ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

思い出の庭

2017-04-26 15:49:13 | 歌を詠む
170420.thu.



荻窪歌会合同歌集「思い出の庭」できました!

笹公人先生の元に集まった荻窪マダム達をはじめ
個性豊かな14名の二年間のまとめです。

 

 

 


仕事の合間に、内職編集?(笑)

表紙写真は、会場の角川庭園すぎなみ詩歌観の庭の花々。
こんなところで使うとは思わず、コツコツ撮りためててよかった!。 -->

春の角川庭園

2017-04-21 02:18:39 | 美を巡る
170415.sat.



角川庭園に咲いていた花です。春真っ盛り。

 石楠花  躑躅

 馬酔木  菫

 一人静  山吹

 乙女椿  蹲と水琴窟のむこうは射干

 ご近所の花桃

花の名前、日本語って美しい。


先週校了した荻窪歌会の合同歌集「思い出の庭」が、
20日に出来上がります。楽しみです。


春の新宿御苑

2017-04-21 02:14:46 | 題詠2015
170415.sat.

光うららかな新宿御苑で吟行。

 

千駄ヶ谷門から入り、まずは腹ごしらえです。
めいめい作ったり買ったりしてきたお弁当を広げ、
検閲をくぐり抜けて持ち込んだ透明な液体とか、
色のついた液体とかいただきながら、早くも宴会の態。

おっとっと。目的を忘れないうちに立ち上がって、
各々散策して、歌の題材を探します。

 

 

染井吉野はすでに蕊桜、今が盛りの牡丹桜、
鬱金という名の薄みどりの桜は重そうな房を揺らし、
大島桜は遠目にもくっきりと白さを誇示していました。
赤く力をためた躑躅の蕾も、足元の野いちごの花も可憐。

 

柔らかい春の大地を踏みしめながら小一時間歩いたあとは、
荻窪の角川庭園に移動。



海の向こうの物騒なニュースなどひととき忘れた
穏やかな一日でした。

これからが私の好きな葉桜の季節。

日本画は愉し(^^♪

2017-04-21 02:11:10 | 美を巡る
170414.fri.

午後、駆け足で美術館巡り。
どちらも16日までということで、
前売り買ってても結局こうなっちゃうのよね σ(^_^;)



まず、恵比寿の山種美術館「日本画の教科書 東京編」。
教科書展と銘打つだけあって、
さすが日本画専門美術館・山種の名品がズラリ。

 

そのなかでも、なんたって土牛さんの「鳴門」ですよ。
今年は「醍醐」にお目にかかれずじまいだったけど、
久しぶりにこの絵の前に立って、
じわじわと感動を身体中に巡らせました。



お次は文化村のザ・ミュージアム「これぞ暁斎!」。
時間延長の金曜日でしたが「あと3日ですので、
館内は混雑しております」というアナウンスに、嗚呼、、、。
でもまあ、評判通りの充実ぶり。
百鬼繚乱の絵画イメージが強いけど、もともと好きな画家。
今回、幕末明治の転換期をリアルに写しとった画力に改めて惚れ直しました。



昔は美術館3つくらい平気で回ったものだけど、さすがにくたびれたわー。

都内の桜の名所巡り、と新刊営業

2017-04-11 05:47:02 | 暮らしあれこれ
1704047.fri.

3か月ぶりに中目黒で髪を切る。
ホンダさん曰く、「春のイメージでずっと考えてました」と。
前髪の流れがすばらしい!(笑)

 

中目黒の桜は満開。
花曇りの空に溶けるように、
花筏の進む目黒川に飛び込むように
こんもりと枝を広げる桜の名所。

 

午後は朝カルで、佐伯裕子先生の短歌講座。
新しい方が二名参加。
講座が終わった後、先生と友人とで、少しおしゃべり。
春になるといろんな人が出てくるもので、
木の芽時に揺らぐ人の心理、について。

その後、新宿紀伊國屋書店に新刊営業。
「ハナモゲラ和歌の誘惑』カバーデータを印刷して、切って、
ミニカバーを作り、POPとして使ってもらうよう持参。



売り場担当のU嬢の手腕で、新宿紀伊国屋の詩歌コーナーは都内でも屈指。
私もついつい2階のここに直行して、
どっさり歌集など抱えてレジに並ぶことも珍しくない。

新刊は特に、どう並べられるかによって運命が決まるので
本書も前列に並べ替えてもらい、
神社にでも祈るような思いで(心の中でパンパンと手を合わせ(笑))退出。


夜は四ツ谷の土手で夜桜見。
恒例のA氏の会社の夜桜宴会に合流して、
ちゃっかり八竹の茶巾鮨弁当をいただきました。

 

プチプチ梱包材を座布団代わりにすると暖かい!ことを発見。

そのあと、さらにしんみち通りの日本酒バルで一杯。
朝から晩まで、定番の桜を愛でて歩いた、なんかいい一日だったな。

『ハナモゲラ和歌の誘惑』

2017-04-06 12:21:31 | 暮らしあれこれ
とても面白い本を編集しましたので、ご紹介します。

『ハナモゲラ和歌の誘惑』
笹公人著/小学館刊/1300円+税
本日、4月5日発売です。



Amazonでは即完売だったそうです。
1970年代後半から80年代前半にかけて一世を風靡したハナモゲラ語、
なかでも和歌について、
歌人・笹公人氏が言及、考察した、画期的な短歌入門書です。

併せて、"笹公人の愉快痛快、爆笑必至の短歌的生活"エッセイ満載。
さらに、ジャズ・ピアニスト山下洋輔氏との
語り下ろしスペシャル・ハナモゲラ対談も収録しています。

ぜひ、蘇ったハナモゲラ語に誘われて、
新しい言葉の世界に遊びに来てください。