あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

米大統領選 がんばれオバマ

2012年11月01日 22時51分58秒 | 経済
【JBP】米大統領選、ロムニー勝利なら経済は一歩後退
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36448?page=1

 と、いう記事をJBプレスで見かけた。
 記事タイトルだけ見れば、俺はかなり同意見だ。記事全文を読んでみると、そこかしこで首を傾げるハメになったのだけどな。

 オバマ大統領…米民主党が、保守の共和党に対し、圧倒的な勝利を手にした後、日本も丁度民主党政権に移り、俺は日本が暗黒時代に突入したと感じたものだが…。
 結局、アメリカの民主党は日本の民主党より100倍マシだった。俺は、クリントン民主党政権のような、歪みきった反日政策が繰り広げられると思い込んでいたフシがある。
 ちょっと左派アレルギーだったわ。

 日本のキチガイじみた左派や、中国や韓国の言い分ばっかりウォッチしているので、「左派」に対してものすごい警戒心を持っていたのかもしれない。

 ロムニー氏率いる右派の共和党は、ティーパーティー(新自由主義者連合)を内包している。彼がもし大統領になれば、政府を最小化させる方向へ向かうのは避けられないだろう。元々、ロムニー氏は共和党内では左派に分類されるので、必ずしも「小さな政府」を信望しているわけではないだろうが、迎合は避けられまい。元々、茶会がロムニー陣営を失墜させる方針の団体であったとしてもだ。同じ共和党なんだし。

 基本的に、アメリカの景気というものは、ダイレクトに日本に反映される。
 日本で流動している株の大半は、外国人投資家による取引で流動しているのだから。

 俺はかつて、拙エントリにて「アメリカは世界で一番崩壊する可能性が低い国だ」と主張した事がある。ドルは円と同じで安全資産な為、常にドル高への圧力があるのだ。

 ドルが今の状態にあり、円だけが独歩高になっている理由は、アメリカがガンガン輪転機を回してドルを市場へ供給しつづけているからだ。
 要するにオバマ大統領の「大きな政府」の方針は、現状にマッチしているのである。実に羨ましい。

 ここで、大統領がロムニーに変われば、アメリカの景気は間違いなく後退するはずで、それは日本株にも影響する事になるのだ。

 ところで、オバマ大統領は結果的に、尖閣問題にせよ、竹島問題にせよ、日本の主張に沿ってくれている。無論、アメリカの国益を考えた結果だろうが、俺が考えていた最悪の状態…中国とアメリカが手を結び、日本を虐げるシナリオは最早ない。

 ならば、アメリカの次の政権は民主党がいいと思うのだ。
 なんつーか、オバマ大統領誕生の時と完全に俺の主張がひっくり返ってしまったな。ちょっとびっくりだよ。まさか俺がオバマ大統領を支持するなんてな。

 ある意味、俺ら日本人はラッキーだろう。
 自民党は親米で右派だから、俺は米民主党のままなら、TPPは推進されるわ、小さい政府は推進されるわで、経済政策としては完全にアメリカと咬み合ってしまい、中韓への最低の売国行為だけは避けられるだけの、経済最悪状態になる可能性が否定できなかった。ここにきて、まさかのTPP反対・日銀法の改正すら言及する国債大量発行容認・反特亜タカ派の自民党総裁が誕生するとは思わなかった。まさに理想的。というか現実派。
 現在の自民党は、現実的かつハマった経済政策の政党と言えるだろう。さらに、ここで米民主党が勝てば、アメリカの景気回復も継続する。

 「強い消費国アメリカ」が復活すれば、日本の未来も明るい。実にいい方向なのだ。
 運もいい。結局、「消費力」が強い国が強いのだ。中国の台頭は、つまりは消費国として中国に魅力があったからなのだ。
#見せかけの魅力だけどな。うちの当時のエントリを参照。

【拙】90兆円と1350兆円の差
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/32314939ff31bc43f11a201ef98265fd

 中国の台頭は、要するに人口13億人を使った人海戦術である。2割の中国人に、8割の奴隷で構成されている。
 つまり、2.6億人以外はみんな生きるのに必死で消費なんてやらない。しかもそのうちの消費力旺盛な1.5億人の平均収入は年収にすると60万円。アメリカや日本の平均収入の20%にも満たないわけだ。総資金力で考えれば、60×1.5億なわけで、たったの90兆円…。一方アメリカは3億×450万なので、1350兆円だ。


 上海万博前後から始まる中国経済の景気減速は、反日キチガイの江沢民の子飼い、習近平の反日暴動により確定的になった。
 アメリカの国益の為ならばいくらでも中国に擦り寄る事ができる米民主党も、中国自身に魅力がなくなれば、危険度合いが大幅に減退する。

 と、言うわけだ。俺に最早、米民主党を拒む理由はない。
 むしろ今更ロムニー氏に方針転換をされる事の方がリスクがあるように思う。

 だから頑張れオバマ大統領。俺は応援しているぞ。

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