田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も10年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

道民カレッジ

2012-06-30 23:48:13 | 講演・講義・フォーラム等
 今年は少し意識的に道民カレッジの単位を取得しようと思っている。道民カレッジとは北海道民の生涯学習を支援する優れたシステムである。別に単位など取得しなくても、という考えもあるが、それはまあ人それぞれである。 

             

 数年前から道民カレッジには登録していた。しかし熱心な学生ではなかった。
 ここ数年、私は自分の興味関心の赴くまま、いわば虫かじり的にさまざまな講座や講演会などを受講してきた。それはそれで充実した時間を過ごせたと思っている。
 ただ学び続けるうちに「何か芯になるようなものが欲しいなぁ」という気持ちが芽生えてきた。それは「学びの足跡が残ったら…」という思いでもある。

 道民カレッジは大きく分けて主催事業と連携事業の二本立てで各種講座を開催している。
(詳しく知りたい方はこちらへアクセスを 
私が関心を抱いているのは連携講座の方である。連携講座には市町村の教育委員会等が開催する事業、大学・高校等が行う開放講座、各種団体・民間教育業者が開催する講座、などなど今年度前期分(4月~9月)でいうと129の団体が実に802の講座を開催している。
 それは「道民カレッジガイドブック」に記載され半期ごとに発行されている。この中から自分の興味関心を抱いた講座を受講すると道民カレッジの単位が交付される仕組みとなっている。連携講座の場合は、1時間受講して1単位交付という基準があるようである。

               
     ※ 平成24年度前期のガイドブックです。黄色の付箋が見えますが、私が興味をもった講座が記載されている頁をマーキングしました。

 私が今年度前期分として受講したもの、受講しようとしているものは次の通りである。
 ◇札幌市民カレッジ「石狩川とともに~母なる大河改修の歴史と展望~」8単位
 ◇札幌学院大学コミュニティカレッジ「初夏のフットパス歩きを楽しむ」8単位
 ◇北海道立図書館講座「暮らしに役立つ図書館活用術」2単位
 ◇北海道大学公開講座「東アジアと北海道のかかわり」8単位
 ◇野幌森林公園「秋の花でにぎわう森を歩こう」2単位
 ◇北大博物館講座「私たちを支える金属資源・マグマからの贈り物」2単位
 ◇コープさっぽろ市民講座「エンディングノートの役割と書き方」2単位
 ◇えべつ自然散歩講座「雪解けの森の径と生きものたち」2単位
 ◇えべつ自然散歩講座「森の樹の花、草の花」2単位
などである。何の脈絡もない、それこそ虫食い的なのだがここで受講したことが「道民カレッジ手帳」に記録として残されることが受講する者にとっては励みとなる。

               
     ※ これは少し古い手帳で、現在は白色のもののようです。
   
 調べてみたら私は今日現在で74単位取得していることになっている。100単位が当面の目標であるが、伝え聞くところによると最高に取得した人は5,000単位を超えているとか…。
 単位取得マニアになるつもりはないけれど、これからも道民カレッジの連携講座を意識的に受講しようと思っている。


サッポロ・ジューン

 作家・林心平が札幌の6月の快適な気候を指して「サッポロ・ジューン」と呼称した。私も林心平のネーミングにはとても同感する。その6月が通り過ぎていく…。
 6月の夏至を迎えるまでは気分的に昇る勢いみたいなものを感ずるのだが、夏至を過ぎてしまうと「ああ、あの陰鬱な冬至へ向かっていくのか」という気持ちを隠しえない。そうならないよう気持ちを掻き立てますかぁ!!
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岩田公雄 時代の風を読む

2012-06-29 22:33:25 | 講演・講義・フォーラム等
 読売テレビ放送の解説委員である岩田公雄氏の講演を聴くのは2度目だった。以前聴いたときにはその政治評論が表層的な感じがして物足りなかったのだが、今回は以前より氏の率直な意見を聴くことができたように思えた講演だった。 

 6月27日(水)午後、札幌グランドホテルにおいて「読売北海道セミナー」が開催され、「時代の風 ~政治・経済の変化を読む~」と題して岩田公雄氏が講演した。

          

 岩田氏は自らの来歴を語りながら、日本の政治を観察するとき20年くらいのスパンで見ていくことが必要であるとした。そして現在の政治状況は1993年頃の政治状況と酷似しているとした。
 1993年、日本の政治は小沢・羽田グループが自民党を離党し、日本新党、さきがけなどの新党が誕生し、小沢氏が画策して8党連立の細川政権が誕生した年だった。
 その後には自社さきがけ連立政権が誕生するなど政治状況が混乱していた様子は現在の状況と酷似している、と説いた。

 現在の政治状況はその20年前の再来のように感じられるが、小沢氏にはかつてのような影響力はもはやないのではないか、さらに20年前と違う要素として橋下徹氏が率いる大阪維新の会の存在があるとした。維新の会が日本の政治状況に大きな影響を与えるためには石原東京都知事との連携がカギとなるだろう、とも指摘した。

          

 そして喫緊の話題としては、小沢氏と石原氏が連携するという薩長同盟はないだろうと見立てる中、42・51・53・54という数字が重要な意味を持ってくると説いた。
 その意味するところは、小沢グループの離党者が42名を数えたとき、すでに離党している新党きずなの9名と合従することにより51名の新党が誕生する。そしてその数が53名になると与野党が同数となり、54名で民主党は過半数割れするということだ。
 政治がさらに混迷を深めるのか、あるいは一筋の光明を見いだせるのか、ここ数日の動きから目が離せないと説いた。

 一方、経済状況はどうかというと、1989年12月には株価が38,915円という史上最高値を記録したが、1990年の大発会から下がり始めた株価はとどまるところを知らず、失われた10年、いや20年とも称される悲惨な状況が続いている。
 IT時代を迎え教育がより重要性を増してきた。ゆとり教育を改めフィンランドの教育に学び、人的資産を形成してことが日本の成長戦略に繋がる。

          

 日本は過去に2度の危機を乗り越え、蘇った経験を持っている。一度は明治維新であり、いま一度は太平洋戦争での敗戦である。3.11という未曽有の大災害に遭遇したが、今の困難な状況を乗り越える可能性を日本人は有していると信じる。
 イギリスのシンクタンクは2050年の各国のGDPを予測したが、それによると日本は中国、アメリカ、インドに続いて第4位と予測されている。これはおおいに心強い予測である。

 また、かつて日本の経済が好調だったころは世界各国からBashing(バッシング 手厳しく非難)された。そしてアメリカは日本をPassing(パッシング 通過)して中国を相手とするようになった。さらに日本の経済が傾き始めると、Missing(ミッシング 欠けている)JAPANとか、Nothing(ナッシング 何もない)JAPANとか称されたこともあった。
 しかし今、アメリカのシンクタンクの「日本論」によるとRising(ライジング 上昇する)JAPANと称し始めたところもある、と記者らしい表現で語った。

 岩田氏は言う。
 日本には再び上昇するポテンシャルがある、と…。
 一日も早く政治を正常化することによって、経済の再興を果たしてほしい、と締め括った。

 以上、部分によっては私の恣意的な解釈や誤解があるいはあるかもしれないが、大枠においては間違っていないと思う。
 岩田氏が語ったことの中には他の多くの政治記者が解説していることも含まれてはいるが、岩田氏の普段の言動からするとかなり踏み込んだ発言を聴くことができた講演会だった。

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北海道低山紀行 22 神威岳 後編

2012-06-28 21:17:01 | 北海道低山紀行 & Other
 ゆったりとしたペース、小刻みな水分補給、全てシルバートレッキングのためにプログラミングされた主催者側の配慮だった…。最初は「楽なペースだわい」と悠長に構えていた私だったが、徐々に運動不足のつけが回ってきて、私の体力は奪われていった…。 

 朝、真駒内駅から乗車したバスで隣り合わせた婦人と話すうちに、彼女が相当な登山のベテランであることが判明した。彼女は「北海道100名山」と称する山の全てに登っていて、なおかつ本州の山、はては外国の山の経験まであるという。ちょっとルール違反じゃないのぉ~、と思ったのだが…。

          
       ※ 登山路の途中に適当な広場はほとんどない。休憩は写真のように登山路に立ち止まって。
          
 さて、前編でも触れた岩場を通過し、徐々に高度をかせぎながらも全体としてはゆったりとしたペースで進む。おおよそ40~50分に一度くらいの水分補給のための休憩を入れながら…。
 思い返してみると、途中の様子をあまり憶えていないことに気付かされる。単独行の時には道を違えないように、迷わぬようにと神経を張りつめながら登るのだが、今回はスタッフに任せっきりで、安心して後をついていくだけという登山だったためかコースの特徴をよく把握していないことに気付かされた。

          
          ※ 神威岳には三カ所の難所が…。写真は二番目の岩場です。
           
 三度の休憩を取りながら2時間20分を経過した頃、最初の目的地だった「巌望台(がんぼうだい)」に到達した。
 直ぐ近くに特徴のある神威岳の頂上部が見える。もう少しの頑張りだ。
 ゆったりと思っていたペースだったが、徐々に体全体に疲労感が漂い始めていた。
 全体に口数も少なくなっていたのだが、私たちの後ろを登る例の婦人は絶え間なく話し続け、余裕しゃくしゃくである。さすがにベテラン!体力も段違いのようだ。

          
       ※ 巌望台は写真のような表示があって、見晴らしが良くなるだけで休憩する場所はなかった。

          
          ※ 林間を登ってきた私たちは巌望台で初めて写真のように遠くを見渡せました。

          
          ※ 巌望台を過ぎると背丈ほどある竹林の中を進みました。

          
          ※ 巌望台を過ぎると山頂は直ぐ近く、特徴のある頂が目の前に見えてきました。

 背丈ほどある竹藪を漕ぎながら頂上を目ざす。頂上近くに三度目となる岩場をロープを伝って登ると、そこから間もなく行くと頂上だった。
 出発してから3時間15分、相当に遅いペースと思われるが、全員が無事山頂に立った。
 快晴の空の下、遠くまで眺望がきく中で持参のおにぎりを頬張った。
          
          
          ※ 山頂直前の最後の難所です。一人ひとり慎重に登りました。

 山頂で30分間楽しんだ後、下山を開始した。下山には約2時間半要した。好天が災いしたのか、二人の方が下山途中に体調を崩したがスタッフの介護により無事下山することができた。

          
          ※ 神威岳山頂の標識です。いまにも朽ち果てそうです。

 下山の後の楽しみは温泉である。
 プログラムに組み込まれている豊平峡温泉に案内され、疲れた体を温泉の湯で癒した。
 あ~あ、極楽、極楽…。

          
       ※ 神威岳の奥にそびえる烏帽子岳です。神威岳の山頂近くから尾根伝いに行けるそうです。

 神威岳は、私が取り組んでいる札幌近郊低山紀行の中では特別難しい山だとは思えなかった。砥石山や風不死岳などもっと難しい山があった。
 しかし今、私の体は登山を終えて2日も経っているのに完全には癒えていない。
 それだけ運動不足だったということか…。いやそれだけ体が衰えてきたということか…。
 来月末には大雪山の縦走が控えているというのに、これではダメだ。
 意識して体づくりをしなければならない…。
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北海道低山紀行 22 神威岳 前編

2012-06-27 14:39:17 | 北海道低山紀行 & Other
 久しぶりの山行…、久しぶりの山道…、緑の匂い中で深呼吸をした。気持ちいい!! 国道から眺められる特異な山容の神威岳(かむいだけ)の山頂を目ざして登山を開始した。

           
       ※ 国道を走るバスの中から神威岳を撮った。左側ちょうど電信柱の上に見えるのが神威岳です。

 朝、7時30分、地下鉄真駒内駅に集合し、神威岳の登山口を目ざしてバスで移動した。
 昨日レポートし忘れたが、当初計画では9時集合だったのだが、スタッフの事前踏査で時間的には無理があるとのことで事前説明会で集合時間の変更が提案されていたのだ。

          
          ※ 百松橋はバスが通れないため歩いて渡りました。

 本来なら国道沿いの[百松橋]を渡ったところで車止めがあり、そこから林道を延々と歩かねばならない。しかし、今回は主催者側が管理当局(営林局?)の許可を得てバスからワゴンに乗り換え林道の終点まで車で運んでくれた。時間にして1時間以上の短縮である。これもシルバーへの配慮である。

          
          ※ 百松橋の上から豊平川の流れを撮りました。

           
          ※ サービスショットです。ちょうど同じ場所から2月に撮った豊平川の様子です。                   

 もうこれ以上は車が進めない、という地点からいよいよ登山開始となった。
 天候は快晴!絶好の登山日和(?)である。
(?)と記したのはあまりに良い天候でかえって気温が上昇するのではと思われたからだ。
 
 いよいよ登山開始である。
 体力的に自信のない人が自己申告して先を歩くようにとスタッフから指示があった。
 私はそれほど自信があるわけではなかったが、列の後方10人目くらいを往くことにした。

          
          ※ 登山開始直後の私たちのパーティです。

 ゆっくり、ゆっくりのペースだった。(私にとっては)
 久しぶりの山道はふかふかしていて足に心地良い。腐葉土などが積み重なっているからだろうか…。
 歩き出して間もなく、最初の難所が待っていた。ロープを伝って登らねばならない岩場(のような)である。一人ひとり慎重に登った。
 そしてまた徐々に高度を上げていく。それは淡々とした登り道だった。

          
          ※ 最初の難所の岩場です。写真の印象よりもう少し立っていたように思われます。          

 リード文で神威岳は得意な山容と記した。それは山頂部がちょうど台形のような形を見せているからだった。その山容で高度が733mと私が取り組む低山紀行の範疇にはいっていたことから、ぜひ登ってみたいと思っていた山だったのだ。(これより後編に続きます)

          
  ※ かなり登ってからの一枚ですが、頂上付近が台形になっていることがお分かりいただけると思います。
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山に登りた~い!

2012-06-26 22:09:55 | 北海道低山紀行 & Other
 と渇望しつつも今日まで登ることができないでいた。その理由は昨秋から私たちの身近なところに出没する熊さんのためである。単独で山行をしていた私は熊さんの出現に完全にビビッてしまった。まだ熊さんに食べられたくはない…。そこで募集登山に応募することにした。 

 その募集登山が今日あった。
 主催は札幌市定山渓自然の村で、事業名は「シルバートレッキング~神威岳コース」というものである。
 シルバートレッキングと銘打つだけに主催者側も慎重である。
 今日の本番の前に「事前説明会」と称して22日に参加者全員を集めて事前トレーニングと説明会をもった。
 今日のブログではその様子をレポートし、本番の様子は明日レポートすることにします。

          
          ※ 小雨降る中、事前トレーニングとして自然の村周辺をトレッキングした。

 事前説明会に参加するにあたって主催者から「本番と同じ服装・装備で参加するように」という連絡があった。
 マンション管理人が奇異な目で見るのを横目にしつつ、地下鉄を乗り継ぎ真駒内駅に降り立った。そこから主催者のバスで定山渓の自然の村へ…。
 小雨が降っていたが、まずは自然の村周辺をトレッキングするという。
 ここでハプニングが起こった。参加者の一人の女性のトレッキングシューズの底がパカッと剥がれたのだ。どうやらゴムが劣化していたらしい。事前説明会の効用である。

          
          ※ 参加者の一人のトレッキングシューズの底が剥がれてしまった様子です。

 約30分間のトレッキングを終えた後、室内に移って座学である。
 冒頭に今回の事業の参加希望者が65名に上ったことが話された。その中から抽選で選ばれたのが今回の参加者15名である。シルバー世代の登山ブームを思い知らされる。
 その15名を3名のスタッフ、2名のボランティアでサポートしてくれるという。

 事前説明会は次のような内容だった。
 スタッフが事前踏査した神威岳のスライドを見て、登る山のイメージを膨らませる。
 登山用品と持ち物リストをチェックする。
 その他、当日の行動についての細かな注意事項が主催者から伝えられる。
 そして最後に「集団登山の留意事項」を参加者同士のグループワークで話し合わせる、といったプログラムだった。

          

 「事前説明会など面倒だなぁ…」という思いもあったが、主催者側の細やかな配慮、そして参加者同士のコミュニケーションが図られたことで、当日への期待を一層高めることができたという意味で、良い事前説明会だった。
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柳田邦男 絵本を語る

2012-06-25 19:40:07 | 講演・講義・フォーラム等
 ノンフィクション作家として著名な柳田邦男氏が絵本に造詣が深いとは恥ずかしながら初耳だった。しかし氏の履歴の中で絵本は重要な位置を占めているようだし、氏の奥さまであるいせひでこ氏は著名な絵本作家であることも初めて知った。 

               

 柳田邦男氏というと『マッハの恐怖』や『ガン回廊の朝』など緻密で重厚なノンフィクションの世界で世に知られた作家である。最近では福島原発事故に関わって文藝春秋誌で連続してその実態を報告し、評論している。

 その柳田氏が北海道学校図書館協会の主催で、6月24日(日)道新ホールで「人生を変える絵本たち」と題して講演をするという。有料(1,000円)ではあったがおおいに興味が沸いたので友人を誘い受講した。

 柳田氏は北海道立文学館で現在開催されている「いせひでこ・絵本の世界-私の木、心の木」原画展に併せて来道されたということだった。その中で氏は奥さまの真摯な創作の様子を語り、原画のもつ素晴らしさを強調された。夫唱婦随、互いに尊敬しあう夫婦愛を見た思いがした。(原画展は7月16日まで開催されている)

               
               ※ 柳田氏が絵本に関して著した中の一冊です。

 柳田氏と絵本の関係だが、氏は自らも絵本に関する著作を何冊も刊行し、また諸外国の絵本の翻訳も多く手がけられている。
 氏は長時間(140分間)にわたって絵本の魅力を私たちに語った。
 その話の柱は次のようだった。
 1.大人こそ絵本を ~乾いた心に潤いを~
 2.絵本の言葉 ~その深い意味~
 3.絵本・読書の新しい風
 4.感動の原体験 ~お父さんの出番~
 5.人生を支える灯

 講演の中で柳田氏は珠玉の言葉をいくつも私たちに与えたくれた。
 その中でも、氏が何度も口にした言葉が「絵本は人生に三度」出会うべきだ、という言葉だった。
 その意味するところは、自分の幼少期に、次は自分の子育て期に、この二つの時期はある意味当然であるが、最後はそうしたことから離れ自分自身が絵本に慣れ親しむべきだ、と氏は主張する。
 それは絵本は子供向けにやさしい言葉で表現されているが、作者によって、作品によってより深い意味が込められていると…。
 そして柳田氏は氏が翻訳した「だいじょうぶだよ、ゾウさん」という本を紹介してくれた。

               
               ※ お話の中に出てきた、柳田氏が翻訳したベルギーから発行された絵本です。

 そしてもう一つ、氏が放った意味深い言葉が印象に残った。
 人生における“癒し”とは、もがきながら必死になって生きることを模索することが“癒し”であると…。

 今度は柳田氏の主戦場(?)であるノンフィクションにおける氏の話を聴いてみたいと思った。
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ガーデニング甲子園2012

2012-06-24 23:22:29 | イベント
 毎年この時期に札幌では「花フェスタ」が開催される。今年も6月23日~7月1日までの日程で開催されている。その中で北海道農業高校生ガーデニングコンテスト(通称:ガーデニング甲子園)が催されているのを覗いてきた。 

 「花フェスタ2012札幌」は今年で20回目の開催だそうだ。その中で「ガーデニング甲子園」は3回目の開催である。
 最初の年こそ会場は8丁目広場と一番端に追いやられていたが、今や花フェスタの目玉として最も人目の集まる4丁目広場で開催されている。(昨年も)

 今年の参加は道内の農業高校8校10チームの参加だった。
◇倶知安農業高校 ◇旭川農業高校 ◇標茶高校 ◇静内農業高校 ◇新十津川農業高校◇岩見沢農業高校(3チーム) ◇音更高校 ◇中標津農業高校 が参加した。

 ざっと全体を見てみたのだが、やはり回を重ねることによってレベルが向上してきたようである。初回の時などは平面的な作品も見えたが、今回は全ての作品が立体的になり、花の配置にも創意工夫が感じられた。
 その中でも特記すべきことは、旭川農業高校が見事三年連続の大賞に輝いたことだ。

          
          ※ 三年連続大賞に輝いた旭川農業高校の「Flower Action2012」です。


          
          ※ 準大賞となった音更高校の「あこがれのMy Garden」です。


          
          ※ 奨励賞を受賞した標茶高校の「ふるさとの原風景」です。


          
    ※ 他の高校とはちょっと異色な色の構成が気に止まった中標津農業高校の「雪原山地」です。
 
 花フェスタでは造園業者などプロが造成する花壇コンテストも開催され、見事な花壇が大通公園の各所に展開されていた。

          
          ※ 造園業者等のコンテストで札幌市長賞に輝いた四宮造園の作品です。


          
          ※ こちらはコンテスト作品ではなく、私が気になった花壇です。

 それはそれで見る者の目を楽しませてくれるのだが、同じようなことを高校生が取り組むことが人々の関心を呼ぶのかなと思われる。
 これからも花フェスタの目玉として、ガーデニングを志す高校生の目標として、あり続けてほしいものである。

          
    ※ 大通公園12丁目広場のバラ園は今が最盛期でいろいろな色のバラが咲き誇っていました。
    
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北海道立図書館 講座

2012-06-23 21:51:01 | 講演・講義・フォーラム等
 私にとって北海道立図書館を訪れるのは初めての体験だった。その道立図書館で「暮らしに役立つ図書館活用術」という講座名を見て、私が知らなかった未知の活用術があるのでは、と思い参加した。しかし…。 

 今年度に入って少し意図的に「道民カレッジ」の単位の取得を意識している。このことについてはいずれまた触れようと思うが、その道民カレッジの講座の一つとして北海道立図書館講座があり参加することにした。

          
          ※ 北海道立図書館の前景である。どこか古めかしいたたずまいである。

 6月20日午後、江別市にある北海道立図書館に出向いた。
 広々とした緑の環境の中にある道立図書館であるが、1967年に江別市に移転建築されたということで、施設としてはかなり古い建物であった。

          
          ※ 開架式書棚がこうして並んでいます。

 利用者も私が行ったときにはけっして多いとは云えず、札幌市中央図書館などと比べると閑散とした感じは否めなかった。もっとも道立図書館はその設立当初は「図書館の中の図書館」という位置付けで、一般への図書貸し出しが主要な任務ではないという事情があるのかもしれない。(図書館の中の図書館とは、道内にある市町村立の図書館に図書資料を貸し出すために設立されたのが北海道立図書館だということです)

          
          ※ 図書館職員が詰めているカウンターであるが、市民の閲覧場所はあまり広くないようだ。

 講座の方だが、受講生は10人に満たなく寂しいものだったが、その内容も道立図書館の利用の仕方という私が期待していたものとは違った内容だった。
 私自身、江別市までわざわざ出向いて図書を借りるというケースは想像し難いことだ。
 ただ、今回の講座で北海道立図書館が「雑誌や新聞についての収集・保存」では他の公共図書館とは比較にならないくらい充実しているらしいということが分かったことは一つの収穫だった。

          
          ※ 資料が豊富に揃っているのが道立図書館の一つの特徴である。写真のように「かちかち山」という童話だけで年代によって5冊も違うものが発行され、それが所蔵されている。

 また、講座の中で道立図書館が行っている(他の公共図書館でも行っていると思うが)「レファレンス・サービス」は利用価値があるのではと思われた。
 というのも、レファレンス・サービスは電話でも対応していただけるとのことなので、江別市まで出かけなくても利用することができるからだ。
 しかしこのレファレンス・サービスも今やウェブ上でほとんどが解決できてしまう時代にあって、どれほどの利用があるのだろうかと思われた。

 今、北海道立図書館の存在価値は所蔵する各種図書の保存装置としての価値が大きいのではないだろうかと思われたのだが…。

              
          ※ 下のものと同じ図柄であるが、こちらは昭和13年発行のものです。下のものとの違いが分かりますか?


              
          ※ こちらは昭和26年発行のものです。面白いのは昭和13年発行のものの方が紙質が良かったことです。また、昭和13年発行の方は表記がすべてカタカナでした。
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プロ野球応援風景三態

2012-06-22 20:54:07 | スポーツ & スポーツ観戦
 日本のプロ野球の応援風景は独特と言われている。アメリカのそれとは違い、集団で応援する風景が一般的となっている。その良し悪しは別として、先日観戦したゲームはふだん見られない応援風景があったので記録に残すことにした。
 
 話は少し古くなるが、16日(土)日本ハム 対 ヤクルトの対戦を観戦した。
 試合は一点を争う好ゲームとなって、最終回にホフパワーがサヨナラ犠牲フライを放って日本ハムがサヨナラ勝ちをするという日本ハムファンにとっては最高のゲーム展開でゲームを終えた。

 この日、日本ハムは「選手プロデュースディ」と銘打って赤色のフラッグ、赤色の風船が応援グッズとして観客に配られた。
 その応援グッズを用いた光景は二度と見られない光景ではないかと思い懸命にシャッターを押した。
 また、ヤクルトの応援風景で有名なのが得点をしたときなど、歓喜のビニール傘の舞いがある。この風景も活写することができた。
 その応援風景三態を載せることにします。

 ◇試合開始時、日本ハムファンは赤色のフラッグをはためかせ選手を激励した。

          

          


 ◇ラッキーセブンの日本ハムの攻撃時、いつもは日ハムカラーの青色の風船を飛ばすのだが、この日は配布された赤色の風船が飛ばされた。(青色の風船が散見されているのはご愛嬌)

          

          


 ◇ヤクルトの応援といえばビニール傘である。ビニール傘が登場するのはヤクルトが得点したときにビニール傘が乱舞するということを初めて知った。(いつも傘を出しているわけではないのだ)

          

          


 ところで最近のプロ野球の応援風景を見ていると、どの球団のファンも集団で応援していることが多いように思われる。いつのころからこのようになったのだろうか?
 本場アメリカの観戦風景をテレビで見ることがあるが、日本のような応援風景はけっして見られない。
 文化の違いと云ってしまえばそれまでだが、何がそうさせるのだろうか?
 
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市立大通高校とのコラボ

2012-06-21 22:40:16 | ボランティア
 近代美術館前の空き地に植物(アルテルナンテラ)で“ART”文字を描き始めて今年で3年目になる。大通高で育てていただいたアルテルナンテラの苗を19日(火)生徒の手で植え付けをしてもらった。 

 アルテルナンテラは本来多年草なのだが、寒さに極端に弱いため北海道では晩秋になると鉢上げして冬越しをする。そして春になると挿し芽をして苗を増やすことになる。
 その冬越しを市立大通高校にお願いし、「暮らしの緑化」コースを選択した生徒さんに管理をお願いしていた。
 春(2月末)には生徒さんたちに挿し芽の作業もやっていただき、その後の幼苗のお世話もお願いしていた。

          
          ※ この日空き地の周辺はポプラの綿毛が大量に降り積もり、辺りは真っ白になってしまった。

 苗の育ち具合は必ずしも良くなかったが、時期も遅くなっていたので空き地に植栽することにした。
 19日は「暮らしの緑化」の生徒さん10名が苗を手にして空き地にやってきてくれた。
 生徒さんたちは好天の中、汗をかきながら黙々と植え付け作業をやってくれた。

          
          ※ そんな綿毛を避けながら大通高校の生徒たちは黙々と植え付けをしてくれた。(下の写真も)

 前記したように苗の育ちが良くないために今のところ見栄えは良くないが、7月中頃くらいになると多少は見られるようになるのではないかと期待している。
 私が時おり高校を訪れて苗の生長具合を確かめアドバイスしたとは言っても、そのほとんどは市立大通高校の皆さんにお世話になったことになる。

          
           
 それほどお世話になったのに、“ART”文字が鮮やかに(?)に見られるのがわずか2ヶ月程度とはあまりにも短い。
 私は今、労多くして報われることのあまりにも短いアルテルナンテラに見切りをつけ、別の種がないものかといろいろ探しているところだ。

          
          ※ この写真では植え付け直後に水をかけたためにまだ“ART”の文字が分かるが、土が乾くと苗が小さいために今のところほとんど“ART”文字とは気づかれないほどである。

 それはともかくとして、19日に植え付けた“ART”文字が一日も早く道行く市民の皆さんの目に留まるように生長することを願っている。
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