医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

3年6組

2011-03-28 07:35:17 | 薬局
修学旅行に連れて行くかどうか…。

昨日の金八先生を見ていて思い出した。
それは高校3年のホームルームの時間だ。
担任の先生が「今日のテーマは、修学旅行に3人の生徒を連れて行くかどうかを話し合って欲しい」であった。
3人とは私を含めての3人だった。
実は、この少し前に他校の生徒といざこざがあり、その張本人として3人が当直室に呼び出され、授業も出ずに1時間正座させられていた。
仲間の一人が暴行を受けて、そのグループと我々グループの果し合いであった。
昔はこんなことがあったものだ。
両校15名前後のかなり大人数でのにらみ合いが駅近くに広場で行なわれていた。
その時、1台の白い自動車から「こら!お前ら何やっているんだ」と怒鳴られる。
これが登校の先生だった。
これにより各自蜘蛛の子を散らすようにその場から離れた。
それで担任が3人を呼び出し「他に誰がいたか言え」と尋問する。
3人はただひたすら「我々しかいませんでした」と言い張った。
既に10数名がいたことは知られているのに。

さて、ホームルーム(今ではこんな呼称じゃないかもしれない)であるが、先生からの問題提起にしばし沈黙が続く。
その内に1人の女性が「あの3人がいないと修学旅行が楽しくありません」と意見が出た。
ところで、3人は誰とは特定されていない。
にもかかわらず、「あの3人が」であった。
もちろんあの3人には発言権はない。
それからクラスのみんなが「一緒に」と言ってくれた事を思い出した。
お陰さまで修学旅行に行けた。

今でも同級生が集まることがあるが、先生を呼んだことがない。
そして、3人のうちの一人は不動産鑑定士に、もう一人は高校の教師になっている。
教師になった彼はカンニングを見つけるのが上手い。
試験の時は私の横で、いつも私の答えを待っていた。
彼の実践が今役に立っているようだ。

3年6組は私のクラスだった。


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