れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ユキワリイチゲ(雪割一華)・ヒロハアマナ(広葉甘菜)・カンアオイ(寒葵)・シュンラン(春蘭)・日記・俳句鑑賞

2024-02-28 05:05:31 | 野の花・日記・俳句鑑賞


ユキワリイチゲ(雪割一華)
 <キンポウゲ科イチリンソウ属>
牧野庭園のユキワリイチゲが見頃です💛
丘陵地帯の山際などに生育する。
秋に葉をだし、3月に花を開く。多年草。
少し、ピンク色を帯びる。


根生葉は3小葉からなり、小葉は三角状卵形で鋸歯がある。
表面に白い斑紋があり、
裏面は紫色を帯びる。


花は淡紅色で径3~3,5センチ。
花びら状の萼片が12~22枚ある。


葉は幅が広く、やや暗い緑色で
中央に幅広く1本の白い線が入るのがヒロハアマナの特徴。


花茎の先に、白色で広い鐘形をした花が1個付く。
まだ咲きたてほやほやです。


牧野庭園はヒロハアマナだけです。


こちらはアマナ
葉に白い線が入らない。


こちらはなかなか出会えないキバナノアマナです。


▲カンアオイ(寒葵)
 <ウマノスズクサ科カンアオイ属>
山地の林下に生える多年草。
葉をどかさないと見られない地味な花です。



シュンラン(春蘭)
 <ラン科シュンラン属>
葉は線形で、縁に鋸歯がありざらつく。
花茎の先に淡き緑色の花を1個つける。


<日記>
牧野庭園に寄ってみた。
きっと、ユキワリイチゲが満開だろうと思った。
先週は、まだ蕾が出たくらいで日も差さなかったので、
花も閉じていたが、おとといは日差しも出てきて、
期待して立ち寄ったのです。
思いもよらず、ヒロハアマナも咲き出したばかりで初々しかった。

わが家にはお雛様は無いので、いつも友人の手作りのお雛様を飾る。


          《俳句鑑賞は春の季語の薺(なずな)》
          薺摘(なづなつみ)とも使う。
  

   ひとり摘む薺(なずな)の土のやわらかに    中村 汀女

コメント (2)
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