医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

飲み疲れ

2016-01-02 05:40:53 | 薬局
世間知らずと言わせない。

狭い範囲での知識の深堀はあっても、その周辺や関係しない領域には疎いのが、薬剤師を含めて医療関係者かもしれない。
狭い範囲での活躍においては、あまり世の中の動きなど関係ないと言えば関係ないかもしれない。

病院と言う囲われた世界では、それでもいいかもしれないが、薬局は外気に触れている。
まして経営者ともなると薬局業界だけの知識では済まされない。

薬局の経営者とお話をする機会が多いが、あまりにも民法の知識がないために損をしている事が多い。
偉そうに民法などと言ったが、私は「宅地建物取引士」の資格を25年ほど前に取るため、それなりに勉強した。
これが意外に知識として生きてくる。

例えば「契約」とは、口約束でも立派に成り立つ。
ただ何かもめごとが生じた時に、言った言わないなどの、らちが明かないやり取りになる事が多い。
そこで契約書にきちんと明記されていたかどうかが大事になる。
基本的に契約書に書いてないことは立証できない。
だから契約書は大事なものだ。

私のところにはいろいろな人から相談が持ち込まれてくる。
中には「いくらかかりますか」との前置きから始まる人もいる。
基本的に私は相談料などいただかない。
お金が必要な時はきちんと「それを行うにはいくら必要になります」と言う。
それ以外は自分の勉強だと思って出来るだけの対応をさせてもらっている。
ただ電話での相談は困る。
なぜなら「あの時、こう言った」としたくないからだ。
出来るだけメールなどの文章で詳細をお願いしたい。
その内容を見てこちらから質問させていただきながら、困りごとの内容を共有したい。

また、電話だと相手の名前も正直なところよく聞き取れていないことも多い。
何せ突然携帯電話が鳴って「どこどこのだれだれですが…」と言われても、ハトに豆鉄砲状態だ。
何となく「ああ、お世話になっております」と答えているが誰だか分かっちゃいない。
記憶の引き出しからどこのだれかが出てきていない。

さらに、注文を付けさせていただくと問い合わせの後がどうなったのか報告ぐらい欲しい。
電話でもメールでも質問やお問い合わせのシッパナマシも多い。
少なくても質問や相談があると、無料でも自分の対応が気になる。
「後で連絡します」と言われると数日はどうなったのか気になるものだ。
しかも「後で」が無いことが多い。

さて、何が言いたかったのかと言うと、経営者の方はもっと民法について勉強しましょうである。

安心してください。
今年もよろず相談受け付けます。

昨日は、私が起きた3時半は雪が降っていなかった。
それからちらほらと雪が舞い降りてきた。
これで“いやしけ吉事”になった。

今年もいい年になりそうだ。





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