ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

かわいそうだけれど。

2017年09月23日 07時24分00秒 | いきもの
こんにちは!

先日のことです。

父『こんぼー3つ掛かったもんで・・・』

どうやら、猟師さんから父が見回りを任されている畑近くのハコワナに、イノシシの子供が掛かったみたい。
それを猟師さんに知らせると、猟師さんが仕留めてくれる。というわけです。

ちょろっと様子を見に行きました。


↑子供のイノシシだけ。なかなかメス親は掛からないようです。メス親は子供が掛かるのを見て、ワナだと分かるイノシシになるようです。

実は、掛かったイノシシを見るのは初めて(・・;)

帰ろうとするとちょうど猟師さんがやってきました。

猟犬の教育というのか、イノシシと向かわせて興味を持たせたりしたあと、散弾銃で仕留めていきます。
パンっという音と共に一瞬にして、それまで動いていたものがパタリと動かなくなります。
猟銃を撃つところも初めて見ました。

ワナから引きずり出して、市役所の職員さんがやってくるのを現場で待ちます。

普段は父が猟師さんとやりとりしているのでじっくり話したことはなかったんですが、いろいろと聞きました。

ワナを仕掛けると毎日見て回る必要があり、この地域を対応するのは自分たち猟師と協力者数人では厳しいということです。猟師さんも農業の傍らのイノシシ駆除です。

イノシシが人の住む里山に来たのには原因があると思うのですが、畑などは自分たちで守らないと、茶畑もイモ畑も田んぼなども荒らされしまいます。
イノシシ新興地は、こういった数を減らす努力をしないと、ものすごく増えます。

ワナを当番で見回る地域もあるみたいで、そういうものも考えなきゃいけないですね。任せきりにはできません。

今回は埋めて土に還すということでしたが、イノシシは時期や個体によってすごく美味しいのもいいですね。

とりあえず、ワナの狩猟免許取ろうと思いました。と書けば今度こそ有言実行できるかな(^_^;)