田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌でしかできない50のこと〔39〕space 1-15

2021-04-06 12:48:58 | 札幌でしかできない50のこと

 この店?(建物?)は、お爺ちゃんにとっては入りづらかった。なんとか入ろうと試みたのだが、結局は入れずじまいで敗退するしかなかった。なぜそうなったかというと……。

   

   ※ 「space 1-15」は写真中央の建物「シャトー・ル・レェーヴ」というマンションでした。

 今日は招待券が舞い込んだこともあって、夕方からプロ野球観戦の予定のため、早めに投稿を終えて、札幌ドームに向かうことにする。

space 1-15は、ガイドマップ上では№13にリストアップされている。そのガイドマップには「ショッピングはマンションでする」と題して次のような紹介文が載っている。「週末になると人が集まるこのマンションの中では、それぞれの部屋でカフェやレコ―ド店、工房などが営業している。中が見えなくてドキドキするかもしれないが、目的の店のインターフォンを押して部屋に入れてもらい、買い物を楽しもう」とあった。

 紹介文からしてお爺ちゃんには近寄りがたい雰囲気を感じていた。

 昨日(5日)午後、「もうどく展」を見た帰りに寄ってみることにした。建物名にもなっている通り南1条西15丁目に店(建物)はあるという。近くに着いたのだがそれらしき名前の付いた建物が見当たらない。改めてスマホで確認してみると、建物名は「シャトー・ル・レェーヴ」というマンションだということが判明した。

   

   ※ ちょっと前のマンションの玄関といった風情で、しっかりと施錠されていました。   

 改めて探してみると、あまり交通量の多くない中通りにマンション「シャトー・ル・レェーヴ」はあった。なるほど中古マンションといった感じの建物で、どこにもspace 1-15とは表記されていない。う~ん、これはますます入りづらいなぁ、との印象だった。

   

   ※ 玄関前にあったレターボックス。右手に入居者に連絡するインターフォンがありました。

 HPによると現在入居しているショップは次の通りである。

   ◇201 Anorakcity Store

   ◇203 闇月創房

   ◇205 Mano

   ◇207 yurarika

   ◇301 くなうショップ

   ◇302 くなう喫茶

   ◇303 書庫・303

   ◇305 Iosika

   ◇401 KITCHENTOROIKA

   ◇402 Snow blossoms

     ◇403 ニセコ松風

   ◇405 トロッコ

   ◇406 Ayano

     ◇407 show case room

     ◇501 TAKECHAS RECORDS

     ◇502 MEDO

  ◇503 CAPSULE MONSTER

  ◇506 “allÔ?”

    ◇507 CAPSULE MONSTER CAFÉ

    ◇605 がたんごとん

 ◇606 CAVA CRAFT

    ◇703 日々灯

 ◇805 アトリエProvi

   ◇806 B・C・S+麺

 以上、実に多彩である。しかし、店名だけを眺めてもどのようなものを販売しているのかお爺ちゃんには見当が付きかねるものばかりである。

 ごく普通のマンション風の玄関前に立ったがドアは開かない。ドアのところに書かれた説明によると、行きたい店の番号をプッシュして呼び出し、ドアを開閉してもらうシステムだという。ますます入り難い。しかし、一つ一つの店には入らなくとも、内部の雰囲気を感じたいと思い、どこか適当なところは?と検討した結果303の「書庫・303」が& caféと書かれていたので、コーヒーを飲みながら本の物色でもしようと303の番号をプッシュして呼び出した。しかし、何の応答もない。

   

   ※ 各階はワンフロアが6戸くらいのマンションのようです。

 改めて思い返してみると、玄関のところに立って10分くらい経過する中、誰も建物を出入りする人がいなかった。紹介文にもあるようにほとんどの店は週末だけの営業なのかもしれない。と気づいたとき、私は建物の中に入ることを諦めた。仕方がない。内部に入ることはできなかったが、建物の前まで来たことで私のミッションは終えたことにすることにした。                 


札幌でしかできない50のこと〔38〕BAR YAMAZAKI

2021-03-23 17:15:18 | 札幌でしかできない50のこと

 オーセンティックなバーということで、やや緊張しながら入店した。落ち着いた雰囲気のある店内だったが、スタッフのバーテンダーは意外にフレンドリーで緊張もほぐれ、優雅なひと時を過ごすことができた。

   

   ※ 店外に表示された「BAR   YAMAZAKI」の案内表示です。

 BAR YAMAZAKIは、ガイドマップ上では№31にリストアップされている。そのガイドマップでは「日本最高齢のバーテンダーに会う」と題して次のような紹介文が載っている。「店主の山崎は、現役バーテンダーとして国内最高齢。60年近くススキノの地でバーに立ち続けてきた。現在は毎日店に出ているわけではないが、会えなくてもがっかりしないでほしい。居心地のいい空間と経験あるバーテンダーたちが迎えてくれる」とあった。

 その国内最高齢のバーテンダー山崎達郎氏は、ガイドブックが発行された一年後の2016年11月に96歳でお亡くなりになられたようだ。亡くなられる直前までもバーに立ち続けられたというが、生前に一度お会いしたかった。

 さて、そのBAR YAMAZAKIであるが、ビルの4階の重厚な扉を押して中に入ると、薄暗い照明の中、サントリーの山崎のボトルがずらーっと背後に並んだカウンターに案内された。私たちを一見さんと認識しながら、バーテンダーの方はフレンドリーに接してくれた。

   

   ※ カウンター奥の棚にはウィスキー「山崎」のボトルが目立ちました。

   

   ※ ずらーっと並んだカウンター席で、奥がテーブル席のようです。

 私たちは二人ともまず「ジントニック」を頼んだ。ほどなく出されたジントニックはライムの香りと酸味がアクセントとなって飲みやすかった。私は一見さんであることを自ら 告白し、次には「写真映りの良い(インスタ映えする)カクテルを!」と所望したところ、私には「スカーレットオハラ」という濃い紫色のカクテルを、息子には青い色が鮮やかな「カルフォルニアサワー」を作って提供してくれた。

   

   ※ ジントニックです。

 「スカーレットオハラ」は甘味と酸味がほどよくブレンドされて飲みやすいカクテルだった。

   

   ※ スカーレットオハラです。

   

   ※ カルフォルニアサワーです。

 私たちが入店した時には客は私たち以外いなかったのだが、気が付くとたくさんの来客が店内の席を埋めていた。私たちはBAR YAMAZAKIがこの日3店目だったこともあり、長居せずに席を立った。BAR YAMAZAKIはとても落ち着いた静かな雰囲気のバーだったが、年金族の私のような者にはそぐわないようにも思えた。現役世代が仕事に疲れた時などに癒しを求めてゆっくり寛ぎたいときに立ち寄る店のように思えた。今回「札幌でしかできない50のこと」にリストアップされたことで貴重な経験をすることができた。 

   

   ※ 気が付くと、カウンター席は多くのお客さんで占められていました。

《BAR YAMAZAKI 概要》                       

〔住  所〕札幌市中央区南3条西3丁目 克美ビル4階

〔電  話〕011-221-7363

〔開店時間〕 月~土 18:00~24:30

〔座席数〕 31席(カウンター15席、テーブル16席)

〔定休日〕 日曜日

〔訪問日〕 令和3年3月18日

 


札幌でしかできない50のこと〔37〕ビアバー・ノースアイランド

2021-03-21 17:13:52 | 札幌でしかできない50のこと

 北海道はクラフトビールが盛んな土地だという。そんな北海道ブランドのクラフトビールを味わう店として生まれたのがビアバー・ノースアイランドである。ふだん味わうことのないクラフトビールの味を楽しんだ。

        

        ※ ビルの入口におかれていたお店案内の看板です。

 「ビアバー・ノースアイランド」は、ガイドマップ上では№25にリストアップされている。そのガイドマップでは「ビールは北海道生まれに限る」と題して次のような紹介文が載っている。「ブルーマスターが丹念に作る『ノースアイランドビール』と、ほかの北海道ブランドクラフトビールを合わせて8種類ほどを樽から提供するビアバー。『ソーセージ盛り合わせ』や『フィシュ&チップス』など、ビールに合うフードメニューもある。」とあった。   

 「ビアバー・ノースアイランド」は、江別市に本社を置くSOCブルーイングが、江別産の小麦、道産のホップを使用して生産したクラフトビールを販売する直営店として出店しているそうだ。お店は狸小路の近くのノルベサビルの向かいに建つビルの10階にあった。

    

   ※ 店内のカウンター席です。けっこう一人客も多かったですね。  

 店内で特徴的だったのは、カウンターの内側の壁にビールを注ぐタップが並んでいた。写真を撮るには遠すぎたので、この写真だけHPのものをお借りしました。お客さんの入りは3分程度といった感じで、単独客やカップルの客が多かった。途中から入ってきたグループの客が大声で談笑していたのが少し気になった。

   

   ※ カウンター席の奥の方に取り付けられたクラフトビールを注ぐタップです。

 私たちは最初に「ピルスナー」のラージサイズを頼んだ。とてものど越しが良く、コクも感じさせてくれるビールだった。続いて私は期間限定で提供されていた「文旦ホワイト」という、果物の文旦をベースにしたものを、息子は「ヴァイツェン」を頼んだ。「文旦ホワイト」はフルーティな味が特徴だったが、私の好みかと問われれば?マークが付くものだった。

       

       ※ 一口口をつけてしまったピルスナービールです。グラスに注目!       

       

       ※ こちらは文旦をベースにした「文旦ホワイト」です。

 このお店はフード類もかなり好評らしいが、私たちは「パエリア」を堪能した後とあって、ナッツ類で済ませたが、次回訪問することがあれば名物「フィッシュ&チップス」なども味わってみたいと思った。

 この店はビール飲み放題もあるようである。10階からの景色を楽しみながら、ビール好きの仲間がグループでワイワイやるには(今はご法度だが…)適したお店のようである。ごちそうさまでした。

   

   ※ 窓際のカウンター席です。

    

   ※ 窓からはススキノの夜景が眼下に望めました。

《ビアバー・ノースアイランド 概要》                                                            

〔住  所〕札幌市中央区南2条西4丁目10-1 ラージカントリービル10F

〔電  話〕011-251-8820

〔開店時間〕 月~土 17:30~23:30

       日・祝 15:00~22:00

〔座席数〕 42席(カウンター席、テーブル席)

〔定休日〕 無

〔訪問日〕 令和3年3月18日

 


札幌でしかできない50のこと〔36〕バル・エスパーニャ

2021-03-19 18:54:59 | 札幌でしかできない50のこと

 パエリアコンクール日本大会で優勝したという腕は本物だった!魚介類や肉をふんだんに使ったミックスパエリアは絶品である。狭い空間はスペインのバルそのままの雰囲気で楽しめた。

   

   ※ けっして気取ってはないバル・エスパーニャのエントランスです。

 コロナ禍の中、ススキノに足を向けることにためらいもあったが、感染症対策が強化されていると聞き、息子も同行してくれるというので思い切って出かけることにした。

 この日は、息子との久しぶりの二人会だったが(私たちはコロナ禍の前は定期的に二人飲み会をしていた)、バル・エスパーニャをはじめとして「札幌でしかできない50のこと」に掲載されているお店3軒を訪ねた。いずれも、私にとっては縁遠い店ばかりで、こうした企画でなければおそらく訪れないであろう店ばかりである。まずはバル・エスパーニャをレポすることにする。

   

   ※ バル・エスパーニャの店内です。スペイン産のお酒がずらっと並んでいます。

 ガイドマップ上では№35にリストアップされている「バル・エスパーニャ」は「チャンピオンのパエリアを頼む」と題して次のような紹介文が載っている。「国際パエリアコンクール日本大会において2年連続優勝している、本格的なスペインバル。鶏肉や魚介類が入った『ミックスパエリア』に加えて、優勝した際の『山のパエリア』は、事前に予約すれば食べられる。」とある。

 店内は意外に狭い感じで、細長い空間にカウンター席と背の高い椅子が用意されたテーブル席からなり、全体では25席ということだ。息子が勤務先から直行して夕食も摂っていなかったことから、迷いなく店自慢の「ミックスパエリア」を注文した。そして私は白ワイン、息子はスペイン産のスパークリングワインのCAVAを頼み、パエリアができるまでのワインのつまみに「オリーブのマリネ」を注文した。

   

   ※ オリーブのマリネです。

 「オリーブのマリネ」は良く味がしみており、ワインによく合った。15分も経っただろうか、待望の「ミックスパエリア」が熱々の鉄鍋に載せられて運ばれてきた。鍋から手長海老、ムール貝、あさり、鶏肉、米を取り分けて、まず赤く(茶色く?)色付いた米を一口頬張った。するとこれが「旨い!」魚介類や鶏肉のエキスがしみ込んでやや濃い目の味ながら絶品である。その後、魚介類や鶏肉も食したが、二人とも話もせずにパエリアを堪能した。ワインとの相性も文句なしだった。

   

   ※ 真打登場です。魚介類や鶏肉が満載の「ミックスパエリア」です。

 食後のワインもゆっくり楽しみたかったが、この日は後のスケジュールもあり、早々に店を出ることになった。店内を見渡すと、常連さんらしい人や、スペイン人なのだろうか?外国人の顔も見えた。いつかまた、パエリアを味わいに訪れたいと思った店だった。

《バル・エスパーニャ 概要》                                                            

〔住  所〕札幌市中央区南6条西3丁目 ニューオリンピアビル1F

〔電  話〕011-532-0001

〔開店時間〕平日・土 18:00~27:00

      日・祝日 18:00~25:00

〔定休日〕 無

〔訪問日〕 令和3年3月18日

 


札幌でしかできない50のこと〔35〕サッポロビール園

2021-03-07 17:15:14 | 札幌でしかできない50のこと

 取材費(?)3,718円を要してサッポロビール園を訪れた。コロナ禍の中、サッポロビール園も例外ではなかった。ビールもジンギスカンも美味しかったけれど、広々としたケッセルホールは閑散としていた…。

   

   ※ 私が今回訪れた「ケッセルホール」が入った札幌開拓使館の建物です。

 「札幌でしかできない50のこと」のレポが遅々として進まない。というのも、リストに残ったところが飲食関係が多いからだ。

 そこで「サッポロビール園」は比較的安全対策もしっかりしていると踏んで、行ってみることにした。妻は焼肉をまったく受け付けないので、私一人で出かけることにした。

   

   ※ 「サッポロビール園」の入口にはビア樽に開業当時の言葉「麦とホップを製すればビールという酒になる」という言葉が掲げられていますが、雪で一部が判読できませんね。

   

   ※ ビール園に入った直後にある「サッポロビール博物館」の建物です。

 ガイドマップ上では№27にリストアップされている「サッポロビール園」は「ビールとジンギスカンには歴史的建造物を選ぶ」と題して次のような紹介文が載っている。「ビールとジンギスカン、ビール好きのローカルに混ざって、歴史ある建物で味わうのもいいだろう。ビール園の建物は1890年(明治23年)に製糖工場として建てられた。隣にはサッポロビール博物館があり、苗穂エリアにはこうした産業の面影が見られるスポットが散在している。」とある。

   

   ※ ケッセルホールと書かれた大きな看板がお出迎えしてくれました。

 「サッポロビール園」には、雰囲気の違うホールが何棟も建てられている。私はこれまでに友人同士や友達夫妻、あるいは息子家族などと何度も訪れていたが、訪れたのは比較的ゆったりと寛げる「ポプラ館」とか「ガーデングリル」ばかりだった。一度は観光客やグループでワイワイと賑やかな「ケッセルホール」や「トロンメルホール」といったところで楽しんでみたいと思っていた。そこで今回は「ケッセルホール」を目ざした。

 「ケッセルホール」は開拓使館と呼ばれる建物の2階にあった。案内されてホールに入ると、そこは体育館と見紛うばかりの広さと高さがあった。そして目の前には大正元年に製造されたという巨大な仕込み釜(ケッセル)がドーンと据え付けられていた。そんな広さのケッセルホールに客は4~5組くらいしか見当たらず、閑散とした雰囲気は否めなかった。

   

   ※ ホール内にドーンと据え付けられていたビールの仕込み釜(ケッセル)です。

   

   ※ 広くて、高い天井が印象的なケッセルホールです。

 「ケッセルホール」で楽しむ場合は、多くの人が食べ放題・飲み放題をチョイスするのではと思われるが、私の場合は歳も歳、しかも独りぼっちということで、おとなしく「ラムジンギスカン・焼き野菜セット」を注文し、ビールの方は最初に「サッポロビール園限定のサッポロファイブスター」をお願いした。

   

   ※ ビール園限定のプレミアムビール「サッポロファイブスター」です。

 ビールについて詳しくはないが、サッポロファイブスターはなるほど他では味わえない独特の風味が広がったが、これはサッポロビールが昭和42年に開発・販売したものでプレミアムビールの先駆けとなったビールだそうだ。

 ラムジンギスカンの方は、肉が適度に柔らかく、量もちょうどよく、美味しくいただくことができた。

   

   ※ ラムジンギスカンと焼き野菜をジンギスカン鍋にのせたところです。

 しかし、それにしても寂しい。ジンギスカンは大人数の中でワイワイと声高に話し合いながらビールと共に食すのが美味しさを一段と増すものである。コロナ禍が収まり、北海道の爽やかな夏が訪れ、多くの人に楽しんでもらいたいものである。

《サッポロビール園 概要》                                                            

〔住  所〕札幌市東区北7条東9丁目2-10

〔電  話〕0120-150-550(予約センター)

〔開館時間〕11:30~21:00  ※ただし、現在は休館している施設有り。     

〔定休日〕 ・12月31日      

〔訪問日〕 令和3年3月18日


札幌でしかできない50のこと〔34〕円山動物園

2021-02-22 15:08:03 | 札幌でしかできない50のこと

 円山動物園が「札幌でしかできない50のこと」ランクインしているのは少し意外な気がした。それほど特色ある動物園とは思えなかったからだが、札幌市民が憩う場の一つとしては、確かに存在感はあると思うのだが…。

    

  ※ 円山動物園正門から入園したところにある表示ですが、緑多い動物園内がうかがわれます。

 「札幌でしかできない50のこと」№34として「円山動物園」をこの度改めて訪れてみた。ガイドマップ上では№19にリストアップされている。そこには「散歩ついでにシロクマに会う。」と題して次のような紹介文が載っている。「円山公園内にある動物園。『世界の熊館』では、2014年末に生まれたばかりのホッキョクグマの子どもが見られる。また、2015年10月には『アフリカゾーン』がオープン予定。中学生以下は入園無料なので、家族連れでの散策にもぴったり。」とある。

 私はこれまでにも何度も円山動物園を訪れており、ブログでも何度かレポしているのだが、今回「札幌でしかできない50のこと」にリストアップされていたことから、改めて20日(土)に訪れ、紹介文にあるシロクマを中心に見てきたことをレポしたい。

 円山動物園を訪れる方法にはいくつかの方法があるが、最も一般的な方法は地下鉄「円山公園」駅から徒歩で向かう方が多いのではと思う。徒歩およそ15分である。(私はこの日〈2月19日〉は自宅から徒歩で向かったが)

   

   ※ 地下鉄「円山公園駅」から向かうときに通るスギ林の中の木道です。

 円山公園駅から円山公園に入り、動物園に向かう際、動物園へのエントランスの役割を果たすように杉林の中に木道が続いている。(北海道にスギは自生しないと言われているが、試験林として植樹されたという)また、その木道の横を小川が走っているが、その川向にも遊歩道があるが、そこを通ると巨大なカツラの木が何本も自生しているのに出会える。

   

   ※ 木道を通らず、対岸の遊歩道を歩くと、このようなカツラの大木に出合います。

 そしていよいよ「円山動物園」の正門である。この日は土曜日の上に、好天とあって親子連れの姿が目立つ動物園だった。私はすぐさま動物園正門から入って一番奥に位置する「ホッキョクグマ館」を訪ねた。「ホッキョクグマ館」は平成30年3月にオープンした新しく広い施設である。ところがここに放飼されているホッキョクグマ(シロクマ)はご機嫌斜めなのか?シャイなのか?私たち見学者から遠い位置の、しかも岩に陰に隠れていてよく見えなかった。ガッカリして「ホッキョクグマ館」を出たところ、以前からある施設だと思われるところにもホッキョクグマが放飼されていた。こちらの方はしっかりとカメラに収めることができた。

   

   ※ 円山動物園の正門です。

   

   ※ 新装なったホッキョクグマ館の入口です。

   

   ※ 広い放飼場の片隅で寝転んでいて、私たちから姿を隠す(?)ホッキョクグマです。中央

   

   ※ 別な角度からは岩に隠れてまったく姿が見えません。

   

   ※ 隣の放飼場で姿を見せてくれた別のホッキョクグマです。

   

   ※ さらに別の柵のない放飼場で寝そべっているホッキョクグマがいました。

 「ホッキョクグマ館」の傍には「エゾヒグマ館」があったので、こちらも同じクマ類ということで寄ってみた。同じクマとはいえ、やはり毛の色が黒いエゾヒグマの方がホッキョクグマより獰猛そうに実際はどうなのだろうか?

   

   ※ こちらはエゾヒグマ館の入口です。

   

   ※ 太い鉄の柵越しに見たエゾヒグマです。

 この日、私はこの二つの施設を見ただけで帰路に就いたが、「円山動物園」が「札幌でしかできない50のこと」にリストアップされた理由について考えてみた。入園数については旭川市の旭山動物園に抜かれてから久しい。さりとて全国的に特に珍しい動物を飼育しているとも聞いていない。ただ、最近の「円山動物園」の放飼施設の改築、新築には著しいものがある。昔の円山動物園を知っている人は驚きの目をもって見ているのではないか。それほど変貌が激しく思える。ということは、札幌市の予算も相当に注ぎこまれているのではないだろうか?入園者数もそれに伴って増加傾向にあると聞いている。札幌市としても市の観光施設の目玉の一つにしたいという期待の表れなのだ、と私は思った…。

   

   ※ 円山動物園は今年(昨年?)開園70周年を迎えたということで、記念のコーラ缶が発売されていました。   

《円山動物園 概要》                                                            

〔住  所〕札幌市中央区宮之丘3番地1

〔電  話〕011-621-1426  

〔開館時間〕 3月1日~10月31日  午前9:30 ~午後4:30

               11月1日~2月末     午前9:30 ~午後4:00      

〔休園日〕 ・毎月第2・第4水曜日

       ・4月の第2水曜日を含むその週の月曜日~金曜日

       ・11月の第2水曜日を含むその週の月曜日~金曜日

       ・12月29日~31日

〔入園料〕 ・大人 800円(70歳以上 無料)

      ・高校生 半額

      ・中学生以下 無料

〔駐車場〕 有り

      ・第一駐車場(西門側)683台

      ・第二駐車場(正門側)276台 ※普通車のみ

      ・駐車料 普通車 700円


札幌でしかできない50のこと〔33〕やわらぎの里 豊平峡温泉

2021-02-09 15:37:12 | 札幌でしかできない50のこと

 噂に違わぬ美味しいインドカレーだった。週末だったこともあり、温泉客、食事客で大賑わいの中、インドカレー名物のナンと共にインドカレーに舌鼓を打った私たちだった。

「札幌でしかできない50のこと」№33はやわらぎの里「豊平峡温泉」である。ガイドマップ上では№28にリストアップされている。そこには「湯上りはカレーでしめる。」と題して次のような紹介文が載っている。「100%温泉かけ流しで、露天風呂がある。この温泉で人気なのは、インド人とネパール人が作っている本格的なカレー。温泉とカレーという異色の組み合わせだが、日帰りで訪れる価値のある美味しさだ。札幌駅からバスで約80分の場所にある。」とある。

   

   ※ 普通の民家にも近いような入口の様子です。

   

※ 前庭のちょっと離れたところには大きなかまくらが造られていました。中ではジンギスカンなどの焼肉が供されるようです。この時も食事中の看板が出ていました。

 実は一昨日(6日)、「定山渓 雪灯路」を見学に行く前に「豊平峡温泉」を訪れ、カレーを食すことにした。温泉の方は以前に訪れた経験もあったことから、今回はパスした。その温泉であるが、特に露天風呂はなかなか野趣豊かな温泉だったと記憶している。

   

 ※ レストラン入口横のキッチンの様子です。インドやパキスタンから来たスタッフのようです。

 さて、カレーの方だがレストランと称しているが、雰囲気としてはお世辞にもオシャレなレストランというよりは、大衆食堂的雰囲気が漂うセルフ方式の食事処だった。この日は週末の上に、「雪灯路」が開催されているとあって、温泉の方も、レストランの方も大賑わいだった。

   

   ※ レストランの客席です。ごく普通の食堂といった雰囲気です。

 私たちは妻が「シーフードカレー」(980円)、私が「ポークカレー」(1,000円)を注文し、先に会計を済ましてナンバーカード受け取る方式だった。インドカレーの名物「ナン」付きである。

 やがてしばらくすると、ナンバーが呼び上げられカウンターから受け取るシステムである。焦げ目が付き、香ばしそうなナンが美味しそうである。

   

   ※ 妻がオーダーしたシーフードカレーです。

   

   ※ 私がオーダーしたポークカレーです。

   

   ※ 籠からはみ出さんばかりの香ばしいナンです。

 金属製のトレーに載ったカレーを一口、口に含むと甘味を帯びたカレーが口の中に広がった。私は思わず「旨い!」と声に出していた。ナンもとても美味しい!妻の方も満足そうな表情である。さすがに本場の本格的なカレーである。私たちは「わざわざ遠くまで来たかいがあったね」と話し合った。

        

        ※ いかにもインド店らしい壁に掛けられた彫刻です。    

 本場の本当の味は味わったことがないが、おそらく本場の味をそのまま提供しているのではなく、日本人の好みに調整しながら提供しているのではないだろうか?そう思えるほど私には美味しく感じた「豊平峡温泉」のカレーだった。

   

   ※ 帰りに再びキッチンにカメラを向けると、スタッフが陽気にポーズを取ってくれました。

 なお、HPを拝見するとここのカレーはキッチンカーを仕立てて、札幌市内各所でも販売しているらしい。それくらい札幌の名物となっているということな のかもしれない。   

《やすらぎの里 豊平峡温泉 概要》                                                            

〔住  所〕札幌市南区定山渓608-2

〔電  話〕011-598-2410

〔開館時間〕入浴利用時間 10:00  ~ 22:30

      レストラン営業時間

      インド料理 11:00 ~ 21:00 

           和 食   11:00  ~ 14:00  

                                            17:00  ~  20:00 

〔定休日〕 年中無休

〔座席数〕 ?(かなり多数が着席可能)

〔駐車場〕 有り(第二駐車場もあり)                          


札幌でしかできない50のこと〔32〕カフェ & バー Bossa

2021-01-22 16:57:14 | 札幌でしかできない50のこと

 店内の壁面はジャズのレコードやCDでうず高く陳列されていた。その数およそ14,000枚とか…。そして店内ではピアノを中心としたジャズミュージックが大音量で流れていた。

   

   ※ 壁面にびっしりと並べられたジャズのレコード&CDのコレクションです。

 「札幌でしかできない50のこと」№32はカフェ & バーの「Bossa」である。ガイドマップ上では№16にリストアップされている。そこには9000枚のレコードに囲まれる」と題して次のような紹介文が載っている。「40年以上、レコードとCDが増えるにつれ場所を変えながら営業してきた、ジャズカフェ&バー。ランチやドリンクを楽しみながら気軽に音楽に浸れるので、ジャズ初心者から往年のジャズファンまで客層は幅広い。ミュージックチャージはない。」とある。

   

   ※ 店内の様子です。中央の窓から唯一自然光を採り入れています。

 実はこのBossaを訪れたのは、昨日レポートした「いそちゃん」を訪れる前だった。数年前に一度訪れた時は夜間だったので、すっかり夜だけ開店するお店と思っていたのだが、店のHPを見ると11時開店と知って午後1時過ぎに訪れた。

 札幌駅前通りのススキノ寄りのビルの2階に店はある。入店するといきなり大音量(と云っても耳をつんざくような音ではないが)のジャズミュージックが耳に飛び込んできた。店内はさすがに客の姿はなく閑散としていた。わずかに一人の常連のような人がカウンターで昼飲みをしていた。

   

   ※ Bossaのある駅前通ですが、人通りが少ないですね。

 店内の壁を見ると、ラックに入ったレコードやCDがうず高く並んでいた。紹介文では コレクション9000枚となっていたが、ガイドブックが発刊されてから10年、コレクションはさらに増えたようで、今や14,000枚に達しているようだ。

       

       ※ ビルの2階のBossaの入り口です。

 私はさすがに昼飲みは遠慮して、コーヒーとミックスナッツでちょっと長居をしようと考えた。私はしばし持参した読書中の文庫本を持ちこんでジャズミュージックをバックにしてしばし読書を楽しんだのだった。

    

   ※ ちょっとブレてしまいましたが、私がオーダーしたコーヒーとミックスナッツです。  

《カフェ バー Bossa 概要》

〔住  所〕札幌市中央区南3条西4丁目 シルバービル2F

〔電  話〕011-271-5410

〔開館時間〕21時~翌日1時

       日曜営業  

〔定休日〕 無

〔座席数〕 40席(カウンター席、テーブル席)

〔駐車場〕 無                                   


札幌でしかできない50のこと〔31〕ラーメン いそちゃん

2021-01-21 18:01:26 | 札幌でしかできない50のこと

 「えーっ!?これが札幌を代表するラーメン?」と正直思った。それほど特徴がなく、あっさりとした味なのだ。しかし、食べ進むうちに「なぁ~るほど」とも思ったいそちゃんの塩ラーメンだった。

 「札幌でしかできない50のこと」№31はラーメン「いそちゃん」である。ガイドマップ上では№2にリストアップされている。そこには「深夜の誘惑に負ける」と題して次のような紹介文が載っている。「すすきのの新ラーメン横丁内にあるラーメン店。札幌らしい味噌バターコーンラーメンもあるが、人気は『中華ネギラーメン塩』。朝5時まで(日曜日は翌3時まで)オープンしているので、飲んだあとには行くしかない。」とある。

   

   ※ ススキノのメイン通り(国道36号線)に面している新ラーメン横丁です。

 ラーメンいそちゃんは私にとって鬼門だった。というのも開店が午後8時と遅いうえ、店はススキノのど真ん中とあって、夜間に私のような年寄りが近づくところではないと、ある種諦観していたのだ。しかし、このご時勢である。「もしかしたら?」と思い、昨日問い合わせてみると、なんと!午後3時から開店しているというではないか!そこで早速、本日訪れることにしたのである。

   

   ※ ビル内にラーメン店が一列に並んでいました。「いそちゃん」は一番奥でした。 

 新ラーメン横丁はメインストリートの国道36号線に面しているので分かりやすい。(元祖さっぽろラーメン横丁はやや分かりにくい)横丁には5店ほどが入居しているようだが、いそちゃんは横丁の一番奥に位置していた。

   

   ※ いそちゃんの店の前です。店外にお客さんが並ぶ時もあるようです。(椅子が)

   

   ※ いそちゃんのおすすめメニュー。中華も人気のようです。

 私が訪れた時は開店早々だったので、もちろんお客さんは誰もいなかった。注文したのは紹介文でもお勧めの「中華ネギラーメン塩」(600円。今どき安い)である。少し時間をおいて出てきた「中華ネギラーメン塩」はやや小ぶりの丼に各種トッピングとともに麺が入ったラーメンが出てきた。トッピングはチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔それにもちろん刻んだ長ネギが載っていたが、きわめて一般的なラーメンのように思えた。麺はやや固茹でだったが、スープはきわめてあっさりしたものだった。私は一口食して「えーっ!?これがリストアップされたラーメン?」と正直思った。そして「札幌にはまだまだ特徴のある人気店がたくさんあるのではないか!」と思った。しかし、食べ進むうちにこのいそちゃんがリストアップされた理由のようなものが分かるような気がしてきた。店が開いているのが深夜である。ということはススキノで飲んだ人たちが「〆の一杯」として食するには、札幌ラーメンの特徴の一つである濃厚なラーメンよりは、あっさりした塩ラーメンが好まれるということなのではないかと…。お店の主人とちょっと親しくなっていたので、その旨を告げると、主人も「そのようですね」と答えてくれた。

   

   ※ 店内は開店直後とあって閑散としていました。

   

   ※ これが噂の(?)の「中華ネギラーメン塩」です。

 ラーメンいそちゃんは呑兵衛さんから好まれているラーメン店に違いない。

 なお、いそちゃんはラーメン以外の中華のメニューも人気だという。

  

  ※ やや固茹での麺でした。

                                 

《ラーメンいそちゃん 概要》

〔住  所〕札幌市中央区南4条西3丁目 第3グリーンビル

〔電  話〕011-533-4511

〔開館時間〕火~土 20時~翌日5時

      日・祝 19時~翌日3時

 ※ 但し、現在当面は15時~20時で営業

〔定休日〕 月曜日

〔座席数〕 16席(カウンター席6、テーブル席10)

〔駐車場〕 無                                  


札幌でしかできない50のこと〔30〕Café 森彦

2021-01-15 17:03:39 | 札幌でしかできない50のこと

 札幌で一押しのCaféと云ったら多くの人がこの森彦を押すだろう。それほど、そのコンセプト、そしてこだわりのコーヒーは多くのファンをつかんで離さない。久しぶりに「森彦」本店を訪れてみた。

   

   ※ いかにも古民家然とした佇まいです。

  「札幌でしかできない50のこと」№30はCafe「森彦」である。ガイドマップ上で№18にリストアップされている。そこには「コーヒーは古民家で飲む」と題して次のような説明文が載っている。「木造民家を改装した、自家焙煎コーヒーのカフェ。築70年に近い建物の内装は、引き戸や梁など当時の面影が残っている。ネルドリップで一杯ずつ淹れるコーヒーには、チーズケーキなどのデザートメニュー夏やクロックムッシュを合わせたい。」とある。

   

   ※ カフェと暖簾というミスマッチ(?)にもこだわりを感じます。

 私はこの「森彦」には、過去に盛んに市内のCafé巡りをしていたときに訪れたことがあつた。(2010年7月)そのころは、森彦の系列店である「D × M」、「ATELIER Morihiko」、「Plantation」などを訪れたことを憶えている。(「D × M」は閉店した?)

 久しぶりに訪れた「森彦」だったが、その印象は変わってはいなかった。マンションやコンクリート造りの住宅に囲まれてひっそりと建つ古民家…。店内には「森彦」を語る一文がメニューの中に綴じられていた。その文章を写してきたので紹介したい。

   

   ※ 昔懐かしい足踏みミシンの上部がテーブルの上に飾られていました。

 「1996年、小さな小さな木造民家から全てのストーリーが始まりました。春、クロッカス。夏、蔦翠。秋、野葡萄。冬、況んや雪華。四季折々に変化をみせるこの小さな民家から珈琲の馥郁たる香りが静かに流れます。ミニマムであることで到達できる豊穣珈琲への思慮を発酵させ一杯の価値を高め続けるに相応しい子の空間を味わってください。」

   

   ※ こちらは足踏みミシンの台の部分をテーブル代わりに使用していました。

とあった。やや自己陶酔的にも聞こえてくる一文だが、店のコンセプトを良く表現しているともいえる。

   

   ※ 古民家には当然のように薪ストーブが似合います。

 本日、午後2時近くに入店したのだが、希望した2階席は満席ということで1階のテーブル席となった。平日にもかかわらず若い人を中心にして人気らしい。私は着席し、森彦本店限定の「森の雫」(税抜き680円)と名付けられたコーヒーと「円麦」(このお店も「札幌でしかできない50のこと」にランクインしている)さんのパンを使った「チーズトースト」(税抜き550円)をオーダーした。

 店内は古いミシンがさりげなく置かれていたり、ミシン代がテーブル代わりに代用されるなど、そのセンスが光るレイアウトが若い人たちをくすぐるようだ。

   

   ※ コーヒー「森の雫」と「チーズトースト」です。

   

   ※ スプーンにもなんとなくこだわりが…。

 「森の雫」である。私は久しぶりに本格的なコーヒーを味わった気分だった。そのコク、奥深さ、深く納得できる味だった。このところ私が入るカフェといえば安価が売りのDOUTOR Coffeeばかりだから無理もない。

 こだわりの「森彦」は「森の雫」についても一文が添えられていた。そこには…、

「本店だけのスペシャルブレンド。モカ、マンデリン、コロンビアを使用。アロマと甘味のあるコク。コーヒーの原点を感じさせるコーヒー。」とあった。

 チーズトーストも十分に満足できる美味しさだった。

 現在、「森彦」は市内に系列店14店を出店しているようだ。札幌を代表するカフェとしての地位を揺るぎないものにしているようだ。

                                  

Café 森彦 概要》

〔住  所〕札幌市中央区南2条西26丁目2-18

〔電  話〕011-622-8808

〔開館時間〕平祝日 10時~21時

      土日   8時~21時

〔定休日〕 無(但し年末年始休業有)

〔座席数〕 16席(2階席あり)

〔駐車場〕 有(他店舗との共用9台)