マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

2000万年前の噴火山・・・『神聖な二上山』  そして 『神が主キリスト・イエスによって現された永遠の計画』

2018-10-24 06:00:00 | 登山・ハイキング

10月24日。水曜日。 『夏山縦走登山のリベンジ』


今夏の『夏山縦走」は、
    2日間で、『ダイヤモンド・トレル・コース の 2/3』 制覇の予定でした。

    約2/3 =『金剛山-水越峠-葛城山-岩橋峠-二上山-屯鶴峯』 =約35㎞。

ところが、
縦走2日目の午後2時。 台風の影響で大雨となり、終着点・『二上山』を目に前にして、『岩橋峠』でDNFとなった。


そして。
今日は・・・
  
       『屯鶴峯』と『二上山』を制覇。 夏山縦走登山の雪辱を挽回です。リベンジ。
            夏とは逆コースの終点からの出発です。


朝6時。
家を出発。    

        『紅葉の始まった我が家の近所の路地』
 
 
犬を散歩させる方一人。              空気が清々しい。

9時。
『二上山駅』 到着。

  神戸~梅田~天王寺~近鉄南大阪線で『二上山駅』まで。 ここまでで3時間もかかった。

9時10分。
『二上山駅』 出発。 登山の一日の始まりです。

     大型トラックがビュンビュンと走る自動車道路、を歩くこと20分。

9時半。

 『ダイヤモンドトレイル』の起点・・・    『屯鶴峯 どんずるみね
 
    2000万年前に、『二上山』が噴火した時の、火山灰が積もった跡です
      「凝灰岩」の間に「サヌカイト」「金剛砂(ざくろ石)」が見られます。
 
   2000万年前の自然の上に現在の私たちは立っているのです
                                      感動!感激!


             今日、この地に立てたことが嬉しい。
  何事でも、やり残しがあっては、のどに骨が刺さったような・・・。 心がすっきりしない。
      今日は、夏山縦走でやり残し:のどの骨を取りのぞいて、スッキリさせます! 
                                            ファイト!


再び。
集石トラックが走りすぎる道を、しばらく歩いて・・・

   いよいよ。
   
          左手に『標識』が見えてきました。

10時30分。
『標識』の立つ山道に入ります。

   ←屯鶴峰  二上山』
   
    二上山
へ向かって・・・

   
 『ダイヤモンドトレール』の山道の始まりです。

 『ダイヤモンドトレール』
 1970年
大阪府によって整備された『自然歩道』です。

 『屯鶴峯 - 二上山 - 岩橋山 - 大和葛城山 - 金剛山 - 岩湧山 - 槇尾山』と、六つの山制覇。全長約50km。
                          ちなみに。 『六甲山縦走』は、六甲連山:西は須磨から東は宝塚まで、六山制覇。56km。
                            両道はどちらがつらいか? 両道とも、今日の4人で走って…私たちの結論は、『六甲縦走』でした。
      


今夏。
 私たち山仲間:『櫻会』は、『金剛山』からスタート、2/3地点でDNF。

今日。 『二上山』と『屯鶴峯』、残りの1/3を制覇し、『完走の体験』を積み重ねます。揺るぎのない自信となる。


山道は・・・

     大阪市によって整備されて・・・
   
  
 全行程がほとんど『木階段』となっています。

その一段一段の高低差が大きく、”よいしょ!”と、足を持ち上げて登るのです。
   
 昨夜の雨で木階段がすべりやすい。 転ばぬように要注意です。
『自然歩道』ですが、遠望がなく、景色に変化が乏しいのには、疲れます。

                         文句は言わない。 反省!反省!

 
 『道脇の
花々』                 疲れた体が癒されます。

 山越え・・・山道を登り・・・高度差のあるアップダウンが続き・・・

12時。

長い登りが終わり・・・鉄塔の所まで来ました。

 鉄塔越しに見えました・・・    『二上山』
 

 もう一山を越さねばならぬ。   ”山がそこにあるから登る!”
 
      再び、下って・・・
      

        又、上って・・・
        

 次は。

 まっすぐの道・・・  『二上山・馬の背』 方面です。

 

   落ち葉が、足にやさしく、しかも美しい!

12時10分。

  到着・・・   『二上山  馬の背』
  
  『←雄岳 雌岳→』                      『馬の背』をはさんで右と左。

 『二上山』北方の雄岳』 と 南方の雌岳』2つの山頂がある、『双耳峰』です。

  『自然歩道』を大阪府が作ってから48年。安全な道程なので、一人登山者も多いいです。
       登山を歳を重ねても続けていける環境は、『先進国』ですよね!!


  馬の背から右へ・・・    『雄岳』に、登ります。
  
  
木の階段を目印に・・・『けもの道』に迷うことがない。 助かる。

とうとう到着。

       『二上山 雄岳 頂上』                 517m
 
 
古来より、
雄岳・雌岳の真ん中に日が沈む様子から、『神聖な山岳』として、人々からあがめられてきました。

古墳時代から飛鳥時代にかけて。
二上山周辺は、
   海上の交通の要所:大阪湾・住吉津・難波津 から 政治要所:『飛鳥地方』への、重要ルートとなり、
   二上山の南に、日本で最初の官道:『竹内街道』 が作られました。

二上山の石切場から切り出された石材は、『高松塚古墳』に使われました。


雄岳山頂付近に。

 『天武天皇の皇子:大津皇子の墓』
 
 
  
謀反の疑惑をかけられて自害した、

     天武天皇の皇子:『大津皇子の墓』 が雄岳山頂付近にあります。

        由緒ある二上山に敬意を払い、深々と頭を下げました


『雄岳』
頂上から。

又もや下って・・・そして上って。

12時40分。
到着。

 今日の最終目的地点・・・    『二上山 雌岳 頂上』             474m
 
 『我らが仲間4人』
マリアテレジア。月一位?でフルorウルトラマラソン出場者。 一番若手がリーダー。ベテランの黒一点。

               今日の目的達成です

そこで。

 待ちに待った・・・       『昼食』
 
     
まずは・・・  ワインで・・・『リベンジ成功! 乾杯!』

      次に・・・  ビールで・・・『めでたい! うれしい!』


           充実感に満たされて・・・『持ち寄り昼食』
     お湯を沸かして・・・『野菜とわかめスープ』 & 『ドリップ・コーヒ―』

    数か月間の空白を埋めるように、互いの近況報告。 互いを気遣う。
         長年の友は、数か月の空白も、一瞬にうまります。

 たった4人の仲間だからこそ、夫さんの死・大病からの回復・孫さんの事故、と、共に支え合ってきた。
         好きな山に登って・・・慰め合い、励まし合ってきた。


         あっという間に、『楽しい昼食タイム』、1時間半は過ぎていく。
                  仲間はいいな! 山はいいな!

2時。
下山です。

 今夏の大型台風の影響で・・・   『沢山の大木が折れて道をふさぐ』
 
  折れた大木の下をくぐり・・・。  道を探しながら・・・。 1時間半。

3時半。
到着。

 正真正銘の天然温泉・・・  『聖徳太子めぐみの湯 太子温泉』
 
 『天然温泉 露天風呂』                  
自然の木々を眺めながら・・・

         今日の疲れを癒し・・・明日の英気を養います。
                至福の時間が流れます。

最後は。
温泉の送迎バスで。

  近鉄南大阪線:『上太子駅』まで。   そこから、電車で、『阿部野橋駅』まで。

 天王寺で。

   打ち上げ会・・・       『お疲れ様でした!』
 
 
 『2時間以内・・・10%Off』                    2時間でお開きにしました。

       9時帰宅。 15時間労働。 31663歩。 感謝!感謝!
男子高校の女子部員一人の山岳部以来の『My山人生』は、歳を重ねて、益々開花していきそうです!
若い頃と今では、山登りの意義も目的も、まるで違う。 歳を重ねた者だけが知る『深い味わい』が、山にはある。

     皆様、長々と『私の登山』にお付き合い頂き、ありがとうございました


そして。

今日は10月24日。年間第二十九水曜日。

『今日の第一朗読 使徒パウロの言葉』

『皆さん、この計画は、今や〝霊〟によって、キリストの聖なる使徒たちや預言者たちに啓示されました。
すなわち、

       異邦人が福音によってキリスト・イエスにおいて、
約束されたものをわたしたちと一緒に受け継ぐ者同じ体に属する者、同じ約束にあずかる者となるということです。

   これは、
 神がわたしたちの主キリスト・イエスによって実現された『永遠の計画』に沿うものです。
    
    『神の永遠の計画の始まり:イエスの誕生』

          わたしたちは主キリストに結ばれており、
     キリストに対する信仰により、確信をもって、大胆に神に近づくことができます。』
                                     エフェソの教会への手紙 3章2-12節


       2000万年前『神の計画』・・・『二上山の噴火』
        2018年前『神の計画』・・・・『イエスの誕生』

使徒パウロは強調します。

   私たち人間は『神のあわれみの計画』により、キリストの復活において、『死から命へ』移されたのです。

   大自然は、 『神の御旨』のままに、神の働きにおいて、『死から命へ』と移るのです。

          ですから・・・大胆に、迷わず、『神の恵み』に飛び込みましょう!

   私も、『大自然の摂理』の中で、大自然に教えられて、『死から命へ』と、再確信をした今日でした。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
秋深し、紅葉の美しさもすぐですね。楽しみましょうね。 お元気で!


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