＜時間とは、究極の “目の上のたんこぶ” だ。人がなにを望もうとも、時間というやつは必ず、決まって、一回の例外もなく、望みと逆のことを実現させる。＞デイヴィッド・ローゼンフェルド白石朗訳「悪徳警官はくたばらない」P252より
時間との戦いは常にある。 思いが強いほど激しくなる…
秦の始皇帝は不死ためと水銀入りの薬を服用していたし、生前の生活を来世にもと壮大な兵馬俑を 自分の墓に組み入れた。時間とも戦っていたのですね。
最近では鈴木敏文氏（セブン&アイHD会長）83歳の戦いもニュースになった。
鈴木氏は、昨年取締役に昇格した次男を将来の自分の後釜に据えようと、先ずはセブン‐イレブン・ジャパンの社長へと画策し、現社長の井坂氏の解任を企てたが、株主たる米ファンド、創業者らや他の役員の反対で、鈴木氏の思いは実現できず、逆に、最後は 己を辞任へ追い込んだ。この騒動も、鈴木敏文氏の（経営センスの）延命という時間との戦いのようでした。
名を残す人は戦うのですね…
あなたは？自分は？
