ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

題詠2010 未投稿歌 081~090

2010-07-15 02:46:11 | 題詠2010
081:シェフ
昨今はイケメンシェフの花盛りタレント並みにスケジュールこなす
将来はシェフになりたいと言ふ子等の包丁さばき見事なりけり
082:弾
ヴァイオリン弾く指先に甘き香の残りし君の春のソナタよ
083:孤独
孤独なる言葉かみしめしホームレス今日も視線は斜め下向く
084:千
左手をあげて千客万来と招き猫のごと座る幼な子
085:訛
086:水たまり
空青く雲は真白く映るんだ水たまりの中のわたしの国よ
087:麗
ほろほろと季節が移る晩秋の麗かな日に粉雪の舞ふ
088:マニキュア
089:泡
090:恐怖
高熱の夢の中にて出口なき迷路の中に泣いていたりき

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