田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

「冬の円山公園」観察会

2022-02-28 16:39:20 | 環境 & 自然 & 観察会

 雪深い円山公園はまだまだ冬真っ最中といった趣だった。しかし、3月を目前にして公園内の木々たちは春の芽吹きの準備中なのだろう。リーダーの方から冬芽の様子など微かな春の芽吹きを様子を教わることができた観察会だった。

 昨年の11月1日の「秋の円山公園」以来の円山公園での観察会だったが、10時前に集合場所の地下鉄「円山公園駅」バスターミナルへ行ったところ、様子がおかしい?前回も案内していただいたリーダーの方がいたので尋ねたところ「今回はコロナ禍のために中止になった」とのことだった。ただし「せっかくなので、私的にご案内します」という有難い言葉をいただいた。集まっていたのはリーダーの方と女性4名と私という構成だった。

 私たちはまず公園内の「円山公園パークセンター」に向かった。そこには木の実で作られたお雛様が飾られているということだった。なるほど小ぶり可愛い木の実のお雛様が鎮座していた。このパークセンターで、私はリーダーに勧められて「円山公園 樹木マップ」なるものを購入した。これが素人向けに良くできたマップで、今後は独りで円山公園に来ても、木の名前を意識しながら散歩できるのではと思われるマップのようなので重宝しようと思う。

   

※ ドングリの実などで作ったお雛様飾りです。公園パークセンターの展示に相応しい?

         

※ パークセンター内には木の実などで制作されたリースが販売されていました。

               

             ※ 私が買い求めた円山公園の樹木マップです。

 今回案内されたのは円山公園ではなく、円山公園に続く北海道神宮の境内の一角を主として案内された。案内をしていただいたリーダーの方のお名前は存じ上げないのだが、樹木に関してたいへん詳しい方で、今回も主として樹木についての説明を伺いながらの観察会となった。説明していただいた全ての樹木を撮影し、メモできたわけではない。撮影が出来て、樹種をメモすることができ特定できたものだけを以下に羅列したい。

   

※ 円山公園内には誰が制作したのか、雪で作ったたくさんの動物たちの造形が木の幹に付けられているとニュースなどで伝えられていましたが、前日の暖気でほとんどが姿を消していました。そうした中、木の陰に作られたスノーマン(?)の像がかろうじて残っていました。

◇アサダ(浅田)

 この木と次のキタゴヨウは円山公園内で見られた樹木である。このアサダは日本全国に自生する落葉高木だそうだ。ちょうどパークセンターのすぐ前にあり、円山公園のシンボルツリーの一つのように高々と聳えていた。続く写真はアサダの種子である。

   

※ 公園入口のところに鎮座するアサダの大木です。

   

※ そのアサダの種です。(黒い部分が種だそうです。不鮮明)

◇キタゴヨウ(北五葉)

 キタゴヨウはゴヨウマツの変種で、本州北部と北海道に生育する種である。葉は青みを帯びた緑色で、その名のとおり葉は5本が束になっているのが特徴である。

   

※ キタゴヨウの全体像です。

   

※ キタゴヨウの葉の様子が分かる一枚です。

   

※ キタゴヨウの種です。

◇プラタナス

 街路樹などでもよく見られるプラタナスという名は、スズカケノキ科の植物の総称だそうだ。和名では「鈴懸の木」などとも称される。大きな葉が特徴であるが、種子は葉柄の根元にあるそうで、「葉柄内芽」と呼ばれるとのことだった。

    

※ プラタナスです。

   

※ プラタナスの落葉です。この落葉の一番手前、葉柄のところに種子が隠れているそうです。

◇ヤチダモ(谷地梻)

 すくっと空を目ざして伸びる樹形が印象的だが、高さ30mにもなる高木である。硬い材質から以前は野球のバットの用材としても重用されたという。(現在はアオダモ?)下の写真はヤチダモの冬芽である。

        

※ すくっと伸びたヤチダモの樹形です。

   

※ ヤチダモの冬芽です。

◇スギ(杉)

 北海道にはもともと自生していなかった樹種であるが、明治期に円山公園や神宮境内に植樹され、札幌でも見られるようになった。樹皮に特徴がある。

        

※ 円山公園、神宮境内ではわりとみられるスギの木です。

   

※ スギの樹皮です。

◇ハルニレ(春楡)

 北海道など寒冷地に育つ落葉高木で、樹高は最大で30m以上にもなり、その姿は雄大である。神宮境内のこのハルニレにはヤドリギがたくさん寄生しているのが目立った。ハルニレに寄生するヤドリギは「半寄生」といって、自らが光合成で栄養を補給するが、水分はハルニレの木から摂取するそうだ。

   

※ 堂々としたハルニレの樹形と、そのハルニレに寄生するヤドリギです。

◇ヨーロッパアカマツ

 その名からも分かるとおり、ヨーロッパから移入されたマツの一種で、ドイツアカマツ、レッドパインなどとも称されている。樹皮が赤褐色をしているのも特徴の一つである。

   

※ いかにもアカマツといった樹皮の色です。

   

◇ナナカマド(七竈)

 ご存じ秋になると真っ赤な実を付ける樹である。この木を紹介してくれたのは、普通のナナカマドは一つの根から一本の幹が伸びるのだが、神宮境内のナナカマドは一つの根から数本の幹が伸びているところに特徴があるとのことだった。そのわけは成長期に人為的に主幹を切り落とすことで脇から伸びる枝が数本の幹になっているのではないか、との説明だった。

   

※ 幹が何本にも別れたナナカマドの木です。

   

※ 二本の幹の間にあった幹が欠けているのが分かります。

 その他にも紹介された樹種があったが、メモできなかったり、写真に収めることができなかったりしてここに掲載できなかった。こうして説明されても、そのほとんどは右から左へと忘れてしまうのが私の場合常である。でも、この類の観察会に何度も何度も参加することによって、一つ二つと少しずつではあるが、自分のものになっていくのではないかと思い、これからも各種の観察会などに参加したいと思っている。


北澤豪さっぽろフットボールシネマフェスティバル

2022-02-27 16:12:19 | ステージ & エンターテイメント

 昨日(2月25日)はお昼から夜の8時過ぎまで、サッカー関連の映画3本を立て続けに観賞し、そのうえで映画上映の合間には北澤豪氏をはじめラモス瑠偉氏など元プロサッカー選手のトークイベントが挟まれ、サッカー満載の半日を過ごした。

   

 「映画の空気」という映画観賞団体が主催した表記フェスティバルの開催を知って「これは面白そう!」と思い、すぐさまチケットを購入した。イベントは昨日、共済会館において昼の12時10分スタートし、映画⇒トークイベント⇒映画⇒トークイベント、という順で進行した。具体的なスケジュールは次のとおりである。

        

 ◇12:10~14:10 映画「蹴る」観賞

 ◇14:10~14:30  トークイベント 北澤豪 × 芳賀博信(元コンサドーレ選手)

  ◇14:30~14:50 休憩

   

 ◇14:50~17:00 映画「ディエゴ・マラドーナ  二つの顔」観賞

 ◇17:00~17:30  トークイベント 北澤豪 × 吉原宏太(元日本代表、元コンサドーレ選手)

  ◇17:30~17:40  休憩

   

  ◇17:40~18:10  トークイベント 北澤豪 × ラモス瑠偉(元日本代表、元読売ベルディ選手)

 ◇18:10~20:10 映画「キーパー ある兵士の奇跡」観賞

 映画は前の二つがドキュメンタリー映画、最後の「キーパー  ある兵士の奇跡」は実話を基に創られた映画だった。私自身がサッカーに関心があることもあって三本とも非常に見応えのあるものだった。後日、一本、一本について紹介&感想の一文を投稿したいと考えている。

 一方、トークイベントの方は北澤豪氏を中心にせっかく豪華陣容を揃えたのに、イマイチ登壇者たちの声を引き出すことができなかったかな?という思いが残った。

            

 そう思わせたのは、意外や意外、フェスティバルの参加者が驚くほど少なかったことが影響したのではないか、と思わせられた。フェスティバルは映画毎に入れ替え制だったのだが(私は全日程に参加)、なんと会場内は大目に見積もってもわずか30人程度だったのだ。これでは登壇者たちが拍子抜けしてしまっても仕方がないと思われた。札幌にはサッカーフリークがかなりの数にのぼると思われるのにこの体たらくは何が原因だったのだろうか?一つは昨日、コンサドーレの今シーズンホーム初戦とぶつかってしまったことが考えられる。二つ目には主催者のPR不足がその原因だったのでは?とも考えられる。いずれにしても、企画としては素晴らしい企画だっただけに、残念でならない「北澤豪さっぽろフットボールシネマフェスティバル」だった。

※ 掲載写真はいずれもウェブ上から拝借しました。


小樽・田中酒造本店のお雛様

2022-02-26 10:39:47 | イベント

 田中酒造本店の建物は昭和2(1927)年建造の木造2階建ての歴史ある建物で、小樽市の「歴史的建造物」に指定されている。その店内には亀甲蔵ほどではないが、田中酒造の数々の製品と共に艶やかなお雛様が展示されていた。

   

※ 昭和2年建造で木造2階建ての古風漂う田中酒造本店の建物です。

 田中酒造本店は小樽市の中心街の北東端に建っている。私はJR小樽駅から徒歩で雪道をおよそ15分かけて辿り着いた。本店の外観はいかにも造り酒屋といった趣で、田中酒造の銘柄である「宝川」の名が「地酒」という文字と一緒に布製の看板に書かれて掲げられていた。

   

※ 地酒「宝川」の文字も鮮やかに、いかにも造り酒屋といった布製の看板が目立ちます。

 入口の戸を開けると、そこは直ぐに田中酒造の製品とともにお雛様が飾られていた。お昼時だったからだろうか?店内にスタッフの姿が見えなかったが、咎められそうにもない雰囲気だったので、続けて店内のお雛様を見させてもらった。本店のお雛様は「亀甲蔵」ほど広くはない、店内の奥の方に飾られていた。展示スペースが広くないだけに完全なセットとして飾られていたのは3セットくらいだった。面白いなぁ、と思ったのは全国各地に伝わる地方独特のお雛様とか、ベンチに座っている「ベンチ雛」、こけしで作られた「こけし雛」などの変わり雛がたくさん陳列されていたことだ。   

   

※ 店内入って直ぐには、田中酒造製の宝川の樽と共にお雛様が飾られていました。

   

※ こちらも田中酒造の製品とお雛様のコラボレーションですね。

   

※ 店内奥に展示されていた3組のお雛様飾りです。

   

※ その向かいには変わり雛など小さなお雛様が展示されていました。

   

※ その一つ、「室町雛」とは、その表情、形態からいかにも室町時代を彷彿とさせる人形です。

   

※ ベンチに座って佇むお雛様とはなんと現代的な!ベンチ雛だそうです。

        

※ こけしのお雛様です。その他にも変わり雛がたくさん展示されていました。

 そういえば…、とここで思い出したのだが、私は3年前の2019年の10月に「かでる講座」において田中酒造の田中一良社長のお話を聴いたことを思い出した。話の内容まで思い出せなかったので、帰宅してブログに投稿した文章を読み返してみた。(そのブログは こちら⇒)読み返してみると「田中酒造は自社で造った製品を販売ルートには乗せず、亀甲蔵と本店だけで販売している」と記録されていた。つまり田中酒造は、小樽に観光で訪れた客のみに販売する「観光造り酒屋」に特化しているということだったのだが、日本人観光客やインバウンドが途絶えた今は大苦戦しているのではないだろうか?そのことが事前に分かっていれば、例え日本酒が苦手とはいってもお雛様を見せていただいたお礼の意味でも購入し応援すべきだったのだが…。

 田中社長はその講演で、もう一つの田中酒造の特長は会社の株を100%保有していると言われた。つまり田中酒造は株主に配慮することなく、思い切った手を打てるともおっしゃっていた。苦境に立つ今、田中酒造ははたしてどのような一手を打って出るのだろうか?

 当時、北海道酒造組合の会長に任に当たられていたが、田中社長の手腕に期待が寄せられるところである。そんなことを思いながら田中酒造本店を後にした。

 私はこの日、もう一つ「小樽市立文学館」を訪れることにしていた。文学館では小樽にゆかりの深い「石原慎太郎追悼展」が行われていたので覗いてみようと思っていたのだ。ところが祝日の翌日ということで閉館日だった。事前調査の甘さを指摘された思いで、すごすごと帰路に就いた私だった。 

《田中酒造本店の概要》

◇住  所 小樽市色内3丁目2番5号

◇電  話 0134-23-0390

◇営業時間 AM9:05~PM5:55

◇定休日  無 年中無休

◇入  場 無料

 

※ 今日はお昼から夜8時まで「北澤豪さっぽろフットボールシネマフェスティバル」と称して、サッカーに関係ある映画3本を連続観賞するというイベントに出かけるために、珍しく午前投稿としました。


滝波食堂の元祖わがまま丼

2022-02-25 17:08:13 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行

 新鮮で大ぶりのマグロ、サーモンが載ったうえに、黄色い宝石のようなウニが載っかった丼を思いっきり頬張った。それは極上の美味さだった。小樽へのプチ旅のお昼に、私は滝波食堂の「元祖わがまま丼」をチョイスした。   

 小樽のお雛様巡りのプチ旅を時系列的にレポすることにした。「田中酒造亀甲蔵」のお雛様を愛でた後、再びバスを駆って小樽駅に戻った。ちょうど昼時とあって昼食を摂ることにした。

 今回のプチ旅をするにあたって「昼食もちょっと凝ってみようか」と考え、ネット上で小樽の「絶品グルメ」というページを繰ったら第3位に「三角市場」にある「滝波食堂のわがまま丼」が出ていた。「わがまま丼」とは、お店が提示する魚介の新鮮ネタから自分の好みを指定して丼にして提供してもらうシステムである。私はすぐさま「これを食しよう!」と即断した。私は本来生ものを苦手としているので、好みのネタは限られているのだが、せっかくの小樽なので小樽名物を食することにした。

   

※ JR小樽駅に近い側の「三角市場けの入口は意外に狭かった。

「三角市場」はJR小樽駅の直ぐ北隣にあった。「三角市場」とは、敷地の形が三角形をしていることから名付けられたことを後から食堂の店員さんに教えていただいた。

   

※ 市場内に入ると左右にびっしりと魚介類の店が並んで、ところどころに食堂が点在していた。

 三角市場に入ると、海鮮を扱う店がずらーっと並んでいた。その中には何軒もの食堂も入っていた。各店舗から声がかかる中、それらの声を振り切って「滝波食堂」目ざして進んだ。「滝波食堂」は市場の奥の方で派手な店構えで私を待っていた(?)

   

※ 私が目ざした「北のどんぶり屋 滝波食堂」の入口です。派手ですねぇ~。

   

※ 滝波食堂の正面入口です。これ以上できないと思われるくらい派手な入口です。

 店内も「これが店のコンセプトだ」と言わんばかりに派手派手なディスプレイは変わらない。まあ、元気の良さ、ネタの新鮮さをアピールしているのだろうと納得しながら、10種のネタの中から、私は3品を選び出した。(4品コースもあったが、私は3品で十分である)その3品とは「本マグロ(赤身)」「サーモン」「生うに」の3品だった。それに「海鮮汁」、サービスで「鮭のハラスの焼き物」が付いて普通盛2,200円だった。

 なお、参考までに10種のネタとは?メモしてきたので、ここに紹介します。①自家製いくら、②生うに、③かに、④本まぐろ(赤身)、⑤ぼたんえび、⑥あまえび、⑦サーモン、⑧活ほたて、⑨とびっこ、⑩季節のネタ(ネギトロサーモン、ネギトロまぐろ、小樽産たこ足)と店内に掲示されていました。 

   

※ 店内に入ってもご覧のとおり、落ち着くのが難しい??

 注文をして数分後に出てきた「わがまま丼」は大きめの切り身が丼から溢れんばかりに盛り付けられていた。まずマグロから頂戴した。マグロの赤身にワサビ醤油を付けて口の中へ。これが美味かった!新鮮なマグロの赤身が口いっぱいに広がった。続いてサーモン、そして生うにと次々に口に運んだ。ご飯との相性が抜群である。私の場合は、これが刺身単独だったならこれほど感激しなかったろう。生ものが苦手な私はご飯(あるいは酢飯)と合わせることによって美味さを実感するのだ。

   

※ 注文時に何故かお茶と裂きイカが出てきました。

   

※ そしてご本尊の登場です!丼から溢れるように盛り付けられています。

   

※ その盛り付けをズームアップで!

   

※ 鮭のハラスの焼き物も脂が載っていて最高でした!

 サービスで出た「鮭のハラスの焼き物」もさすがに新鮮で申し分なかった。

 私は満腹、そして満足な思いで「滝波食堂」を後にし、「田中酒造本店」に向かったのだった。 

   

※ 市場の反対側の入口です。こちらの方が正面なのかな?

《滝波食堂 概要》 

◇住  所 小樽市稲穂3条10-16 三角市場内

◇電  話 0134-21-2390

◇営業時間 AM8:00~PM5:00

◇定休日  無 (1月1日のみ休業)

◇駐車場  有(3,000円お買い上げで1時間無料)


小樽・田中酒造亀甲蔵のお雛様

2022-02-24 17:09:26 | イベント

 お雛様が好きなわけではない。ましてやお雛様フリークなどではけっしてない。ただ、ただ物好きなだけで小樽まで足を延ばしてみた。お雛様が10セット以上並ぶさまは、まさに圧巻だった。

 この季節になると、どこでもお雛様の話題が盛んである。歴史の浅い北海道がそうなのだから、本州あたりではさぞ賑やかなことと想像される。その中で、毎年の話題に取り上げられていたのが小樽・田中酒造のお雛様飾りだった。昨年は「北海道開拓の村」に飾られたお雛様を見ることができたので、「今年はぜひ小樽のお雛様を!」と思っていたので、本日都市間バスを利用して小樽市まで足を延ばした。

 田中酒造の「亀甲蔵(きっこうぐら)」は本店とは違い、小樽市の中心部からやや離れた南小樽駅や商業施設「ウィングベイ小樽」の近くだったので、小樽駅から市内バスで向かった。

 「亀甲蔵」は田中酒造の製造部門のようである。石造りの重厚な建物だったが、調べてみると1905(明治38)年頃に建造された石造り倉庫群を醸造所として活用しているようだ。

   

 亀甲蔵を伺うとまずは醸造所で作られた製品の売店があり、そこに雛人形が飾られていた。しかし、ここのスタッフによると別の部屋にもっとたくさん飾られているとのことだった。

   

※ 亀甲蔵に入ったところにある売店兼試飲会場です。

   

※ その売店の一角に飾ってあった一組の雛人形です。さすがお酒屋さんの…といったディスプレイです。

 この亀甲蔵では醸造過程の見学が可能になっていた。工場見学といっても最近はただ機械類を眺めるだけなので、それほど興味はなかったのだが一応見学させていただいた。見学は予想どおり、蔵人さんたちの姿もなく機械類だけを眺める無味乾燥なものであった。(但し、時期やタイミングさえ合えば、蔵人さんたちの作業風景を見られる場合もあるという)

   

※ 見学コースの壁に展示されていた稲わらですね。

   

※ ご覧のように機械類が並んでいました。

   

※ もろみの製造工程でしょうか?内部は酸素不足になますと、注意書きがありました。

 そして当初の目的であるお雛様が飾られている部屋へと入った。部屋の大きさは小学校の一教室分といったところだろうか。その壁面にずらーっとお雛様のセットが陳列されていて、まさに圧巻の様相だった。その数を数えたところ確か12セットほどではなかったろうか?部屋の中央には、ガラスケースに入ったものや、単品のお雛様、あるいは関連の品々が展示されていた。

 細かく、何がどうなっている、などと味わうことは私はまったく不得意とするところだ。ざーっと見て、写真を何枚か撮ったところで、私の目的は終了だった。

   

   

   

   

   

   

※ このようなお雛様はなんと呼ぶのでしょうか?

 階下の売店に降りると、試飲があるとのことだったが、スタッフの方々は何も勧めてくれない。きっと私は酒が飲めない人と映ったのか??実際、私はあまり日本酒を得意としていないのだ。それとも、コロナ禍のため試飲を中断していたのかもしれない。いずれにしてもそのことを問いただすこともなく、店が期待する醸造した日本酒を購入することもなく、唯一「ひな酒まんじゅう」を購入し亀甲蔵を後にした。

         

 この後、私は市の中心部にある本店に向かったのだが、そのレポは明日に回すことにする。

《田中酒造・亀甲蔵の概要》

◇住  所 小樽市信香町2番2号

◇電  話 0134-21-2390

◇営業時間 AM9:05~PM5:55

◇定休日  無 年中無休

◇入  場 無料


可愛い4姉妹のSHAKA💛SHAKA  LIVE

2022-02-23 18:36:47 | ステージ & エンターテイメント

 サイドギターにベースギター、キーボード、ドラムスと本格的(?)な組み合わせの4姉妹バンドである。物好きもここに極まれりと揶揄されそうだが、遠く西岡まで遠征して4姉妹のキッズガールズバンドのライブを楽しんだ。

          

 吹雪が続き鬱々していたのだが、今朝は晴れ間が見えたこともあり思い切って西岡公園(西岡水源池)でスノーシュートレッキングをしようと出かけた。併せて昨日の新聞で公園の近くでSHAKA💛SHAKA  生ライブ!!があるという告知が出ていたのでスノーシューの後に立ち寄ってみようと思った。しかし、吹雪が続いた後遺症は大きかったようだ。自宅からおよそ1時間もかかって着いた西岡公園の駐車場は除雪が行き届かなくて閉鎖されていた。周りにも駐車できるようなスペースは皆無で、スノーシューは諦めざるを得なかった。

 諦めて直ぐに引き返す手もあったが、せっかくの機会なので午後2時開始の「SHAKA💛SHAKA  生ライブ!!」を聴いて帰えることにした。

 会場は西岡4条13丁目にあるフリースペース「COCOスペース西岡」というちょっとおしゃれで、多目的にいろんな形で利用できるスペースのようだった。

   

※ 会場のフリースペースCOCOspaceの外観です。

   

※ COCOスペースの入口には各種イベントなどの告知が掲示されていました。

  

※ COCOスペースを紹介するパンフレットを転写しました。

 午後2時、メインスペースにおよそ20数名の聴衆(ギャラリー)が集まった中でライブが始まった。メンバーはギターとボーカルのネネ(10歳、小4)、ベースギターとボーカルのキワ(8歳、小2)、ドラムスのキホ(8歳、小2)、キーボードのマレイ(6歳、幼稚園)という可愛い4姉妹である。

   

※ リーダーでギターとボーカル担当のネネさんです。

   

※ ベース担当のキワさんです。(1曲だけボーカルも披露してくれました)

   

※ ドラムス担当のキホさんです。

   

※ キーボード担当で最年少メンバーのマレイさんです。

 グループ名の「SHAKA💛SHAKA(しゃかシャカ)」は、「お釈迦様」から由来するとリーダー(?)のネネさんが紹介してくれた。実はこの4姉妹は澄川の観音院というお寺の住職さんのお子さんたちで、住職である広沢義宗さんが指導されているとのことだった。

 演奏された曲は、チラシに表記されていた曲(CRY BABY、ここで息をして、ヨワネハキ、ギラギラ、ハルカ、SWEET MEMORIES など)だったようだが、私にはSWEET MEMORIES以外は初めて聴く曲ばかりだった。演奏のレベルは正直に言わせていただくとイマイチかな?と思われたが(それは彼女らが小学校低学年なのだからある種当然のことなのだが、私の期待が大きすぎた?)4人は共に一生懸命楽器と向き合い、歌っていた。リーダーのネネさんは10歳ということで恥ずかしさを覚える年代なのかやや遠慮気味だったのが惜しいと思われた。きっとライブの回数をこなすうちに舞台度胸も付いて、もっと自分を前面に出すようになると面白いと思われる。

   

※ 本番前のリハーサルの様子を撮らせていただきました。

 4人の中で際立っていたのはベースのキワさんだった。よく聴いていると、小さな体に大きなベースギターを抱え、正確にリズムを刻んでいた。そして、特筆すべきは1曲だけのボーカルだったが、非常に声が出ていたし、音程もしっかりしていたのが印象的だった。その他のキホさん、マレイさんもしっかりと自分の役割を果たしていた。

 まだまだ幼い4姉妹である。これからも練習を積み重ね、ライブを体験することによって、きっとぐんぐんと上達するのではないだろうか?彼女たちが上達したライブをいつかまた聴いてみたいと思った。   

 当初、個々人の写真の掲載はよそうかな?と考えていたのだが、ライブ後に指導者で父親の広沢さんから「ネット上などにどんどんアップしてかまわない」旨のお話があったので個々人の写真もアップさせていただいた。 


映画 №340 壬生義士伝

2022-02-22 20:07:45 | 映画観賞・感想

 人としての義、家族への愛、友との友情…、浅田次郎特有の人情味あふれる作品の映画化である。貧困ゆえに盛岡藩を脱藩して新選組に入隊した吉村貫一郎の可笑しくも悲しい男の物語である。

          

 コロナ禍で各種の講演会や講座は軒並み中止になるし、さりとて雪のフィールドに出ようとしてもここ数日は吹雪に見舞われ足止めを食わされてしまっている。そこでBSプレミアムで放送されたのは昨年10月4日とずっと以前なのだが、まだレポしていなかったこの作品を今日もう一度見直し、本日の投稿とすることにした。

 この作品は2002(平成14)年に制作されたが、浅田次郎の原作を、中島丈博が脚色し、滝田洋二郎がメガホンを執った映画である。なお、この作品は2004年の日本アカデミー賞作品賞を受賞している。

 映画は主人公の吉村貫一郎(中井貴一)と同じく新撰組隊士であったが、何かと吉村を忌み嫌う斉藤一(佐藤浩市)が回想する形でストーリーが進む。吉村貫一郎は盛岡藩の藩校の剣術師範として勤めるも家族を養えぬほどの貧困から逃れ金を稼ぐために脱藩し、新撰組に身を投じた、となっている。このところが映画(原作)では吉村の生き方を貫く礎となっている。しかし、私はこの部分に若干の疑問を持った。盛岡藩はけっして豊かな藩ではなかったかもしれない。しかし、いくら下役といえども藩士が妻子を養えないほどの薄給に遇するだろうか?史実を調べてみると、吉村は藩命により江戸に出仕し北辰一刀流の千葉道場で剣術の修養に励むが、藩より盛岡への下向を命じられて直ぐに出奔している。このことから吉村は江戸に在住していて尊王攘夷派(討幕派)の台頭を感じ、佐幕派の一人としてその盾になりたいと新撰組に身を投じたのではないだろうか?というのも浅田次郎はこの作品の執筆にあたってフィクションとして書かれた子母澤寛の「新撰組物語」を参考にして、さらに浅田自身の創作を加えたということだから…。

     

 という史実はあるようだが、映画のストーリーは吉村が可笑しくも悲しいほどにお金に執着し、そこで得たお金を故郷の妻子に送っている。その可笑しくも悲しい一人の男を中井貴一が好演している。また、冷めた目をして吉村を視る役の佐藤浩市もはまり役と見えた。  

 吉村が画面で義を語ることはほとんどなかった。しかし、彼の中には佐幕派の一人として使命感には燃えていたはずだ。でなければ、いくらお金のためといえども命を賭した日々を送れるはずがない。しかし、時代は討幕派が勢いを増してゆき、新撰組など佐幕派は追い詰められていく。そして吉村貫一郎の運命は…。137分という長尺映画だったが、少しも長く感ずることなく、映画に入りこめ、楽しませてくれた映画だった。

※ 掲載写真は例によってウェブ上から拝借しました。

 


ASV(先進安全自動車)って知ってました?

2022-02-21 16:34:56 | 講演・講義・フォーラム等

 自動運転システムの開発が進んでいることは聞いていたが、同時に私たちシニア向けの安全技術の開発も相当に進んでいることを知った。私が望んでいたこととは少し違った内容だったが、安全運転システムの今を知ることができた。

 2月19日(土)の「道新みんなの終活フェア」で午前に行われた桜木紫乃氏の特別講演会の様子はすでにレポしたが、私はこの日の午後行われた各種セミナーの中から、「高齢者と安全運転」というテーマに興味を抱き受講した。

 セミナーはJAF(日本自動車連盟)札幌支部の方が「安全運転サポートカーの先進安全技術等について ~機能を知って、より安全・安心に~」と題して話された。

 講師によると北海道内における自動車事故の件数は漸減傾向にあるとのことで、2020年度は7,891件だったとのこと。数年前には1万件を超えていたそうだから良い傾向である。その事故の中から65歳以上の事故の詳細をみてみると全体の6割近くが「前方不注意」、「操作不適」が原因となっているという。

 そこでASV(先進安全自動車)の登場である。ASVは、ドライバーの「認知」「判断」「操作」を助けるシステムであるとされた。

   

※ ASV車のイメージ図とお考えいただくイメージ図です。

 具体的には、現在の新しい自動車には次の6つのシステムが購入者の希望によって搭載されているという。

〈1〉衝突被害軽減ブレーキ

〈2〉ペダル踏み込み間違い時加速抑制装置

〈3〉車間距離制御装置(ACC)

〈4〉車線逸脱警報装置

〈5〉リアビークルモリタリングシステム

〈6〉自動切替型前照灯

以上のようなシステムが開発され、新しい自動車には搭載可能だということだ。特に(1)、(2)あたりは、最近の高齢者事故でクローズアップされている事故を未然に防ぐ装置として有効のように思われる。ところがとても残念なことが判明した。というのも、私がセミナーを受講しようとした動機は、高齢者の運転で気を付けねばならない点を指摘されたり、高齢者運転の危険性除去のための装置を紹介いただき、その機器の後付け方法を伝授していただけるものと思い受講することにしたのだ。しかし、セミナーは案に相違して「新しい機器の後付けは難しい」とのことだった。

   

※ 図は前方方向の衝突回避を避けるシステムの説明図です。

 このことはとても残念なことである。私自身これから新車を購入するなどということは現実的ではない。いつ現在乗っている自動車をいつ手放そうかと考えている者にとってはあまり参考となる話ではなかったが、こうした技術の進歩によって自動車事故が減少していくことは歓迎すべきことである。

 そういう意味では新たに知識を得たことは無駄ではあるまい。当面の私にとっては慎重の上にも慎重を期して運転するよう心掛けたい。

 ちなみにASVとは、Advanced Safety Vehicleの頭文字を取ったものということだ。

   

※ 私が受講したセミナーの説明とは一部違いがありますが、ASVを理解しやすい図です。

※ 掲載した図は全てウェブ上から拝借したものです。


残念!でも天晴れロコ・ソラーレ & カーリングの魅力

2022-02-20 17:01:37 | スポーツ & スポーツ観戦

 う~ん。残念!北京冬季五輪カーリング女子決勝で英国と対戦した我がロコ・ソラーレは善戦むなしく3対10と敗れて銀メダルとなった。しかし、前回大会以上の戦績を残した彼女らは天晴れである。また、改めてカーリングの魅力に触れた今大会だった。 

 連日、サブテーマのような形で書き綴ってきた《北京冬季五輪》であるが、今日は最終日なのだからメインテーマとして取り上げることにした。そう思いついたのも、今大会におけるロコ・ソラーレの大健闘があったからだ。

    

 ロコ・ソラーレ…、それは彼女らの出身地である常呂から太陽のように輝きを持ったチームになるようにと名付けられたチームだという。チーム名そのもののように、彼女らはカーリング・シート内で、いつもどのチームよりも明るく振る舞い、太陽のように輝きを放っていた。喜怒哀楽を前面に出し、カーリングを心から楽しんでいる様子が画面を通して伝わってきた。苦戦続きだった決勝戦でもそれは変わらなかった。そこが彼女らの魅力であり、凄いところだと思った。

 結果は彼女らが思い描いていたメダルの色とは若干違ったかもしれないが、堂々たる世界第2位である。スコア的には3対10と惨敗である。スキップの藤沢選手が試合後のインタビューで何度も「悔しい!と連発したそうだが、その思いも分かるし、その思いを率直に口にする彼女らの素直さもロコ・ソラーレの魅力である。

 ロコ・ソラーレは2月10日に予選リーグで対スウェーデン戦以来、決勝戦まで全11試合、1試合の試合時間が平均2時間30分くらいだという。そうすると、ロコ・ソラーレの選手たちは実に27時間30分も戦い続けていたことになる。その間、カーリングファンはもとより、多くの人々が健闘するロコ・ソラーレにTV画面を続けて声援を送り続けた。その声援に彼女たちは素晴らしい戦績で応えてくれた。そう考えると彼女たちに今大会のMost Memorable Players(最も印象的な選手たち)の称号を贈りたいと思う。ありがとう!ロコ・ソラーレ!!! 

      

 ところで、今大会の女子カーリングはカーリングの奥深さ、難しさを改めて私たちに教えてくれたと思う。というのも、決勝戦の日本と英国は現在の世界ランキングが第7位と第8位のチーム同士である。一方、3位決定戦を争ったのはランキング第1位のスウェーデンと、第2位のスイスだったのである。ランキングはこれまでの戦績を数値化したものだと思うが、今大会ではランキングの立場が完全に逆転した形である。それほどカーリングの場合は絶対王者というのは存在しないスポーツなのかなと思える。つまりチーム間に例え実力差があったとしても、一つ一つの試合においては簡単にその立場が逆転するところにこのスポーツの奥深さ、難しさが存在すると言えそうだ。

 カーリングはまた、その動きがけっして激しくもなく、速くもない。そうしたことから「カーリングはスポーツなのか?」という疑問を呈する向きがあるという。とんでもない誤解である。あのストーンを投ずるときの選手たちのフォームを一般人はけっして真似することができない。私も過去に何度かカーリングを楽しんだ(?)ことがあるが、とてもとてもあのようなフォームを真似することができなかった。しかもあのフォームで、重さ20kg前後のストーンをおよそ40m先のハウスに向かってmm単位でストーンを運ぶ(滑らせる)繊細な技術が求められるのである。力強く、繊細な運動神経が要求されるスポーツなのである。

 それと共にカーリングに要求される能力として、氷を読む力である。氷の状況は見ている我々には分からないが氷の状況は刻一刻と変化しているらしい。その状況を的確に読みながら戦略を立てる必要がある。さらに、カーリングの場合は選手たちがストーンを投ずる度に氷上のストーンの位置は一変する。その状況を読み、その時々の戦術を練らねばならない。そこで必要になるのが選手同士のコミュニケーション能力である。カーリングにはこの他にも私が知らない能力が求められているのかもしれない。というように、カーリングは、人間のあらゆる能力を必要とし、求められるスポーツと言えそうなのである。

 よくカーリングは「氷上のチェス」とも称されるが、人並み以上のスポーツ神経の良さを求められながら、そのうえ戦略・戦術に優れた者でなければ選手として適していないといえそうだ。そうしたあらゆる能力を高めたうえでも、ジャイアント・キリングが起こり得るスポーツなのだ。なんとも魅力たっぷりのスポーツであることを私は今北京冬季五輪でロコ・ソラーレの快進撃を追いながら再認識することができた。

※ 掲載写真は2枚ともウェブ上から拝借しました。


直木賞作家・桜木紫乃が考える終活

2022-02-19 20:13:12 | 講演・講義・フォーラム等

 作家・桜木紫乃氏は言う。「人間、明日何があるか分からない。だから美味しいものを食べて、日々楽しみなさい」と…。意外にがらっぱちな素顔を見せながら、桜木氏は自らの素顔を快活に語った。

   

 本日、北海道新聞社主催の「みんなの終活フェア」がロイトン札幌を会場に開催された。そのフェアの特別講演として江別市在住の直木賞作家・桜木紫乃氏のトークショーがあり参加した。(桜木氏は2013年に「ホテルローヤル」で第149回直木三十五賞を受賞している)

 講演ではなく、トークショーと表現したが桜木氏の友人でフリーアナウンサーの大津洋子氏の質問に答える形で話が進められたのでそう表現した。テーマは「もう少しワクワクしませんか~この先は自分のために~」というものだった。

            

 お話はまず自らの家族のことについてだった。桜木氏は自らの父親を「横暴、山師、勝つことのないギャンブラー」と称した。父親をここまでボロクソに云いながらも、どこか楽しそうに語る姿が印象的だった。また、母親については「いつも父親と別れたがっていた」と語り、現在は認知症を患っていることも包み隠さず語る桜木氏だった。

 桜木氏は作家として本格的に活動をはじめて20年が経過したそうだが、作家生活に入ってから特に親しくお付き合いしている方を3人挙げてほしい、という大津氏のリクエストに次の3人を挙げた。一人目は「大沢在晶」さん、二人目は「小池真理子」さん、三人目には「カルーセル麻紀」さんを挙げた。

 大沢在晶さんは「新宿鮫」で有名な作家であるが、桜木氏は「兄さん」と慕っているそうだ。彼女の作家活動を親身になって応援してくれているという。

 小池真理子さんは、女性でありながら「アニキ」と呼んで親しくさせてもらっているという。桜木氏は彼女の文章の素晴らしさに憧れるという。メールの文章まで素晴らしいと 小池氏に心酔しているそうだ。

 カルーセル麻紀さんは同じ釧路市が故郷という縁もあるが、彼女(彼?)の繊細さ、細やかな心の持ち主であること対する尊崇の念を抱いているという。カルーセルさんは  パイオニアのごとく、世間と闘い続けた人で、自己愛の強い人として尊敬すると語った。

 こう語る桜木紫乃氏から彼女の人となりの片りんを伺えるような気がする。

          

 最後に「自分史を書きたいと思っている方にアドバイスを」との大津氏からの要請に対して「書いて満足するだけなら、自分と一緒に燃やしてしまいなさい。(つまり棺桶に一緒に入れなさいという意味)」と何とも大胆なアドバイスだった。つまり桜木氏は故人の自慢話や悔悟の話を誰も読みたくないはずだとズバリ指摘したのだった。

 桜木氏は現在57歳。私(たち)と比べるとまだまだ若いが、最近アルトサックスの教室に通っているという。教室に通い始めて3年が経過したそうだが、上達は亀の歩みのように遅いが、自分が少しずつでも上達を実感できているところにやりがいを感じているという。そして、「人間、明日何があるか分からない。だから美味しいものを食べて、日々楽しみなさい」と2度繰り返し、トークショーを締めた。

 私は残念ながら桜木氏の著作は一冊も手にしたことがない。あるいはこれからも手にする機会はないかもしれない。なのに今回彼女の話を聴いてみようと思ったのは、功成り名をあげた方のお話には得ることがあると考えたからだ。その期待どおり作家・桜木紫乃氏の人となり、さらには彼女の人生観のようなものを伺えたことは収穫だった。

※ 今回も会場での写真撮影はNGだった。そこで掲載写真はウェブ上からお借りした。

《北京冬季五輪寸評》

 2月4日開会した「北京冬季オリンピック」もとうとう明日で閉会となる。

 日本選手の出番も少なくなってきた。前回平昌大会で見事金メダルに輝いた高木菜那選手が出場したスピードスケート女子マススタートが行われた。しかし、高木選手は予選でパシュート(団体追い抜き)の時と同様、最終周にまたも転倒してしまい決勝に残れなかった。決勝戦に進んだ佐藤綾乃選手も最終周において選手同士のブレードがぶつかったこともあり、第8位入賞が精いっぱいだった。マススタートをはじめて真剣に見たが、いろいろと決まりがあり、選手同士の駆け引きもあって、ある意味で奥の深い競技なのかもしれない。しかし、一方で純粋にタイムを競うスピードスケート競技とは異質のようなものも感じられた競技だった。

 さて、日本にとって残るは明日のロコ・ソラーレの決勝戦だけである。決勝戦の相手イギリスとは予選リーグ戦で4対10と完敗している。準決勝の対スイス戦同様に再びジャイアントキリングを再現してほしい! 笑顔を忘れず、頑張れロコ・ソラーレ!!