さんぽ道から

散歩中の雑感・モノローグを書いてみました

コミー氏証言は第一弾~

2017-06-09 10:03:12 | ダイアリー
昨日のコミー前FBI長官の上院での証言は、

トランプ大統領の(一部:忠誠の部分)否定なども
あって、

所謂 言った言わない論争+
トランプ側と反トランプ側とのいいとこ取りの様相でした。

言った言わない論争(あったなかった論争も然り)では
勝利するのは、

例えば
加計学園の文科省内資料でも
あるなし論争は
勝ちは安倍政権側のように、

大概 勝つのは力のある方ですが、

昨日の場合は
大統領の力を以てしても
引き分けかなぁ…

引き分けでも、

トランプ大統領のロシア疑惑は
そう
晴れたことにはならない。

むしろ
このコミー氏の証言で、
現在モラー特別検察官がすすめる
ロシアゲート調査がもう一段
進むような気がする・・・


コミー氏の証言は、

・2017・1・27に、
 トランプ氏に「FBI長官ポストにとどまりたいのか」と聞かれたこと

・2017・2・14に、
 トランプ氏はコミー氏以外を退席させ、
 「彼は(フリン氏は)いいやつだ。捜査から手を引くことを望む」
 「忠誠が必要だ、忠誠を期待している」といわれたこと

・2017・3・3にはトランプ氏に電話で、
 「自分はロシアと何も関係がない」
 「疑念を晴らすために何ができるか(考えろ)」といわれ、
 
 「FBIは大統領を個人的に捜査しているわけではない」と答え、

 トランプ氏は「この事実(自分は疑惑外)を明らかにする必要がある」といった。

 コミー氏は「あなたは捜査されていない」と3度も繰り返した ことなどで

構成されていた。


コミー氏の証言の意味は、

トランプ大統領の
司法妨害の証明というよりも

如何に
トランプ氏が己のロシア疑惑を心配していて、

この心配を払拭したいがために、
より忠誠心のある、
自分の言いなりになる新FBI長官を指名したいがために、

コミー長官を首にしたまでの
ストーリの確認でありました。

これが
次の
大統領の謎:

なぜ
・自分が捜査対象か否かを執拗に問い続けたのか
・FBIを自分の言いなりにしたかったのか
・ロシアへの制裁解除に積極的なのか
・秘密裏にロシアとの裏回線を欲したのか
・プーチン大統領を称賛し続けるのか
・ロシア外相や高官を歓待するのか
・ロシアに機密情報を手渡すのか の解明に

つながるからです。


そして
この解明は:

・米が、露中らの 
 目的のためには手段を選ばないグループに入らないように、

・法による支配が
 ごく限られた地域でしか成り立たないようにならないように、との

多くの人々とマスメディアの願いにもつながるからです。


トランプ大統領の
ロシアへの拘りの裏にあるものは、

トランプ氏は
ロシアに何か弱みを握られている?
ロシアと個人的な利権でつながっているのでは?

これらが怖いですよね。


早く
モラー特別検察官、米上下院の究明第二弾~へと
解明が進んで欲しいものですね。
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