ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

年の瀬のきょうぶんかんカフェ

2015-12-30 12:53:41 | 美味いただく
151227.sun.

カフェきょうぶんかんは、
銀座のど真ん中にある本屋さん、教文館にある喫茶店。
穴場だけど、いつも混んでます。



教文館ブレンドに、今日はキャラメルケーキ。

中央通りを見下ろしながらの長閑なティータイム。
クリスマスツリー、いつまで?(笑)

ウミウシ完成!

2015-12-29 00:51:07 | 暮らしあれこれ
151227.sun.



先月、陶磁器でかわいいブローチを作ってきました。
とっくに焼きあがっていたのを、昨日、受け取ってきた。
ほぼ予想通りの出来上がりで、満足です。



白いのは雪の結晶。
もう少し淡いピンクが一部分に出る予定だったんだけど、
うっすら気配あり?

もう一つ、なんだかわかります?(笑)
昨日の忘年会は自然観察会のメンバーだったから、
見せたら、すぐに正確が出ましたけどね。

ウミウシです〜🎶

これ、帯留にするんだ〜(^_-)-☆

クリスマスはブルガリア料理

2015-12-29 00:49:01 | 美味いただく
151225.fri.

京橋界隈は不思議なレストランが多い。
というわけで、初めての方をご案内するのにはうってつけです。

21日は、(先日書いた)クロアチアレストランDobro。



25日はドイツ帰りのEちゃんと、
ブルガリア料理SOFIAで女子会クリスマス。

等身大琴欧洲のハリボテに迎えられれば、
そこはもうバラとヨーグルトの国、ブルガリア。
ホワイトチーズたっぷりの酸味の効いたサラダ、
ブルガリアンムサカに煮込み料理カヴァルマ・・・

   

いっぱいおしゃべりしすぎて、
バラのアイスクリーム食べるの、忘れちゃった。

イタリアの友とクロアチア料理を囲む

2015-12-29 00:44:12 | 美味いただく
151221.mon.

「あの日、飛行機を降りてきたままのように思えますね」とは、
M先生の名言だと思う。

あの日とは、1996年3月末。
2週間余りのイタリア美術を巡る旅で親しくなったお友達と、
今も年に一度、食事会をしている(ほとんどが親の年代に近い大人ばかりですけど)。
ツアーの講師で、当時美術史の編集でもお世話になった美大教授のM先生も
必ず顔を出してくださるのも嬉しい。
19年の間にお二人が鬼籍に入られたけれど、
残りのメンバーは変わらず集います。
そう、まるで、あの日、飛行機を降りたままのような笑顔で。

今年の集合場所は京橋のギャラリー。
「ひょっこりひょうたん島」観劇をご一緒した京都の友禅作歌、
井上清造先生もご一緒に、クロアチア料理に舌鼓を打ちました。



新鮮な魚介料理は共通なれど、
イタリアと東欧の味が混ざったようなクロアチア料理。
本日の鮮魚ハナダイのアクアパッツァ、
一人一尾とはびっくりぽん!

 前菜。五人分ですよ。

 ブルガリアンパスタ(ラザニアみたい)

 ロールキャベツ。イタリアにはない。

 ハナダイ。一人分!

 牛ほほ肉の煮込み。

一品一品、その量と味にどよめきながら、
旅行の思い出から始まって、話は途切れなく続きます。

長年、紫式部に夢中のYさんは、
井上先生が描いた白石加代子さんの源氏物語の衣裳に興味津々。
今年話題の春画展、村上隆展等々アートの話題はお約束、
井上先生とK先生はアールブリュットで盛り上がり、
と濃密な楽しい晩でした。

「五十肩なのよ。わたくし80歳で初めてなったわ」なんておっしゃる
この会のアイドルUさんが来られなかったのが残念!

また春に会いましょう、と手を振る、名残り惜しく濃密な晩。

クリスマスのお・く・り・も・の

2015-12-27 05:23:24 | 帽子の小部屋
151223.wed.



12日間にわたる「クリスマスのお・く・り・も・の展」
終了しました。

お越しくださった皆さま、どうもありがとうございました。

今年、都合がつかなかった皆さま、来年もございますので、
お楽しみに。(鬼が笑う?(^^;; )



ギャルリーコパンダールの乾さま、
そして、作品と接客を通して、同じおもてなしの心を共有できた仲間たちに感謝。
とまつゆうこさん、稲田恵理子さん、沖津真子さん、関洋さん、
高垣真理さん、中村志乃布さん、野原薫さん、森山友理子さん、
横山優子さん、よしおかゆきさん、ありがとう!!!

          

   

エルダーフラワーソーダでひと息ついて帰宅。



京橋のクリスマスネオンは上品でした。 

 

ひょうたん島はどこへ?

2015-12-25 13:31:56 | 暮らしあれこれ
151221.mon.

🎶 なーみをジャブジャブジャブジャブ乗り越えて・・・♬
・・と聞けば、ご存知「ひょっこりひょうたん島」。
シアターコクーンで上演中の串田和美演出・劇場版を見てきました。



そもそも、ひょうたん島ってなんだっけ?
1964~69年がオリジナル放映だから、
リアルタイムで見ていた記憶はある。
でも、漂流する島? 島民は子ども達だけ?
子どもが活躍してたけど、どんな話だっけ?
あ。ドン・ガバチョがいた!

そのドン・ガバチョ役に白石加代子さん。
え?? ってなものですよ。不思議なほどすっかりはまっちゃって、カワイイ!
そして、小松政夫さんの存在感にはただただ脱帽です。
ほんとオモロイの。出てきてくれるだけで。

実はこの島、死出の旅立ちのものだという意味を持っているのだとか。
原作者の井上ひさしさん、幼少期に親の庇護を受けていなかったことから、
あのひょうたん島は黄泉の国へいく身寄りのない子ども達の話でもあり、
ユートピアの話でもあるという設定にされたのだとか。

本舞台のラストで、ダンディさんが、自分の亡骸を担いで去っていく姿、
その亡骸が青い空高く登っていく様子がとても印象的でした。

そうそう、終了後、白石さんの楽屋へ行ったら、前田あっちゃんがいた!

ふるさとの人形浄瑠璃を渋谷で!

2015-12-24 14:14:20 | 美を巡る
151219.sat.

これぞかぶりつき、50cmの至近距離で人形浄瑠璃を見ました。



「寿式三番叟」、五穀豊穣を寿ぐ祝いの舞い。
模範上演ということで、たった8分でしたが、
リアルな人形に頭の上で鈴を振られて、
なんだかとっても荘厳な幸せな気分に。

 

郷里の南信州には、大鹿歌舞伎や黒田人形など芸能遺産が多い。
毎夏行われる「いいだ人形劇フェスタ」は
世界中から人形劇関係者が集まる一大イベント。
あの川本喜八郎人形博物館もある。

今回は300年の歴史を誇る今田人形浄瑠璃を保存し、
伝える龍江の皆さんが渋谷道玄坂ギャラリーに来られて、
その活動を披露するという催し。
今田人形は宝永元年1704年以来、戦時中も、
一年も休むことなく上演されてきたのだそうです。すごい!
信州伊那谷には、人形浄瑠璃座が盛時には22座もあったそうな。(現在は3座)
現在は、アメリカやフランスでの海外公演もこなしているという。

 
 


実演の後は、実際に人形を扱わせていただき、
その難しさと重さにびっくり。
主遣いになるのに十数年?と聞けば、その修行に気が遠くなります。

   
これまでも、たびたび国立小劇場に文楽を見に行き、
人形が人形でなくなる凄さを見てきてはいたけれど、
こんな身近にその大元があったなんて、
ふるさと再発見の日でもありました。
保存会にも入っちゃいましたよ。

懇親会では、田舎のおじさん、もとい大先輩たちと、
懐かしくやさしい方言に囲まれての、楽しいひととき。
こんな時間が巡って来るなんて、
ついこの秋まで考えてもいなかったんですけどね。
不思議なご縁が続いている。つながっていく。

六本木で、五百羅漢図!

2015-12-24 14:06:16 | 美を巡る
151218.fri.

    

六本木、上弦(やや月齢足りず)の月。
ヒルズのクリスマスツリーは七色に変わる?

 

昨夜、村上隆の五百羅漢図に会ってきた。
五百羅漢フェチの私には想定以上の見応え。
巨大なエネルギーと色彩に圧倒され、
アタマの中はただただ、混沌。



この作品群、作者自らの劣等感と絶望、不安が
突き動かしてきてできたと聞けば、その動力にも脱帽。

全長100mの五百羅漢図の制作過程からは目が離せない。



長沢芦雪の5cm四方の五百羅漢図からの前では
立ち止まったまま動けず。

日本美術への、また私も敬愛する辻先生へのリスペクトが
底辺に流れていることが、歩き進めるたびに味わえる。

 村上達磨図

 きゃ~💛辻先生~

 井上有一の「貧」に対する・・・

 欲望の炎&円相

 髑髏は永遠のモチーフ

 「馬鹿」が見えますか?


二時間半たっぷりの旅、でした。


昨夜、東京のブローチみたいな東京タワー。六本木ヒルズから。

忘年会な一日。

2015-12-20 04:41:02 | 美味いただく
151217.thu.

忘年会な一日。

横浜でランチ。
4か月ぶりのK兄さんご夫妻も
お元気そうでひと安心。

食事の合間に、
迫真の演技でしてくれる闘病の実演?がまたおかしくて、
皆で大笑いしながら、いただきました。



夜は歌友たちと忘年会。もちろん歌なしでお気楽に。(笑)
銀座の老舗蕎麦屋で舌鼓を打つ。

 黒豆のかき揚げ! 家でも作ってみよ~。

 山葵芋

 海鞘の塩辛

 〆はごまだれで。



二次会は銀座道60年の紳士に連れられて、
これまたザ・銀座ビルヂングと言える建物内にあるBARへ。
ヘーゼルナッツの味のする食後酒をいただきました。

 

よいお年を~~と手を振って別れる楽しい晩でした。