医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

資格者としての裁量を発揮

2011-03-17 07:39:56 | 薬局
求められている力。

今朝も新聞を見ていると涙が出てくる。
被災地の皆様には「頑張ってください」の言葉が酷すぎる。
避難所では医薬品が不足している。
居合わせた医師が「似た効能ならどんな薬でも良いと何度も言ってるのに」ともどかしそうに訴えている。
そんな記事を見つけた。
押し寄せる波を目の前に薬を持って避難するのは難しい。
2・3日は我慢できても1週間近くなると限界である。
もどかしさが伝わってくる。

現場では薬剤師も活躍している。
ただ、薬が不足して十分な対応ができない。
そして、何よりも自分たちも甚大な被害を被っている。
そんなもどかしさも伝わって来る。

ここに求められている力がある。
先ほどの医師の「似た薬効なら」が気になる。
「似た薬効なら」と言っても微妙だ。
医師が全ての薬について理解しているわけではない。
似た薬効かどうかの判別も難しいと思う。
特に、最近は後発医薬品の普及が進みつつある。
何の薬か製品名や成分名で判別するだけでも大変な作業となろう。
今こそ、薬剤師の職能発揮だ!

日本医師会が被災地への災害医療チームを編成した。
医師1名と看護師2名、事務職員(運転手)1名となっているらしい。
是非、ここに薬剤師も加えて欲しい。

因みに、訂正があります。
緊急時は処方箋がなくても対応可能でした。
これこそが薬剤師としての責任と裁量じゃないかと思います。
現場は予想以上に混乱していると思います。
今はただ頑張ってくださいとしか言えません。

頑張ってください!


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