極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

春雨前の花日和

2015年04月06日 | 日々草々

 

 



     
          雨をさけいまが好機と連れいでる 菩提の寺の垂れ桜ぞ 
   
  

  

 
          春空の水面に映すいろは松 露と消えにし大攘夷かな

     




         行き過ぎたきみに手を振る石垣で さくらを重ね町並みを撮る






           この場所で喉を潤しひとやすみ 桜の下で面影を写す 






                ここと決め行動するから花日和 二度帰らぬ花日和 

 

 

            冬枯の柳は人の心をも 春待てこそ結ひ留むらめ



※ 美丈夫重成の一首:首塚は菩提寺の宗安寺にある。






    あふみの海 磯うつ波の幾く度か 御世にこころを くたきぬるかな


※ いろは松の歌碑に残る井伊直弼の一首
 

 


             櫓なき石垣覆い生い茂る 花は盛りて水面に映える    
     

 

      ゆびをさし あれを(欅+寄生木)撮せと言うきみに 素直にシャッター切っている  

 
二人で城郭を花見し散策していると、濠の水のにおいに気づき、臭いねと彼女が騒ぐ。においに
人一倍敏感なわたしでもアレルギー性鼻炎が原因か気づかずにいた。そういえば鹿野昭三県会
員(故人)が、流域下水道の処理水を流し込めば浄化に役立つのではという提案をしていたこ
とを
伝える。記憶はあやふやだが、市役所や県庁の関係者は、石垣が崩れるリスクなどで消極的
だと
いうことだった。そういえば浄化試験などやっていないようだ。透き通るような水が流れ、
梅花藻が
水棲するような美濠になれば、観光資源の付加価値を高めることができるはずだが、彦
にゃんは
どう考えているのだろうか。

 

 

 

 

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