大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

ビバーグ講座 実践編

2017年08月08日 | 山技術
1.奥秩父ミズヒ沢での遭難ビバーグ
2.大峯奥駆道でのビバーグ
3.中ア・三の沢岳でのビバーグ
4.合戦尾根でのビバーグ
5.聖岳でのビバーグ

が実際にやったと書いたが屋久島でもやっていた。
沖縄の女性の介護登山?で時間切れになり、
同行のM氏と投石平で寝たんだった。
これが最初のビバーグ経験だったみたいだ。
ビバーグを積極的に使うのは知床縦走の下山で
出遭った中年カップルに教わった。
降りる途中で出遭ったが今から登るのか?と訊いたら
ビバーグすると返ってきたんだ。
そんな手があるのかと感心したんだが、
それから後での屋久島だったんだろうと思う。


1.はI氏との笛吹川東沢釜の沢の遡行をやっていて、
  途中のミズヒ沢へ引き込まれての日没ビバーグ。
  正しいルートでの日没とばかり思っていたから、
  遭難なんて思いもしてなかったが実際は遭難という
  恥ずかしい落ちだった。

2.これは最初から機会があればやろうと
  グランドシート・フライを持参していた。
  避難小屋泊まりでエアマット・シュラフは
  持っていたから負荷的には問題無かった。
  八経ヶ岳の小屋に4時ごろ着いたが混雑していて、
  泊まるのが嫌で良い場所があればやろうと歩いた。
  歩き出して30分ほどで良い場所があったから寝た。
  縦走路脇のベストポジションだったし、寝ながら星を見て
  気持ち良い最高の野営だった。

3.これはロープウェイの混雑を避けるのが目的でやった。
  待ち時間が2時間以上なんて耐えられないから夕方の
  上りでビバーグにした。
  実際は三の沢岳ではなく極楽平から降りた鞍部の
  道の上に寝た。
  この時はフライも使わずグランドシートとシュラフカバーで
  寝たと思う。

4.これが最初からビバーグすると決めての初山行。
  合戦尾根の途中のベンチで寝ようと決めて青春18キップで
  穂高駅まで行ったと思う。
  出発が3時過ぎだったから上りは俺一人。
  第一ベンチの水場で水を確保してノンビリ登った。
  富士見ベンチで丁度良い時刻になったから食事をして
  ベンチで寝たが、道で寝た方が楽だったかもだ。
  恐らく熟睡などしてなかったろうが、翌日の歩きには
  全く支障が無かった。
  翌朝は30分もかからずに着いた合戦小屋のトイレを使い、
  合戦沢の頭で烏帽子みたいな槍の穂先を見た。
  北燕岳先の東沢乗越から中房川沿いのルートで中房温泉に戻った。

5.これは予定外のビバーグだった。
  聖平小屋で幕営した翌日の登りで足が全く上がらず、
  頂上で夜露に濡れたテントを乾かしたりしてノンビリした。
  大休止で体調は少しは戻るかと思ったが駄目で、ひょっとすると
  熱中症気味なのかと思いビバーグ決定。
  7割方下った所で道にシートを敷き、
  フライをどうにかして張って寝たんだった。
  そう言えばこの時は行き遭うのが一人もいなかったなあ。
  夜に遠くに百間洞山の家の明かりが見えて、
  トンカツを喰えたのにと残念がったのを覚えている。

以上実際の俺の例を書いてみたが、一番やってみたいのは
裏銀座や表銀座などの長期縦走で激混みの時だな。
小屋の外食を使えば食料も朝だけで良いし、激混みのテント場も
利用しないでノンビリできる。
梅雨明け十日の晴れが続く時だったら最高だ。
今度の三連休などは持って来いなんだがもうそんな体力が無いのがなあ。

山をやりだした40代に身に付けていたら、
随分と楽な歩きができたろうにと思う。



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ビバーグ講座 入門編

2017年08月05日 | 山技術
少しは役に立ちそうだし一応書いておこう。
山歩きの選択肢が広がって楽になる筈だから。
当然これを見てやってみようと思う人間しか
見ないだろうから無駄にはなるまい。

先ずは俺のビバーグ体験。

1.奥秩父ミズヒ沢での遭難ビバーグ
2.大峯奥駆道でのビバーグ
3.中ア・三の沢岳でのビバーグ
4.合戦尾根でのビバーグ
5.聖岳でのビバーグ

1.だけは本物のビバーグだが他は意図的な物で
  これがお勧めのビバーグ。
  意外と少ないが若くて元気なら毎年でもやっていただろうに。
  覚えるのが遅過ぎたな。

このビバーグの良い点は自分の好みの場所で寝られる事。
大混雑の小屋で寝る事も無いし、何より詰まらぬ他人の話を
聞かされる事も無い。

理想的なのは小屋へ1時間以内の場所でのビバーグで、
4の合戦尾根・富士見ベンチでのビバーグがこのケース。
歩き出して直ぐに合戦小屋だったから朝の儀式も悠々だった。

ビバーグに必要な物は

1.グランドシート(省いても可だが)
2.ツェルトかフライシート
3.エアマット
4.シュラフ

俺はツェルトを買うのが勿体無いからエアライズ2の
フライシートを使っている。
軽量化するなら当然ツェルトだろうが。

当然雨の恐れの無い時にやるから3は不要なんだが、
万が一の為に持って行くし晴れても使ってる。

寝る場所は樹林帯の小広い平坦な所だから、
歩いていてそんな場所が出てきたら即決める事。
その後出てくるかどうか分らないから。

2と5でフライシートを張ったが、
3は道に寝たし4はベンチだったから未使用。

カミさんには良く山の中で一人で寝られるわねえと言われるが
一人だから安全なんだよ。
他人は何をしてくるか分らないんだから。
山の中にたった一人しかいないと思うと嬉しいくらいだ。

この歩き方での利点の一つに入山が遅くても良いという点。
それと小屋と違って時間の制約が無いという事だな。
営業小屋だと遅くとも4時には入ってくれとかだし、
歩きが遅い俺には結構プレッシャーになるから。

合戦尾根の場合はノンビリと3時過ぎに登りだして
下山の連中は変なジジイだなと思ったろう。

テントでの野営もまあビバーグみたいな物だが、
これは去年の伊豆縦断や箱根・明星ガ岳他でやった。
花の季節で大混雑の山の時には持って来いの歩き方だ。
シャクナゲの天城山とかヒカゲツツジの坪山とか。

一人でも大丈夫だったらやってみる手だろう。
次回は実践編を俺の例から書いてみよう。







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小屋地獄から逃げる方法

2017年07月30日 | 山技術
第一は文字通り逃げて小屋に泊まらない事だ。

それにはテントで寝るかビバーグするか。

テントは張れたら個室確保で楽勝なんだが、
最近はやたらと早くテント場が埋ってしまうからなあ。

人気の北アルプスなどは昼過ぎでほぼ満杯だろう。
と言う事は早立ちが必然だから猛暑から逃れる事になる。
明るくなったら歩きだすか撤収を開始するかだ。

大昔に笠ヶ岳でテント泊した時は3時過ぎの暗い中で撤収して歩きだした。
最初はヘッドランプを使ったが直ぐに必要なくなった。
この時期なら稜線上は4時半には薄明るくなってるだろう。
午後の日差しよりは午前の方が優しいからこの手は有効。

さてビバーグだが、これがやれたら最高なんだが。

俺は大峯奥駆道と合戦尾根でビバーグした事がある。
当然ながら快適でその後は気楽に計画を立てられるようになった。
どこでも寝られるんだから当然で、小屋まで絶対行かねばなんて
プレッシャーがかからないのはデカい。

天気さえ良ければこんな楽な事はないから検討すれば良かろう。

去年の伊豆縦断では山中テントで二泊したが、
北アルプスではツェルトでないと場所が無い。
道脇の這い松の下か横で寝る手だろう。
ツェルトを被って寝るんだから、シュラフとシュラフカバーが要る。
それとグランドシート。
これで北アルプス稜線上でのビバーグはOKだ。


さて小屋の中での脱地獄の方策とは?

これが大問題なんだな。
何せ超満員で廊下まで寝てる筈で、空いたスペースを
捜すのが大変な状況だからなあ。

一昨年に黒部五郎小屋で寝た時は幸運にも
談話室で寝てくれと言われてラッキーだったが、
一応談話室でも構わないと言ってみる手だ。
ただし従業員の手間を省く為にシュラフカバーは持って行く事。
エアマットも持って行けば楽に寝られる。
もしもこの手が駄目でも他人と同衾するよりもシュラフカバーで
寝たら頗る快適だぞ。
布団と布団の間ならもっと楽だから試してみるべし。
最後の手段は小屋の外で寝るというのもあるぞ。
エアマットとシュラフカバーがあれば
持っている衣類と雨具も着れば寒さは凌げるだろう。

次善の策は混んでる小屋を避ける事だが、
皆考えてるだろうからなあ。

例えば槍ヶ岳山荘を止めて殺生ヒュッテやヒュッテ大槍、
常念小屋を止めて大天荘・大天井ヒュッテを使うなど。
人と違う歩き方をしないと小屋地獄に嵌ってしまう。
コースによってはこの手も使えないが、
色々工夫して少しでも楽に寝られるようにすべし。


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少しでも涼しい山歩きをしよう

2017年07月16日 | 山技術
30度超えの日に山歩きなんて自殺行為だが、普通に歩いてるから凄いなあと思う。

夏の丹沢表尾根なんぞを歩いたら干物になっちまいそうなのに
結構歩く物好きはいる。

それでもどうせ歩くなら少しでも体に負担のかからない山の方が良いに決まってる。

北アルプスや北海道の山に行くのは花の楽しみもあるが涼しいからだ。

それでも森林限界を超えれば直射日光を浴びるから暑い訳で、
樹林帯の中を歩くのが楽なんだと分かる。

そういう意味では森林限界が高い南アルプスの方が北アルプスよりも体に優しい。
稜線歩きは暑くても眺めは良いのだが。

雪渓歩きは涼しくて最高だが落石のリスクが大きいのが難点。

それでも白馬や石転びなどの雪渓歩きは大人気だが俺は絶対にやらない。
縦走中に出てくるのは仕方無いが、わざわざ雪渓を登るなんて剣呑でとても無理。

樹林帯の歩きは暑くはないが、退屈なのがマイナスで楽しくないのがなあ。

塩見から北岳の途中の熊ノ平手前の樹林帯と雲取から笠取途中の樹林帯にはホトホト参った。

しかし、日光を遮る樹林帯での歩きが楽なのは確かで、奥多摩鷹ノ巣山への稲村岩ルートなどはほぼ樹林帯で夏の歩きに持ってこい。

低山なら樹林帯で北側のルートを歩けば暑さは抑えられる。

本当は沢登りが一番なんだが、ちゃんと技術を習得しないと危ない。
沢登り教室などで勉強して歩けば涼しい歩きができるぞ。

遮る物の無い稜線歩きでは折り畳み傘、低山では水入りペットボトルを凍らせたのを使うなどして快適に歩こう。
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歩くルートは分るようにしておこう

2017年05月14日 | 山技術
何度も書いているがこれは超重要だぞ。

昨日娘宅に届け物をした時に娘の同僚の親戚の遭難を
概略知る事ができた。

何でも日帰りで山に出かけた夫が帰らずに山小屋にでも
泊まったのだろうと放置。
連休の中日だったので明けた朝会社に電話して
休暇届が出ておらず事の重大さに気付いたらしい。

警察に通報したら確実に山に入っているか
確認できなければ捜索隊も出せぬとかで
結局動き出したのは遭難から数日遅れてからだったらしい。
捜索は難航して数ヶ月して発見されたとかだった。
防犯カメラの調査とかやって初動に手間がかかったらしい。

俺は家族に分るようにしているから、登山口での計画書提出は
どうでも良いと考えていたが改めないと拙いな。
警察が入山を確認するには登山届しかないんだから
捜索してもらうには絶対条件なんだ。

良く考えたら幾ら俺がルートを書いていても
実際に入山したかどうかは分らないからなあ。
極端な話がそのまま失踪してるかもしれないんだから。

確実に入山したと警察が認知する為には登山届が必要!
これを頭に入れてないと後々面倒だぞ。
電車バスだと車と違って手掛かりが無いからなあ。

俺も登山ポストがあったらちゃんと登山届を出す事にする。

それと家族のとるべき事についてだが、

帰宅時間を3時間過ぎても連絡が無ければ警察へが
一番シンプルで良いかなと思う。
俺は下山したら極力一報しているが。
各自家族とどうなったら警察に通報するか決めておくべし。


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登山でのエネルギー消費と補充

2016年12月01日 | 山技術
20年近い山遊びだがこんな事は殆ど考えもせずに
やって来たのだから昨今の若い人に笑われそう。

しかし、大したトラブルも無くて済んでいるのは
それなりに食べてるからなんだろう。
腹が減ったら当然口に入れるからなあ。

しかしどうせなら効率良いエネルギー補充が必要
(食料軽量化の為)な体になってるから考えてみる。

先ずは登山でどれだけエネルギーを消化するのか。
初めてこんな事をやるとは遅過ぎ!

体重+ザックなど(Kg)x0.155x60x行動時間(時間単位)

これに平均斜度・年齢などでの補正がかかるが無視する


俺の例だと8時間の行動で

(52+9)x0.155x60x8=4538kcal

何だかとんでもない数値だがこんな歩きは普通だし、格別の
対策もなしに普通に時々チョコ・飴・などの行動食で歩いている。

これを補うとすると

インスタンラーメンだと約10ケ
握り飯だと23ケ
あんぱんだと16ケ
アーモンドチョコ 8枚

おおまかな目安だから実際に商品で確認しないと拙いが
あんぱんが結構効率良い。
重いのがマイナス材料だが。
チョコはさすがに行動食の主流なだけはある数値だ。

実際の俺の標準的な食べ方は

握り飯2 380
カレーパン1・チョココロネ1  600
インスタントラーメン1  450
レトルトカレー1 200
飯2 380
味噌汁1 20

以上でたったの2030kcalしかない!!!

2500kcalも足りないのだが
チョコやら飴にしてもそんなにはカロリー稼げないから
完璧に消費を賄ってはいないと思う。

それで1回の山で2キロは体重が減り、
家でドチャ喰いしてあっと言う間に元の体重に戻っているんだ。

人間の燃料は脂肪らしいから俺みたいなのは
体内に在庫してないから担ぐ量が増える訳だ。

だから登山に適してるのは適当に太っている人間なんだと解った。
荷物が減るのが一番のメリットだし、当然ながら歩く速度も
そんなに落ちないだろうから行動時間が短くて済む。

体重が軽いから有利だと思っていたのが浅はかだったなあ。
さっき晩飯の材料を買いに行ったスーパーで
早速裏に書いてるカロリー量を見まくった。
案外とナッツ類が高カロリーで、これにチョコを加えたのが
行動食では最高なのかもだ。
実際にこれにブドウ糖のタブレットを加えて摂りながら
歩いてみる事にしよう。

そうだカーボローディングをしたら2000kcalは
体内に蓄積できるとかだから初日は何とか+-ゼロにはできるな。
この方法を覚えて初日の登りをこなせば後は少しは楽になる。

トレランの連中の荷の少なさに驚いていたが、荷物が少ない・
走るから時間が短いと言うアドバンテージがあるからなあ。


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祖母傾二泊三日の縦走は荷物の軽量化次第

2016年11月30日 | 山技術
日帰りなら少々の重荷でもどうって事ないのだが、
テント泊や小屋利用の縦走だとそうはいかない。
若い頃なら何とかなったが70寸前の身となっては
極力軽くしないと行動時間が長くなってしまう。

来年予定している祖母・傾の縦走も本当なら二泊三日で
やっつけたいところなんだが尺取虫でやろうと思っていた。
しかし三泊四日だと四日の晴天という条件が厳しい。
できたら一日だけなんだが行程を縮めた方がベスト。

途中の水場もしっかりしているし荷物が軽くなれば
この老体でも何とか3日で歩き通す事ができるかもだ。

その為にはウェストポーチ・ザックの総重量を9キロ前後に
抑える事が必要条件だ。

大まかに言うと

1.ザック重量 1.45kg(これが重い!)

2.シュラフ・エアマッ 1.32kg

3.衣類 0.5kg

4.雨具 0.62kg

5.ガスセット 0.72kg

6.双眼鏡・ヘッドライト 0.4kg

7.その他 0.5kg

以上小計 5.51kg 約5.5kg

これに食料と水だが3kgで抑えられそう。

すると総重量8.5kgで収まる。

食料は主食は乾麺+餅にしてこれに乾物を戻して使う。
行動食はブドウ糖(タブレット)+飴。
これにアミノ酸顆粒で蛋白を補う。
乾物は高野豆腐や豆類が良さそう。
これなら最大でも1.5kgで収まるだろう。
水は水場まで持てば良いから1.5リッターで充分。
時期は春だしTシャツと軽いウィンドブレーカーで
極力汗を流さないようにすれば水の消費量も減る。

12月から2月まで極力二泊三日の歩きを
丹沢・奥多摩他の祖母傾に似たコースでやるとしよう。
島での3・4月の釣りモード時の山は要検討だな。

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尾根歩きを楽しむ

2016年11月20日 | 山技術
落石も滑落も殆ど心配しないで歩けるんだが
そんな道はそうあるもんじゃない。
大半が尾根を外して巻いて行くか沢沿いをへつるかだ。

先日の王岳でも下山途中で10分ほど笹の中を歩いただけ。
結局尾根の上を歩くには地図に無い道を歩くしかない。
と言っても誰かしら歩いていて踏み跡が結構あるのが多いんだが。


山仲間との「山と酒」でも短いがそんなルートを歩いている。
前回も高尾山の稲荷山から殆ど踏み跡の無い小さな尾根を下りた。

地形図は必携だが技術的にはそんなには難しく無い、
尾根を忠実に辿れば良いのだから。
只問題は1本の尾根なんて無くて枝分かれの尾根が付いて廻るから、
メインルート(メイン尾根)を外さないようにコンパスでのルート確認が
できないと酷い目に遭ってしまう。

そういう点では下りよりも上りの方が安全。
少々ルートを外したとしても上に行けば山道に出合うから。
道迷いしたら上に行けと言うのはそんな理由からだ。

「山と高原地図」で見当を付けて地形図で詳細を調べてルートを決める。
俺の持ってるのは2000年以前の古い「山と高原地図」が大半だから、
ネットでバス便があるか確認する一手間が要るが。

今月は中央線初狩で下車して滝子山から南東方面への尾根を途中まで歩き、
適当な枝尾根で下りて初狩駅へ戻る予定だ。
ネットで調べたら案の定道ができているから上りは大丈夫で下山が問題。
メインルート?を外して下りるから踏み跡があっても微かだろう。

用心にロープとシュリンゲ・カラビナを持って行く事にしよう。






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冬のテント遊びの良いところ

2016年11月11日 | 山技術
何と言っても煩わしい虫達が殆どいない事だろう。

先日もテントの中には一匹も侵入して来なかった!

暖かい時は色んなのが入り込んで嫌になるのに
見事にいないと言うのが素晴らしい。

その換わりに衣類が嵩んで重荷を背負うが。
しかし、汗をかかないから替えの下着が不用になる。

それと水が少なくて済むし、眺望や星の観察に良いし
食料が腐り難いという利点もある。

一番辛い寒さ対策には湯タンポが一番。
先日は初日の夜は堪らずペットボトルにお湯を入れて凌いだが、
広口の耐熱ボトルがベストだな。
丁度山道具屋でバーゲンやってるから買いに行こう。
どうせ避難小屋泊まりはやりそうだし。

寒いから鍋がメチャ旨なのも良いぞ。
大昔、丹沢の尊仏山荘の自炊小屋で、
仲間と材料を担ぎ上げてモツ鍋した事があった。

豚シャブなら材料も豚肉・ほうれん草・茸くらいでも
充分楽しめるし、翌朝は雑炊という手もある。

山の後は温泉でホッコリも嬉しい。
さすがの俺でも夏場に長風呂はできないが、
今の時期なら最低1時間はノンビリするな。

温泉と絡める山なんて幾らでもあるし、
先日も降りてから修善寺温泉とか大仁温泉とか
あったんだが、早く帰りたくて入らなかった。

意外と良いところが多いじゃないか。

若くて元気なら一度トライしてみて損は無いぞ。




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山で死なない為に その4:道迷いを防ぐには

2016年02月20日 | 山技術
正直に言うとこれが一番難しいと思う。
どれだけ注意しても起こるのがこの道迷いだから。

俺は実質遭難を笛吹川東沢釜の沢でやらかしたし、
丹沢でも今は無くなった書策小屋からの下りで
水が抉った溝に引き込まれた事があった。
立派な道に見えたんだが直ぐに嫌に難しい道だなあと
振り返って間違ったのに気付いた。

ちょっと歩いて道間違いに気付き引き返すのは日常茶飯事だが、
上の二件以外今までそのまま突っ込まなかったのはラッキーとしか言えんな。

結局はどれだけ注意しても道間違いは起きるのだが、
それをどうやって引き返すかに尽きると思う。

普通の山道を歩きさえすれば遭難なんて起きないのだが、
これがどうしても間違えて道を外すんだ。

分岐点で反対方向に歩いた・獣道に引き込まれた・雪道で
間違った踏み跡を辿り途絶えた道を突っ込んだなど
色々な原因で遭難してしまう。

今までの経験で言うと道が嫌に難しくなって変だなあと気付く。
そう感じたら一度足を止めて振り返ってみる事。
それから前を広く見れば間違っているのに気付くだろう。
道らしい道は無いのだから。

難しくなったら足を止めると言うのがまた容易でない。
道と思って歩いてるからなあ。
それでもちょっと自分の力量では危ないなあと思ったら
足を止めるように頭の隅に置いておくようするしかない。

一番は道を外さぬようにする事なんだが
いくら気を付けても起こるから最後の手だけ書いてみた。





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山で死なない為に その3:危ない道の歩き方

2016年02月19日 | 山技術
山道はどこでも怪我できるが一応危ない箇所と言うのはあるもので、
丹沢の馬鹿尾根(大倉尾根)で言えば金冷やしの短いキレットへ
下る岩っぽくてザレた場所などだ。

とにかく足を滑らせたらアウトと言うところが一番危ないだろう。
具体的に書くと上のような処、片方が落ち込んでいる巻き道、
沢の渡渉点、岩場の道などだろう。

順番に書いて行くことにする。

ザレた下りでは腰を落として膝を曲げて歩く。
重心を足の間に置く感じ。
ストックは使わない方が良いと思う。
前に突いた時に滑ったらアウトだから。

片方が落ち込んでる道は何処にでも出てくる。
ここの対処は簡単で極力山側を歩く。
ストックは山側に置くようにし谷側に置かない。
当然ダブルでは使わない方が安全だろう。
谷側に置いたストックが滑ったら下手すると谷にダイブだ。

沢の渡渉も結構出てくるが、俺は跳び石ではちょっと
難しいなと感じたら躊躇わずに靴を脱いで渡る。
石を投げ込んで跳ぶ手もあるが靴を脱ぐのが簡単で安全。

この渡渉で一番の問題は水量だ。
ふくらはぎ位までは経験あるが結構水圧があった。
駄目そうだと判断したら引き返すしかないが、
大雪の赤石川と去年の大源太の他に数回しかない。
一般ルートでは靴が濡れる程度のは案外出てくるから、
跳ぶか裸足で渡るか判断しなければならないのが多い。
ストックを使う時は上流側に置くこと。
下流側に置いて滑ったら一発で流されてしまう。

岩場の歩きは3点確保でと言うしかないが、
これは慣れるしかないだろう。

岩場の歩きが不安なら沢登りや岩登り教室に入って学ぶ手もある。
神奈川県の場合は県山岳連盟の主催する登山教室があるから
利用するのが手取り早いだろう。
山をやり始めて直ぐにここの沢登り教室に通って、岩歩きが
大好きになって後々役に立っている。

以上だがこの他に注意すべき事をアトランダムに書いてみる。

1.歩く時は山以外の事を考えるな

  不思議と雑念が浮かんだ途端に滑って転ぶ。
  どんな理由なのか解らないが転んだ時は大抵
  他の事を考えてるんだよなあ。

2.歩きながら眼鏡を拭くなどするな

  必ず立ち止まってからやる事。
  水などを飲むのも足を止めてやらないと拙い。

3.危険箇所が終わってからが危ない

  緊張が解けてホッした瞬間に転倒や滑落する。
  危険箇所が終わったところで水を飲むなどして
  一呼吸入れるのが良かろう。

4.擦れ違う時は必ず山側など安全な方に身を置け

  接触して谷側に落ちて死亡する事故が結構起こる。
  相手が谷側に立った場合は山側で待ち先行させる。

5.鎖には極力体重を乗せるな

  鎖がいつ外れるかもしれないから、
  滅多なことでは添える程度か掴まない。
  鎖の根元が分かる下りならまだしも
  確認できない登りではちょっと触る気が起きない。


とまあ色々と書いたが極力リスクを避けて、
万が一何かあっても命を失わないようにしないとなあ。
去年の転落事故で声を出す暇も無く落ちると言うのが
分かったが、二度とあんな気持ち悪い事は経験したくない。










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山で死なない為に その2:山予定を告知する

2016年02月18日 | 山技術
山に行く前に超重要な事があった。

誰にでも良いからどの山にどのルートで歩くか
事前に告知していないと万が一遭難した時に困る。

良く登山口/下山口に看板があるのに気付くだろう。
某年某月某日に山に行くと言って出掛けたまま戻らないと
書かれた貼り紙が結構あって呆れる。
それと丹沢に行くとか奥多摩に行くとかだな。

前者は論外、後者も捜索隊が全域を探さなくてはならないのだから
殆ど何の役にも立たないと言っても良い。

探して貰う為に告知するのだからちゃんと歩くルートと
下山予定時刻を書き、無事下山したらその旨直ぐに電話なり
メールなりで知らせる事。
まあこれで一応ほぼ山は終了だが
一杯やるのならその旨も連絡すれば完璧だな。

俺はカミさんを相手にやっているが、独身で会社にしか
知り合いがいない場合は同僚や上司に告知しておく事。
厚かましい事だが告知する相手を決めていた方が良かろう。

俺なら上司にして山遊びで忙しいと認知させておく。
仕事さえきちんとやれば良いのだから恐れることはない。
その方が遠征で休暇をとるのも気楽だろう。


身近に誰も告知する対象がいなかったらどうするのかだ。

まず親類縁者がいるのならその中から適当な人を選んで
告知の対象になって貰う手だろう。
親・兄弟や親戚などだな。

もし全く誰もいなくても登山届を出すから良いと思うだろうが、
下山届を回収して遭難してる恐れがあるのを点検するなんて
やらないのが辛いところ。

出し忘れが多くて困るのが落ちだからやらないのがましなら、
最初から下山届を出させる必要はなさそう。

捜索依頼の一報を受けてから登山届を点検してから捜索に入るから、
一報を入れる人は絶対に必要だ。
俺がこの境遇だとしたらどうしようか。

最寄の警察に電話して下山後必ず電話するという方法があるか。
事前に出向いて止むを得ずこういう方法をとらせて貰いたいと
丁寧に説明して受けて貰う手だろう。
一回きちんとやればその後もスムーズに行くと思う。

とにかく遭難したかもと思って貰う人がいないと駄目だから、
山をやりだすならこれをまずクリアしないとなあ。

ちなみに俺は何度も書いた事だが、電波が通じるのなら
通過点をメールしている。
その方が捜索の範囲が狭まるから発見が早いだろう。

事前に知らせたルートは変更できないが、
携帯で知らせられれば変更しても問題無い。
トラブルでエスケープする時は仕方がないが、
図々しく誰かにエスコートして貰うのが良いが
なかなかそんな人間はいないか。

しかしこの俺が二度エスコートした事があるんだから
案外物好きに当たる望みはあるな。
そう言えば大昔に丹沢・鍋割からの下山で、膝が痛くて
カタツムリ状態だったのをエスコートして貰った上に、
渋沢の駅まで車で送ってもらった事があった。

色々と書いたがこの事前の告知は超重要だ。
これさえやっていれば登山届も出す必要が無いが、
実際に入山したのを確認して貰うには出した方が良いな。
今からは登山届も出すようにしようかね。
住所と電話などの個人情報を書くのが嫌なんだよな。
俺の場合は名前とルートだけにしてもOKだからそうしよう。







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山で死なない為に その1:山は行きたい時に行く

2016年02月17日 | 山技術
少しは役に立つかも知れないから書いてみよう。
よそのサイトで登山届けが遭難を防ぐか関係ないかで
盛り上がってて俺も参加したからちょっと書く気になった。


ザックリ言うと遭難する確率は5割だ。
それでも21年間無事故で遊び続けてるのは
ただ運が良いのが続いてるだけなんだ。

一昨年はあの聖の落石で死に損なったし、
大昔は沢でルートミスして滑落寸前まで行った。
この二つはマジでヤバかった(本来の意味で)。

そういう意味では山遊びほどスリルのある遊びはない。

遊びに出て帰って来られる確率が5割なんてそんなに無いだろう。

それでタイトルの通りだが行きたくないのに行ったら
この5割より確率が上がると思う。

何故なら行きたくない理由が絶対にあるから。

天気がぱっとしない・体調が悪い・他にやりたい事ができたなど
何らかの理由があるから行きたくないわけだ。

仲間と行く場合は迷惑をかけるからとでかける人がいるが、
それは反対でそんな人が参加するのが迷惑をかける。

他のメンバーは参加者が減っても何の支障も無いのだから
行きたくないのならさっさとキャンセルすべし。

俺の場合は気まぐれだから予定していても朝気分が乗らないと
即中止にするが、仲間との場合は言いだしっぺだから少々の
事では行くかもだ。
しかし、そんな事は一度も無いからよっぽど仲間との山が楽しいらしい。

俺の仲間達はマナーの良いのが多いから助かるが、例えば
俺が遅れる(情けないが)と必ず誰かが追いつくのを見届けて
くれている。
これは非常に重要でドンドン先に行ってしまい下山後に
連れが降りてこないので大騒ぎになるなんてざらだ。
パーティーで歩く時は目に入る距離を保つべし。

俺が歩くか歩かないかを決める第一は天気だ。
何故かと言えば雨の日に歩いても眺望は無いし、
衣類が濡れて気持ち悪いし、滑り易くて転倒の確率が
異常に高くなるから。
縦走中の急な雨は仕方がないが、前もって天気が悪いと
分かってて出かけた事は一度もない。

最初はこの程度にして次回からはテクニックに入ろう。


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今度のバス事故は山と同じ

2016年01月19日 | 山技術
山での滑落や転倒事故の大半が危険箇所では
発生せずその直後に起きている。

山歩きをしていれば良く分かるだろうが、日常の中でも
良くある事だろう。

難しい仕事をやり終えたらほっとして一瞬弛緩してしまう、
あの一瞬が山では大問題なのだ。

昔北穂・涸沢間にある梯子からの転落死亡事故が連続
した事があったが、今思うと梯子を上り下りする最中に
落ちる筈は無いから、登り終えた直後にバランスを崩して
転落したんだろう。
登り終えての梯子からの第一歩が浮石の上だったら
手と足の2点確保なんだから一発で滑落だ。

それと常念の一の沢ルートの胸突き八丁でも滑落事故が
続いた事があったが、これは危険箇所を過ぎた直後で起きたと思っている。

この山場を過ぎた直後に弛緩してしまったのが今回の事故の
直接の原因だったのではないか。

当事者が死んでしまっているから確定はできないがその可能性が高いだろう。

ルートを見てみるとヘアピンカーブの連続が終わった直後の
緩やかな左カーブで事故が発生している。

大型バスの運転に馴れていない65歳の運転手は
どうにか上り終えてホッとしてアクセルを踏んだ可能性が高い。
緩やかな登りだったら何事も無かったろうに、
運が悪い事に緩やかな左カーブだったのがなあ。

登りが続いたから緩やかに下っている路面が、
ただの平坦な道に見えた可能性が高い。

周りが見える昼間ならそんな錯覚を起こし難いが、
夜中の2時では路面しか見えないから感覚が
狂ってしまったのではないか。

それと3メートルの落下で天井が凹んでいるのが不思議だったが、
どうも岩か何かの出っ張りに横転して天井がぶつかったみたいだ。
最初は一回転したのか思ったがそうではなさそう。
(今日のTVで立木にぶつかってたのが分かった。1/19夜)


詳細がわからないから何とも言えないが、
運転手の技量の欠如と時刻と場所が最悪だったな。

俺達山屋は「危険箇所の直後に気を付けろ」を
頭から外さないようにしないとな。
といっても体の動きで覚えないと駄目だから、
ヤバイ場所の直前か過ぎたら水を飲む事にしよう。

足を止めて小休止する訳だが、これをルーチンにしたら
頭も体もリセットできるからドジる確率が低くなるだろう。
まだまだ死にたくはないからなあ。


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キノコに気を付けて歩こう

2015年09月26日 | 山技術
明日の歩きではキノコを探してみよう。

数年前に近くの山で、K氏が道の脇の木下で
一抱えもある巨大なキノコを見つけた。

I氏がスマホで調べてハナビラタケと分り、
K氏と俺が持ち帰ったがカミさんと婆様は箸を伸ばさなかった。
色が薄茶色で旬を過ぎた物だと思ってたがそうでもないらしい。
このキノコは忘れようがないが、キノコは同定するのが非常に難しい。

時間が経つに連れて姿が変わるし、
何と言っても同じような毒キノコがあるのが恐ろしい。

あの分りやすいタマゴタケとテングタケ、
ムキタケ・シイタケとツキヨタケなど。

このハナビラタケと先日見たアカヤマドリはしっかり覚えたが。

取りあえず図鑑は持って行く。

キノコが出てる環境が大事だから周囲の写真も撮ろう。
個体と周りの写真を花水木さんに送って教えて貰おう。

現物で覚えないと駄目だがリスクが高いというのがなあ。
花の名前を覚えるより相当に難しいな。


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