田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ボランティアのプロの姿勢を見た!

2016-10-31 19:25:59 | ボランティア
 ボランティアのプロなんて意味としては矛盾を感じられるだろうか。その意味するところは、専門家とか、本職という意味ではなく、そのボランティアの様が専門的に見えたということである。札幌商工会議所の観光ボランティアガイドの方々のプロ精神を見た思いだった。 

               
          ※ 今回の実習で、時計台の道路向かいにあるビルのテラスから写真を撮ることが認められていることを初めて知りました。

 10月27~28日の両日、かでる2・7において「道民カレッジ称号取得者セミナー」が開催されて参加した。
 ここでいう「称号取得者」とは、道民カレッジの連携講座などで100単位以上を取得し、学士・修士・博士などの称号を取得した人を指すという。現在その数は全道で394名だそうだが、そのうち今回の参加者は32名と意外と少なかった。

 セミナーの趣旨は、連携講座等で自身にインプットするだけではなく、学びの成果をアウトプットすることによって社会参加の道を勧めようとする思いが、主催者である道民カレッジ事務局にあったのだと理解した。

               
          ※ 時計台の資料展示室で、札幌時計台が建てられた当時の札幌農学校の様子をジオラマで表していたところを撮りました。

 セミナーはまず、札幌商工会議所の国際観光部次長の荻野祥一氏が「観光ボランティアとおもてなしの心」と題して基調講演をされた。
 基調講演自体は、札幌市が観光都市としていかに魅力ある都市であるか、ということについて数字的な裏付けも示しながら話されたが、私にとっては特別目新しいものではなかった。
 私が注目したのは、荻野氏の講演に続いて話された札幌商工会議所の観光ガイドボランティアを実際にされている三人の方々のお話だった。
 まず三人の方がそれぞれガイドとしての知識が豊富であるということが伝わってきた。さらにガイドとしての資質を高めるために自己研鑽を自分に課していること。そして何より観光ガイドとして自らが楽しんでガイドを務めていることが伝わってきたのが印象的だった。

 第一日目の午後は、その観光ガイドによる実際の市内観光名所に赴いてガイドぶりを拝見することだった。観光名所として「道庁赤レンガ庁舎」、「札幌時計台」、「北大植物園」の3か所が取り上げられ、班に分かれてそれぞれガイドボランティアの方のガイドぶりを拝見することだった。私は特別な理由はなかったが、「札幌時計台」コースを選択した。

               
          ※ 紙芝居をされている方は札幌国際プラザのボランティアの方で、普段は日本語以外で紙芝居を披露しているとのことでした。

 この「札幌時計台」コースを担当した多田という女性ガイドの仕込みが素晴らしかった。私たちのガイドを担当するということで、事前に札幌時計台と打ち合わせをしていて、私たちのために札幌時計台の誕生にまつわる紙芝居を要請したり、時計台の鐘が鳴る仕組みや、時計のゼンマイを巻くところなどを見せていただく手配をしていただいていた。つまり仕込みをしっかりされていたということだ。
 多田氏には可能な限りのサービスを提供するという姿勢をみせていただいた思いである。さらに時計台の中の展示についても詳しく、我々の質問に対しても豊富な知識から適切に答えていただいた。

 そうした思いは、他のコースに参加した人たちも同様だったようだ。
 翌日の演習において、他のコースに参加した人たちからも同様の感想が寄せられた。
 こうした方々の活躍が観光都市札幌の名声をより高めていくうえで大きな力になっているのだろうなあ、という思いを強くした。

               
          ※ 実習の最後は、札幌市役所の19階の屋上から、ビル群に囲まれた札幌時計台を上から眺めて実習は終了しました。

 ボランティアというと、ちょっと以前まではアメリカの有閑マダムなどが、閑にまかせてやるものといったイメージが私の中では強かった。
 ところが時代を経て、日本の中でもそのような考え方がずいぶんと、しかも加速度的に広がってきたように思える。そのことは、日本の社会が良い意味で成熟してきた証だと私は思う。
 まさに時代は「あなたは誰かのために、何ができますか?」を問うている。(自画自賛?)

 私の場合は、これから資格(札幌シティガイド検定)を取得して、さらに研修を重ねてガイドボランティアを志すには年齢を経過ぎたきらいがある。
 私がこのセミナーから学んだことは、例えボランティアといえども、やるからにはプロフェッショナル的な心構えで取り組まねばならないということを教えられた思いである。
 そうした心構えを忘れずに、これまで取り組んできた道立美術館前歩道の美化のボランティアを一日も長く続けることが、私が地域社会に貢献できる唯一のことかなぁ、と今回のセミナーに参加して思いを新たにしたところである。

あゝ、コンサの足踏みは続く…

2016-10-30 23:04:27 | スポーツ & スポーツ観戦
 J2首位を走る我がコンサドーレだが、今季初の2連敗を喫してしまった。道新ホールのパブリックビューイング会場も、会場が沸くような場面もほとんどないまま90分間が過ぎてしまったような感じだった。どうしたコンサ! 

               
               ※ 会場は写真撮影NGだった。開会前に会場内を撮った一枚だけ掲載します。                 

 今日(10月30日)午後3時より、道新ホールで行われたコンサドーレの対熊本戦をパブリックビューイングで観戦した。
 会場はコンサドーレのレプリカユニフォームを纏ったコンササポーターで満員の状況だった。
 試合開始前には、コンサの現役選手の上里、杉山両選手とコンサOBで解説者の吉原宏太さんによるトークショーも行われた。
 
 対戦相手は、熊本地震の影響もあり、下位に低迷するロアッソ熊本である。当然試合を優位に運べるものと期待して大画面を見守った。
 ところが試合が始まってみると、熊本イレブンの躍動する姿ばかりが大画面の中を疾走する。コンサのイレブンは熊本の攻勢に対処するのに精いっぱいという感じだった。
 そんな中、試合開始後10分、先発に抜擢された永坂がペナルティエリア内で相手の攻勢に堪らず手を出して相手を倒しPKを献上してしまった。

 その後も熊本の積極的なプレッシングにボールを自由に扱わせてくれない。それは数字的にもはっきりしていた。熊本のシュート数が4~5回ある中で、札幌のシュート数は前半ゼロだったのだ。
 まるで首位を走るチームと降格争いしているチームが逆転しているような感じだった。
 何がそうさせているのか考えてみると、今日の先発に外人助っ人が一人も入っていなかったことがある。今年のコンサはブラジルから今年入団した三人の助っ人がかなり効いていたが、やはり助っ人がいないとチーム力が落ちるということか?

 後半は四方田監督の指示もあったのか、やや勢いを取り戻し、得点の匂いも感じられるようになり、期待をしたのだが…。あろうことか、後半20分、熊本は難しい位置からのヘディングシュートを決め、0対2とリードを広げられ、勝ち点3はこの時点で絶望の状況となった。
 その後、選手を入れ替えたり、パワープレーを試みたりと、いろいろ手を打ったものの実らず、結局0対2で前週に続いての2連敗となってしまった。

 パブリックビューイング会場には大きなため息が広がった…。
 いや~。私にとっては先週のヴェルディ戦に続いて観戦した試合2試合とも敗戦である。あるいは私には負け神が宿っているのだろうか?いや、あるいは、ではなくて本当かも?
 次戦のホーム、カマタマーレ讃岐戦は予定が入っていて観戦できないので、ぜひ勝利して不調から達してほしいと願うばかりである。
 まだまだ首位は維持しているのだから…。

《高校サッカーの結果》
 昨日観戦した高校サッカー選手権北海道大会決勝は、私の予想とは違い旭川実業高校が
3対1で勝利したようだ。旭川実業の正月の舞台での活躍を期待したい!

高校サッカー道大会準決勝戦観戦記

2016-10-29 22:55:03 | スポーツ & スポーツ観戦
 寒風吹きすさぶ中での準決勝2試合の観戦はとても厳しいものだった。札幌大谷 VS 北海、旭川実業 VS 東海大札幌、いずれも僅差のゲームだったが、寒い中での熱き戦いの模様をレポする。 

               

 今日(10月29日)全国高校サッカー選手権の北海道大会準決勝2試合が厚別公園競技場で行われたので観戦してきた。
 寒い!寒い!気温が低いうえ、強風が吹くというサッカーをするには厳しいコンディションだったが、見る側にとっても非常に厳しい気象条件だった。
 今日の札幌の気温は、4℃から5℃の間を推移していたとか、私は完全冬装備で臨んだのだが、観戦中ずーっと寒さが堪えていた。

               
               ※ 札幌テレビ放送(STV)が中継のためにTVカメラを配置していました。
 
 このサッカー選手権の場合、例年準々決勝までは道内の各地で行い(今年は苫小牧で開催)、準決勝からは厚別公園競技場で行われるのが通例となっている。
 地方大会から勝ち抜いて準決勝に勝ち残った4チームであるから、さすがにレベルの高い戦いが展開された。コンディションの厳しい中で戦われた2試合を私の目から見てレポすることにする。

【札幌大谷 VS 北海】
 高校サッカーのことについてそれほど詳しいわけではないが、現在の道内高校サッカー界においてこの二つのチームは両雄ともいえる学校ではないだろうか?

                
               ※ 大応援団を動員した北海高校の応援席です。大谷ももちろん応援団がいましたよ。        

 試合は非常に緊迫感のある展開となった。試合前半、風上に立った札幌大谷に何度か決定的チャンスが訪れたが、いずれも決めきれなかった。私は風上に立った前半に決めきれなかった札幌大谷は後半苦しいのじゃないかと思って見ていた。
 後半は風上に立った北海がやはり攻め立てた。しかし、北海もチャンスに正直なシュートが多すぎ、これも決められずに結局両チームとも前後半を無得点で終了した。

 延長戦である。延長戦というと私は15分ハーフの30分間の戦いかと思っていたが、高校の場合は10分ハーフの20分間が延長戦の時間だということを知った。
 延長戦に入ってからも両校それぞれチャンスは作るものの決めきれずにいた。「これは延長戦でも決着がつかずPK戦になるな」と思っていた延長戦の後半、試合時間が2分を切ったところで、札幌大谷の中盤から北海守備陣の裏に好パスが配給された。それを大谷攻撃陣(選手名は不明)が落ち着いて決めて決勝点とした。

               
               ※ 延長後半18分過ぎに待望の得点をして応援席に喜びを報告する大谷イレブンです。

 どちらに転んでもおかしくない試合だった。ボールコントロールではむしろ北海が上回っていたのではないかと思われたが、報われず札幌大谷の勝利となった。

               
               ※ 試合終了後、健闘を称えあう大谷、北海両校イレブンです。

【旭川実業 VS 東海大札幌】
 第一試合に比べると、やや緊迫感に欠けた試合と私には映った。第一試合と比べると両チームともにチャンスの数が数えるほどしかなかったからだ。

 チーム力としては旭川実業がやや上回っていると見ていたが、その旭川実業が風下だった前半32分、中盤から出たパスに攻撃陣が見事に反応しゴールを決めた。
 その後は、風の影響もあったのだろうか、両チームとも攻めあぐねたという感じで、時間ばかりが経過し、その後の見せどころもなく旭川実業の勝利で終了した。

【決勝戦 札幌大谷 VS 旭川実業 戦を展望してみると…】
 サッカーの場合は、対戦相手によって戦い方に違いがあるために、両チームの力量を本日の試合だけでは測りかねるのだが、私から見ると第1試合の札幌大谷 VS 北海の対戦の方がレベルが高いと見た。
 したがって、札幌大谷の方がやや有利と見るが、はたしてどうか?
 サッカーほどチームの力量と結果の間に相乗関係が働かないスポーツはないと私は思っている。だからどちらのチームにも優勝を勝ち取る可能性は十分と思う。

               
               ※ 試合中、唯一ゴール前の攻防を写した一枚です。

 明日の決勝もぜひ観戦したいと思うのだが、明日はコンサドーレの対熊本戦のパブリックビューイングの観戦券を入手したので、そちらを優先することにした。
 コンサドーレを応援しながら、高校サッカーにも思いを馳せたい。

               
               ※ 第二試合の試合結果を映し出すスコアボードです。

【だれかのために、できること】
 札幌大谷高校の応援団席に掲げられた横断幕が私の目を引いた。そこには「だれかのために、できること」と青地に白く染め抜いた横断幕がかかっていた。

               
               ※ 札幌大谷のこの横断幕が私の目を惹きました。

 その言葉は、私が9月24日に投稿した「あなたはだれかのために、何ができますか?」というフレーズと相通ずるではないか!
 札幌大谷のチームコンセプトは、チームの率いる田部監督の考え方が浸透していると私は思っている。というのも、私は3年前に田部氏の講演をお聞きして高校の指導者像がずいぶん変容したことを鮮明に記憶しているからだ。(そのときの投稿はこちらをクリックして⇒)
 彼は言った。「個を伸ばす!」、「個が伸びる環境づくり」を心がけていると…。
 田部氏はきっと部員に強調しているのだろう。「自分の個性を伸ばしながら、チームとして勝利するために、自分はだれかのために、何ができるか常に考えながらプレーしよう」と…。田部監督の思いと、私の思いがどこかで繋がったと思うのは、思いすぎだろうか?

               
               ※ 大谷イレブンに指示を与え、ベンチに戻る田部監督です。



《ファイターズ情報》
 やりましたぁ! ファイターズが見事に四連勝で日本シリーズを制覇しました!
 札幌での三連戦がどの試合もハラハラドキドキの接戦続きでしたが、今日の試合は最終的に10 対 4 と大差がついて、優勝の瞬間はイマイチ感動が薄かったのですが、優勝の価値には変わりがありません。
 こんな素晴らしいチームが北海道に、札幌に存在していることが嬉しくてなりません。
 嬉し過ぎて、今すぐにファイターズの勝利を分析することはできません。
 少し時間をおいてから、ファイターズ賛歌を綴ってみたいと思います。


観光における日韓関係の変容

2016-10-28 22:48:22 | 大学公開講座
 講師の金成玟(キム・ソンミン)准教授は、今シリーズのテーマ「旅は東アジアを変えるのか?」という命題に対して、国家レベルではなく民衆レベルのその国に対する眼差しの変化が東アジアを変えてきていると、日本と韓国の関係から論じた。 

 金成玟(キム・ソンミン)准教授は北大のメディア・コミュニケーション研究院の気鋭の若手の研究者として知られている。金氏の講義を受けるのは今回で5度目だったが、金氏が命題に対してどのように言及するのか興味を抱いて耳を傾けた。講義の演題は「戦後韓国における観光空間の形成と変容 ~「つながり」としての旅を考える~ 」というなんとなく難しい演題だった。
 その上、金氏の文系研究者独特の演繹的、かつ遠回しな表現は私のようなものには難解過ぎたきらいがあった。加えて、外国人特有の表現も私の理解を妨げた。

                    

 そこで誤解や曲解を覚悟で今回の講義を反芻してみることにする。
 金氏は韓国民の観光事情というより、日本人が韓国を旅行する実態の変容について論じた。
 それによると、日韓の国交正常化がなった1965年から、いち早く海外渡航の自由化が実現した日本では、韓国への「キーセン観光」が一つの現象になっていたという。
 そうした現象が1988年のソウル五輪前後から明らかに日本人の対韓国意識に変化が見られ、観光を旅行する日本人の実態にも大きな変化が表れてきたとした。

 その背景について金氏は、韓国の経済発展に伴う韓国自身の変容があるという。
 韓国の首都ソウルは、経済の発展によってそれまでソウルの中心だった旧都心の江北(カンブッ)から、未開の地だった江南(カンナム)に大きく開け、そこには新興財閥や中産階級が居を移し、現代的な韓国を現出していったという。
 金氏によれば、江北地区は「朝鮮的な」ノスタルジックで受動的な場所として、河南地区は現代的な「韓国的な」躍動感を感ずる場所として、日本及び外国旅行者から認識されていったという。

               
               ※ 江北地区の代表的観光地の南大門市場の風景です。

 その結果、日本では「冬ソナ」ブームが起こり、主婦や若者を中心とした韓国ブームが現出すると共に、韓国においても日本文化の解禁によって「クールジャパン」が大きな流れになっているとした。
 このように旅行者の実態が大きく変化した背景には、もちろん日本文化解禁のような政治的な変化も見逃せないが、それよりむしろ一般の人々のその国を見る「まなざし」の変化が大きく影響していると金氏は指摘した。
 その変化が東アジアを変えていく要因となるのではないか、というのが金氏の結論だと私は理解した。

               
               ※ 一方こちらは江南地区の超近代的なビル群です。

 今シリーズは、日本というよりは中国、韓国、台湾、タイなど東アジアの国々が経済的な発展に伴って、人々の海外旅行が大きなムーブメントになっている現状からの問題提起ととらえた。
 その問題提起に対して、今シリーズの4人の講師はそれぞれの国の一般大衆が国を越えての観光(交流)がさらに加速すれば、それは国の在り方にまで影響を及ぼすのではないか、と言及したのではないかと私はとらえた。



《ファイターズ情報》
 日本シリーズに関する今日のウェブ上での大きな話題は、明日のファイターズの先発投手が当初予想されていた大谷投手ではなく、増井投手となったことに対する議論が沸騰している。
 私もすっかり先発は大谷投手だと思っていた。ところがウェブ上の議論に耳(目?)を傾けてみると、第6戦は大谷投手を温存して増井投手先発がベストの選択だと思えてきた。
 状況を冷静かつ的確に判断した栗山監督の判断に喝采が送られている。これでまた栗山株が上昇したようだ。
 ファイターズナインは、あの赤い波の真ん中でどのような戦いをしてくれるのだろうか?明日の戦いが待ち遠しい!


今年の清掃ボランティア終了!

2016-10-27 21:16:51 | ボランティア
 夏の間続けていた近代美術館前の歩道の清掃活動、そして花壇の維持・管理活動を今朝(10月27日)を最後にして今年の活動を終えた。賛同してくれる方たちがいて、私たちのボランティアも7年目を無事に終えることができた…。 

 「近代美術館の前庭の緑に癒されている私たちが、勝手に美術館周辺の美化に取り組みませんか?」という呼びかけに応えてくれて発足した私たちのボランティアグループの活動も7年間も続けることができた。
 活動は夏の間、おおよそ2週間に1度の割合で、早朝に美術館前の歩道を清掃することがメインの活動である。さらに歩道上にある花壇の維持・管理も同時に行っている。

 今年の活動は4月22日に第1回目の活動を行い、本日まで15回の活動を行った。その間、延べ131人が参加してくれ、1回平均8.7人の参加となった。
 会員の高齢化が進む中で、これだけの方の参加を得たことを率直に喜びたい。

  ※ 前回の活動で、花壇の整理をしました。まだ花は元気でしたが、冬が近いこともあり思い切って整理しました。

               
               ※ ビフォーアー

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               ※ アフター

 いつも活動に出てくれる人がいる。
 時おり顔を出してくれる人がいる。
 会費を納入してくれるが、年齢や勤務の関係で全く活動には参加できない人がいる。
 どのような形でも、会の活動に賛同してくれる人がたくさんいることが心強い。

 今朝の歩道の清掃は大変だった。大量の枯葉が歩道を覆い、その枯葉を捨てるために用いたボランティア袋はいくつあっても足りないほどだった。それでも何とか整理することができた。
 しかし、歩道に覆いかぶさるようにして立つ近代美術館の木々は清掃を終えたばかりの歩道に容赦なく枯葉を落してくれる。歩道上がすっきりするのはほんの一瞬だけ…。
 道行く人たちは「なんと無駄な努力をしているだろうか」などと見ているのではないだろうか?
 しかし、私たちはそのことを知りつつ7年間も活動を継続してきた。活動に参加する誰もが、たとえ一瞬であってもすっきりした歩道にしたい、という思いでここまで続けてきたのだ。

  ※ 今回の作業で花文字を描いているクサツゲを雪害から守るために葉先を結わえてもらいました。

               
               ※ ビフォーワー

                   ⇓

               
               ※ アフター

 前回は花壇の整理を、今回は花文字(草文字?)を描いているクサツゲを雪害から守るために葉先を結わえてもらった。これでいつ冬が来ても、いつ雪が降っても大丈夫だ!

 今年の活動に一区切りをつけ、残りは反省交流会である。その席で私たちの活動の意義を再確認し、来年以降の活動にも意欲をもっていただきたいと思っているのだが…。
 意欲があっても、体が続くかどうか?それが心配な私たちのグループである。




《ファイターズ情報》

 やったぁ! 西川!! サヨナラ満塁ホームランだ!!!
 今年の日本シリーズ、特に札幌に帰ってきてからの三連戦は、いずれもしびれる試合の連続だった。
 そのしびれる試合をファイターズはことごとくモノにした。
 この幸運! この勝負強さ!!
 広島の赤い波に飲み込まれず、チャンピオンフラッグを札幌に持ち帰ってくれ!!!!!

 


 

脳卒中は時間が勝負!

2016-10-26 21:07:42 | 講演・講義・フォーラム等
 現代は脳卒中の中でも、血管がつまる脳梗塞が圧倒的に多いという。後遺症をできるだけ小さく抑えるためには、できるかぎり早く専門医に診てもらうことが鍵だそうだ。脳外科の専門医から脳卒中の話を聴いた。 

 10月21日(金)午後、私が所属する退職者組織の札幌市内各支部の代表者が交流する会が西区のホテルヤマチであった。
 その交流会にゲストとして招かれ、講演したのが脳神経外科で著名な中村記念病院の脳卒中センター長の上山憲司氏と副院長の大里俊明氏でした。
 演題は上山氏が「脳卒中の薬の話」、大里氏が「脳卒中の手術の話」となっていたが、それぞれの専門的な話は私の中に入ってこず、両者が強調された共通の部分が私の耳に残ったので、その点についてレポすることにする。

               
               ※ 講演をする上山憲司脳卒中センター長です。

 まず、一口に脳卒中というが、大きく二つのタイプに分かれるという。脳の血管がつまる「脳梗塞」と、脳の血管が破れる「脳出血」と「くも膜下出血」の二つのタイプである。
 近年、その罹患率に変化が出てきているそうだ。以前(1990年代以前)は脳出血が全体の8割近くだったものが、現代では脳梗塞が7割近くを占めるようになったということだ。このことの最大の要因は食の欧米化によるという。

 専門医から見て、脳卒中になりやすい人とは、食生活が欧米化している人(脂質などの摂りすぎ)、塩分過多、運動不足などの人の割合が多いという。また、危険因子としては高血圧、心房細動、糖尿病、脂質異常症、メタボリックシンドローム、喫煙、大量の飲酒などがあるそうだ。

               
               ※ 上山氏に続いて講演した大里俊明副院長です。
 
 脳卒中が怖いのは、脳血管性認知症を引き起こしてしまう恐れがあることだという。脳血管性認知症は、認知症全体の2割まで占めるようになっているらしい。
 そうした事態を防ぐ合言葉が「ACT FAST!」だそうだ。直訳すると「すばやく行動せよ!」となる。このFASTに意味があるそうだ。

   F=Face:顔、 A=Arm:腕、 S=Speech:ことば、 T=Time:時間

 顔の表情に歪みが出たり、腕が自由に動かせなかったり、言葉のろれつが回らなかったりしたら危険な兆候である。できるだけ時間をかけず専門医の診断を仰ぐのが何より重要だということだ。
 最近の医学の発達は、脳外科手術においても同様で、飛躍的に発展し患者の負荷が小さくなっているし、リハビリによる社会復帰も相当に進んでいるということだ。そのためにも兆候が見えたら「ACT FAST!」と強調された。

 さあ、私自身はどうなのだろう?私が脳卒中になりやすい体質かというと、そうだとも、そうでないとも言い切れない。また、危険因子がないとも言い切れない。
 加齢とともにその危険は増してくるものと考え、日常から注意しなくてはならない、と教えられたような気がした講演会だった。



 ※ スリリングな試合展開から、日ハムが見事に二連勝し、今日本シリーズの戦績を二勝二敗のタイとした。立役者はもちろん決勝ホームランのレアードである。しかし、隠れたヒーローは昨日に続き勝利のおぜん立てをした4番中田選手の6回の一発であり、1~5回まで先発投手の役割をきっちり果たした高梨投手である。忘れてならないのは、6・7回を抑えたバース投手も存在感十分である。それぞれが役割をきっちりと果たしている日ハムは強いぞ!!!!!

あゝ、吾はIT難民

2016-10-25 22:57:24 | その他
 文明の進展はITに弱い老人を容赦なく痛めつける。今日はその悲哀を嫌というほど味わわされた一日だった。情報化社会に付いていくのは老人にとっては大変なことだ…。 

 8月の富士登山中にスマートフォンを落としてしまい、画面表示の部分を細かく砕いてしまい、セロテープでもたしていたが、それも限界がきて、新しい電話機と交換することにした。
 先日、その新しい電話機が届いたのだが、そこから私の苦難が始まった。

               

 新しい電話機になるということは、旧電話機からさまざまなデータを移す作業がある。この作業は基本的に本人がしなければならない。そのマニュアルを見ただけで「自分にはダメだ」と思った。さらに我が家はWi-Fi環境となっていない。
 こうなったら、ドコモショップに出かけてスタッフの力も借りながらデータ移転をしようと考えた。
 そこで本日、ドコモショップに出かけたのだが…。
 
 私の機種は、I-phone6をドコモショップで購入したのだが、ドコモシップではI-phone のiCloudやiTunesのデータ移転やセットアップの支援はできないという。アップルショップへ行ってほしい、と言われた。
 しかたがない。駅前の札幌エスタに入っているアップルショップへ出かけたのだが…。

 ところがそこのアップルショップは修理専門で、セットアップなどの支援はしていないという。そして、セットアップなどについてはアップルのコールセンターに聞いてくれ、ということだった。いやはや、二進も三進もいかなくなった。

               

 途方に暮れた私だが、こうなったら自分でやるしかないと覚悟を決めた。
 それでもWi-Fi環境下で行わねばならないので、歓迎されないだろうが、もう一度ドコモショップに出かけて作業をしようと決めた。
 ドコモショップへ行き、事情を話すと快く場を提供してくれ、「何かあったら、相談に乗りますよ」と言ってくれた。
 マニュアルを見ながら、試行錯誤を繰り返し、まずはiCloudのバックアップを作成した。次にiTunesのバックアップだが、私はまったくiTunesを使っていないこともあり、スタッフに伺うと「それならバックアップの必要はないですね」ということだった。
 そこでようやく、ドコモショップの機械を使って住所録とアルバムのデータを旧電話機から新電話機に移転させた。

 と書くと、案外スムーズにいったのでは、と思われるかもしれないが、ここまで終えるのに実に5時間近くもかかっていた。
 作業としては、まだ指認証システムへの登録とか、旧電話機のデータ消去などの作業が残っている。

 私の場合、インターネットでのニュースのチェックとか、さまざまな調べもの、スケジュール管理、旅先からのブログの投稿と、今やスマートフォンは私にとって切り離せない機器となっている。にも関わらず、いざセットアップとか、データ移転となると、からっきしダメである。
 文明の発達した便利な時代に生きている、と思う反面、それを十分に使いこなせていないIT難民を自覚する私である…。


※ 今夜の日ハム VS 広島カープ戦は興奮しました。いや~、大谷選手の勝負を決める一打を打つなんて出来すぎですね。その大谷選手の殊勲に霞んでしまいましたが8回裏の中田選手の一打が日ハムナインを勇気づけました。明日から流れが変わりそうな予感がします。

中国の国内観光事情

2016-10-24 20:32:51 | 大学公開講座
 海外に出る中国人ばかりでなく、国内旅行をする中国人の数も爆発的に増えているらしい。そうした中、宗教観光にまつわる観光事情について、中国南部の雲南省の回族(回教徒)を研究対象とする研究者から話を伺った。 

 北大公開講座「旅は東アジアを変えるのか?日中韓から見る現代の観光文化」の第3講が10月20日(木)夜、開講された。
 今回のテーマは「現代中国における民族観光の展開」と題して、北大メディア・コミュニケーション研究院の奈良雅史助教による講義だった。

              
       ※ 講師の奈良氏が研究対象とした中国雲南省の位置です。紅河州箇旧市は雲南省の中でも南のベトナムとの国境にある地域です。

 中国における観光事情は1978年の改革・開放政策の導入に伴い大きく変化したという。
 それまで中国においては〝観光″は贅沢なものであり、タブー視されていたため政治外交として、あるいは社会主義圏へのツアー程度しか行われていなかった。
 そうした「政治的な観光」から「産業としての観光」へ変わったことと、国民の所得が急増したことなどにより、中国国内には一種の旅行ブームが現出しているという。

 2015年の海外旅行者数は1億人を突破し、国内旅行者数も8.78億人だそうだ。この国内旅行者数はすでに世界最大の国内旅行市場を形成しているという。基礎人口が違うだけにその数も驚異的である。
 このような状況の中で、奈良氏は中国国内における宗教観光事情、つまり民族観光について調査・研究をしたという。

 雲南省は少数民族が多い地域であるが、その中でも奈良氏は回族が地域の人口の90%を占めるという紅河州箇旧市の沙甸区(こうがしゅう こきゅし さでんく)に入り調査したという。
 中国政府は辺境の少数民族地域における観光資源開発に注力しているようだ。その理由は、少数民族の生活、文化に着目し、それを資源として民族観光を開発することによって、貧困救済と地域振興を目指しているとのことだ。

 中国の国内政治にとって最大の課題は、領域統合と国民形成ということだ。つまり、55の少数民族と漢族を抱合して「中華民族」としての国民を形成することだという。観光はその一翼を担うものとして共産党政府は期待しているようだ。
 奈良氏がフィールド研究とした箇旧市の沙甸区は「沙甸事件」(この説明は省きます)の贖罪の意味もあって、中国で最大のモスクを建設するなど当地の回族に対して相当な支援をし、観光開発に力を入れているという。
 こうしたこともあって、沙甸区にはムスリム(回教徒)はもちろんのこと、非ムスリムも相当数訪れるようになり、観光地として発展し、地元も潤っているようだ。

              
              ※ 中国でも最大といわれる沙甸区に建設されたモスクです。

 ところが中国共産党政府は、沙甸区のような民族観光が隆盛を迎えている状況は痛しかゆしの面もあるという。それは共産党にとって「宗教」の統治には両義性を有しているからだという。
 ここが難しい。共産党の教義であるマルクス・レーニン主義にとって「宗教」は本来打倒すべき対象であった、ということだ。だから、改革・開放後の現在でも、宗教は最終的に消えてなくなるもの、という原則であるという。
 一方、中国政府にとっては宗教信仰を持つ少数民族を取り込むためには、「宗教」を容認せねばならないという側面も併せ持っているということだ。

              
              ※ ムスリムの典型的な服装をした男性です。

 そこで中国政府としては、政府の管理下において「信教の自由」が保障されるような公認宗教の制度を理想としているようだ。例えば、ムスリムと非ムスリムが接触することをできるだけ制限するというように…。
 ところが現実は政府が考えているように進んでいないところがあるようだ。非ムスリムは観光地として開発されたムスリム地域にも興味・関心を示し盛んに訪れているのが現実のようだ。

 奈良氏は状況を観察し、次のように予想した。
 「人々は国家の統治のロジックを越え、そして動く」そして「経済発展、国民形成には還元されない民族間関係の再編が起きるのではないか」と…。

 中国においては、チベットやウィグル地区など民族問題が影を落としている。中国における人々の旅の隆盛が中国の民族問題さらなるの火種になる可能性がある、とする奈良氏の見方は今後の中国をウォッチングするうえでも大切な要素になるようだ。

合田一道氏「大友亀太郎」を語る

2016-10-23 22:08:42 | 講演・講義・フォーラム等
 札幌開拓の礎を築いた大友亀太郎が1866(慶応2)年に、当時のサッポロベツに着任して今年で150年が経つという。そのことを記念して、私が密かに敬愛するノンフィクション作家の合田一道氏による講演会が開催されたので受講した。 

 10月20日(木)午後、東区民センターにおいて、札幌村郷土記念館保存会が主催する「幕臣大友亀太郎着任150年記念講演会」が開催された。
 講師は上述のとおりノンフィクション作家の合田一道氏で、「大友亀太郎とその時代」と題して話された。

                    

 会場の東区民センター大ホールは受講しようとする人たちで溢れかえり、主催者はあわてて椅子を追加したが、立見のまま聞いた人も多かったようだ。おそらく東区の関係する開拓の二世・三世の方々がたくさん駆け付けたものと思われる。

 合田氏を私が敬愛するのは、合田氏は歴史に詳しいだけではなく、ストーリーテーラーとしての素晴らしさを感ずるからである。氏が対象とするのは主として地域史であるが、著作が多いこともあって、非常に幅広く対象の現地を調査し、聞き取りを行っている。
 その蓄積があるため、氏の話は常に幅広く、さまざまな事象を有機的に組み合わせて話を展開するため、いつも興味深いお話が聞けるのである。

                
               ※ 私のブログに何度も登場している合田一道氏です。

 今回の話も、受講する方々が大友亀太郎の札幌における事績については熟知している方が多いとみて、大友の事績についてはさらっと触れただけであった。
 そのことより、幕末に北海道の開拓に従事した大友亀太郎と、明治新政府になってから初代判官として札幌の基礎を築いた島義勇が、札幌の地で交流があっただろうと推量する合田氏の話の興味を覚えた。

 大友亀太郎は幕府の役人として蝦夷地に赴任し、現在の木古内、大野などの開墾を指導した後、当時のサッポロベツに入り、元村一帯(現在の札幌東区)を開拓地と定めて、大友堀を造成するなどした。しかし、蝦夷地に渡って3年後、幕府は倒れ明治新政府となった。
 そこで明治新政府が設置した開拓使の首席判官として1869年に赴任したのが島義勇だった。
 島が赴任した当時、大友亀太郎はそれまで開拓した地を開拓使に引き渡すために北海道に残っていた。開拓使は大友の事績を認め、開拓使掌に任ぜられたのだが、開拓使の混乱に失望して北海道を去ったという。

               
               ※ 開拓使判官島義勇の写真を写しながら話す合田氏です。

 史書などに大友と島が交流したとする証拠は認められないが、合田氏は当然二人はあっていただろうと推量する。島が札幌開拓の構想を練るにあたり、開拓の先人である大友の意見を聞いたのは当然だろうという。その根拠は、島が札幌開拓の図面を引いたとき、その基点を大友堀(創成川)にかかる創成橋を起点とし、大友堀に沿った形で東西の基軸を定めたことからも、そう考えるのが自然ではないかと話した。

               
               ※ こちらのスライドの写真ははっきりしていませんが、大友亀太郎の写真です。

 合田氏の推量がすべて史実どおりかどうか私には判断できないが、氏の推量は膨大な歴史資料にあたった結果としての推量であるから、私は信頼したいと思っている。
 そうした大胆に推量することがまた氏の話を魅力的にしているのである。
 機会がある限り合田氏の話をお聴きしたいと思っている。

コンサドーレ 優勝を目前に足踏み

2016-10-22 22:27:58 | スポーツ & スポーツ観戦
 本日(10月22日)午後、今季好調だったコンサドーレの対ヴェルディ戦を観戦したのだが、空しく敗戦だった。スポーツ観戦において、応援するチームが敗戦した時の帰路はなんとも空しい思いに足も重くなる。今期のコンサはJ2優勝が間近と思われたのだが、ここにきてやや調子を落としているのが心配である。 

               
               ※ いつもの熱烈応援席が彩る選手入場を待つデコレーションです。

 このところ講演や講座を受講する機会が増え、ブログの材料はたくさんストックしているのだが、スポーツは生ものである。時間をおくと新鮮味が薄れてしまうので、本日観戦したコンサドーレ戦の観戦記?いや愚痴の羅列を記すことにする。

               
               ※ 北海道コンサドーレ札幌の華、コンサドールズも懸命に応援したのですが…。

 道内においては日ハムの日本シリーズの話題で沸き立っているが(私もその一人だが)、ちょっと待ってほしいコンサドーレもJ2優勝の可能性が色濃くなっているシーズンである。
 過日、友人のT氏より観戦チケットを譲り受けたこともあり、サッカー小僧(いやサッカー親爺)の息子を誘って、一緒に観戦することにした。

               
               ※ 選手入場の際にサポーターがチームのタオルマフラーを掲げて声援します。

 札幌ドームは好調コンサの勝利を信じていつも以上のサポーターが応援に駆け付け、発表入場者数は18,868人とのことだった。
 試合は前半コンサペースで推移した。しかし、シュートがバーやポストをたたいたりして得点が生まれない。なんだか嫌な予感がしてきた。
 すると前半30分、ヴェルディは一発のパスがコンサ守備陣の裏へ通り、GKと1対1の場面を作られあえなく得点を許してしまった。

               
               ※ 今日の対ヴェルディ戦のスターティングイレブンです。

 後半になると、コンサイレブンも前半のような勢いに陰りが見え、得点のチャンスはぐっと減ったように見えた。そうするうちに、後半15分、またまた守備陣の裏に上がったパスを決められ2点目献上してしまった。万事休すである。
 後半30分過ぎに福森がFKを見事に決めたが、時すでに遅し。1対2の敗戦となった。

               
               ※ 数は少ないながら激しいドラミングとともに、懸命な応援を続けていたヴェルディサポーターです。

 快進撃を続けてきたコンサだが、このところ3試合は1勝1敗1分と首位チームとしては勢いにやや陰りを見せてきた感がある。
 2位松本が例え明日勝ち点3を加えても、札幌の首位は変わらないがやや心配にもなってきた。

               
               ※ 熱烈応援席では、真っ赤なフラッグを打ち振るシーンもありました。

 帰路、サッカー小僧(親爺)にコンサの敗因を聞いてみた。すると彼は「クロスに頼りすぎたのではないか」と言った。
 私から見ると、特に前半MFのマセードが再三再四にわたってドリブルで相手陣深く切り込み、クロスの速いセンタリングをゴール前に上げ続けているのを見て「いつか得点になる」と期待して見守ったのだが…。
 確かにマセード以外が目立たなかったということは、戦術が偏っていたということになってしまう。相手守備陣を崩すには、多様な戦術を駆使して穴を見つけねばならないということか?

 ※ 今日の試合で、私の目で見て動きが目立っていたマセード選手(上)とキャプテン宮澤選手(下)です。

               

               

 今夜は日ハムも第一戦敗戦となり、北海道のスポーツファンとしては残念な夜である。きっと、コンサも、日ハムも次戦に雪辱を期してくれると信じたい。

               
               ※ 試合結果を示すスコアボードです。