191121.thu.
週末に「なりすましメールにご注意」なんて書いてる場合じゃない事態が起こりまして
情けないですが、ひと通り書きます。（長いです）
土曜日、国立劇場でスマホを紛失。
失くす直前、場内に入るまでの場所も時間も動線も全て記憶にあって、
すぐに係に届け、ホールも会場内もゴミ箱も何度も探してもらったが見つからない。
観劇後、最後の客が出るまで残って届け出がないか見守ったが出てこず。
仕方がないので、帰る道すがら警察に届け、駅でパスモの紛失処理をした
（ただの記名式だと使われ放題らしい。
むしろ再発行手数料がかかるので、新規で買った方が早いとのこと）。
その後、仕事で寄った事務所のPCで位置検索すると、
国立劇場通りの脇に緑の丸が光る。あるじゃん！（少し小躍り♬）
でもバッテリーは5%だ。
何故か印刷出来なくて焦ったが、ともかく大急ぎで半蔵門へ向かう。
国立劇場通りに小さなポリスボックスがあるから、
そこに届けられているのかも？と思ったが、そこにはなかった。
在り処を説明しようと、若い警官にモバイル貸してくださいと頼んだが
「ありません」とにべもない返事（当たり前か）。
隣の駐車場の係員も届いてない、と。すでに18時近く。
だいぶ暮れかかってきたので国立劇場の通用門に駆け込み、
警備員さんに事情を説明するも、証拠を示したいモバイルがない〜。。。
すると、退勤で通りかかった同世代の女性と目があって、
すがるように事情を話すと「これ使います？」とiPadを出してくれた。
恐縮しつつ自分のIDとPWを入れると、確かに私のスマ子はその辺にいるのだ
（紛失直後に一緒にいた友人のモバイルで同じことをすれば、もしかしたら？と思うも、
その時に一緒にいた友人達は誰もそういうことを知らなかった。もちろん私も！）。
「確かにありますね！一緒に探しましょう。私、帰るだけですから時間あるので」と、
その女性のありがたきお言葉。
「どーした、どーした」と集まってくれた他の警備員さんも加わって、
国立劇場通りの土手付近の大捜索。
懐中電灯を借りて、マナーモードにしてるけれど光るかも、と何度かコールしながら。
そのうちに緑の丸がグレーになり、バッテリー切れ（涙）。
土手に上って繁みを探り、下水の穴も照らして見ても、ない。
こんな所に捨てていく人、いるんだろうか？と言いあいながら、
1時間探したのちタイムアウト。明日明るくなってからまた来ることにしたが、
その後、そのAさんと歌舞伎の話で盛り上がってしまい、30分ほど立ち話を。
彼女のiPadとスマホに深くお礼を言って別れた。
帰宅して再度確認するも、位置情報は同じ場所を指したまま
（すでにバッテリーは切れて、グレー丸になっていたが）。
auサポートセンターに電話して、位置検索してもらっても、
千代田区千代田町付近、南は裁判所、北はモントレ半蔵門ホテルの円内ですね、と。
やっぱり怪しいのは国立劇場。
万が一出てこなかった場合の処置を聞くと、AppleCare+ & au端末サポートを受けられるので、
所定の金額+SIMカード再発行料（15000円ほど）を負担すれば、
2日ほどで同機種のiPhoneを送ってくれるという。
これは警察に紛失届を出して登録番号がないと処理してもらえないというので、
真っ先に警察に行ったのは正解だった。
少しホッとして、念のため、使っていないiPhone 6で位置検索すると、
自宅から1kmくらい離れたところに緑丸。
これくらいの誤差があるってことは、やっぱり劇場内部じゃないのかな？と確信。
連チャンで歌舞伎三昧のこの週末、翌日曜日は新橋演舞場で「オグリ」観劇。
11時の開演前にもう一度探しに行こうと、着物は断念して、
iPhone 6のInstagramメッセージから、友人Sさんに事情を説明
（こういう時、SNSって便利なんだなあ）。
半蔵門に着き、警察が言ってた隼町と、auサポート担当が言っていた千代田町千代町って近く？
と思いながら道路脇の地図を眺めていたら、向こうから声をかけてくれる女性が。
え、Aさん⁉︎ なんと！彼女は昨夜帰宅してから、
“マナーモードにしているiPhoneに音を出させる方法”があることを調べて、
自分がこのことを知っていたらもしかしたら見つかっていたかも？と思って
気になって来てくれていたのだと。
なんという親切なお気持ちに感激！
で、再び、昨日から交替勤務3人目のおまわりさんに事情を話し、道の脇を探し、
誤差を考えてもう一度劇場の方に確認してもらい（それでも届出はなく）、
お互い観劇に向かうために別れた。
「オグリ」観劇後、もう一度劇場に電話したが、なかった。
さて、翌朝。観念して、再びauサポートに電話して代替機種を手配。
本日中に届けてくれるというが（すごい！）、午後は病院だったので、
宅配ボックスに預けてもらうことにする。
万が一、捜索中のものが出てきたときのこと尋ねると、
新品を一度開封したら、出てきた古い方を返品するのだと。
夜、帰宅して、届いていた新品のiPhone8に頬ずりして（苦笑）、
早速通電手続きを、と思うも、時間外のため結局翌朝に持ち越し。
翌日、何かあっていちいち問い合わせるのも時間の無駄と思い、
近所のauショップに行って、不明なところは尋ねながら、
2時間ほどかけてiCloudのバックアップ復元作業とau通話手続きを完了。
あらら、2日前と全く同じ状態に⁉︎
連絡先さえ元通りになればいい、
あとは思い出しながら時間がかかってもコツコツとアプリを入れていけばいいか、
と思っていたら、
全て元のままの状態で戻っているじゃあないですか！
よかった〜と思ったものの、これってコワクない？と思ったのも事実。
個人情報って、どこにあるのよ？^^;
さて、最後にしたことは、国立劇場のどこかにあるはずのスマ子の中のデータ消去手続きだ。
これはAppleCareの遠隔操作（ある意味、これもコワイよお^^; 有難いけど）
で、もしスマ子が誰かに拾われて、ロックはかかっているけれど
（暗証番号を試せるのは10回までらしい）、
通電したら、そこで全てのデータが消去されるというシステム。
これで、ひとまずは安心。出来ることは全てした。
スマホケースに入れていたのは、パスモと名刺とバスキア展で撮ったチェキ写真。
今となっては復元できないこれが一番惜しかったりして (^^;;
しかし、ほんとに一体、どこに行っちゃったんだーーー！？
という顛末でした。全くもって情けなや。
大いに勉強になったものの、注意力散漫の代償は大きい。
大反省です。
仕事もプライベートもスマホなしではもう何もできない（大袈裟じゃなく）
自分の現状に改めて愕然としましたよ。
こんなおっちょこちょい記ですが、皆様のリスクマネジメントのヒントになれば幸いです。
それにしても、Aさんに出会えたのは神様のお導き？と思う。
こんな形で歌舞伎大好き友達が出来るなんて、これこそ感謝感激です。
そしてちょっと不満なのは、新しいスマ子のシャッター感度が悪すぎて、
今はそれがストレス。まあ、贅沢な不満ってやつですけどね (^^;;
週末に「なりすましメールにご注意」なんて書いてる場合じゃない事態が起こりまして
情けないですが、ひと通り書きます。（長いです）
土曜日、国立劇場でスマホを紛失。
失くす直前、場内に入るまでの場所も時間も動線も全て記憶にあって、
すぐに係に届け、ホールも会場内もゴミ箱も何度も探してもらったが見つからない。
観劇後、最後の客が出るまで残って届け出がないか見守ったが出てこず。
仕方がないので、帰る道すがら警察に届け、駅でパスモの紛失処理をした
（ただの記名式だと使われ放題らしい。
むしろ再発行手数料がかかるので、新規で買った方が早いとのこと）。
その後、仕事で寄った事務所のPCで位置検索すると、
国立劇場通りの脇に緑の丸が光る。あるじゃん！（少し小躍り♬）
でもバッテリーは5%だ。
何故か印刷出来なくて焦ったが、ともかく大急ぎで半蔵門へ向かう。
国立劇場通りに小さなポリスボックスがあるから、
そこに届けられているのかも？と思ったが、そこにはなかった。
在り処を説明しようと、若い警官にモバイル貸してくださいと頼んだが
「ありません」とにべもない返事（当たり前か）。
隣の駐車場の係員も届いてない、と。すでに18時近く。
だいぶ暮れかかってきたので国立劇場の通用門に駆け込み、
警備員さんに事情を説明するも、証拠を示したいモバイルがない〜。。。
すると、退勤で通りかかった同世代の女性と目があって、
すがるように事情を話すと「これ使います？」とiPadを出してくれた。
恐縮しつつ自分のIDとPWを入れると、確かに私のスマ子はその辺にいるのだ
（紛失直後に一緒にいた友人のモバイルで同じことをすれば、もしかしたら？と思うも、
その時に一緒にいた友人達は誰もそういうことを知らなかった。もちろん私も！）。
「確かにありますね！一緒に探しましょう。私、帰るだけですから時間あるので」と、
その女性のありがたきお言葉。
「どーした、どーした」と集まってくれた他の警備員さんも加わって、
国立劇場通りの土手付近の大捜索。
懐中電灯を借りて、マナーモードにしてるけれど光るかも、と何度かコールしながら。
そのうちに緑の丸がグレーになり、バッテリー切れ（涙）。
土手に上って繁みを探り、下水の穴も照らして見ても、ない。
こんな所に捨てていく人、いるんだろうか？と言いあいながら、
1時間探したのちタイムアウト。明日明るくなってからまた来ることにしたが、
その後、そのAさんと歌舞伎の話で盛り上がってしまい、30分ほど立ち話を。
彼女のiPadとスマホに深くお礼を言って別れた。
帰宅して再度確認するも、位置情報は同じ場所を指したまま
（すでにバッテリーは切れて、グレー丸になっていたが）。
auサポートセンターに電話して、位置検索してもらっても、
千代田区千代田町付近、南は裁判所、北はモントレ半蔵門ホテルの円内ですね、と。
やっぱり怪しいのは国立劇場。
万が一出てこなかった場合の処置を聞くと、AppleCare+ & au端末サポートを受けられるので、
所定の金額+SIMカード再発行料（15000円ほど）を負担すれば、
2日ほどで同機種のiPhoneを送ってくれるという。
これは警察に紛失届を出して登録番号がないと処理してもらえないというので、
真っ先に警察に行ったのは正解だった。
少しホッとして、念のため、使っていないiPhone 6で位置検索すると、
自宅から1kmくらい離れたところに緑丸。
これくらいの誤差があるってことは、やっぱり劇場内部じゃないのかな？と確信。
連チャンで歌舞伎三昧のこの週末、翌日曜日は新橋演舞場で「オグリ」観劇。
11時の開演前にもう一度探しに行こうと、着物は断念して、
iPhone 6のInstagramメッセージから、友人Sさんに事情を説明
（こういう時、SNSって便利なんだなあ）。
半蔵門に着き、警察が言ってた隼町と、auサポート担当が言っていた千代田町千代町って近く？
と思いながら道路脇の地図を眺めていたら、向こうから声をかけてくれる女性が。
え、Aさん⁉︎ なんと！彼女は昨夜帰宅してから、
“マナーモードにしているiPhoneに音を出させる方法”があることを調べて、
自分がこのことを知っていたらもしかしたら見つかっていたかも？と思って
気になって来てくれていたのだと。
なんという親切なお気持ちに感激！
で、再び、昨日から交替勤務3人目のおまわりさんに事情を話し、道の脇を探し、
誤差を考えてもう一度劇場の方に確認してもらい（それでも届出はなく）、
お互い観劇に向かうために別れた。
「オグリ」観劇後、もう一度劇場に電話したが、なかった。
さて、翌朝。観念して、再びauサポートに電話して代替機種を手配。
本日中に届けてくれるというが（すごい！）、午後は病院だったので、
宅配ボックスに預けてもらうことにする。
万が一、捜索中のものが出てきたときのこと尋ねると、
新品を一度開封したら、出てきた古い方を返品するのだと。
夜、帰宅して、届いていた新品のiPhone8に頬ずりして（苦笑）、
早速通電手続きを、と思うも、時間外のため結局翌朝に持ち越し。
翌日、何かあっていちいち問い合わせるのも時間の無駄と思い、
近所のauショップに行って、不明なところは尋ねながら、
2時間ほどかけてiCloudのバックアップ復元作業とau通話手続きを完了。
あらら、2日前と全く同じ状態に⁉︎
連絡先さえ元通りになればいい、
あとは思い出しながら時間がかかってもコツコツとアプリを入れていけばいいか、
と思っていたら、
全て元のままの状態で戻っているじゃあないですか！
よかった〜と思ったものの、これってコワクない？と思ったのも事実。
個人情報って、どこにあるのよ？^^;
さて、最後にしたことは、国立劇場のどこかにあるはずのスマ子の中のデータ消去手続きだ。
これはAppleCareの遠隔操作（ある意味、これもコワイよお^^; 有難いけど）
で、もしスマ子が誰かに拾われて、ロックはかかっているけれど
（暗証番号を試せるのは10回までらしい）、
通電したら、そこで全てのデータが消去されるというシステム。
これで、ひとまずは安心。出来ることは全てした。
スマホケースに入れていたのは、パスモと名刺とバスキア展で撮ったチェキ写真。
今となっては復元できないこれが一番惜しかったりして (^^;;
しかし、ほんとに一体、どこに行っちゃったんだーーー！？
という顛末でした。全くもって情けなや。
大いに勉強になったものの、注意力散漫の代償は大きい。
大反省です。
仕事もプライベートもスマホなしではもう何もできない（大袈裟じゃなく）
自分の現状に改めて愕然としましたよ。
こんなおっちょこちょい記ですが、皆様のリスクマネジメントのヒントになれば幸いです。
それにしても、Aさんに出会えたのは神様のお導き？と思う。
こんな形で歌舞伎大好き友達が出来るなんて、これこそ感謝感激です。
そしてちょっと不満なのは、新しいスマ子のシャッター感度が悪すぎて、
今はそれがストレス。まあ、贅沢な不満ってやつですけどね (^^;;
