、門外漢の私にはその価値さえ測りかねるモノたちのオンパレードだった。アンティークショップ「36号線」を覗いてみた。

   

  ※ 大正時代の銭湯をそのまま活用したという「アンティークショップ36号線」の外観です。

 「札幌でしかできない50のこと」の登録№041「アンティークショップ36号線」である。

  「36号線」とはユニークなネーミングであるが、店そのものが国道36号線沿いにあり、ススキノの中心街から少し外れた豊平川に近いところに構えている。店の外観は、大正時代の銭湯をそのまま店舗に利用しているとあって、建物自体が骨董品的な風情を醸し出している。

   

    ※ 店の前にもこうして骨董品が並べられていました。中央の椅子には2,500円の値札が付けられていました。

 店の前からたくさんの骨董品が並べられていたが、扉も開いていて入り難い雰囲気ではなかったのが良かった。店の中に入ってみると、それこそ所狭しとびっしりと骨董品の山だった。店の中には先客がいて、若いスタッフとあれこれと話をしていた。

   

  ※ びっしりと骨董品が陳列されている店内です。右側にはLPレコードが並んでいます。

   

   ※ 古い食器などが並べられていたコーナーです。

   

   ※ これは時代物のコーヒーミル?あるいは焙煎機?

 私のような冷やかし客は敬遠されると思っていたが、先客がいたことでスタッフの方も特に私のことを意識されなかったことは幸運だった。

 それでも「何か一つくらい購入しなくてはならないかな?」思いながら、ざあっと店内を見て回ったが、一つだけあまり古くは感じられなかったが冬用の和式カンジキが1,000円の値札が付いていた。部屋のインテリアとして相応しいかな?とちょっと食指が動いた。しかし、結局は家のゴミにしかなりそうにないと思い直して購入することはしなかった。

        

      ※ 私が食指を動かしたカンジキです。ちょっと新しい感じですね。

 ということで、私はスタッフに注目されないうちに店内の写真を数枚撮らせてもらい、そそくさと店を後にしたのだった。

 「36号線」は創業後30年を経た札幌市でも中堅のアンティークショップだという。そのネーミング、建物の外観、場所柄などから札幌の代表としてランクインされたのだと想像される。

        

    ※ 昔の電話機はガラスケースの中に入って展示されていました。値段は28,000円と出ていました。

日本の中では歴史が浅いとされる北海道のアンティークショップが本州などからの観光客の注目の存在であるのかどうか測りかねるが、あるいは北海道ならではという逸品が眠っているのかもしれない。門外漢の私には何とも言いかねるが、ぜひ好事家たちから注目される店であり続けてほしい「アンティークショップ 36号線」である。

《アンティークショップ 36号線 概要》

〔住  所〕札幌市中央区南5条東3丁目9

〔電  話〕011-521-5391

〔営業時間〕11:00~19:00  

〔定休日〕水曜日

〔駐車場〕無


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈18〉エイトグリーンコース

2020-08-29 18:08:00 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 「エイトグリーンコース」は新川の下水処理場の上に造成されたという特殊なコースである。隣には軟式野球場やテニスコートまで備わっていた。敷地の有効活用を図った好例である。

 「エイトグリーンコース」は新川の下水処理場の施設の上に造成されたコースである。下手稲通に面する「税務大学校」のところから新川に近づいたところに「新川水処理センター(新川水再生プラザ)」内に造成されている。

   

  ※ 「エイトグリーンコース」の1番ホールのティーから見渡したところです。

    水分不足のためか芝が枯れかかっています。

   

   ※ 1番ホールのカップ周辺はよく整備されています。

 新川水処理センター内の駐車場においた車から降りると、下水処理場独特の匂いがプンと鼻を突くが、それほど強い匂いではなく直ぐに気にならなくなる。

 コースは駐車場の直ぐ近くに造られていた。コースの入口には、このコースの特徴を示す案内が掲示されていた。そこには…、

「このコースは、 コンクリート構造の下水処理施設の上に盛り土をして作られているため、他のコースと比べて水はけが悪く、降雨等の場合にはコース上に水が浮き出たり、水たまりができやすい特徴があります。」と書かれていた。

        

 幸いプレーをした日は連日の好天でそうした心配は皆無だった。けっこうな人がプレーをしていたが、その合間を縫って私もプレーさせていただいた。コースとしてはけっして広くはないが、割合整備されたコースだった。面白く思ったのは、4番、5番のコースが一段高くなったところにあったことだ。そこはおそらく下水処理施設の屋根部分が一段高くなったためにそうした構造になったのだろう。その一段高くなったところの奥には軟式野球場が広がっており、若い人たちが野球に興じていた。

   

   ※ 4・5番ホールは階段を上って一段高いところにコースがありました。

   

   ※ 4番ホールのティーグランドです。隣が5番ほーるですね。

   

   ※ 4番ホールの先には軟式野球場があり、若い人たちが野球に興じていました。    

 コースは先述したように割合整備されており、コース自体も長くなく短くなく、それなりにプレーしやすいコースだった。なのに、このところの私の成績はパッとしない。少しダレ気味である。「上手になりたい!」という強い思いがないからなのか?それではプレーをさせていただいているのに失礼である。気持ちを引き締めて、これからのパークゴルフ場めぐりをしなければ…。 

   

  ※ いかにも処理センターの敷地内のコースという雰囲気を醸し出している6番ホールです。

   

   ※ けっこうたくさんの方々がパークゴルフを楽しんでいました。

   

   ※ 向こうの建物は、水処理センターの管理棟でしょうか?

 この原稿を作成するにあたって、札幌市の水処理センター(下水処理場)の現状を少し調べてみると、少なくとも5ヵ所の水処理センターが各種スポーツ施設として活用されていることが分かった。こうした形で敷地の有効利用を図っていることは素晴らしいことだと思う。(単に私がそのことについて不明だったということなのだが)札幌市の新しい一面を知ることができ、嬉しく思っている。       

《コース概要等》

〔住      所〕西区八軒9条西7丁目新川水再生プラザ敷地内

〔コース概要〕・9ホール、パー33 総延長 約420m

〔休      日〕火・金曜日

〔利用時間〕7:00~19:00 〔駐車場〕あり(30台)

〔プレー料金〕無料

〔問い合わせ〕西区土木部☎667-3201

〔訪問日&私の成績〕20/08/24  31/33 


札幌でしかできない50のこと〔13〕もいわ山 山頂展望台

2020-08-28 16:44:51 | 札幌でしかできない50のこと

 札幌の夜景が「日本新三大夜景」の一つに認定されていることは多くに知られていることだと思う。その夜景を見る絶景ポイントが「もいわ山 山頂展望台」である。これまで何度も山頂からの夜景を眺めている私は、今回は昼の山頂の様子をレポすることにした。

   

   ※ 「藻岩山 山頂展望台」より札幌市街の中心街を望んだものです。

 「札幌でしかできない50のこと」の登録№011は札幌市街地を見下ろすよう聳える藻岩山の「山頂展望台」である。

 今回訪れようと思ったのは、8月31日で「さぁ!まわろうSAPPORO~見どころ施設無料月間~」の制度を滑り込みで利用しようと思ったからである。しかし、情報では「藻岩山ロープウェイ」は大人気で1時間以上の待ち時間が必要と聞いたので、それを避けて「藻岩山観光自動車道」を利用することにした。藻岩山観光自動車道は13年前に札幌に転居したときに利用して以来だったから、初めて利用するのと同じ気分だった。これまで何度も自らの足で登った藻岩山を車で登るのは不思議な気持ちある。

   

   ※ 「藻岩山観光自動車道」の料金徴収所です。

   

   ※ 観光自動車道は藻岩山の緑濃い山中を往く道路でした。

 自動車道は「藻岩山ロープウェイ」の終点、「ミニケーブルカー」の始発駅に駐車場があった。そこからは足で登っても、と思っていたが始発駅に行ってみると5分程度の待ち時間で乗ることができたのでミニケーブルカーを利用して山頂駅まで上った。

   

 ※ 観光自動車道の終点「藻岩山ロープウェイ」の中腹駅、ミニケーブルカーの始発駅です。

   

   ※ ミニケーブルカーです。このような箱が二つ連なっています。

      ※ ミニケーブルカーが山頂駅に近づいたころ、後ろを振り返ってみたところです。                                        

 山頂駅の3階が展望台となっているが、多くの市民、観光客が眺望を楽しんでいた。

 これまで何度も何度も見ている光景だが、夜景ではなくとも札幌が一望できる山頂展望台は他に代え難い素晴らしい光景である。

   

   ※ 山頂駅には、3階の展望台をはじめ、レストランやホールなどを備えています。

   

   ※ 展望台のシンボルの一つ、カップルから人気の「幸せの鐘」です。

   

   ※ 展望台からの別角度の光景です。中央部に札幌ドームが望まれます。

   

   ※ 展望台から中腹駅、駐車場を望んだところです。

   

   ※ 山頂駅の隣には「藻岩山観音奥の院」の建物が建っています。

 私は札幌に転居直後、妻とはもちろん、知人や友人が来札した時には夕食をよく展望台のレストランで楽しんだものだ。夕暮れ時から刻々と時を刻むにつれて夕景から夜景に変わる様を眺めながらの夕食は至福のひと時でもあった。

 調べてみると「日本新三大夜景」の都市とは、長崎市、札幌市、北九州市の三市だそうだ。日本を代表する夜景の一つとして選ばれたことは、札幌に住む一人として誇らしいことの一つである。札幌を訪れる多くの人にその夜景を楽しんでほしいと思う。    

《もいわ山 山頂展望台概要》

〔住  所〕札幌市南区 〔標高〕531m    

〔電  話〕問い合わせは011-561-8177

〔アクセス〕・ロープウェイ+ミニケーブルカー(往復)1,800円

        ・藻岩山観光自動車道(中腹駅までの往復)1,200円


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈17〉鉄興公園パークゴルフ場

2020-08-27 15:30:03 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 広いコースはOBの白杭もなく伸び伸びとプレーすることができた。ただ、このところの連日の好天で芝が枯れ気味だったために、ボールの転がり方が速く私はそのあたりのコントロールができなかったため、第1打をことごとくホールをオーバーしてしまった…。                    

   

    ※ 「鉄興公園パークゴルフ場」の案内図です。左側が「草原コース」右側が「林間コース」です。

 「鉄興公園パークゴルフ場」は発寒工業団地に隣接する鉄興公園の中に造られているパークゴルフ場で「草原コース」と「林間コース」の二つのコースからできている。公園の端はちょうど「下手稲通」とも接しており、アクセスも良いところである。

   

  ※ どこのパークゴルフ場でも、スタート地点にはこのような休憩所が設けられています。

 実は私がこのパークゴルフ場を訪れたのは二度目である。一度目はたいして確かめもせずに訪れたので休業日だった。

 訪れた日は月曜日の平日で、けっこう気温も高かったが多くの人がプレーをしていて、人気の高いパークゴルフ場なのかもしれない。

   

   ※ 写真で見るように、平日でしたがけっこうな人たちがプレーを楽しんでいました。

 私は最初、コース内にほとんど木が植わっていない「草原コース」から始めた。他の比べて広いコースには白杭も目にすることなく、広々としたコースが印象的だった。ところが私はこの「草原コース」での第1打をことごとく打ち過ぎてしまった。何度も失敗するのでその原因を考えてみると、どうやら芝が枯れかかっていてボールの転がり方が速いのが原因のように考えられた。そのことに気が付いても私にはそれをコントロールする技術を持ち合わせてはいなかった。

    

 ※ 「草原コース」第1ホールです。私は第1打でホールを遥かにオーバーしてしまいました。

   

    ※ ご覧のようにフェアウェイの芝はかなり枯れた状態になっていました。

 「草原コース」9ホールを終え、今度は大木が生い茂る中に造られた「林間コース」を回った。この日のような気温が高く、好天の時には大木が作る日陰が何より心地良い。そのため気持ち良くプレーをすることができたが、一度狂ってしまった距離感覚を戻すことができずにこちらの「林間コース」も芳しくない成績だった。

   

    ※ こちらは「林間コース」です。日陰ができて心地よかったです。

   

   ※ 確か写真の写っている方がホールアウト後にお話しした方だと思います。

 プレーを終えて帰ろうとしたとき、私の前で同じように一人でプレーしていた方が「盛んに写真を撮られていたようだけど、インターネットなどに載せるのですか?」と聞いてきた。私は率直に「札幌市内のパークゴルフ場を巡り、それをブログにアップしています」と答えた。すると、その方もいろいろなパークゴルフ場を巡っているらしく、しばしパークゴルフ場談議が弾んだ。私は思わぬ交流を楽しむことができた。             

《コース概要等》

〔住      所〕西区発寒13条11丁目 鉄興公園内

〔コース概要〕・18ホール、パー66 総延長 約700m

〔休      日〕水・木曜日

〔利用時間〕7:00~19:00 〔駐車場〕なし

〔プレー料金〕無料

〔問い合わせ〕西区土木部☎667-3201

〔訪問日&私の成績〕20/08/24  草原コース 32/33 林間コース 31/33

 


札幌でしかできない50のこと〔12〕千秋庵本店

2020-08-26 15:53:37 | 札幌でしかできない50のこと

 本年4月24日に新ビルにリニューアルオープンした「千秋庵本店」は想像していたよりは小ぶりな店構えだった。自社製品をもれなく陳列・販売していたが、地価の高い街中では賢明な戦略なのかもしれない。

       

   ※ 新装なった「千秋庵本店」が入っているビルです。「千秋庵」は真ん中辺の細い入口です。(写真はウェブ上から拝借)

 「札幌でしかできない50のこと」の登録№038は札幌の老舗菓子店「千秋庵本店」である。

 「千秋庵」というと、“出てきた、出てきた、山親爺♪ 千秋庵の山親爺♪”というCMソングが一躍ヒットした羆を象り、バターとミルクがたっぷり入った「山親爺」という煎餅を思い浮かべるが、最近は「ノースマン」という餡入りお菓子が人気らしい。

 「千秋庵」が札幌を代表する菓子メーカーとして「札幌でしかできない50のこと」にランクインしたのは、その圧倒的な歴史にあるといえるのかもしれない。千秋庵の始まりは、1860(万延元)年、秋田出身の藩士・佐々木吉兵衛が箱館で創業したのがそもそもの始まりとされている。その後暖簾分けをする形で、1921(大正10)年に「札幌千秋庵」が創業したのが現在の「千秋庵本店」の始まりとされ、ちょうど創業100年を迎えようとしている押しも押されもせぬ老舗である。

   

   ※ 「千秋庵本店」の入口です。

 「千秋庵札幌本店」は中央区南3条西3丁目という札幌の一等地に本社ビルを構えていたが、ビルの老朽化・解体に伴い2017(平成29)年に移転していたが、この度跡地にビルが新築されたことに伴い再入居したということのようだ。ビルは複合化され、「千秋庵本店」はホテルやコンビニなどと共に、その一角に入居した形となっている。

   

   ※ 店内に入って正面には老舗菓子店らしいデコレーションが施されていました。

 店内正面には昔の和菓子を作る道具などを飾り、老舗らしさを演出している。店内にはおそらく自社で生産する全ての製品が陳列されていたと思われる。私は、千秋庵の代表的な菓子である「山親爺」と「ノースマン」を買い求めた。

   

   ※ 自社製品の数々を陳列・販売していました。

   

   ※ 箱入り5枚組の「山親爺」です。相変わらずに美味しかったです。

   

   ※ ヒット商品の「ノースマン」です。左2枚は餡子入り、右はかぼちゃ餡入りです。

 店内には観光客とみられる男女が椅子に座って買い求めた菓子を味わっていた。テーブルはないもののベンチがあり、その場で味わうことも可能のようだ。

 そして旧店でも有名だった、店の地下90mから汲み上げ、千秋庵のお菓子づくりにも使用されている「札幌の美味しい地下水」が自由に飲むことができるようになっていた。

        

   ※ 店の地下90mから汲み上げた「札幌の美味しい地下水」が飲めるようになっています。

 北海道では今、多数の菓子メーカーがしのぎを削っているが、千秋庵も老舗メーカーとして、北海道を代表する存在であり続けてほしい。

   

   ※ 千秋庵のヒット商品「山親爺」にちなんだ小物が販売されていました。

《千秋庵本店 概要》

〔住  所〕札幌市中央区南3条西3丁目3-17 千秋庵ビル1F

〔電  話〕011-251-6131

〔営業時間〕9:30~20:00 

〔定休日〕 無(無休)

〔駐車場〕 無


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈16〉豊平川緑地左岸五輪橋コース

2020-08-25 16:14:32 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 コースは細く、途中にマウンドが重なっていたり、ホールはマウンドの斜面上に造られていたりと、かなりマニアックなコースに初心者の私はてこずり、初めてオーバーパーを叩いてしまった。上級者用のコースはこのような難しい設定をしているのだろうか?

 「豊平川緑地左岸五輪橋コース」は豊平川沿いに数あるコースの中(豊平川と名が付いたコースは全部で5コース)でも最も上流に造られたコースといえる。国道230号線(石山通)から入るところが信号もなく、分かりづらかったがナビに導かれて無事に着くことができた。

   

   ※ コース案内図です。豊平川の河川敷に造られたコースだということがよく分かります。

 ところがパークゴルフ場は大混雑で、車を駐車場に入れるまでずいぶん時間がかかった。というのも、どうやら午前中にこのコースで大会があったようなのだ。凄い数のプレーヤーが退場するのに1本道のため時間がかかってしまったのだ。私がコースに着いた時も、まだたくさんの人たちが残っていた。

   

   ※ コース全体の印象です。利用者が多いためでしょうか?かなり荒れた印象でした。

 中には大会に参加しなかった方もいらっしゃったのだろうか?プレーをする人たちもたくさんいた。その合間を縫って私もプレーさせていただいた。

   

   ※ 1番ホールですが、旗が立っているホールまで3つのマウンド(丘)を越えて行かねばなりません。

 ところが1番ホールからくせ者のホールだった。何せティーグランドから、ホールまでの間に三つも小さな丘が重なっていて、その奥にホールがあった。私は幸い打球が真っすぐ転がったのでパー4を3打で乗り切ることができた。ところが2番ホールは75mパー5のロングコースだった。ここも私は第1打を真っすぐに打つことができ、あるいは3打くらいでホールアウトできそうな位置に付けた。ところがここからが大苦戦。ホールが丘の斜面に切ってあるため、ホールの周りを行き来することになり、なんと6打も打ってしまった。

   

   ※ 坂の斜面に造られたホールが私を苦しませました。

 ホールの周りも雑草の塊がホールを取り囲んでいた。一度などはホールの直前で雑草の根にぶつかりボールが弾んでしまったこともあった。

   

   ※ こんなとホールだと、ボールはどこに転がるか分かりません。

 そうしたこともあり、私は初めて(かな?)オーバーパーで回ることになってしまった。

   

   ※ と思ったら、今度は両脇を木に挟まれた細いフェアウェイに悩まされました。

 こうしたコースで大会が開催されるということは、出場する方々も精神的に相当にタフな方々なのだろう。ボールのバウンドの仕方、ホール直前でのボールの転がり方などにかなりの運・不運が伴うような気がするのだが…。まあ、大会などに参加するということは私の場合あり得ないが、一度大会の様子を覗いてみたい気もしてきた。                                          《コース概要等》

〔住      所〕南区川沿5条1丁目地先

〔コース概要〕・9ホール、パー33 総延長 約505m

〔休      日〕月曜日

〔利用時間〕7:00~日没 〔駐車場〕あり(40台)

〔プレー料金〕無料

〔問い合わせ〕南区土木部☎581-3811

〔訪問日&私の成績〕20/08/21  36/33 

 

                                                                                                                                                                                     

 


札幌でしかできない50のこと〔11〕モスコミュール大倉山

2020-08-24 16:54:50 | 札幌でしかできない50のこと

 宮の森の丘を上り詰めた最奥部、大倉山のすぐ下に位置するレストランバー「モスコミュール大倉山」は、札幌市内の夜景が見下ろせる絶好のロケーションだった。私たち夫婦はちょっとだけリッチな気分でディナーを楽しんだのだった。

 「札幌でしかできない50のこと」の登録№034はレストランバーの「モスコミュール大倉山」である。

 実は、この日(23日)の翌日が私の誕生日とあって、妻にリクエストして訪問が実現した。

 「モスコミュール大倉山」は宮の森の中でも坂を上り詰めた住宅街の最奥部に位置している。愛車のナビの性能がイマイチなのか、番地がずれたところに導かれたのだが、スマホのアプリで確かめなんとか辿り着くことができた。

   

   ※ 「モスコミュール大倉山」のエントランスです。

   

   ※ 札幌市街を遠望できる大きな窓を備えた客席を外から眺めたところです。

 前記のようなこともあり出不精の妻を説得して、二人で夜景を眺めながら誕生日ディナーを楽しむために夕方6時半過ぎに訪れた。

   

   ※ 窓際のカウンター席の後ろにはボックス席が二つありました。

 「モスコミュール」とは、「とてもメジャーでスタンダードなカクテルの一つ」という意味らしいが、お店のコンセプトとしては「札幌の夕景を楽しみながら食事やお酒(特に各種のカクテル)を楽しんでほしい」というねらいと拝察した。店内は、大きな窓が札幌市街に向かって開けており、私たちが入店した時には誰もいなかったこともあり、窓に向かったカウンター席に案内された。

   

   ※ 私がオーダーした「NON Alcohol Mojito」です。

   

   ※ 妻がオーダーした「Fantasy」です。

   

   ※ 前菜の「ジューシー野菜ステックサラダ モスコミュール特製ディップ添」です。

 さて私たちがオーダーしたのは、まず飲み物は私が運転していたこともあり、私は「NON Alcohol Mojito」、妻が「Fantasy」、前菜として「ジューシー野菜ステックサラダ モスコミュール特製ディップ添」、メインディッシュとして私が「角切りベーコンのアマトリチャーナ」、妻が「シソと大根おろしの和風ハンバーグステーキ 柚子カツオ風味ソース添」であった。

 私の飲み物「ノンアルコール モヒート」は、ミントとレモンの皮、炭酸水が程よくマッチして、アルコールは入っていないものの美味しい飲み物だった。

 主菜のパスタもトマトの酸味が極細のパスタに絡み付き、一気に食してしまうほど美味しかった。食に関しては日頃けっこう厳しめの評価をする妻からも特に何もなかったことは満足した味だったようだ。

   

   ※ 私の主菜「角切りベーコンのアマトリチャーナ」です。

   

  ※ 妻の主菜「シソと大根おろしの和風ハンバーグステーキ 柚子カツオ風味ソース添」です。

 夕景は黄昏から、真の夜景へと刻々と移っていく光景を二人で飽きもせずに見入っていた。

 

  ※ 私たちの席から見た札幌の街が時間と共に暮れなずむ光景です。

   

   

   

 お酒を介して在店が長くなると、それなりの予算を必要とするお店であるが、抜群のロケーションと、静かな音楽が流れるお店の雰囲気は、また何かの記念日に訪れてもいいなぁ、と思われるお店だった。

 最近、札幌の夜景が注目されているが、こうしたお店に出向いて夜景を楽しむのも一興かと思われる。道外から客人を招いた時などに利用するには格好のお店の一つといえるかもしれない。「札幌でしかできないこと」の一つである。                           

《モスコミュール大倉山 概要》

〔住  所〕札幌市中央区宮の森4条12丁目10-17

〔電  話〕050-5572-6195

〔開店時間〕18:00~翌0:00(LO.23:30) 

〔開店日〕 月、木~日、祝日、祝前日

〔定休日〕 火・水曜日

〔座席数〕 14席(カウンター6席、ボックス8席)

〔駐車場〕 有(4台)

 

 


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈15〉札幌市保養センター駒岡コース

2020-08-23 15:59:54 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 有料のコースはそれなりに整備されていたが、各ホールは最長で39.5m、最短は20.0m、コースの総延長約275mとこれまでプレーしたパークゴルフ場の中でも最短に近いコースで、一回りしてもなんだか物足りない思いが残ったコースだった。

   

   ※ コース案内図ですが、各ホールの距離をご覧ください。

 「札幌市保養センター駒岡」は隣にある駒岡清掃工場で発生する余熱や電気を施設の暖房や照明に活用した老人休養ホームとして設置された施設である。

 場所的には真駒内の奥地に位置していて利用するには多少不便ではないかと思われるが、低廉な利用料ということもあってなかなかの人気と聞いている。

 そんな保養センターを利用する方のために開設したのがこのコースなのではと思われる。だからなのか?パークゴルフ場の横にはより手軽にできる「パットパットゴルフ場」(現在閉鎖中だった)も併設されていた。

   

   ※ 「札幌市保養センター駒岡コース」全体を俯瞰したところです。

 プレーする人は保養センター事務所のカウンターでチケット(1プレー65歳以上150円)を購入して、手続きを終えた後でプレー開始である。

   

   ※ 第1ホールのフェアウェイです。よく整備されたコースといえます。

 コースは有料コースであるからそれなのに整備されていたが、いかんせん前述したようにコースが短いのだ。特に、2番、3番ホールはティーからホールまでわずか20mである。

ティーからの第1打もそーっと打たねばならない。その感覚をまだ掴んでいない私はことごとく第1打をオーバーしてしまった。

   

   ※ 敷地面積が狭いこともあり、写真のように各ホールごとネットで囲んでいます。

   

   ※ このホールは第8ホールのフェアウェイです。

 さらにはコース全体の長さも短いために、アッという間に1ラウンドを終えてしまった感じだった。物足りない思いも残ったが、私の目的はあくまでコース体験である。コースの感触は掴めたので、これにてここでのプレーは終了することにした。

《コース概要等》

〔住      所〕南区真駒内600番地20

〔コース概要〕・9ホール、パー33 総延長 約275m

〔休      日〕無

〔利用時間〕9:00~17:00  〔駐車場〕あり(8台)

〔プレー料金〕中学生以上200円 小学生100円 60歳以上150円

〔問い合わせ〕札幌市保養センター駒岡☎583-8553

〔訪問日&私の成績〕20/08/21 29/33 


札幌でしかできない50のこと〔10〕札幌芸術の森

2020-08-22 18:46:44 | 札幌でしかできない50のこと

 札幌の郊外に約40haという広大な森の中にアートに関するさまざまな施設をそろえた「札幌芸術の森」は、まさに北海道ならでは、札幌ならではの施設の一つではないだろうか?そこは薫り高い芸術作品が生まれてくる雰囲気に満ち満ちていた。

 「札幌でしかできない50のこと」の登録№045「札幌芸術の森」である。

 「札幌芸術の森」は、札幌青年会議所が「さっぽろアートパーク構想」を提唱したことに端を発し、さまざまな議論を経て1986(昭和61)年に札幌市芸術の森地区に開設した。

  

  ※ 「札幌芸術の森」の全体マップです。ウェブ上より借用しました。

 芸術の森には、下記の概要に記したようにアートに関する多くの施設が集積されている。私は今回、その全てを一応一回りしてレポすることにした。

   

   ※ 「札幌芸術の森」のエントランスです。

   

   ※ そのエントランスをまっすぐ進んだところに、伊藤隆道作の「空と地の軌跡」と題する作品が立っています。

 芸術の森の最奥部に位置しているのが「野外ステージ」である。私は毎年のようにPMF の野外コンサートを楽しんできたのだが、今年は中止となり残念である。人っ子一人いない野外ステージは寂しそうだった。

   

   ※ まったく人がいない野外ステージを初めて見ました。

 続いて、その手前にあるのが「アートホール」である。ここは主として音楽家たちの練習室、ホールなどを備えた施設である。

   

   ※ たくさんの音楽家たちが練習する部屋やホールを抱えた「アートホール」です。

 さらに一段下がったところに芸術の森全体を管理する「芸術の森センター」とその背後に「野外美術館」が存在する。

 野外美術館はちょうど札幌市の施設の無料開放に合わせて開放されていた。(入館料700円、65歳以上560円、中学生以下無料)「野外美術館」には深い森の各所に74の作品が展示されている。私は以前に冬季開放も含めて何度も訪れているので、今回はその一部を鑑賞するだけにとどめた。「野外美術館」はノルウェー人の世界的彫刻家グスタフ・ヴィーゲランの作品5体が展示されている。彼の作品がノルウェー以外に展示されているのは札幌だけだと作品の傍に説明があった。私は若き日にノルウェーの首都オスロを訪れた時に、ヴィーゲラン公園を訪れたことを懐かしく思い出しながら作品を鑑賞した。

   

   ※ 野外美術館前に立つ、ライモ・ウトゥリアイネン作の「昇」という作品です。

   

   ※ 野外美術館のシンボルレリーフとされる向井良吉氏の作品です。

   

   ※ ヴィーゲランの5作のうち2作を掲示します。写真は「トライアングル」です。

   

   ※ こちらは「母と子」と題する作品です。

また、アイヌ人の彫刻家砂澤ビッキ氏の作品「四つの風」は彼の代表的作品の一つだが、四本の木製の柱からできていた。しかし、年月の経過とともに朽ち果て現在は1本しか立っていなかった。ビッキ氏は木製の作品を敢えて戸外に展示することに対して、次のように言っていたという。

「人が手を加えない状態つまり自然のままの樹木を素材とする。したがってそれは生き物である。生きているものが衰退し、崩壊していくのは至極当然である。それを更に再構築していく。自然はここに立つ作品に風雪という名の鑿(うがつ)を加えていくはずである。」

   

   ※ 砂澤ビッキ作「四つの風」ですが、すでに3本の柱は朽ち果てて倒れています。

 「芸術の森センター」からつづら折階段をくだり下りると、そこに「工芸館」、「クラフト工房」、「陶工房」、「木工房」など各種の施設が並び、芸術の森の最北部には「札幌芸術の森美術館」が建っている。

   

   ※ 工芸館の建物です。

   

   ※ 工芸館の前の池の中にはマルタ・パン作「浮かぶ彫刻」が展示されています。

   

   ※ クラフト工房の建物です。

 「札幌芸術の森美術館」では現在「蜷川実花展」が開催されていたが、私は彼女の芸術の良さが良く分からないこともあり入場はパスした。

   

   ※ 「札幌芸術の森美術館」の建物です。多くの人が入場を待っていました。

 芸術の森には、そのほかに「有島武郎旧邸」や芸術家たちが練習や制作に励むアトリエなどが散在している。

   

   ※ 移築して展示されている「有島武郎旧邸」です。

 日本全国には、「札幌芸術の森」と同じような素晴らしい施設がたくさん存在しているものと思われる。ただ、「札幌芸術の森」のような広大な面積を有しているところは数少ないのではないだろうか?資料によると「札幌芸術の森」の面積は約40haだという。それは札幌ドーム約8個分の広さに相当する。これほど広い敷地の中に芸術に関するさまざまな施設が集積しているところは、それほど多いとは思われないのだが果たして実態はどうなのだろうか?そうした意味において「札幌芸術の森」は「札幌でしかできないこと」の一つにランクインするのは当然と思われる。札幌を訪れた他県の方々はぜひ一度訪れてみる価値のあるところだと思われる。

 

  ※ 野外美術館の作品を多くカメラに収めましたが、その中に一部を紹介します。 

   

   ※ 入場して直ぐに目に付く新宮晋作「雲の牧場」です。

   

   ※ ちょっと気に入った作品。朝倉響子作「ふたり」です。

   

   ※ 特別の人らしい作品。レイモンド・カスキー作「ポートランディァ」です。

   

   ※ 深緑の周りに異様な存在感を誇る福田繁雄作「椅子になって休もう」です。                           

《札幌芸術の森 概要》

〔住  所〕札幌市南区芸術の森2丁目75番地

〔電  話〕〈代表〉011-592-5111

〔開館時間〕9:45~17:00(6月~8月は9:45~17:30) 

〔休館日〕 4/29~11/3は休館日無 11/4~4/28は月曜日休館 12/29~1/3は年末年始休

〔駐車場〕 第1~第4駐車場まで多数あり(650台)

〔主な施設〕・札幌芸術の森美術館 ・クラフト工房 ・工芸館 ・有島武郎旧邸

      ・野外美術館 ・芸術の森センター ・アートホール ・野外ステージ 他