ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

時鮭🎶

2014-06-30 17:23:44 | 美味いただく
140629.sun.



脂ののった時鮭(とき知らず)を
いただきました。
たっぷり半身の切り身。

時鮭とは、5月中旬~7月中旬に
北海道近海を回遊する若い鮭だそうで、
秋の産卵時期のそれより脂ののりが格別。

さすが~。肉厚で色も美しい!
とりあえず10切れほど冷凍して
(最近、こればっか? (^^;; ・・・ )
残りは今夜のメイン、アクアパッツァに。



野菜たっぷり、ハーブたっぷりで、
美味~。

夏の毛ガニ~

2014-06-27 19:12:03 | 美味いただく
140626.thu.
今年初めてのオリヤマ亭オープン!
高校の先輩であるオリヤマ氏宅で、
様々な年齢差の同窓生やら、その関係者が集うようになって、
はや何回目のオリンピックが行われたでしょうか。
というのも、オリヤマ亭主人の本職はスポーツライターなのです。
ソチ五輪の報告会を~なんて言いながら、
もはや世の中ワールドカップじゃん!(笑)



今回、厚岸から毛ガニとジンギスカンを仕入れたと亭主から連絡があり、
皆の胃袋ががぜん準備を始めたのは言うまでもありません。




手際よく毛ガニをさばく板前ならぬ亭主です。
いつもの手作りの煮物や漬物も美味。
ガラスープ仕立ての大根と鳴門金時芋とお豆腐の即興煮もサイコーでした。

あ、そうそう。オリンピックの裏話もね。
懐かしく、皆で真央ちゃんやMr.レジェンドやユヅ君に思いを馳せた晩でございました。

ルビートマト!

2014-06-21 00:51:14 | 美味いただく
先日、長崎の親戚から、
箱一杯のプチトマトをいただきました。
おっきなルビーみたいに輝いてます。
そして、あま~い🎶



とにかく半分は冷凍、
あとは生で食べつつ、保存食に。
手前は甘酢漬け、奥はオリーブオイル
&バルサミコ酢&ハーブソルト漬け。



明日のウォーキングトレイルのランチは
トマトとパンということで。(手抜き)

籐・染織・帽子展スタート!

2014-06-20 12:43:35 | 帽子の小部屋
140619.thu.
ウルトラ超特急で仕上げた夏の帽子14点。
3分の2を昨日搬入、残りは本日持参。
PCの前からテーブルに場所を移しての
根詰めの日々からやっと解放されます。
(あともう一件あるけど (^^;;)



「籐・染色・帽子展」が
スペースガレリアにて
本日19日より始まりました。
夏を一緒に楽しみたい小物たち
会いに来てくださいね。



◼︎「籐・染色・帽子展」
期間:2014.6.19.thu~6.29.sun
AM11:00~PM6:00(最終日は~PM4:00)
•籐バッグ[田辺順子]
•染色[杉本雅美]
•帽子[下平紀代子]

会場:スペースガレリア
千葉市中央本町2-1-20-202
043-202-0157
http://www.interq.or.jp/sun/sgaleria/index2.html


籐のバッグ・染色のストール・帽子が踊る
素敵な空間です!

品のある籐のバッグも、
色遣いの優しい染織のストールも、
どれも身につけてみたい!
今回、帽子は、
オーソドックスなタイプから
遊び心たっぷりのデザインのものまで
作ってみました。




「デパートの帽子コーナー はスルーするの」
とおっしゃる籐のバッグの作家さんが
あれこれ帽子をかぶっては鏡を覗く姿が
とっても可愛らしかったです。
まるで朝からかぶっているように、
次第にしっくりしてくるから不思議。

女性はいつだって好きなものを身につけて
輝いていくのですね。

日本の神話

2014-06-17 23:28:39 | 暮らしあれこれ
140616.mon.

「おはなしキャラバン2014 おとなの絵本の会」
第4回はアマテラスと日本の神話。
イザサギとイザナミの娘であるアマテラス。
戦いではなく和を願う象徴として
アマテラスを蘇らしたいと、ミュージカルの
企画、脚本、演出、出演までこなしてしまう
講師の浜島代志子先生のこだわりがいちばん強いテーマです。

なぜ、男性は「見てはダメ」と言われると見てしまうのか?
黄泉の国へイザナミを迎えに行ったイザサギ。
のちの民話への影響が大きい。
例えば、鶴の恩返しなど。
これについて参加者から、
男女では見方が違う興味深い意見が様々でました。

西洋の神話に比べると、日本の神話の出版物は少ない。
まして納得できるものはほとんどない,と先生。
神話の人物は実在した。大事なのは、
それを解き明かすこと。そうして我々のルーツを知るべきなのですね。
私自身、知らないことが多すぎます。

ご参加くださった皆さま、
どうもありがとうございました。

来月は7月16日(水)、テーマはロングセラーの絵本。
レオ=レオニ、『100万回生きたねこ」等を取り上げます。

準備から5時間はあっという間に過ぎて、21時半!
(昨日の歌舞伎座滞在時間とほぼ同じ)
お腹すいた~。



帝劇ビル地下二階から一階上がった「にっぽんの。」で
ビールとちょいごはん。
キビナゴの唐揚げに鯖飯。
いつもながら、んまかった!です。






若駒披露歌舞伎

2014-06-17 09:16:20 | 美を巡る
140615.sun.
半年ぶりに歌舞伎座へ。夜の部は3本。
「蘭平物狂」「素襖落」「名月八幡祭」。

今月は三代目尾上左近君の初舞台。
松緑丈の長男で、あの早逝した
辰之助丈(大好きだった~)の孫!
三之助時代の松緑丈は、他の2人に比べて華はなかったけれど、
実力はピカイチ。
彼の8歳の息子が、立派な若武者として大見得を切り、
堂々と物申すではないの。
可愛らしいやら、頼もしいやら、
間の取り方の上手なことといったら!
滑舌もよろしい!
ずっとオペラグラスで追いかけちゃったわ。
お歴々ずらり揃っての口上の後に、
おチビさんの甲高い声で
「ヨロシクオネガイモウシアゲマス!」
いいですねえ。
左近君用の若草色の幕には
若駒と松葉があしらわれて若々しく、
期待のほどが見られるというもの。

.

あの、スタスタ歩きが忘れられない(笑)
紫の上・菊之助丈だって、いまや一児のパパ。
今回は父菊五郎丈の妻役として
成熟した美しさで存在感を見せていたし、
ああ時代は移ってるんだな~としみじみ実感。

しかしなんといっても
「蘭平物狂」の後半の30分にも及ぶ大立ち廻りのシーンは圧巻。
花四天(はなよてん)の動きのアクロバティックな機敏さの一方で、
抑えた様式美、集団の美の見事なこと。
身を乗り出すほどにうっとりです。

急に行くことになったわけだったが、
私の贔屓のこの2人が出演されていたというのも嬉しかったことのひとつ。
左團次丈はもともとダミ声だけれど、
声が通っていなかったよう?で心配。
歌六丈は、やっぱりいなせでステキ。
「名月八幡祭」での真っ赤な還暦衣裳もチャーミング。

そして、さすが幸四郎丈ここにあり。
狂言を元にした「素襖落」での酔態、
「名月八幡祭」では実直な田舎の商人の様から、
芸者美代吉に裏切られてからの失望、そして狂乱まで、
本水を使った演出とあいまって、最後まで目が離せません。

芸者美代吉、手練れた演技の芝雀丈、
信二郎時代からの変わらぬ爽やかさに色気も加わった錦之助丈の情夫三次と、
見応えのある5時間でした。

こうなると、昼の部の仁左衛門丈の「お祭り」も見たくなる。
もう20年前もだったか、
やはり病気を克服して立った舞台で演じたのがこれ。
あの時、舞台と客席が一体となった感動は
いまでも覚えている。
これだけでも一幕見で行ってこようかしらん。

あ、左近君のことだけ書こうと思ったのに、
結局、長々と綴ってしまいました。
このところご無沙汰してたけれど、やっぱり歌舞伎は面白い。



幕間のビーフヘレカツサンド、美味でした。