医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

あったら…どうする

2016-10-15 06:26:28 | 薬局
妙に登場回数が多い。

これは真面目な話だ。
10日の産経新聞に「全国の税関で偽物として差し止められた医薬品」についての記事が掲載された。
その数は2011年では456件であった。
それが2014年には1,104件に、2015年にも1,030件と急増している。
差し止め点数としては前年の2倍以上になる約88,500点にも及ぶと言う。
中でも多いのは性機能改善剤(ED)だそうだ。
なぜ、こんな事態が生じているのか。
私は、この事態を招いているのは薬剤師による功罪だと思っている。

ED改善剤は薬である。
それを管理するのが薬剤師の仕事である。
その薬剤師ですら薬のもらい方を知らない人が多い。
もちろん女性の薬剤師に頑張ってもらおうとは思っていない。

先ずは、医師の診察が必要だってことを知らせる仕組みが欲しい。
例えば、薬局内に掲示するとか。
小さな説明書の様な印刷物を置くとか。
内容は目の前の処方元の医師でも大丈夫と身近な存在を伝える。
もちろん処方元の医師とは打ち合わせ済みが必要になる。
不安な診察と料金を明示する。
出来れば保険証と一緒に出すとスムーズに診察が出来るように、EDカードなどがあると受付時に不快にならずに済む。

もちろん処方せん(指示箋)を薬局に持参した場合も、EDカードがあると男性薬剤師が対応してくれる。
女性の薬剤師だと気恥しい。
その時の料金も明示されているとありがたい。
こんな仕組みをもっとやって欲しい。
インチキな個人輸入を防止するためにも。
約6割が偽物だとの話もある。

私は日経新聞と朝日新聞を購読している。
最近、目立つのは○林製薬のEDサプリメントの広告である。
昨年まで「77万箱突破」とあったが、今年に入ってから「100万箱突破」に変った。
さらに今月から広告のイメージガールも変わった。
私は前の女性の方が良かった。
1箱180粒入っているらしい。
1日の目安は6~12粒だそうだ。
となると1箱が30日または15日分となる。
そして、そのお値段は通常価格12,000円(税込:12,960円)にもなる。
新聞広告に頻繁に出ているってことはかなりのニーズがあるって事である。

迷える中年を救ってやって欲しい。
12,000円も出したら何錠になるのか。
しかも効果はサプリメントよりいいはずだ。

言っておきますが、これは下ネタではありません!!

ただ単に、“あったらいいなぁ~”と思う還暦間近の人がいるって事でした。




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