大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

山で死なない為に その1:山は行きたい時に行く

2016年02月17日 | 山技術
少しは役に立つかも知れないから書いてみよう。
よそのサイトで登山届けが遭難を防ぐか関係ないかで
盛り上がってて俺も参加したからちょっと書く気になった。


ザックリ言うと遭難する確率は5割だ。
それでも21年間無事故で遊び続けてるのは
ただ運が良いのが続いてるだけなんだ。

一昨年はあの聖の落石で死に損なったし、
大昔は沢でルートミスして滑落寸前まで行った。
この二つはマジでヤバかった(本来の意味で)。

そういう意味では山遊びほどスリルのある遊びはない。

遊びに出て帰って来られる確率が5割なんてそんなに無いだろう。

それでタイトルの通りだが行きたくないのに行ったら
この5割より確率が上がると思う。

何故なら行きたくない理由が絶対にあるから。

天気がぱっとしない・体調が悪い・他にやりたい事ができたなど
何らかの理由があるから行きたくないわけだ。

仲間と行く場合は迷惑をかけるからとでかける人がいるが、
それは反対でそんな人が参加するのが迷惑をかける。

他のメンバーは参加者が減っても何の支障も無いのだから
行きたくないのならさっさとキャンセルすべし。

俺の場合は気まぐれだから予定していても朝気分が乗らないと
即中止にするが、仲間との場合は言いだしっぺだから少々の
事では行くかもだ。
しかし、そんな事は一度も無いからよっぽど仲間との山が楽しいらしい。

俺の仲間達はマナーの良いのが多いから助かるが、例えば
俺が遅れる(情けないが)と必ず誰かが追いつくのを見届けて
くれている。
これは非常に重要でドンドン先に行ってしまい下山後に
連れが降りてこないので大騒ぎになるなんてざらだ。
パーティーで歩く時は目に入る距離を保つべし。

俺が歩くか歩かないかを決める第一は天気だ。
何故かと言えば雨の日に歩いても眺望は無いし、
衣類が濡れて気持ち悪いし、滑り易くて転倒の確率が
異常に高くなるから。
縦走中の急な雨は仕方がないが、前もって天気が悪いと
分かってて出かけた事は一度もない。

最初はこの程度にして次回からはテクニックに入ろう。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長崎ランタンフェスティバル... | トップ | 山で死なない為に その2:... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (花水木)
2016-02-17 17:08:51
山をやる方は、少なからず恐怖体験あるようですね。
間一髪逃れて、今も楽しんでる友人が居ますが、一方
同行の仲間が、目の前で亡くなり、それ以来、山を辞めてしまった方も居ます。
好きな山で死ねれば本望なんて言う方がいますがそれは違いますよね。命あっての山歩き。
無事に帰る事、これに尽きると思います。

自分の気力体力がある限り、楽しい山歩き、続けて下さい。

私達も、いつまで、きのこ採りに行けるのか、それが課題です。
採りたいと言う、欲だけは十分なんですけど。
スリル有り過ぎな (大雪男)
2016-02-17 21:26:55
遊びですよね。本当にそう思います。
だからこそ十分気をつけないとと思っています。
とにかくリスクの小さい歩き方を心掛けてます。
まだ死にたくないですからね。
お互い頑張って元気で遊びましょう。

コメントを投稿

山技術」カテゴリの最新記事