大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

山で一声は大事

2015年02月22日 | 山技術
昨日の歩きで道迷いの男性の事を書いた。

横浜に住むN氏という人だったが、俺と違って優しくて酷い目に遭うとこだった。

道端に座ってた彼が通りかかった俺に道を訊いたんだが、その前に男女のペア2組とクロスしたが、遠慮して声をかけなかったんだと。

それは無いだろう。

俺が通りかからなかったら、もう誰とも遭えなかった可能性もあったんだ。

山では一声かけなかったばかりに死ぬ目に遭った人間が結構いると思う。

俺はかけまくり過ぎだろうと言うくらいかけてる。

昨日も会話したのを思い出してみると、

教会の前でザックの整理してる時に追い抜かれた3人組・忘れたデジカメを渡してやった爺様・階段を上る時の3人家族・ 大桜の下で寛いでいた中年夫婦・昼飯時に通りかかった爺さんと若い5人組・乳頭山先で遭った2人組と3人組など。

この内一番重要な情報源は乳頭山先の2人組で、森戸川から上がってきたんだから最高。

降り口を確認して安心して歩き出した。

最新の情報は山で遭った人間からのなんだから、躊躇などせずに積極的に声かけすべし。

デジカメを忘れた爺様は トンビに狙われて慌ててしまったとかで、昔N氏の連れも送電鉄塔の下で食事中に襲われたと。
歩く機会があったら思い出す事、下手したら食事にありつけなくなるぞ。
コメント (4)
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三浦アルプスは◎!

2015年02月22日 | 近場の山
すこぶる面白かった。

大昔に一度だけ田浦梅林から仙元山へ抜けた事があったが、
その時の記憶も殆ど無かったし面白いなんて残って無かった。

多分単純に歩く事と眺望くらいしか楽しんで無かったんだろう。

今回歩いてみて海の直ぐ傍にある低山なのに、
稜線上の植生の素晴らしさは今まで歩いた山の中で出色だった。

マテバシイ・スダジイ・タブ・エノキ・サクラなどの
大木が次々に出てくるんだから凄い。
とくにエノキの大木が稜線上にあるのはここが初めてで、
普通は里にある木がどうしてこんな所にあるんだ?

尾根上には立派な道標が出来ていたが、
乳頭山から森戸林道への下りでは殆ど無くなった。

予定では森戸林道から乳頭山に上がる積もりだったが、
長柄交差点から左折せず直進してしまった。

風早橋停留所で間違いに気づいて教会脇の道から登った。

帰りに確かめたが林道から交差点へは分かり難く、
多分右往左往したろうから結果オーライ。

気に入ったから通い詰めてみるが、
林道への途中降り着いたちょっと先で道迷いした男性と遭遇。

大桜から乳頭山への道で出会った人だと思ったが、
途中連絡尾根に歩いて降り着き点から上流に歩いてしまったらしい。

一緒に逗子まで歩き、滅多にないし何かの縁だからと軽く飲んだ。

バイク・自転車・釣りが趣味の、俺よりほぼ一回り若い現役だったが、
早く定年になって遊びたいと言ってた。

ヘッドランプ・雨具だけは必ずザックに入れ、
どこを歩くか奥さんに知らせておけと説教したが、ちゃんと実践してもらいたいもんだ。

ここは稜線上は携帯つうじたから、ポイントポイントで女房にメールしたが、
途中来週は植木仕事の連絡が来たと嬉しい知らせ。

二週間仕事がなくて退屈だったし、小遣い稼ぎできてなかったから万歳!

来週は天気が良い日にまたここへ来て、歩いてないルートを探索しよう。
まず地形図をゲットしないと始まらないが。

あの桜の大木の咲いたのを見たかったが、残念ながら島だから来年までお預けだ。

それにしても楽しい山だったなあ。


可愛い教会脇から入山するがのっけからスダジイの大木が出てくるし、
気持ちの良い道で登り着いたらイブキの大木があった。

    


仙元山からの眺望
  


道は小さなアップダウンが連続するし、
途中に下り40段・登り210段の階段があるなど結構疲れる。
稜線の色んな大木が楽しませてくれる。


スダジイの大木と階段途中のスミレと変な道標(左は乳頭山とでもすべき)
  

 
    
木にペンキで書くなんて最低!どんな奴がこんな酷い事をやるんだろうか?
森戸川への道は4本くらいもあったぞ。
エノキの大木には驚いた。坊やにモデルになって貰った。
タブの木の大木も多かった。

観音塚・マテバシイの並木・大桜のポイントと綺麗な道標・桜トンネル
   


やっと着いた乳頭山の三角点・手書きの道標・横須賀方面・横浜アップ
    

直ぐ下の分岐・変則十字路の理解不能の手書き道標(ここから左に降りた)
 

降りついた連絡尾根・南沢入り口の広場



沢は殆ど落差がなくてじっくり見ないとどっちが上流か分らない。
林道をそんなに長く歩かない内に人家が出てきた。

森戸川周辺は稜線みたいな立派な道標がないのが拙いだろう。
慣れていないと結構迷いそうだ。
川が売りなら尚更だと思うが、小さな川で予想とは大分違った。
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