医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

いどう

2016-08-15 05:15:39 | 薬局
したたかなしたたかさ。

私は薬局で5年勤務した経験がある。
今の薬局では薬剤師認定制度認証機構が認証している研修認定制度等の研修認定を取得させてもらった。
受講料の全てを会社が負担してくれた。
とりあえずe-ラーニングで業務中に流しラーニングだ。
薬剤師会から募集があった地域活動にも有給で参加させてもらった。
休みがなかなか取れないので時給扱いでボーナス時に上乗せである。
この店舗では管理薬剤師をしていて、経営者の意向があり「健康サポート薬局」の認定薬剤師研修にも参加させてもらった。
この研修に参加するには「健康サポート薬局」の申請が条件らしいが、そんなことなど私には直接関係ない。
たまたま研修の日が何も予定がなかっただけである。
お陰様で「研修修了証」も取得した。
もちろん費用は会社が全て負担してくれた。
「技能習得型研修」は日曜日の開催だったので代休ももらえた。
これで、はれて管理薬剤師でもあり、「健康サポート薬局」にも欠かせない存在となった。

そんなある日、大手調剤チェーンに勤務する大学時代の同級生から突然連絡が入った。
何かと思うと「ぜひ、うちの会社の○○店に来てほしい」とのラブコールである。
何でも今いる「健康サポート薬局」の研修修了者が退社するらしい。
「健康サポート薬局」には研修修了者が常駐していなければならない。
このままでは「健康サポート薬局」を返上になってしまうらしい。
採用条件は今以上の給与が保障される。
勤務して1年以上経過した段階で管理薬剤師も任せたいとの意向もある。
その時には手当を上乗せするとの約束もある。
迷うなぁ…。

こんな現実がないとは言えない。
「健康サポート薬局」の研修修了者はあくまでも個人に与えられた「研修修了証」である。
その店舗に勤務していた実績は必要ない。
受講要件は「過去に薬局の薬剤師としての経験が5年以上あるものとすること」となっている。
まさに個人的な修了資格となっている。
しかも6年間有効である。
管理薬剤師はその店舗に1年以上、かかりつけ薬剤師は6ヶ月上の勤務実績が必要になる。
だから簡単に移動は出来ない。
何となく制度設計に疑問を感じてしまう。

などと書いている内に千歳空港行のバスの時間が迫っている。
いつもの7時半発で東京に戻る。
自宅もいいが、ちょっと長居をすると家内と険悪な雰囲気になってしまう。
たまに会う程度がちょうどいい。

あぁ~今日は終戦記念日だ。





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