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地域に溶け込む川崎フロンターレ65

2016-07-27 00:01:16 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 またまた川崎さんの話題です。最近また多くなってきました。それだけ付加価値が高いクラブという事ですか。目下、J1で年間首位を走る強豪。イベント力もJリーグ№1という事で、ある意味文武両道に長けた優れたクラブ。昔よく言われていたJリーグ百年構想(村井さん、また昔のように推進しませんかねぇ)を実現しつつある優等生クラブです。そんな中2つの事例がありました。まずはゴジラ。こういう固有名詞が普通に出てくるのがまた素晴らしい。以下、抜粋して紹介。
   
【スペイン紙に取り上げられた「多摩川クラジゴ」】
 23日に行われたJ1川崎のホームFC東京戦の「多摩川クラシコ」での試合前のイベントがスペイン紙「マルカ」に取り上げられたとか。試合は小林悠選手のゴールで勝ち越したJ1川崎が勝利。後期と年間順位で首位に立ったが、同紙が注目したのは試合前に行われたイベント。
 この日のイベントでは今月公開予定の映画「シン・ゴジラ」のプロモーションということで、作品に出演した俳優の長谷川博己とともに、ゴジラが会場の等々力陸上競技場に登場。そして試合前のイベントで川崎のマスコットである「ふろん太」とゴジラがPK対決。ゴジラが尻尾でシュートを打つかと思いきや、後ろから走り込んだ長谷川氏がシュートを成功。
 この一連の流れは、スペイン人にとって大ウケの内容だった様子。「巨大な怪獣であるゴジラがJリーグの試合に現れ、ファンは大喜び。ゴジラは自身の尻尾を使ってボールをフリックしようと試みたが、残念ながらモンスターはボールをヒットできずに、ハセガワが援助に来て川崎のマスコットを倒した」と、臨場感あふれる言葉で表現。
 J1川崎と言えばホーム開催試合で様々な趣向を凝らし、Jリーグ随一のアイデアでファンを楽しませるクラブとして広く認知。今回の「ゴジラ対ふろん太、真夏のPK戦」によって、サッカーの本場であるスペインの地でも、その立ち位置が知れ渡るきっかけとなるのかもしれないと締めくくっています。
サッカーZONE該当記事:http://www.football-zone.net/archives/37391
サッカーキング該当記事:http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160725/472122.html?cx_art=rankingall
               
【第28回多摩川クラジゴの内容】
 映画「シン・ゴジラ」とのコラボイベント「多摩川クラジゴ」。J1川崎、東宝、ゴジラに襲来された街として中原区役所の三者がタッグを組んでイベントを展開。場外イベント広場「フロンパーク」メインステージでは、ゴジラの着ぐるみとの記念撮影会や、洗足学園音楽大学の学生によるゴジラ演奏会を開催。
ゴジラ、モスラ、キングギドラなどゴジラ関連のテーマ曲を中心に演奏します。メインステージの横では、シン・ゴジラのフィギュアやTシャツが当たるゴジラ大ガラポン大会も東宝の協力で開催。女性来場者が喜ぶ企画を展開しようと「女性も喜ぶゴジラ3大○○」も用意。
①「ゴジラ背びれ風ヘアクリップづくり」。
②「ゴジラソフトクリーム」。
③俳優「長谷川博己さん」による始球式。
J1川崎公式HP該当記事:http://www.frontale.co.jp/diary/2016/0718.html

 いやぁ素晴らしい。ちょっとスケールが違いますね。スペイン紙に取り上げられたというのが、川崎さんの付加価値の高い証拠です。日頃SNS等での情報発信はこれでもかというくらいにされています。だからこそ、海外にまで、その高いイベント力が知れ渡ったのでしょう。それと対照的に、SNSなど情報発信に向けて後ろ向きなところ、グッズなど商業色の強い情報しか広報で発信していなければ、マスコミは最小限度の掲載しかしていないはず。長期的に観て、これはホームタウン地域のマイナスポイントでしょう。選手による社会貢献活動など、商業色を抜いた活動であれば、マスコミも別枠で大きく取り上げてくれて、露出度が増すのになぁとよく思います。
 そういえば、川崎のもう一つの素晴らしいイベントを紹介するのを忘れておりました。こちらもスゴい。何年か前に、ピッチをフォーミュラーカーを走らせた事がありますが、まさにそれに近いイベントです。以下、抜粋して紹介。
   
【「Fサーキットin等々力」】
 5月29日(日)ホーム磐田戦、自転車、オートバイ、自動車など、乗り物に関するものを大集結させたイベント「Fサーキットin等々力」を開催。「バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー 30thアニバーサリー・デラックス・エディションBD/DVD」発売記念、デロリアン記念撮影会。登場したマシンは映画撮影時に実際に使用したもので、車内には、ドク役のクリストファーロイドさんの直筆サインも。その隣では、「劇場版仮面ライダーゴースト」公開記念仮面ライダーゴースト、仮面ライダースペクター握手会を実施。その他、「富士スピードウェイpresentsスーパーフォーミュラ大ガラポン会&フォーミュラマシン展示」。
   

 フロンパークの隣にある児童遊園で、「多摩川スピードウェイ回顧展」を開催。更にホンダと川崎市、神奈川県警の協力のもと、「安心・安全フェア」と題して、自転車交通安全教室、反射材折り紙教室、俊敏性測定、飲酒体験ゴーグル、自転車シュミレーターのほか白バイ・スカイラインGTRのパトカー・青パトの展示や川崎市安全・安心まちづくり対策員による出張防犯相談コーナーを実施。自転車交通安全教室では、今や一番身近な乗り物である自転車の正しい乗り方講座も。
 「ホンダモータースポーツパーク」と題して、お子様向けのバイク乗車無料体験、神奈川県警とコラボした安全運転指導を受けることができるホンダレーシングライドや、実際にレースに使用したHondaRacingバイクと写真撮影ができるホンダレーシングピットを実施。 他にもバンダイの協力により、「ゲキドライヴ」というレーシングホビーを楽しめるブースが登場。ハーフタイムには横浜トヨペットエキサイトマッチハーフタイム「安心・安全パフォーマンス走行」を実施し、スタジアムのトラックをデロリアンが走行。
J1川崎公式HP該当記事:http://www.frontale.co.jp/diary/2016/0604.html

 まあ、フォーミュラーカーを陸上トラックで走らせるというインパクトが強すぎるイベントと比べたら、まだおとなしいですが、川崎さんらしいボリューム感を今回も感じました。これらの協賛イベントも決して、何もつながりが無い、とっぴょうしもない内容では無く、どのメーカー、企業も川崎市と兼ね合いのあるところです。相手にちなんでもいません。ホームでホームらしく、ホームの魅力を高めるイベントこそが、Jクラブのホームイベントだと思います。また、紹介させていただきたいですね。もし、某黄色いチームがタイトルに手が届かなかったら、川崎さんに年間優勝をと思いますが、2ステージ制の廃止論を高めるためには鹿島さんの完全優勝なんだよなぁ・・・
J1川崎関連:63626160595857565554535251504948474645444342414039383736353433323130292827262524232221 

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