確実に長続きしない蓮舫民進党

　蓮舫が、民進党代表になった。ないわー。マジでないわ。

　産経新聞は、本日も複数本、蓮舫の経歴詐称問題の記事を投下している。

　で、記事を読むと、蓮舫の二重国籍が確定した段階で、既に代表選の投票が終わってた、投票前に発覚していたなら、蓮舫は選ばれなかった…みたいな話になっているのね。

　いや、ありえないでしょ。例えこの疑惑追求が始まった9月1日で即日二重国籍が明らかになったとしても、この様子であれば蓮舫は圧倒的な強さで党代表の座を射止めただろう。

　印象的だったのが、阿比留氏のコラムだった。

【産経】法令守らぬ「蓮舫代表」担ぐ怪奇　何が問題かも理解できず
http://www.sankei.com/premium/news/160915/prm1609150004-n1.html

例えば岡田克也代表は、周囲から「これは問題ですね」と忠告されてもピンとこない様子だったという。８日の最後の代表記者会見では、蓮舫氏を擁護してこんなことを語っていた。
「お父さんが台湾の人だから、何かおかしいかのような発想が一連の騒ぎの中にあるとすると、極めて不健全なことだ。多様な価値観を認めるわが党が目指す方向とは全く異なる」

　民主党が政権をとった直後は恐怖したものだが、しばらくしてすぐに、「こいつらの思うままに政治はできないだろうな」という事がわかって、俺は安心した。

　どうしようもないほどにアホなのである。野党にまわった自民党が、当時の民主党政権を追求する際、まるで先生ができの悪い生徒を諭すような追求となっていたのも無理は無い。何をやってもマトモな判断ではないのだ。

　上記阿比留氏のコラムでも『理路整然と間違う岡田氏』というように毒舌が冴えまくっていた。
　俺は、どうも民進党を過大評価しているきらいがある。どうしても、まさかそこまでアホだとは思えないのである。

　今回の蓮舫の件、国会ではどう動くだろうか。

　自民党の二階幹事長が早々に追求しない方針を明らかにしたのだが、維新が意気軒昂に蓮舫を追求する方針を打ち出してくれたのである。維新は、国会議員の二重国籍をチェックし、重国籍者の政界進出を抑止する法案を提出する構えでもあるし、いい仕事をしている。着々と実績を上げている印象をうけた。

　それに、自民党が蓮舫を追求しないという方針も、こうなってくると悪くないとも思えたのである。
　これまでの野党の自民党追求というものは、不毛な追求が半分以上である。今回の蓮舫に対する追求も、実に非生産的なものになると想像に難くない。

　俺の中の常識をもってすれば蓮舫は当たり前のように辞職するべきなのに、ごねまくって、辞職どころか党代表にすら、なってしまった。

　国会議員の資格のないものに対し「資格がない奴は国政に参加するな」なんていう議論は本来不要のはずで、不愉快だ。与党がそういうくだらないものに時間をとられる印象を与えるのは、俺はよろしくないと思う。

　でも、なんせ国籍の事である。いい加減な事はできず、重要な事なのは確かなので、マイナスイメージ覚悟で追求していかねばならないのだけど。そこを、法案提出すら込みで、維新が担ってくれるなんて、すごいいい流れだと思わないか。

　以上の事だけでも、蓮舫民進党は泥船で長続きしないように感じるのだけど。それ以外にも長続きしないだろうと思われる要因はある。

　蓮舫が昔、ツイッターでマジコン（言ってみればゲームソフトを泥棒する為のツール）の質問をした事があるのは有名な話だ。
　今回の二重国籍問題の方でも、トランプ氏よりも遥かに一貫性のない刹那的な釈明を続け、終いには日台の外交問題レベルに発展しかねないクソ釈明まで飛び出した。
　「バリバリの保守です」と言いつつ、「憲法９条は絶対に守る」とか矛盾した事を１つのインタビュー記事の中で言い、安保法を戦争法案とレッテルを貼った事なんて一度もないといいつつ、ネットには「戦争法案、絶対反対」とか、にこやかにマイクを握って聴衆に宣言する蓮舫の姿が残っている。

　俺はこれらの出来事すべてを、国民をバカにしている蓮舫が、「どーせばれへんわ」という想いで、適当に吹かしてるのかと思って憤っていたのだけど。

　

　へらへら笑いながら、「台湾国籍、残ってたわ（てへ）」とかマスコミに報告する彼女を見て、ここにきてやっと、気がついたのである。唐突につながった、雑誌のインタビューに答える、若かりし頃の蓮舫のアホっぽい受け答え。

　ほんまもんのアホなんや…！多分。

　俺、鳩山よりアホな奴なんて、そうそう見つける事ができないと思っていたのだけど。ここにおるわ…。アホレベル鳩山クラスなんやこの女。マジで３歩歩いたら自分の言動に責任持たれへん女なんや…。

　これは、責任ある立場に立てる女じゃないんだわ。アホなんだわ。長続きするわけないわ。どんなトンチンカンな受け答えが、国会で展開されるのか。

　わかるだろうか。この俺の、これを理解できた時の衝撃が。


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あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)