ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

在宅医療で生き切るということ

2017-06-26 05:12:20 | 乳がん…その後
170623.fri.

海老蔵さん、立派な会見でしたね。
思わずもらい泣き。
この数日、テレビはこのニュース一色だ。
役者っていうのはつくづく因果な商売だと思う。



6月12日17時に更新されたAERA.dotに書いた記事です。
https://dot.asahi.com/dot/2017061200076.html

「実は、監修の医師探しに四苦八苦。
(頼みの主治医他主要な医師が皆、シカゴの学会に行かれてしまっていて💦)
 飯田高校の同窓会・医師会繋がりでなんとか、、、。
 持つべきものは、親切で誠実な先輩後輩です (^_−)−☆」

などとFacebookに書いていた10日前には、まさか
こんなに早く麻央さんが逝ってしまうとは思ってもいなかった。
顎への転移もあったし、容体がいいわけではなかったけれど、
在宅医療に切り替えて、もう少し頑張れるだろうと楽観視していたから。

在宅医療が患者の免疫力を高めるという科学的証拠はないのだそうです。
上記のAERA.dotの記事を書く際、監修をしてくれた医師から聞きました。
病気になったら家に帰って治療したいかという調査でも、確かに
必ずしも在宅医療をしたいという数値が高いという資料ではなかった。
もし本当に免疫力が上がるなら、帰りたくても家に帰れない患者さんは
免疫力が上がらないということになりますから、という医師の言葉にハッとしたのだ。。

でも、家で見送ることができてよかった、と海老蔵さんが気丈に話されたように、
彼女にとっても家族にとっても、家で過ごした時間はかけがえのないものだったに違いない。

なんでもこなしてきた完璧主義だったのに、人に頼るしかなくなった自分を受け入れ、
若いから、子どもが小さいからかわいそうとは思われる人生ではない、と前を向き、
最後まで頑張って頑張って、
麻央さんは必死に生き切った。

だけど、
「病気になっちゃった妻で、母で、娘で、妹で、ごめんなさい」と綴った気持ちも
痛いほどほどわかる。
さぞ心残りだったろうと思う。

同病の仲間の支えでもありました。

心から御冥福をお祈りします。



余談ですが
歌友でカメラマンの光川十洋さんとの名前とコラボしてました!


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故郷協奏曲(ラプソディ)6

2017-06-10 17:47:35 | 旅する
170527.sun.-2

昨夜の同期会の後、幼馴染のKちゃん家に泊めてもらい、
(それにしても話が尽きない!別れ難い!!)
美味しい朝ご飯をいただいた後、
ひとまず市街地まで送ってもらう。
途中で、見せたい場所がある、と寄ってくれたのがここ。

 

近年、サフォークを飼う農家が増えているようで。
焼肉の町・飯田だから?σ(^_^;)
みんな可愛いなあ。まだ毛の生えそろっていないチビ助も、
ちょこまか動き回って。
すごーく長閑な風景でした。

柳田邦夫館や日夏耿之介記念館を見た後は、
五平餅を買って、電車に飛び込む。
なんたて、一時間に一本しかないですからね、これを逃すとお昼に間に合わない。



十数年ぶりに飯田線に乗って実家へ帰宅。
最寄りの伊那大島駅まで、のんびり25分の旅。

 

飯田線には「下平」駅という無人駅があります。

 

当時小1の姪っ子(もう大学4年!)を連れて乗った時、彼女が大騒ぎ。
「きゅうちゃん!しもだいらえきだよ!!パパにおしえてあげなくちゃ」
「パパ知ってるよ。毎日これで通ってたんだから(笑)」
なんてことも思い出したりして。
懐かしいなあ〜。
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故郷協奏曲(ラプソディ)5

2017-06-10 17:37:00 | 旅する
170527.sun.-1

 

飯田市美術博物館に隣接する、ふたつの記念館があります。
柳田國男館と日夏耿之介記念館。
洋風のちょっとハイカラな木造建築と、鄙びた風情のある木造家屋。



バイオリンの音に導かれていくと(ただの練習のようでしたが)、
初夏のひかりの漏れる庭が現れました。
庭を履くおじさんに声をかけられ、少し立ち話。
なんと高校の19際上の大先輩で同窓会新聞を編集されていたという方でした。



言わずと知れた日本民俗学の父、柳田國男が、
東京在住の旧飯田藩士である柳田家の養嗣子となり、
その養父の四女と結婚。飯田に住むことはなかったが、
伊那谷を訪れるたびに、伊那民族学徒らと交流し、指導を与えたという。
知らなかった!

 

柳田の建てた「喜談書屋」、その大書斎は圧巻です。
壁一面書棚で覆われ、中央にはテーブルと椅子。
うわー、一日中でもここにいたい感じ。

かたや、詩人で英文学者の日夏は、数々の文学書を受賞し、
早稲田や青山学院大の教授をつとめた後、
故郷の飯田で余生を送ったという。

  

その邸宅に、原稿や書画などが展示されている。
どちらも気にはなっていたものの、なかなか行けなかったところ。
駆け足だったけれど、行ってよかった!

これで、無料、ってところもすごい。
なんだか故郷を見直すことばかりの今回の帰省。
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故郷協奏曲(ラプソディ)4

2017-06-10 17:31:16 | 旅する

170527.sat.-4

飯田下伊那は教科書にも載るほどの典型的な河岸段丘だが、
たしかに急な勾配の街並みだ。

  

見下ろせば、天竜川を(松川か)はさんで立ち並ぶ家々が見える。
さらに下って、本日の会場であるATAGOへ到着。

下伊那で唯一の酒造「喜久水」の蔵を改造したところらしい。

 

扉を開けると、懐かしい顔が!
「えっちゃ~~~~ん!」思わず抱きついちゃった。
だって36年ぶりだもの。
もう一人HIDEちゃん。二人とも漫研の仲間。

 

なかなか雰囲気のあるお店だわ~と見渡していると、
続々と同期生たちが入ってくる。
あちこちで歓声やざわめきが起こって、同期会らしい雰囲気になってきた。

幹事長の挨拶のあとで、そもそもこの同期会の言い出しっぺで、
東京から長野市に転勤したばかりのM君が挨拶。
そこで私が呼ばれて、さらに遡るM君と私の出会い、在京同窓会の存在、
同窓会誌のこと、在京同期会の立ち上げなど、昨秋からの流れをひととおり説明。



話しながら、周りを見渡すと、えええ!!なんかおっさんの集団が!(笑)
自分のクラスの男子はたまに会ってるし、見慣れてるし、
髪もお腹もまあ、若々しいから気付かなかったけど、
いやーやっぱり55歳か、、、それなりになってる男子もそれなりにいるわけで。(笑)
でも、あとから
「え?あのきよちゃん??
 前髪ぱっつんで、ロングヘアで、しゅーっと華奢だった、きよちゃん?」
って言われちゃあねえ、、、ひとのこと言えないわ。(笑)

月日の経つのは早く、残酷でもありますね。
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故郷協奏曲(ラプソディ)3

2017-06-10 17:21:22 | 旅する
170527.sat.-3



「いいだ市立どうぶつえん」は素朴だ。

  

お花畑の脇を電車が走り(もちろん乗れます)、
のりものランドには動物のみならずパトカーまである。
サーキットには2台のスポーツカー(動物型)も。
幼馴染のKちゃんは、子どもの頃、
よく真ん中に車を乗り入れていたと言って笑ってた。
自分でスタッドレスタイヤを交換する(たしかそう聞いた記憶がある)ほど
運転歴の長いベテランのKちゃんにも、そっか〜そんな頃もあったんだねえ。

 

動物も素朴ですよ。

ゾウやキリンやライオンはいないけど(昔はいた)、
天然記念物のニホンカモシカ(座ったまま)やイノシシ(激しく水飲む)や
シカ(後ろ姿キレイ)やアライグマ(2匹で睨み合ってた)やサル(立派な猿山!)がいます。
ペンギンもコンドルもツルもフラミンゴもいるんだよ。
のーんびりしてて、土地柄さながら、みんな性格良さそう(笑)

 

  

まさか、こんなふうに友だちと動物園に入る日が来るなんてね。
それに、ここは無料。ますますいいよねえ。
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