20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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アオサギ

2013年02月28日 | Weblog

              

 公園のアオサギの王国に、またアオサギたちが集まっています。

 てっぺんを陣取っている、あれが王さまで、そのとなりにいるのが奥さん?

 そして下にいるのが、子ども? あっちでひとりでいるのが家臣?

 立ち止まり、あれこれ想像しながらアオサギたちを観察するのは楽しいです。

 あんまり長いこと見ていると、王とみられるアオサギが、この世のものとは思えない汚い声で、「ギャー!」とこちらに向かって威嚇するような声をたてます。

 「大丈夫。敵じゃないから」

 激しすぎる声に思わずそう、なだめてあげたくなります。

 写真は子どもとみられるアオサギ。横顔があどけないです。

 おまけに、王さまは威嚇するだけではなく、いつも不機嫌そう。 

 こんな陽当たりのいい、餌のたっぷりありそうな水辺の上に王国を陣取っているのに、なにが不満なのでしょう。

 欲望は果てしなく・・・?

 孔子や孟子が言うように、なにごとも「中庸」、ほどほどが肝心なのにね☆ 

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