田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も10年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

雪まつり大雪像制作ボランテイア ②

2009-01-31 09:34:46 | ボランティア
 さっぽろ雪まつりの雪像づくりは、暖気と雨に見舞われ苦戦しながらも各会場とも最後に仕上げに懸命に取り組んでいました。

 昨日、私にとっては2回目の大雪像制作ボランティアに参加してきました。
 任務は北海道を代表する魚のイトウに化粧雪を貼り付ける仕事でした。
 窮屈な中での作業で、夜間にもかかわらず汗を流しながらの作業でした。
 西10丁目広場の「北の動物家族~森よ永遠に~」の制作にほんのちょっとだけ関わることができたかな、と思っています。
        
        ※ 私とペアを組んだボランティアさんがイトウに化粧雪を
          貼り付けている様子です。

 そのボランティアの前に、他の会場の雪像づくりの様子はどうなっているかな?と思い、駆け足で巡ってきました。
 その様子の一部を写真とともにお知らせします。
 それでは1月30日現在の雪像づくりの様子をどうぞ!
        
        ※ 2丁目広場の大氷像「南の海の仲間たち」
          まだまだ形は見えていません。

        
        ※ 4丁目広場 大雪像「夢~Dreams~」
          機械の間からミッキーたちの姿が見えています。        

        
        ※ 5丁目広場 大氷像「箱館奉行所庁舎」
          氷像は暖気や雨の被害をどのように修復するんでしょうね?

        
        ※ 7丁目広場 大雪像「崇礼門」(略称「南大門」)
          今回のまつりの呼び物の一つです。細かな屋根の造作など
         が見えてきました。

        
        ※ 8丁目広場 大雪像「浜松城」
          まだ全体を覆って作業が続いています。白い点が見える
         のは夜間の作業のための電灯です。        

        
        ※ 同じく8丁目広場のスキーやボードのエアジャンプ台は
          まだ雪を貼り付けていませんでした。

        
        ※ 10丁目広場 大雪像「北の動物家族~森よ永遠に~」
          ご存知私が関わっている大雪像です。動物たちが姿を
         現し始めたところです。

 やはり各会場とも、このところの暖気と雨によって雪像が相当ダメージを受けているようでした。
 私の会場の係りの人に聞いても、その修復のために大変な労力を割かれていて「日程的には徹夜も覚悟しなくてはいけない」と言っておりました。
 それでもまつり当日までにはきっちりと仕上げてくると思われます。

 会場ではまた、市民グループによる小雪像づくりも始まっていました。
 いよいよまつり本番まで秒読み段階となってきました。

(余話)
 昨日は雪像制作、今日はレラカムイの試合運営とボランティアづいています。
 今日は帰宅が午後10時頃になりそうですので、ボランティアに出かける前に投稿することにしました。

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SAPICA運用開始

2009-01-30 21:04:17 | 札幌生活
 はたしてっと出して、っと利用できて、ンタンなカードと歓迎されるのだろうか?
 市民は懐疑的と聞いているが…

 新しもの好きである。(ただし価格の高いものにはしり込みするが…)
 地下鉄のサピカが30日、今日から運用を開始しました。
 早速購入して、使用してみました。
 なるほどカードをかざすだけでスーっとゲートを通過できました。
        
      ※ 電灯の下で撮影したため実際とは違った色彩になっています。
        ピントも甘すぎます。失礼しました!

 地下鉄当局の鳴り物入りでスタートしたサピカですが、市民の評判はあまり良くないと聞きます。なぜか?
 大きな理由はこれまで利用してきたウィズユーカードとの比較です。
 まず、割引率がウィズユーカードでは最大15%なのに対して、サピカは一律10%なのです。
 次に、ウィズユーカードがバスや市電でも利用できるのに対して、サピカは地下鉄のみしか利用できません。
 さらに、サピカにはデポジット(預かり金)として500円が課せられます。

 こうしてみると、利用する市民から見るとメリットがほとんど感じられないのです。
 メリットはウィズユーカードが改札機を通すのに対して、サピカは改札機にかざすだけでよいという点のみのようです。しかし、ウィズユーカードの改札機を通すスピードにストレスを感ずるほどの時間ではありません。
 その他、オートチャージ制とか、記名式などの違いはありますが、その点は比較するほどのものではないように思います。

 私のような新しもの好きは別として、賢い市民は市電やバスとの共用、JRとの相互利用などが実現しないかぎり、それほど利用しないのではと思われるのですが…。
 はたして実際は???
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札幌麺紀行 78 「喜香庵」

2009-01-29 16:14:12 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 高めの価格設定も納得のしっかりした手打ち蕎麦をいただけるお店でした。

 「喜香庵(きこうあん)は地下鉄「18丁目」駅、札幌医科大学の近くにあり、写真でご覧のように外から2階へと上がっていく造りになっていました。
        

 店のエントランスや内部は古民家風の造りとなっていて、雰囲気を感じさせます。
        

 メニューは、かけ、せいろ、おろしせいろ、釜あげそば、鴨南そば、程度で蕎麦店としては種類は多くないところに何かこだわりを感じます。
 私は大根下ろし(辛味大根)が付いたおろしせいろ(900円)を注文しました。
 注文の時に「うちは量が少なめですので、大盛りも承っております」と言われましたが、でてきたそばを見て、なるほどと思いました。
        

 ザルに載って出てきたそばはなるほど量的には多くはありません。一緒に行った息子が大盛りを注文したのですが、「それでも少ない」と不満を漏らしていました。
 肝心の味の方ですが、こちらはしっかりとコシもあり、辛味大根を加えたタレも旨みを感ずるものでした。

 ちょっと気になったのは、休日のちょうどお昼時に訪れたのですが、私たち以外に訪れるお客さんがいなかったのはどうしてでしょう? たまたまだとは思うのですが・・・。

そばの「喜香庵」 データー
札幌市中央区南3条西17丁目 すずかけビル2F(地図)
電話    011-616-4181
営業時間  11:00~15:00 18:00~20:00LO
      (日祝 11:00~15:00)
定休日   火曜日
駐車場   3台
座席    20席(テーブル・小上がり)
入店日   ‘09/01/24

(余話)
 昨日深夜というか、暦は今日(1/29)になっていましたが、0時15分キックオフのサッカー日本代表の対バーレーン戦をネット中継で観戦しました。
 サッカーの難しさをあらためて痛感した試合でした。先日のイエメン戦にはあれほど面白くボールを回せたのに、今回は終始相手にボールを支配されっぱなしで日本らしさが全く見えない試合になってしまいました。
 中村(俊)、遠藤などがいないとあれほどチームは別物のようになってしまうのだろうか。それとも…。
 試合は結局0対1でこれといった見せ場もなく敗れてしまいました。
 2月11日のWC予選、対オーストラリア戦は中村、遠藤などに期待するしかないのかもしれません。
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札幌麺紀行 77 うどん山菜「塩屋」

2009-01-28 19:26:07 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 山懐に抱かれた「塩屋」では静かに時間が流れる中で、塩味の上品なうどんを味わいました。

 №76の定山渓温泉「鳥花雪」に続いて、また定山渓温泉に近い簾舞の「塩屋(しおや)を訪れました。
 「塩屋」は道路の幹線(国道230号線)から外れ、八剣山の山容が迫る住宅がまばらに建っている一角にありました。住宅と見紛う店は外靴を脱いで店内に入る方式です。
                

 店内はきれいに整えられていて、ジャズの調べが小さく、静かに聞こえてくるといったおしゃれ空間でした。
        
 私はメニューを見て「塩」味というのに興味をもち「海鮮塩うどん」(800円)を注文しました。(妻は「海鮮塩なべ焼きうどん」)「海鮮塩うどん」というのは、この店の売りの一つなのかもしれません。というのは、後から来た二組の客も注文していましたから…。
        

 うどんが出てくる間、メニューの側に書かれてあった店の惹句を読むと「自家製天日塩、道産の小麦、東藻琴の山菜、天然のダシ使用」と書き記されていました。
 なかなかうどんが出てきません。時間があったのでさらに読み進むと「海鮮塩うどん」に使われる素材が説明されていました。それを転写すると「えび、ほたて、大根、白菜、にんじん、長いも、青菜」と出ていました。そのメモが終わったころに、ようやくお待ちかねの「海鮮塩うどん」が登場しました。
        

 写真でもお分かりのように塩のタレは透き通っていていかにも上品に映ります。肝心の味の方も期待に違わず濃すぎず、薄すぎず上品さを醸し出していました。
 麺はかなりコシが強く讃岐麺を思わせるほどです。えびやほたての素材もよく活かされています。特に新鮮だったのは茹でられた長いもでした。ほくほく感があり、あのねばねばした長いもイメージはどこにもありません。

 天候が良かったせいもありますが、「休日の昼に静かな空間でのんびりと昼食の楽しむのもいいね」と妻と語り合ったものでした。

うどん山菜「塩屋」 データー
札幌市南区簾舞1丁目5-5-41(地図)
電話    011-596-5994
営業時間  11:15~14:30 17:00~20:00
定休日   火曜日、第2・3月曜日(祝日の場合営業)
駐車場   7台
座席    22席(テーブル)
入店日   ‘09/01/17


【旅は始まった №10】
 先日、2泊8日のツアー部分の代金を振り込みました。そこから先の航空運賃もすでに振込み済みですから、これでいよいよ2月21日出発が確定しました。
 ここまで旅先をマル秘にしたまま【旅は始まった】シリーズを綴ってきましたが、どうもこの手法にも限界が見えてきました。そこで次回からは旅先を明らかにした上で、出発までの様子を綴っていこうと思います。

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札幌麺紀行 76 磯切りそば処「鳥花雪」

2009-01-27 19:27:15 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
  【札幌麺紀行】とは、イエローページKKが2007年12月に発行した『一日一麺 札幌極旨麺図鑑』に写真付きで掲載されたラーメン店40、そば店22、うどん店12、その他の麺店20の計94店全てを食べ歩いてレポートしようと私自身が企てたものである。しかし、飲食業界の栄枯盛衰は激しく、現在分かっているだけですでに6店が廃業に追い込まれている。したがって実際に私が目標とするのは88店である。                                 
 ※ 数値が少し変わりました。理由は(余話)の項で・・・。



 この店の人気ナンバーワンの「野菜天そば」はボリュームも美味しさも満点のそばでした!

 私が取り組んでいる「札幌麺紀行」では最も遠方となる磯切りそば処「鳥花雪(とりはなゆき)は、定山渓温泉の入口に位置していました。
 店内は特別の装飾もなく、というよりはまったくの田舎の食堂といった感じで、床はコンクリートが打ちっ放し、椅子やテーブルもほとんど金をかけていないのではという代物でした。
 そんな飾り気のない店なのですが、お客さんの方は引きも切らず詰めかけていました。ということは味が客を惹き付けているということなのでしょう。
        

 私も妻も、この店の人気ナンバーワンの「野菜天そば」(800円)を注文しました。
 出てきた野菜天そばを見てビックリです。ゴボウとニンジンのかき揚げが丼から飛び出すように載っかっています。(写真参照)他にナス、シイタケ、ピーマン、大葉などの天ぷら載っています。
 さらには小鉢に温泉玉子が添えられていました。
        

 さて味の方ですが、ダシの効いた甘辛いタレに野菜天のコクが加わり、田舎そばとの相性が抜群です。かき揚げのサクサク感も十分味わえました。
 ボリュームもたっぷりで満足、満足の一杯でした。
ただ、どちらかというと濃いめのタレが好みの私なのですが、その私がお冷やのお代わりを欲しました。ということは若干タレが濃いめなのかな、とも思いました。

磯切りそば処「鳥花雪」 データー
札幌市南区定山渓温泉東2丁目94-1(地図)
電話    011-598-5755
営業時間  11:00~売り切れまで(1日50食限定)
定休日   第1・3・5月曜日(祝日の場合翌日休)
駐車場   30台
座席    30席(テーブル・小上がり)
入店日   ‘09/01/12


(余話)
 またまた「一日一麺 札幌麺図鑑」に掲載されている店で廃業してしまった店にぶつかりました。これで6店目です。厳しいですねぇ。
 そこで前書きの数字を直そうと思ったところ、店の総数が間違っていることに気づきました。総数が94店でした。したがって、訪れねばならない店の数は88店ということで以前と同じ数になります。
 単純な足し算を間違っていたとは・・・。う~ん。気をつけねば・・・。
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オヤジの仲間づくり講座

2009-01-26 19:17:41 | 講演・講義・フォーラム等
 団塊の世代はやる気十分なのか。
 それとも彷徨いつつ何かにすがろうとしているのか。
 30名の参加者たちはそれぞれ真剣に参加していました。
 もちろん私も…

        

 中央区が主催する「オヤジの仲間づくり講座」に参加したことは昨日記しましたが、講演会後のことについてレポートします。

 講座は北翔大学北方圏学術情報センター「ポルト」(中央区南1西22 地図はこちら)という施設で開催されました。
 施設の写真は撮っておりませんが、若者が好むようなモダンな造りをしていました。

 講座は、①公開セミナーとして講座生以外にも開放して行った村田兆治さんの講演会(講演の様子は昨日ブログでアップしています)、②講師の村田兆治さんを囲んでの座談会、③グループによるワークショップ形式の話し合い、という構成でした。

 講師を囲んでの座談会も村田氏の独壇場でした。
 一つ質問をしたら、もう止まりません。話があちこちと飛ぶのですが、その内容は常に直球勝負の村田氏らしく、真っ直ぐに生き、真っ直ぐに進む彼の生き様を語り、聴いている者にエールを送り続けるものでした。
 ちょっとホッとした話題もありました。参加者の一人が「最近の若者をどのように見ていますか?」という質問に対して、村田氏は「日ハムのダルビッシュとか、ロッテの西岡など外見はいまどきの若者ですが、礼儀はしっかりしていますよ。ちゃんと彼らの方から挨拶もしてくれました。」と話していました。
        
        ※ 数少ない写真ですので、もう一度使わせてもらいました。        

 三コマ目の話し合いは、村田氏から学んだこと、そして自分たちはどうすべきか等についてグループに分かれて話し合いました。
 村田氏からの熱いメッセージを受けて、どのグループも熱い話し合いが行われたようです。もちろん私の入ったグループも同じでした。
 すでに仲間と活動をしている人、仲間を探している人、何かキッカケを掴みたいと思っている人、さまざまな動機から参加しているようです。
 私も何かをしたい、同好の士を見つけたいという思いで参加しました。
        
        ※ 積極的に発言し、盛り上がったグループの話し合いです。

 十分な時間がない中での話し合いでしたが、それなりの収穫もありました。
 各グループからいろいろな願いや要望が出されたり、行政には頼らずこれをきっかけに何かを始めようと話し合ったグループもあったようです。
 その中から、「後日自分たちで集まりもっと話を深めよう」というグルーブが現れました。
 私もその方々のグループに加わらせていただくことにしました。
 さて、今後どんな展開があるのでしょうか? 楽しみです。


【旅は始まった №9】
 情報収集の主役といえばDVDのような映像媒体よりは、やはり私たち世代にとっては紙媒体(と言えるかな?)です。
 昨今ではほとんどの情報をネット上で得ることができることはご存知のとおりです。
 私も現地に関する情報を得るために、ネット上を探し回りそれをプリントアウト(紙媒体)して一生懸命に読んでいます。

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野球評論家 村田兆治講演会

2009-01-25 16:36:39 | 講演・講義・フォーラム等
 人はだれでも人生という大切なマウンドに立っている
 簡単に降板するわけにはいかない
 力のかぎりをつくして
 幸せな人生を完投してほしい

 24日(土)中央区が主催する「オヤジの仲間づくり講座」に参加しました。
 その講座の一環として公開セミナーにおいて元ロッテオリオンズ投手で野球評論家の村田兆治氏の「第2の人生こそ、仲間、夢、生きがいを持とう」と題する講演を聴くことができました。

 冒頭の一節は村田氏が故障を乗り越えて栄光を掴んだ野球人生を振り返りながら、未来を見据えて自らを奮い立たせ生涯現役を貫こうとしている姿勢を表す言葉であり、多くの団塊世代の仲間に贈るエールだということです。

 村田氏は終始エネルギッシュに語り続けました。
 力の勝負を挑み戦い続けた若かりし頃の自分。
 肘の故障から再起するまでの苦闘。
 故障を克服し掴んだ数々の栄光。
 そして今、離島の少年野球の普及に注ぐ情熱。
        
        ※ 講演会では写真撮影が禁止されていましたので、その
          後の座談会での村田氏の様子です。

 彼は生涯現役を貫くため今でも柔軟、腹筋運動を欠かさないといいます。
 実際に目の前でその柔軟、腹筋運動をやってみせ、私たち聴衆を驚かせました。
 そしていまだに球速140km/h前後を維持して、少年たちの指導にも手を抜くことなく全力投球で指導しているそうです。

 彼の話は言葉が多過ぎる上、話があちこちに飛びすぎる傾向はあるのですが、彼の情熱、熱さだけはしっかり伝わってきました。
 エネルギッシュに今を走り続ける村田氏からたくさんの熱をいただいた講演会でした。

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市民カレッジ「札幌の歴史をふりかえる」①

2009-01-24 19:35:58 | 札幌学 & ほっかいどう学
 札幌の街の一つの象徴でもある北海道大学(札幌農学校)の創設期の変遷を少しは理解することができたかな?と思っています。 

 1月15日に開講した札幌市民カレッジの「札幌の歴史をふりかえる」講座を受講しています。
 私のブログタイトル名でもある「札幌を見て!観て!視て!」札幌を知る上からも札幌の歴史を学ぶことは外せない要件と考えているからなのですが・・・。
 一昨日(1/22)で二講が終了しました。

 各講ごとのタイトルは、第一講が「北海道『開拓』と農学校」 第二講が「札幌農学校の再編・昇格と佐藤昌介」でした。
 講師は二講とも北大教育学部教授(副学長)の逸見勝亮(へんみ まさあき)氏が務めました。

 第一講は、明治新政府が日本の学校制度を整備し、欧米に追いつくために岩倉具視、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文らが建言した文書を原文で読み、その延長線上に札幌農学校の設立があったことを理解しました。
 その中の文書の一つから面白いもの発見しました。明治5年に作成された「開拓使仮学校規則」という文書の中で、札幌のことを「薩孛魯」(さっぼつろ?)と表記されていたことです。それ以降の文書では「札幌」となっていますから、「札幌」という表記は明治5年前後に定められたのではと想像されます。
 それにしてもすごい当て字が使われていたのですね。

 第二講は、講師の逸見氏の研究対象である初代の北海道帝国大学総長だった佐藤昌介についての講義でした。佐藤昌介は札幌農学校を帝国大学に再編・昇格させるために奔走した、いわば現在の北大の産みの親ともいえる存在です。
 そんな佐藤がクラーク博士、宮部金吾、内村鑑三、新渡戸稲造、有島武郎などに比して現在それほど評価されていないのはなぜなのか、という疑問を私たちに投げかけるような形で講義が始まりました。

 佐藤の事績を追っていくと、専門学校だった札幌農学校を帝国大学に昇格させるために奔走した活躍は称賛に値すると思われます。その陰で彼を支えたのは大正時代に入って内閣総理大臣にまで登りつめた原敬です。佐藤と原は竹馬の友であり、政府内にあって力のあった原が佐藤の思いを後押ししたというのが真相のようです。

 そうした功績もあって佐藤は初代総長にまで就くのですが、現代においてそれほど評価が高くないのはどうしてなのでしょうか?
 講義の中で逸見氏はそのことには直接触れませんでした。それは受講者一人ひとりが考えろということなのかも知れません。
 そこで愚かにも私なりに考えてみました。
 その一つは彼の功績が学術的なものではなく、あくまで政治的な動きによる功績という点が学術研究的色彩を強めた戦後期になってその評価が薄められたのではないか、ということです。

 そして、こちらの方が決定的な理由と思われますが、それは彼の研究分野に原因があったのではと思われるのです。
 彼は農政学者であるとともに、殖民学者でした。この耳慣れない殖民学とは…。「植民地をどのように支配するか」という学問だということが分かりました。
 帝国主義国家において「植民地」は国家を富ませる重要な要素であったかもしれませんが、戦後においてはそうした考え方も学問も葬り去られてしまいました。その研究者であった佐藤も同様の評価をされてしまったのでしょう。

 あらっぽい結論ですが、今回の講義を受けて私なりに導いてみました。
 佐藤昌介の銅像は、北大の正門横の芝地にひっそりと佇んでいます。(こちらのブログを参照ください

 市民カレッジ「札幌の歴史をふりかえる」はまだ三講、四講と続きます。
 ときにはこうして脳を刺激してやるのもいいですね。写真撮影禁止なので地味なレポートになりますが、また次回の様子をレポートします。


【旅は始まった №8】
旅する目的地が決まって、私がしたことはこれまで述べてきた移動・宿泊手段を手配することともに、現地についての情報収集です。
その情報手段の一つとして利用したのがDVDです。DVDのレンタル店からは現地がふんだん紹介されるテレビドラマを、市の図書館からは現地の自然を映したDVDを借りて情報収集を図っています。

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札幌麺紀行 75 おばんざい処「ふくろう茶屋」

2009-01-23 17:29:59 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 化学調味料を排除した豚骨白湯スープは臭みもまったくなく、美味しくいただくことができました。 

 おばんざい処「ふくろう茶屋」はモエレ沼公園の近く、私のところからは片道11キロも離れたところにありました。
        

 店内に入ったところ店名のようにふくろうの置物やグッズなどが所狭しと並べられ、おまけにふくろうの鳴き声がテープから流れているといった凝った店でした。
 店名にもあるとおり、ラーメン専門店ではなく、昼はラーメン、夜は居酒屋として営業している店だそうです。
        

 メニューにはさまざまな豚骨ラーメンがありましたが、私は豚骨なら「博多とんこつラーメン」(700円)だろうと思い注文しました。後から聞くと、博多とんこつは博多麺をもちろん使用としていますが、他のラーメンでも希望によっては博多麺をチョイスできるとのことでした。

 出てきた博多とんこつラーメンは、ご存知のように白濁したスープです。一口含んでみましたが臭みなどまったく感じません。ストレートな博多麺との相性もバッチリです。
 無口な主人に代わって、おかみさんが話しかけてきます。「博多とんこつが生姜をトッピングするのはとんこつの臭みを消すためだが、うちではその必要がないんですよ」と言われました。かく言われた私の丼の中には生姜がたくさん載っけていたのでした・・・。
        

 札幌ラーメンを食べ飽きたとき、時には博多とんこつラーメンもいいかもしれません。

おばんざい処「ふくろう茶屋」 データー
札幌市東区東苗穂13条3丁目2-26(地図)
電話    011-792-3778
営業時間  11:30~15:00 18:00~23:00
定休日   日曜日
駐車場   2台
座席    20席(カウンター・テーブル・小上がり)
入店日   ‘09/01/11


(余話)
 なんてこったぁ!この天候は!
 早朝から降り続いた季節はずれの雨は一日中降り止まず、今もまだ降っています。
 「今夜は雪像作りボランティア!」と張り切っていたら、それも中止となってしまいました。雪まつり関係者はきっと大慌てのことでしょう。
 どこかで寒さを嫌っていた私ですが、やはり冬は冬らしくあってほしいと思っています。
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札幌麺紀行 74 手打蕎麦の「たぐと」

2009-01-22 16:16:39 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 古風とモダンが同居したようなオシャレな店内で、キリッとコシの強いおろしそばを味わいました。

 手打蕎麦の「たぐと」は交通量の多い新琴似通りに面してありました。
 店はリンゴ倉庫を改造したということで古風さとモダンなところが同居したようなおしゃれな店内でした。それもそのはず、店主一人が男性でその他のスタッフ4人全てが若い女性ですから、その人たちのセンスが反映されているのだと思われます。
 そのセンスに誘われてか、はたまた蕎麦の旨さに惹き付けられてかお客さんがひきもこらず入店してきます。割合カップルが多かったようにも思われました。
        

 さて注文は、いつもとはちょっと趣向を変えて「おろしそば」(780円)としました。
 出てきた白い更科そばを素のまま噛んでみると、かなりの弾力で押し返すようなコシの強さがありました。
 タレはよくダシが効いていて、それに大根おろしが絡むのですから旨さが引き立ちます。
 美味しく、美味しくいただけた逸品でした。
        

 食後のそば茶を出してくれるタイミングもグーッ!
 さらに、会計の後にそばがきの揚げ菓子をおみやげにプレゼントされるという心配りも心憎いばかりです。
 「たぐと」のファンになりました。

手打蕎麦の「たぐと」 データー
札幌市西区西野1条3丁目2-2(地図)
電話    011-663-6733
営業時間  11:00~20:00LO
定休日   木曜日
駐車場   20台
座席    33席(カウンター・テーブル・小上がり)
入店日   ‘09/01/10


(余話)
 1/15から始まった札幌市民カレッジ「札幌の歴史をふりかえる」を受講しています。
 我ながら「雑食性が過ぎるなぁ」と思っていますが、興味が尽きることない札幌のどこへでも触手を伸ばすぞと、もう開き直っています。
 ところでこの市民カレッジは絵になりにくいし、文にもなりにくく、レポートが難しいです。今夜もこれから2回目の講座に出かけてきますが、なんとかレポートをモノにしようと思います。
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