マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

子連れ東京単身赴任・・・『家住期』 そして  『まだ、分からないのか。悟らないのか。』

2021-02-16 10:00:00 | 娘と娘家族
2月16日。火曜日。曇り。強風注意報。

猛烈に発達した低気圧の影響で
全国的に強風注意報。
北海道では“数年に1度”の猛吹雪。

          強風にも負けず・・・    『椿』
 
           可憐な姿の内面に潜む力強さが美しさを倍増します。


             私の娘夫婦は、同業者として働く夫婦です。
        夫婦の職場は、男である女であるとの言い訳は通じない職場です。
             夫婦の年齢は、『家住期』 真っ最中です。


           4年前。 信州・松本から東京へ転勤となった我が娘は、
小学校2年と4年の『学生期』真っ最中の2人の子どもを連れての 『東京単身赴任』 を決意しました。
      そして、
          苦労多くも力強く送った4年後の今年。
              今度は、夫が、松本から東京への転勤が決まりました。

       只今。 夫婦で、年度末の職場と子育て、二つの大仕事をこなしながら、
   コロナ禍の中・・・今度は東京に全員集合、15回目の引っ越しに取り組んでいます。

     
  働く女性が多くなった日本でも、働き方改革、男女平等、の考えが浸透してほしいものですね。
 素敵な働く女性として 又 いつも優しい母親として、孫たちにとって『理想の女性』の我が娘です。
日本中の子供達の『理想の女性』実現のために、日本社会がより一層『大人社会』になってほしいものです。


      人の生涯は、それぞれの『時期』が持つ、特有の喜びと苦労を経験しつつ、 
            それぞれの段階を上っていくものだと、   
          娘夫婦の頑張る姿を眺めながら、実感しています。
       娘夫婦のその内面に潜む強さの美しさを、実感しています。


  今日も、私は、正に『林住期』真っ最中の私、人生の自分の『時期』を満喫しています。
                            感謝! 感謝!


そして。

今日は2月16日。年間第六火曜日。

『今日の入祭唱』

   『神よ、あなたの御言葉は、わたしの道の光。
      わたしの歩みを照らす灯。』

        詩編 119章105節


『今日の福音 イエスの御言葉』

     『そのとき、 弟子たちはパンを持って来るのを忘れ、
         の中には一つのパンしか持ち合わせていなかった。

 
       
         『発見されたイエス様時代の船』     於:ガリラヤ湖畔の博物館  2018年巡礼時に

 

        そのとき、  イエスは、
  「ファリサイ派の人々のパン種とヘロデのパン種によく気をつけなさい」 
                            と戒められた。

   弟子たちは、 これは自分たちがパンを持っていないからなのだ、 と論じ合っていた。
イエスはそれに気づいて言われた。
       「なぜ、パンを持っていないことで議論するのか。
        まだ、分からないのか。 悟らないのか。
           心がかたくなになっているのか。
  目があっても見えないのか。 耳があっても聞こえないのか。 覚えていないのか。

         わたしが五千人に五つのパンを裂いたとき、
      集めたパンの屑でいっぱいになった籠は、幾つあったか。」

        弟子たちは、 「十二です」 と言った。

「七つのパンを四千人に裂いたときには、集めたパンの屑でいっぱいになった籠は、幾つあったか。」
           「七つです」 と言うと、
    イエスは、「まだ悟らないのか」 と言われた。』
           マルコ福音書 8章14-21節


       イエス様のこの世での『大事な仕事』の一つは・・・
    イエス御昇天後に、イエスの後を継ぐ、『弟子たちの教育』 です。



     今日のイエスは、弟子たちの未熟さに、少々とまどったのでしょうか?
              短い会話の中で、二度も、
           『まだ悟らないのか?』 と言われました。

             イエス様は弟子たちに、 
    何を悟ってほしいのでしょうか? 何を思い出してもらいたいのでしょうか?

          それは・・・『イエス様は神の独り子』であること。 
     又、 『イエス様は神の権威を持ち、すべては可能である』 ことです。

ところが・・・

弟子たちは、パンが一つしかないので、全員にはいきわたらない、と論じ合っていたのです。
     そこで、
       イエス様は、 『まだ悟らないのか?』 と、弟子たちを戒められました。
  それは、
    「あなた方は、私が少しのパンを増やして沢山の群衆を満足させたのを、忘れたのですか?
   それだけでなく、7籠、12籠、とパンくずが余るほどであったことを、忘れたのですか?」 と。
 
           パンの奇蹟を思い出させると共に、
    『必要ならば、全員が十分に食べられるようにしてくださる』 とイエスを信頼するように。
                             と、さとしたのです。激励したのです。

更に・・・

   『ファリサイ派の人々のパン種とヘロデのパン種によく気をつけなさい』
                             と、おっしゃったのです。

     ファリサイ派の人々は、 多くは宗教的指導者ですが、選民意識が強く、
       イエス様を『神の独り子』 そして 『救い主』と、悟れていないのです。
      一方。
     ヘロデは、社会を代表する指導者ですが、神への畏れのない方なのです。

  宗教の名において選民意識に立つ人々の指導 又 神を畏れない人の指導、
       それらは、パン種のように広がりやすく、非常に有害です。
  世俗的なことばかりに気を取られて、神への信頼を忘れて、論じ合わないように。

        今日も、イエス様は、弟子たちを教育なさるのです。

私たちも、
すべての人を教育してくださるイエス様を、
目で見て、耳で聞いて、頭で覚えて、
イエス様はすべての人を愛する神様であると
しっかりと悟れるといいですね。


『今日の祈願』

  『喜びの源である神よ、
   わたしたちを救いの喜びで満たし、
     真理の光のうちに導いてください。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
大きな震災 又 強風と猛吹雪で、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
緊急事態宣言の真っ只中、引き続き心して、マスク・手洗い・三密・に注意いたしましょう。