医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

2度手間

2012-03-23 07:03:33 | 薬局
忘れぬように。

何のための時間差攻撃か分からないが、知らないと損をしそうだ。
今回の改定で「基準調剤加算」の算定用件が変更になる。
1つは品目数が500品目、700品目が700品目、1,000品目へと変わる。
もう1つは、一部の保険医療機関に合わせた開局時間では要件に入らないと言うことだ。
先ず、品目数の件であるが、こちらは4月1日から導入になる。
従って、今まで「基準調剤加算」の1でも2でも算定していた薬局は、あらためて品目数を確保できた状態で再度届出が必要となる。
ルールが変更になったので致し方ない。
これに関してはブログのコメント欄に質問があり、お答えしていたと思う。
但し、その時は「かも」だったような気がする。
それが正式に厚労省から3月14日付で「平成14年度診療報酬改定における届出の留意事項」として事務連絡が出ているそ宇多。
せっかく700品目をクリアー出来たと喜んでいてもダメである。
確りと届け出る必要がある。
但し、開局時間はまだ執行猶予期間なので問われない。

さらに開局時間は6月末までに再度届出が必要となる。
それによって晴れて「基準調剤加算」の条件が満たされ、7月1日から…同じ点数じゃないか。
無くならないだけでもラッキーと思わないといけない。
わずらわしさが金になる。

それにしてもこの時間差は武士の情けか。
正直なところ意味を感じない。

今回の調剤報酬で何か新しい情報はないかと日本薬剤師会の会員向けページを覗いてみた。
あった、あった!
「診療報酬(調剤報酬)関係」とあるではないか。
そこにカーソルを当てて開くと…平成22年の改定が掲載されている。
驚いてしまう。
日本薬剤師会は日本のために活動しているので人手が足りないのか。
この時期に平成22年度の改定資料を参考にとでも言いたいのか。
これを「手抜き」と言うのか「手つかず」と言うのか。

どうも最近、薬局関係の組織団体がごちゃごちゃしている。
やることをきちんとやれよって!


目指すは薬学ブログ第1位
こちらもお願いします!
人気ブログランキングへ


コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする