あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

WCラグビー、日本VSスコットランド雑感

2019年10月17日 00時42分03秒 | オリンピック
 いやあ。ラグビーワールドカップ2019、日本VSスコットランド。熱かったなぁ。リアルタイムで見てたよ。瞬間最高視聴率、50%超えだって?

 でね。あの試合について、英ガーディアン紙が日本を褒め称えていた。
 思わず目頭が熱くなる、素晴らしい記事だった。

【棘】ガーディアンの記者が書いた日本vsスコットランドの記事が本当に美しく、詩的で、裏方さんなどにも光の当たった素晴らしい記事だった。
https://togetter.com/li/1416924
※2019年10月14日 9時38分より、Taiga@ynwataigaさんがツイッターにて翻訳を連投開始。

【産経】英メディア絶賛 台風被害乗り越えたラグビー日本代表の勝利
https://www.sankei.com/world/news/191015/wor1910150007-n1.html
恐らくは、この記事のネットの反応を見た上で、産経も後乗り。

 いや、どっちもいい記事なんだよ。いい記事なんだけどな…。俺は心中複雑だったのだ。なぜって、その理由はそのまま、産経が記事にしている。次の記事だ。

【産経】【ラグビー通信】ピッチ内外で疑問わいたスコットランドの振る舞い
https://www.sankei.com/sports/news/191016/spo1910160014-n2.html

 紳士のスポーツらしからぬ、スコットランドのダーティーなプレーの数々。
 そこには、事前にあったスコットランド協会の恫喝も含まれる。

さらに残念だったのは台風19号の接近で、試合開催が危ぶまれた事態への対応だ。スコットランド協会が中止となった場合は法的措置を検討しているとの海外報道(中略)これを受けて発言した同協会のドッドソン最高経営責任者(CEO)は報道を打ち消すどころか、「常識的な対応を考えて大会の権威を守ってほしい」と日程を延期しての試合実施を強硬に主張した。

 で、ご存知の通り、この件についてはあまりに行き過ぎていた為、スコットランドはワールドラグビーに釘を刺される事となる。

これには国際統括団体ワールドラグビーが「スコットランドの発表に失望している。他の19チーム同様、『1次リーグの試合が日程通り行えない場合、中止される』という条項にサインしている」との声明を出した。

 スコットランドはイギリス連邦の北の一部である。ガーディアンは、恥ずべき同胞、スコットランドの振る舞いを帳消しにする為、今回の件においてことさら日本を持ち上げる必要性を感じたのではないか…。

 俺にはそんな風に思えてしまった。

 現に、ツイッターで和訳してくれたガーディアンの記事の原文には、スコットランドCEOの「恫喝」を「恥ずべき勘違い」とする一文もある。

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スコットランドラグビー協会の最高責任者、マーク・ドッドソンも、完全な勘違いをしていた。怒りに任せて、『巻き添え被害』(ポイントを分け合うこと)に合えば法的措置を検討しているなどと口を滑らせた。これは、日本人たちがどう覚悟を決めたかのプロセスに対する、恥ずべきミスリーディングだ。

 このガーディアンの記事にも、日本のラグビーワールドカップ運営側の、「なんで中止にしなかったのか?」という問に対する答えが書いてある。

⑥ホスト国としてのプライドもあっただろうが、会議に出席した委員会幹部は、「世界に向けて、自分たちはできると言うことを証明したい」というのが、開催を決定した最たる理由だと、繰り返し主張した。

 俺は個人的に、この上記「委員会幹部」氏は、スコットランドラグビー協会トップの物言いに対し、「おもしれぇ。やってやろうじゃねーか!日本人なめんな」と発奮したのではないかと思っている。

 よく、ビジネスの世界では「失敗した時こそチャンス。トラブルをうまくリカバリーできれば、評価はあがる」と言われている。
 正直、この言葉の意味を一番理解しているのは、少々うぬぼれもあるかと思うが、日本人だと思うのである。
 日本人は、台風やスコットランドのラグビー協会という逆風を、うまくリカバリーした。

 そして、イギリスのガーディアンも、今自分達のミスを必死でリカバリーしているのではないか。俺はそんな風に思っているのだった。

 だってさ。試合が終わった後、俺思ったもの。「やったぜ日本!ざまあみさらせスコットランド!!今度は台風で試合を中止にしなかった事について、法的措置を検討でもしとれやー!」と。

 そんな事を思ってたら、イギリス人が同じツッコミをスコットランドに入れまくっていて、ほんのり面白かったもの。

【棘】ラグビーW杯、試合終わってスコットランド「協会」に対する皮肉がいろいろ……
https://togetter.com/li/1416683

 それで、試合終わったらノーサイドだぜ?産経の上記2つめの記事じゃないけど、ものすげー違和感があったよ。試合の前、試合中と、試合の後とでまるで別人だものスコットランド。「あんた誰?」感がハンパではない。

 いや。でもお世辞でもなんでもなく。ガーディアンの記事はよい記事だった。リンクしか載せていないが、オススメである。是非、元記事を読んでほしいと思う。

 まあ、ガーディアンの記事は、日本人へのお世辞なのかもしれないけれどな!

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