田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

富士山 Sea to Summit 登頂計画

2016-08-09 21:52:23 | 北海道低山紀行 & Other
 とうとう公表してしまった。ずーっと温めていた密かな計画だったが、実施が近づいてきたこともあり、昨日の「めだかの学校」の給食会においてその計画を口にしてしまった。2013年の富士山登山において高山病に罹り、剣が峰に立てなかったことのリベンジ登山である。 

          
          ※ スタート予定地点の田子の浦港から眺めた富士山の雄姿です。

 昨日(8月8日)、恒例の「めだかの学校・給食会」があった。今回はいつも行われる例会会場(ポレール&糧とく)ではなく、ニューオータニイン札幌のラウンジでの給食会となった。
 あれこれ話すうちに、会員の中に登山愛好者が、あるいは登山愛好者だった方が結構いることが判明し、登山話に花が咲いた。その話の中で、酔いが回ったことも手伝い、私の中にずーっと温めていた密かな計画を公表する羽目になってしまった。

 私の中で2013年の富士山登山は、ある種の達成感は味わっていたのだが、その一方で高山病に苦しめられ剣が峰に立てなかったこと悔いている自分もいた。それはやはりリベンジしなくては、という思いがずーっと私の中ではくすぶっていた。そして、リベンジするために残された時間はそれほどない、という思いも私の中にはあった。

 今年の年初め、自分の計画をあれこれと練っている中で、一つは「熊野古道」を歩きたいということと、「富士山」の剣が峰に立ちたいという思いがふつふつと湧き上がってきた。
 「熊野古道」については、すでに今春に実施し、レポしたとおりである。
 一方、「富士山」についてもあれこれと思いを巡らせた。前回と同じツアーで吉田口から登って降りてくるのでは芸がない。そこで巡り合ったのが「Sea to Summit」という登山方法だった。「Sea to Summit」…、つまり海から最高峰までという山登りの方法である。

 調べてみるとSea to Summitは一部愛好家の登山方法であって、富士山登山の場合、昔あった富士古道を辿るという難しい方法で、私のような登山初心者にはまったく向いていない方法だとわかりがっかりしたのだった。
 ところが!さらに調べてみると、富士市が一般登山者向けに富士市の田子の浦海岸から富士山頂まで3泊4日をかけて登る「富士山登山ルート3776 富士山へ、0からの挑戦」という「富士宮ルート」を登るコースを提唱していること発見した。

 「これなら自分にもできるかも!」…、そう思った私は、早速計画に取りかかった。
 計画を立てるにあたって、もう一つ私の中で頭をもたげてきたのは、どうせなら今年古希を迎える自分の誕生日(8月24日)に山頂に立ち、自分自身で誕生日を祝いたいと考えたのだ。

          
  ※ 計画ではみなと公園で登山靴を海に浸した後、田子の浦漁協側にある「富士塚」をスタート地点にする予定です。
 
 計画は具体化した。
 8月21日(日)に富士市・田子の浦をスタートし、8月24日(水)に富士山・剣が峰(3776m)に立つという計画である。
 天候のこと、私の体力のこと、などを考えると成功率50パーセントくらいかな?と考えているがはたしてどうなのだろうか?
 計画の詳細については、また後日レポートすることにしたい。