ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

7月30日(金)のつぶやき・鎌倉、夏の蓮池で

2010-07-31 02:17:44 | 歌を詠む
16:52 from モバツイ
<何もかも見透かすやうに蓮池を渡る夏風鎌倉山の>



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白きてのひら

2010-07-28 00:46:36 | 歌を詠む
<芍薬のむせる匂ひよ花びらの奥からのぞく白きてのひら>



ひと月前のこと、
咲ききった芍薬の花を花屋さんからもらって帰った。
花瓶に挿してキッチンの窓辺に置くと、
とたんに濃厚な香りがあたりかまわず漂う。
夜中、ふと起きて水を飲みにいったとき
薄暗がりのなかで大きな花弁がふわりと揺れて・・・
「おいで」
といわれたような。
ミステリアスな夏の初めの夜の出来事。
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7月23日(金)のつぶやき・天城越え

2010-07-24 02:18:04 | 旅する
15:57 from モバツイ
熱川へ向かう途中、思いがけず天城越えをして、浄蓮の滝を観瀑。
すり下ろし本ワサビを入れたラムネ、美味!



21:39 from モバツイ
温泉に入ったあとは、いつもの小料理屋一駒へ。
鯵、白魚、鯛、鰹、蛸、栄螺…のお刺身と牛肉の土佐造り、カサゴの唐揚げ、
貝と納豆を合わせた「怪力」、雲丹と魚介を合わせた「火山」、アサリラーメン等々・・・
海の幸いっぱいいただきました。



23:33 from モバツイ
ラッキーなことに、今夜は熱川海上花火大会!
<闇の先手を伸ばしてもはらはらと海に落ちゆく炎の欠片>

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脳みそが沸くわ~

2010-07-22 15:49:57 | 暮らしあれこれ
20100720.tue.-21.wed

お暑うございます~。

京都で取材仕事の後、
いつも着物の創作紋などでお世話になっているK氏と
先斗町で一杯。
夏の京都を歩いた後は生ビールが最高!
魚ぞうめんって何? 早速注文。
京都の夏には珍しいもんじゃないですよ、と出てきたのは
白と抹茶のかまぼこをそうめんのように細く切ったものでした。
半熟卵をからめていただいて、ああ美味しかった。
もちろん鱧も!

宵山は終ったものの、京都の町を
浴衣姿の女の子たちが団扇を持って歩いているのを見ると
日本の夏に浸れるようで、なんだか気持ちが和みます。

その晩は、友人Kちゃん宅にお世話になりました。
1人息子のエイトくん、もう4年生になったんだ!
以前泊めてもらって一緒に遊んだのがもう4年前だったなんて、嘘みたい。
かわいかったなあ~、あのときも。
最後に会ったのは2年前かな。
辻利茶寮で抹茶うどんと抹茶そばをひとりでペロッと食べてしまって、
おお、先が楽しみだと思ったとおり、大きな男の子になっていて、
「親戚のおねえさん」はうれしいったらありゃしない。
もうhug hug!

その晩もトランプで手品をいっぱいしてくれたエイト君とパパがが寝てしまったあと、
結局朝方の4時まで(!)Kちゃんと尽きないおしゃべり。
もう20年ものつきあいなのに、全然あの頃と変わらないのはなぜ?
いつもいつも、何年たっても、こういう時間はうれしいものです。

翌日は、今日から夏休みの彼を連れて、お出かけ。
容赦なく照り付ける陽射しに負けて
「か、かき氷食べたい!」と入り込んだ東山の商店街で
「こんなに暑くちゃ脳みそが沸くわ~」といいながら
チャリをとばして去っていったオバハン。
「そのとおりや!」と
声をかけたかったです(笑)
結局かき氷屋さんは見つからず
かろうじて魚屋さんの青葉と氷で涼をとったんですけど。

晴天にそびえたつ京都タワーのなんて暑苦しいこと!(笑)でした。



<4年前のエイト君>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2006.11.10
大阪大学取材の後、京都の友人宅で
7日、8日と、二晩お世話になった。

友人のKちゃんは、
彼女が新卒で入社してきて以来のつきあい。
几帳面でとてもまっすぐな気持ちを持った
妹みたいにかわいい私の大好きな女の子(あ、もう女の人だ)。
結婚して京都に住むようになってから
なかなかゆっくり会う機会がなかったので、
今回は二晩とも、夜更けまでずっとずっとおしゃべりしてた。

一人息子のエイトくんは5歳。
礼儀正しいママにしつけられて、2~3歳の頃から、
たどたどしく「しもだいらさん」なんて言ってた彼に
「私のこと、これからきゅうちゃんって呼んでいいよ」
と言ったとたん、
「きゅうちゃーん」と、するっとひざの上に乗って
甘えてくるかわいい男の子。

「ママ、きゅうちゃんはしんせきのおねえさんなの?」
いきなり親戚にされてるし。
でも、おねえさんっていうのは、いいぞ、エイトくん。

パパとお風呂に入った後、バスタオルにくるまって
嬉しそうにやってきて、くるっと振り向くと
おしりが丸見えじゃんか(笑)!
その次はパンツ1丁でやってきて、
「ねえねえ、ぼくのパンツ見て」
「おっ、かっこいいじゃん」
オレンジと水色のおしゃれなパンツだ。
「でしょう?」得意げなエイトくん。

「きょう、いっしょにねる?」
うわあ、こんな若い男の子からベッドに誘われるなんて…(照)
「ぼく、ごほんよんであげる」
「きゃあ、うれしい! じゃ、さきにおふとんはいって、まっててね」
「うん!」

ふふっ、いい感じ♡
でも、きゅうちゃんは君のママとたくさんお話があるんだよ。

しばらくして、そ~っとのぞきにいくと
目をらんらんと開けて待っているエイトくん。
「まだ~?」
「もうちょっとまっててね」
ごめんよ~、じらしているわけじゃないんだ(笑)。
そのうちに彼はとうとう熟睡モードに入ってしまった。
そして、そーっとパパとママの部屋に運ばれていった。

翌朝。
寝返りをうつと、エイトくんたら、
ちゃっかり横にいるじゃないの!
にこーっと笑って、「ごほん、よもうか」。
そうして、布団の中で朝の読書をした私たち。
あ、読書って、『ドラえもん』とか『もじゃ公』とか
『パーマン』だったけどね。

あとで聞いた話だと、起きたときに
「あれ? どうしてぼく、パパとママのところにいるの?」と
怪訝そうにつぶやいたんだと。
「朝、お布団に入ってきていいよって、下平さん言ってたよ」と
ママから聞いたとたんに、
たーっとやってきてくれたのだった。
あ・り・が・と。

いっしょに朝ごはんを食べながら
「おいし~。びみ~」を連発するエイトくん。
美味~? 難しい言葉しってるなあ。
先行き楽しみだねえ。

「きゅうちゃん、またきてね!」
「いってきまーす!」
元気よく幼稚園に出かける姿を見送って
しばし、嬉しい気持ちに満たされた私。
子どもって、ほんと、魔法使いみたい。

エイトくん、いい男になるんだよ。
おねえさんは君のこと、ずーっと見守っててあげるからね。

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7月20日(火)のつぶやき・宵山のあとの

2010-07-21 01:41:32 | 旅する
18:21 from モバツイ
取材の後、京都国立博物館の上田秋成展へ。暑い…。これから先斗町へ向かいます。



21:35 from モバツイ
花結び背なに咲かせてそぞろ行く祇園祭の名残の風と



by quu75 on Twitter
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美をめぐる~備忘録6月④建築はどこに?

2010-07-19 03:59:34 | 美を巡る
6月29日(火)

「建築はどこにあるの?」(東京国立近代美術館)04.29-08.08

7人の建築家の、
7つのインスタレーションから構成されている会場は
なんだか遊び方のわからない遊園地みたいで
ちょっとわくわくする。

正面にはいきなり白い靄がかかったような・・・
と思ったら、紙でできた構築物!? [中村竜治]
紙の線の重なりが、立つ位置によって変化して、いろいろな景色が見える。
質感と量感のバランスがとんでいってしまいそう。


真っ暗闇の部屋で、白く薄い布を渡された。
被っても振ってもかまいません、と係りの女性。
???

赤いレーザーの縞が、肩にはおった布に映りこむ。
物の形に合わせて縞も歪む。
布を振ると、動く赤い縞が面白くて、
その暗い部屋が気に入ってしまった。(笑) [内藤廣]


3種類の多面体をつなぎ合わせた空間。
ここには垂直な柱や壁がない。
こんな中でも人間は生活できるの?
こうした新しい幾何学に基づく空間構成システムは
現在、瀬戸内海の大三島町でプロジェクトが進行中の
「今治市伊藤豊雄建築ミュージアム(仮)」で見られるらしい。

他には、不思議な錯覚を起こすミニチュア版の家具が置かれていたり、
光と空間、動くことによって現れる影、そんなものがテーマ?の空間だったり、
入れない模型の家(家の模型?)だったり、
美術館入り口にある動物の模型?が建築物だったり。

ここにある「もの」を見て、建築の在り処を答えるなんて
深く考えないほうがいいんだろうけど、ムズカシイよ~。
でも、とても面白い展覧会。


もうひとつ。
2階で展示中の「いみありげなしみ」展。

偶然できてしまうしみ。
それがアートになるとき。
アートにするために創り上げるしみ。
アートとしみの歴史は
意外なほど古く、世界中にある。

「絵画や写真、版画や水彩もまた、
 布や紙の上に、何かが接触して残した跡」かもしれない。

なるほど。
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美をめぐる~備忘録6月②書跡の美

2010-07-19 03:55:39 | 美を巡る

●6月9日(水)

「書跡の美―古写経・古筆・墨跡」展(五島美術館) 05.15~06.20



奈良・平安時代の「古写経」、
平安・鎌倉時代の「古筆」、
鎌倉・室町時代と中国は宋・元時代の禅宗僧侶の「墨跡」を展示。

写経といえば、絵因果経、久能寺経等料紙の美しいものをはじめとして
その時代の僧たちの努力の賜物。
ヨーロッパの装飾写本をはじめ、洋の東西を問わず、
印刷技術のなかった頃の、教えを伝える最も原始的な手段だ。
どんなふうに、どんな思いで、写していたんだろうと、
様々な時代ごとに変わってくる筆跡を見ながら考えるのも楽しい。

書道のお手本としても有名な高野切第一種(伝紀貫之筆、古今和歌集の冒頭)や
伝藤原行成筆、伝小野道風らの古筆は料紙も贅沢だし、
なんといっても優雅。(読めないけど・笑)

墨跡は、前月、「喫茶のたのしみ」(出光美術館)でも見た夢窓疎石の
茶軸「林和靖梅花詩」の、のびやかでおおらかな筆致に心惹かれた。



雨上がりの庭園はしっとりと草のにおいが湧き出ている。
もう少しゆっくりしていたかったなあ、と
あちらこちらの石像に目を留めながら急ぎ足で回った。

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美をめぐる~備忘録6月③いのくまさん

2010-07-19 03:53:20 | 美を巡る
●6月11日(金) 

「猪熊源一郎展いのくまさん」(東京オペラシティアートギャラリー) 04.10-07.14



いのくまさんは自由奔放で
とっても上手。
大画家に向かって上手だなんて言えるものではないんであるが
だって、何を見ても自然体。
それは計算しつくしたものなのか、
それを飛び越えたものなのかわからないけれど、
枯れることのない泉を持っているひと。
うん、そんな感じ。

世界をまたに掛け、ずべての人に開かれる芸術を試みた。
マティスやピカソらとも交流した。
そう、マティスをもっとへんてこにしたような作品だ(笑)
ちょっと手で触ってみたくなるようなわくわく感。
自分でも描けるんじゃないかと思わせるような。
そう思っても描けないのが芸術家の作品なんだけど、
ほんとに描けそうなのが、いのくまさんの絵のすごいところ。
(でも描けないけどね)
たくさんの顔、たくさんの猫、たくさんの鳥・・・
1本の線、シンプルな色は、すべて徹底した観察から生まれた。



おもちゃも好きで、自ら針金やお菓子の包み紙で作品を作った。
谷川俊太郎氏のことばがすべてを表しているように
すべてがシンプルで美しい。

三越の赤と白の包装紙、それを見るたびに
いのくまさんのことを当分思い出しそう。
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美をめぐる~備忘録6月①初夏の大谷コレクション

2010-07-19 03:42:27 | 美を巡る
もう7月も後半だっていうのに、
6月に見て書き損ねている美術館便りを少し・・・。

●6月5日(土)
「大谷コレクション展」(ニューオータニ美術館) 06.05-07.19

こじんまりとして、いつも人のいないこのスペースは
時間があればふらりと立ち寄る私のお気に入りのひとつ。

ちょうど「大谷コレクション」がはじまったばかりだ。
ベルナール・ビュフェのモノトーンの絵画。
見るものを不安にさせるような固い淋しげな絵の中に
後年自ら命を絶つ予兆があるような・・・?
新春展にも出ていたアンドレ・コタボの
「赤いバラのブーケ」、「海辺のフルーツ」。
一見鮮やかで単純に見えるが、
その奥に何かが潜んでいるようでどうも気になる。
ポール・ギアマンの「二つのヴァイオリンのある静物」も
具象のはずなのになぜか透明で空想的なところが好き。
ヴラマンクの数点はもういかにもヴラマンク…!

奥の日本画コーナーには
川合玉堂、速水御舟、竹内栖鳳らの季節の掛軸が。
山口蓬春の「栗鼠」。
かわいいはずのリスの目が厳しくて、なぜ???

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ギャラリーはしご

2010-07-18 19:46:58 | 美を巡る
100717.sat.-2

国際フォーラムで某セミナーに参加の後、
昭和7年竣工の奥野ビルへ。
ここは様々な老舗画廊が所狭しとひしめく不思議空間だ。
5年前に、2度目の帽子展をさせていただいたのも
4Fのギャラリー銀座1丁目だった。

4FのEcru+HMで開催中の「harunachico展」は、
まるでおもちゃ箱の中を覗いたよう。
Tシャツやシャツやチュニック、日傘、バッグに
異国風の人物や猫がリズミカルなタッチで弾けている。
友禅染めの技法で描かれるそれらは、
しかししっとりとして決して派手ではなく
身に付けると自然に馴染んでくれそう。


3Fにある静鹿ギャラリーは私の帽子の師匠のお店。
先生は不在だったが、息子のN君に12、3年ぶりに再会。
すっかり大人の男の子(って変な表現?・笑)になっちゃって・・・。
あの頃はバイオリン持ってた中学生だったよね。
時の流れを感じるなあ。

3丁目のコバヤシ画廊にちょこっと顔をだして
「遠山香苗展」を見る。
白いキャンバスにカラフルなスクエアなパターンがたくさん描かれた、
パッと花開いたようなポップな作品。
遠山さんは女子美の先生だとのことで、知り合いの話を少し。


その後は目黒雅叙園で、毎年恒例の東織ゆかた祭り。
目の保養と人生勉強(?)をさせていただいた楽しいひととき。
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