田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も10年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

突然のオファー

2010-03-31 16:18:18 | その他
 長く慣れ親しんできた「田舎おじさん札幌を見る!観る!視る!」での投稿は今日が最後となります。名残惜しい気持ちは拭えませんが、気持ちを切り替える意味でも新たなネーミングで明日から再スタートを切りたいと思います。なお、ハンドルネームは私の原点でもある田舎人の視点をいつまでも忘れないためにも「田舎おじさん」を継続することにします。

 それは突然やってきた。先週末のことだ。「4月から我々の仕事を手伝ってほしい」と・・・。完全リタイアを決め込んでいた私だったのだが・・・。
 
 突然のオファーだった。
 某生涯教育団体が行っている生涯学習者に対する窓口相談業務(夜の部)を担当してくれないか、という要請だった。
 すっかり完全リタイアを決め込んで、4月からの生活をいろいろと構想していた矢先であり、ぜいたくをしなければ生活に窮することもない見通しも立っていた。しかも、勤務は夜だという。
 「断ろう!」と一時は考えたのですが・・・。

 勤務時間は一日4時間。
 昼間は毎日自由に使える。
 健康にもいまのところ特に問題はない。
 要請されるうちが花かな?

 そう考え、結局引き受けることにしました。
 現職時代の一日8時間勤務が、この三年間は6時間勤務、そして今度は4時間勤務・・・、徐々に仕事の世界からフェードアウトし、自由な時間へフェードインしていくのもいいかな、などと考えています。

 ということで、若干軌道修正をした新たな生活が明日から始まります。
 新タイトル「 WANDER! WONDER! SAPPORO CITY!」をよろしくお願いします。
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と考えたのですが・・・

2010-03-30 19:17:10 | その他
  昨日、ブログを投稿した直後から後悔の思いが私を包みました。新しいタイトル名がどうしても私の気持ちを素直に表現したものではないのではないかと・・・。
 
 昨日、私は新年度からブログタイトル名を「眼横鼻直の日々を目ざして~札幌探訪記~」とすることを宣言しました。
 ところが、投稿してからどうも居心地が悪いのです。新タイトルは自分の気持ちに正直ではないのではと・・・。
 確かに「眼横鼻直」という言葉を数年前に某先輩からお聞きし、「深い言葉」だと感銘を受けてはいたのですが、私のような者が目ざすに相応しい言葉か、ということに今ひとつ自信が持てないままにあのような宣言になってしまいました。
 決定打は私の最も近くで、私のブログを最も支援してくれている妻の一言でした。「なんだか借り物の言葉のような気がする・・・」ガーン! 私は打ちひしがれました。どうも私は私自身の年齢を意識しすぎ、それなりの言葉を用いようと背伸びしてしまったきらいがあったようです。

 「無理しても楽しいものにはならない」、「自らの気持ちに素直になろう」・・・、そう考え、宣言をわずか一日で撤回し、再度考えてみることにしました。トホッ、これでは朝令暮改の典型です…。
 私はこれまでもそうであったように、これからも「札幌を知る」ために札幌の街を歩き回ることでしょう。(徘徊?) そこで発見する札幌の魅力、札幌の面白さ、札幌の不思議を、これからも楽しくブログ上で発信し続けたいと思っています。時には毒を含んだネガティブ情報も…。
 そんな私のブログタイトルとして相応しい名称を「ワンダー!ワンダー!サッポロシティ!」とすることにしました。
 「えーっ?」と思われる方もいると思います。なんて段差の大きなネーミングでしょう。(驚!)なんて軽い名称でしょう。でもこれが私に相応しいネーミングのような気がします。

 ワンダーには、WANDERWONDERの意味を込めました。
 WANDERとは、「歩き回る、彷徨う」などの意味があります。
 一方、WONDERには、「驚き、不思議」などという意味とともに、WONDERFULを短縮した「素晴らしい」という意味も含まれているようです。
 ですから「ワンダー!ワンダー!サッポロシティ!」とは、「札幌市内外を歩き回り、札幌の街の素晴らしさ、面白さ、不思議さに驚き、喜びながらレポートする」という意味を込めました。
 まさに私にぴったりのネーミングだと一人悦にいっています。
 語感も良いこのネーミングに決まりです!

 今度は迷いません。気分もスッキリです! 
 4月1日から、気分も新たにスタートです!


※ 昨日の投稿に誠実なコメントいただきました、ヨンさま、出ちゃっ太さん、すみませんでした。これに懲りずにお付き合いを!
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ブログタイトル名を考える 後編

2010-03-29 17:54:23 | その他
 「眼横鼻直(がんのうびちょく)」という言葉をある先輩から教えていただきました。意味を調べてみると、う~ん、自分には欠けていることばかり・・・。この言葉の意味する生き方を志向しつつ、さらに「札幌を知る」活動を深めてみたいと考えた。

 「眼横鼻直」についてはさまざまな解説がなされていますが、次に紹介する文章が最も簡潔に表現されているように思えました。

「道元禅師が、禅を修得して帰国したときの第一声は『眼横鼻直』でした。中国天童山の如浄禅師の下で修行して、『眼横鼻直』を悟ったのです。眼横鼻直とは、眼は横に鼻は縦についている、という当たり前の事実です。日本には仏教の経典も仏像も持たず、空手還郷(くうしゅげんきょう 空手で故郷に還る)をしたのです。
道元は、中国各地の禅堂で仏道を求めて研鑽すればするほど、きわめて日常的で単純なところに仏道の真髄があると悟ったのです。当たり前のことを当たり前として知ることです。また、自分を飾らず、ごまかさず、正直に生きたらいいのです。
どうしても私達は、良い事を認め、嫌なことを否定してしまいがちです。しかしそれは自分の都合で、事実は色々なことが起きます。事実を総て肯定することです。全宇宙の総ての現象が、そのまま真実です。」

 私は禅宗でもありませんし、仏教に特別に関心があるわけでもありません。
 しかしこの言葉を知ったとき、少しは自分の生き方を見つめ直すことが必要なのではと思い始めたのです。
 「当たり前のことを当たり前として知る」ということは簡単なようでいて、私のような凡人には難しい言葉です。モノゴトを素直に見ていない、素直に考えていないことがなんて多いことか・・・。
 そして次の言葉がさらに私に反省を促します。「自分を飾らず、ごまかさず、正直に生きたらいい」と・・・。

 それほどたくさんの時間が残されているわけではない私の人生ですが、「眼横鼻直」の心を志向しながらこれからを生きていくことができれば・・・、と思いつつ新しいブログタイトル名を「眼横鼻直の日々を目ざして・・・ ~札幌探訪記~」と改めることにしました。
 う~ん、ちょっと堅い名称はみなさんから敬遠されるかも? しかし、ブログ名は変わっても、内容的には大きくは変わりません。また、変えるほどの力量も備えておりません。これまで同様お付き合いいただけると大変嬉しく思います。
 4月1日からブログのタイトル名は変わりますが、これまで同様

   「札幌を知る」ために、札幌を歩きたい。
   「札幌を知る」ために、札幌を学びたい。
   「札幌を知る」ために、札幌を体験したい。

と思っています。どうぞ、これからもよろしくお願いします!  

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ブログタイトル名を考える 前編

2010-03-28 22:25:43 | その他
 「田舎おじさん札幌を見る!観る!視る!」というタイトル名で三年間続けてきました。4月から私自身の生活環境が変わる中、タイトル名についても考えてみたいと思います。 

 オホーツク地方から札幌へ住居を移し、三年間が経とうとしています。
 その間、私はタイトル名のようにできるかぎり札幌を歩き回り、札幌の街を見て!観て!視て!レポートを続けてきました。
 ブログに投稿を自分に課することによって、私が願っていた「札幌を知る」ということがかなりできたかなぁ、と振り返っています。
 しかし一方、本当の「札幌を知る」という意味では、まだまだその戸口に立ったに過ぎないという実感を抱いていることも事実です。

 そのためには、「田舎おじさん」という冠は捨てて心新たに出発した方が、という思いが強くなってきました。
 それは、私が都会人の衣を身に付けたということではなく、タイトル名を変えることによって自らの意識も少し変えてみたいと思うからです。
 意識を変えるとはいっても、「札幌を知る」という私のキーワードは変わりません。
 これからも旺盛な好奇心を失わず、野次馬精神を発揮し、札幌をできるだけ歩き回りたいと思っています。
 そのなかでこれまでのスタイルに少しでもスパイスを加えてみたい、というのがタイトル名を変えてみようと思ったきっかけです。
 果たして思惑通りコト運ぶのか? はたまた元の木阿弥に帰するのか?

 さて、肝心のタイトル名ですが、このところしばらくそのことを考えてきましたが名案が浮かびません。
 「いっそのこと、これまでどおりでいこうか」とも思ったのですが、ここにきてようやくふっきれました。
 新しいタイトル名について、明日明らかにしたいと思います。


《余話》
 今日、「お笑い貸切電車」なる催しに参加してきました。
 主催は「市電の会」というところが、市電をより多くの人に親しんでもらおうと企画した催しのようでした。お笑い若手芸人が三組同乗し、市電が路線を一周(?)する間漫才やゲームを楽しむという趣向です。
 分かったようで分からない企画でしたが、参加した私としては一時間あまりの間、今風のしゃべりを楽しませていただきました。
 札幌吉本の若手芸人がんばれ!
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春の椿事?

2010-03-27 22:31:50 | 札幌生活
 突然の空模様の激変に驚きました。春、四月がそこまで来ているというに、猛烈な雪と風の中、不運なことに私はその雪風の中に身を晒すことになってしまったのです(><) 

        

 いや~、凄い雪と風でした。
 ある会合が終わり、その後友人と談笑し、帰宅しようとしたときでした。
 ちょうど午後5時近かったと思います。
 空は真っ暗に(ちょっとオーバーですか?)なるくらい雪が降り、それに風もついていました。
 友人が車で送ってくれるというので、駐車場に急ぎました。
 それが大変でした。
 
 私の服装は、というと春を意識してフードなしの薄めのコートに、手袋なしでした。
 とてもそのままでは歩けません。
 しかたがないので、コートを頭から被って、まるで頭隠して尻隠さずの構図です。
 駐車場が少し離れていて4ブロックくらいあったでしょうか。
 間断なく降り続ける雪にズボンはもう雪で真っ白です。
 手は晒されたままで、あのような冷たさを感じたのは何時以来でしょうか?
 ともかく、冷たかった。寒かった。

 ほうほうの体で駐車場に着くと、わずかの時間の降雪で車はすっぽり雪に包まれていました。
 服装も服装だっただけに、あのような激しい雪と風の中に身を晒したことははるか昔の経験ではなかったかと思い出しています。

 それにしても突然の雪と風の中、春山を楽しんでいた人たちはどうしているだろうかとちょっと心配になりました。
 幸い、激しい雪と風は長い時間は続かなかったので大丈夫だったとは思いますが…。

 突然の春の椿事?に驚いてしまいました。
 北の大地に春はまだまだ遠いということでしょうか…。
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別れがあるから・・・

2010-03-26 19:21:06 | 札幌生活
 別れがあるから、人の世は美しく・・・
    出会いがあるから、人の世は素晴らしい・・・ 

 別れの季節である。
 この季節になると私はいつもこの言葉を憶い出す。
 この言葉を知ったのは、ある教育雑誌に載っていたのを目にしたときだ。
 それ以来、ことある毎にこの言葉を口にしてきた。
 簡潔にして、別れと出会いの美しさ、素晴らしさを表現していると私は思う。

 昨晩、私の職場でも送別会があった。
 私を含めて5人が転出・退職で職場を去ることになった。
 職場長の挨拶、花束・記念品の贈呈と型どおりに進み、転・退職者の挨拶となった。
 私は職場の思い出やお礼を述べた後、最後にこの言葉を口にした。

   別れがあるから、人の世は美しく・・・
     出会いがあるから、人の世は素晴らしい・・・

 そして、こう付け加えた。
 「どうぞみなさん、これからもそれぞれの場で素晴らしい出会いを重ね、豊かな人生を歩んでください」
と・・・。

 それは、私自身へ向けた言葉でもあった。
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テレビドラマ「グッ ジョブ(Good job)」

2010-03-25 17:26:44 | 札幌生活
 えっ? どこかで見た顔だぞ! えっ?彼女じゃない? いゃ~、やっぱりそうだったぁ!!!
 
 昨夜、というより今朝の未明、なんとなく寝付かれなくてベッドを抜けた。
 そしてリビングのテレビを点けた。 
 なんだか、ドラマのようなものが写っていた。
 ドラマなど、全くといってよいほど興味のない私だが、テレビに大写しで写っているタレントにどうも見覚えがある。
 えっ? どこかで見た顔だぞ! えっ?彼女じゃない? いや、間違いなさそうだぞ・・・。  

 番組はNHKのドラマアンコールで放映されていた「グッ ジョブ(Good job)」という番組だった。
 調べてみると、ドラマが最初に放映されたのは2007年3月らしい。
 ということは彼女の結婚前ということになる・・・。

 彼女は一時期、同じマンションに住んでいたのだ。
 挨拶を交わしたこともあるが、とてもきさくな人柄と思えた。
 これ以上の情報をブログ上で公表することは控えたい。
 番組のエンドロールを見ると、間違いなく彼女の名前が映し出された。

 ドラマ「グッ ジョブ(Good job)」は、今夜、というよりは明日(26日)未明の0時10分から最終回の再放送が予定されている。


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オヤジの仲間づくり21の会

2010-03-24 19:17:35 | 札幌生活
 「共益」と「公益」? このブログにも何度か登場した「オヤジの仲間づくり21の会」ですが、今ちょっとした岐路に立っている。はたしていずこに向かうべきなのか? 

 中央区主催の「オヤジの仲間づくり講座」から誕生したのが「オヤジの仲間づくり21の会」である。
 メンバーはメーカーや企業を退職して間もない5人である。(当初7人だったが、都合で2人が退会してしまった)現在5人が定期的に集まり、情報交換をしている。最近は“札幌を知る”をキーワードに研修的な要素が入った会合も行っている。

 私にとっては同世代の知己ができたこと、知(?)的な会話が楽しめることから、今はこのグループの存在が私の中では大きな位置を占めるようになっている。
 そのグループが岐路に立っているとは?
 岐路というほど大げさなものではないのだが・・・。

 私はこのグループの事務局長的な役割を担っていることから、会合場所のことで頭を痛めていた。なかなか会場が確保できなかったり、会場使用料が意外にかかったり、と・・・。
 いろいろ調べたところ、「札幌市市民活動サポートセンター」に市民活動団体として登録することによって、サポートセンターの施設が利用できるということを知った。
 早速某日、グループの代表H氏と二人でサポートセンターを訪ねた。

 そこで問題となったのが「共益と公益」のことだった。
 共益とは、「仲間内同士が共に利すること」ということになろうか。対して公益とは、文字どおり「公(おおやけ)に利すること」である。
 市民活動団体として登録が可能なのは、活動の目的が「公益」を目ざすものでなければならない、との担当者の話であった。
 私たちの活動は今のところ「共益」の範疇を出ないものである。

 活動を「共益」の範囲に止めるべきなのか?
 それとも「共益」とともに、「公益」を目ざした活動へと舵を切るべきなのか?
 仲間に問いかけてみたいと思っている。
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炎の画人「棟方志功展」

2010-03-23 19:10:00 | 札幌(圏)探訪
 大丸百貨店の美術画廊で開催されていた「棟方志功展」を覗いてきた。画廊だけあって一つ一つの作品には売価が表示されている。その高額なことに驚きながら、棟方志功の創り出す棟方ワールドを堪能した。

              
 
 道立近代美術館で開催される絵画展にはほとんど足を運ばない自分だが、棟方志功の作品には触れてみたいと思い大丸百貨店まで足を運んだ。何故足を運んだかというと、彼の手により表現される仏教(仏)を始めとするさまざまな木版画が独特の世界を創り出し、美術などにまるで疎い私までも惹きつけられるからだ。

 大丸百貨店8階の美術画廊はそれほど広くはなく、展示されていた棟方の作品も10数点だった。
 彼は木版画を「板画」と称したそうであるが、そうした板画とともに、倭画(やまとが)も合わせて展示されていた。倭画とは、肉筆による日本画のことで、この言葉も志功自身が創り出した言葉だそうである。
 板画には彩色された作品もあったが、私には白黒の作品の方が素朴さや力強さを感ずることができるように思えるのだが、素人の浅はかさか?

        
        ※ 作品展は当然カメラはNGです。この写真はパンフを複写
         したものです。写真は棟方の代表作の一つ「胸乳の柵」です。

 驚いたのはその売価である。
 展示されていた作品はいずれも百万円を下らぬものばかりだった。
 写真の「北祭の柵」には、5,565,000円の値段が付けられていた。その他にも確か一点は一千万円を超える作品もあったと記憶している。
 版画(板画)ということだから、同じ作品が何枚も出回っていると思うのだが、やはり世に認められた芸術家の作品にはそれくらいの値が付くということなのだろう。

        
        ※ 画廊で5百50万円余の値が付いていた「北祭の柵」です。

 棟方志功のことでは、NHK・TVの彼を追ったドキュメントが思い出される。
 まるで板にへばりつくようにして彫り進める彼の姿から非凡な彼の芸術家魂を見た思いだった。
 それは彼の眼が極端に悪いということだけではなく、対象に対して一心不乱に取り組む姿勢が私には強烈に写ったのだった。
 彼が《板画》について語っている言葉を紹介して、この項を閉じることにする。

  驚いても  オドロキキレナイ
  歓んでも  ヨロコビキレナイ
  悲しんでも カナシミキレナイ
  愛しても  アイシキレナイ

    それが板画です
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吉村作治のエジプト展 & トークショー

2010-03-22 17:11:13 | 講演・講義・フォーラム等
 昨年に引き続き吉村作治氏の提供・監修の「エジプト展」が道立近代美術館で開催されています。一昨日吉村氏のトークショーを聞き、今朝は展覧会を見てきました。

        
        ※ 展示室内のカメラはもちろんNGです。展示室の外の
         デコレーションを写してきました。 

 吉村氏は相変わらずユーモアがあり、気取ることなく洒脱な語りで聴衆を笑わせてくれます。
 3月20日(土)吉村作治氏のトークショーを昨年に続きに聴くことができました。
 発掘作業の苦しさ、エジプト当局との難しい交渉、資金繰りの大変さ、等々…。
 そうした大変さを氏はユーモアを交えながら明るく語ってくれます。
 吉村氏のエジプトでの発掘人生30年でつぎ込んだ資金は100億を超えるといいます。
 そうして発見した歴史的な発掘は数知れず、その割には学術的な評価は必ずしも高くないようなのですが、氏はあまりめげていない様子です。
 HBCアナの船越ゆかりアナの司会のもと、今回の展覧会のメインである親子ミイラ、夫婦ミイラの発見の様子を語ってくれました。

        
        ※ トークショーを終えた後のサイン会での吉村氏です。

 さて、「吉村作治の新発見!エジプト展」と題された展覧会に今朝(22日)行ってきました。9時30分開館ということで朝一で駆けつけたのですが、もうたくさんの観覧客が詰め掛けていました。ホームページでは「今日までに延べ3万人が来館した」と告げています。
 ところで、何が新発見!かというと、これまで遺跡が出ないであろうと言われていたフィールドから親子や夫婦のミイラの木棺を吉村調査隊が発見し、その木棺が公開されているということなのです。

 その木棺をはじめとして、国立カイロ博物館に所蔵されている数々の埋蔵品が展示されていましたが、私が興味を覚えたのは、ミイラの製作過程が丁寧に紹介されていたことと、製作するためのさまざまな道具などが展示されていたことでした。
 ミイラ製作用の木製台、脳をかき出す道具、内臓を摘出する道具、その内臓を収納する壷などなど…。
 特に脳や内臓を取り出す道具は、現代の医療器具に近いような繊細な道具で当時の水準の高さが窺い知ることができます。

        
        ※ 美術館内にはこうしたエジプト壁画をモチーフにした飾り
         布が天井から下がっていました。

 展覧会は間もなくその日程を終えますが(3月31日閉幕)、それにしても3万人の来場とは凄いですね。北海道人(日本人)の文化好きの面が表れているような気がします。まあ、私もその中の一人ということになりますが…。
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