20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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マジックピンク

2012年10月16日 | Weblog
          
 
 そろそろダリアの季節です。
 写真は、お花屋さんの店先に咲いていた、そのダリアの種類「マジックピンク」
 なんだか謎めいたネーミングです。

 今日は午後から、会場の都合からはじめて神楽坂のカフェで児文協の常任理事会です。
 
 長年理事をお勤めになり、つい先日まで監事をおやりくださった、作家であり翻訳家であった中尾明さんが、9月の終わりに急逝されました。82歳でした。
 個人的には、4月の「日本児童文学者協会新人賞」の最終選考のあと、お蕎麦屋さんで打ち上げをやったときの中尾さんのお顔をいまでも忘れません。
 お蕎麦屋さんであれこれをとてもうれしそうに、またおいしそうに召し上がっていたお顔が浮かんできます。
 奥様を早くにお亡くしになり、お子さまもいらっしゃらないので、おひとりでずっと暮らしていらっしゃいました。
「タクシーに財布を落としてきちゃってね。見つからないんですよ。それに玄関の鍵も入っていたんですよ」
「危ないですよ、鍵、すぐ変えたほうがいいですよ」
 そんなことをお話したこともあります。
 ほんとうに、協会のために、そしておひとりでの暮らしを、よくがんばっていらっしゃったと思います。
 心よりご冥福をお祈りしたいと思います。
 偲ぶ会のお話も進んでいるようです。

 そのあと4:30からは場所を牛込箪笥センターに移し、10月の理事会です。
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