夏休み最後の日、憎らしいくらいのいい天気でした。
布団も、洗濯物も干せない身には、まぶしい最後の夏空だったわ~・・
今日も仕事だったんだけど、電車が結構混んでいた。
まあ、明日から、学校が始まるから、もっと混むとは思うけどね。
乗り込んで、駅に着くたびに、人が乗り込んできて、大変なことになってきた。
あと3駅・・というところで、真ん前に座っていた高校生とおぼしき子が下りたので、coconutは座った。
この場合、「座る」ことが嬉しいんじゃなくて、「自分のスペースが確保されること」が嬉しいわけである。
座って、大きな荷物を膝の上に置き、ほっと一息つくと、coconutの斜め前、立っていたときに隣だった人のお腹部分がいやでも目に入ってきた。
若い女性・・・といっても20代後半くらいの女性で、ゆったりとしたワンピースを着ているんだけど、お腹部分がなんとなくぽっこりしている。
それを見て、coconut、ひじょ~に思い悩むことになってしまった。
彼女が妊婦さんならば、席を譲らなきゃ・・と思ったんだけど、万が一「自腹」だった場合、とっても失礼なことをしてしまうことになる。
それがまた、まぁ~、びみょ~な出具合なのよねえ・・・
単なる「肉」といってもおかしくないし、妊婦といわれたら、うなずける大きさなのである。
あの腹は・・・・と、座るなり、悩みの中に突き落とされてしまった。
そぉ~っと見上げると、左手の薬指に・・というか、どの指にも指輪はない。
しかし、coconutだって結婚指輪はしていない。
まあ、ここまで来ると、めんど~だっていうのもあるし、coconutの場合、太ってしまって、アブナイことになりつつあったので、消防署のお世話になる前に自分から頑張って取ったっていうのもあったんだけどね~・・
どうしよう・・・どうしようと思っている間にも電車は進んでいき、ついに終点の駅について、全員が下りた。
席を譲ろうか、譲るまいか、悩んでいるうちに着いてしまったのである。
思い悩んだ自分自身に、ドドっと疲れが出てしまった。
これって、難しいよね~・・・
coconut自身、今、妊婦のような腹をしているけど、年齢的なもんとか考えると、まあ、妊婦に間違えられることはない。
でも、もっと若い頃、coconutじゃないんだけど、友達が子供を連れて東京ディズニーランドに行ったとき、アトラクション(なんだったかは忘れた)に乗ろうとしたときに、キャストのおね~さんに、
「このアトラクションは、妊婦さんは、お乗りになれないんですよ~。」
と言われてしまい、
「あのぉ~・・・これは、自腹なんですけど・・・・」
と、恥ずかしながら答えたことがあったそうだ。
その話を聞いたときには大笑いしたんだけど、言われた方は恥ずかしいよね。
それをも思い出して、席を譲るのを考えちゃったんだよね。
ま、最初から座らなきゃそれでいいんだけどさ~・・・
座らないで立っていられると、それはそれで迷惑な場合もあるから、難しいよね。
いろんなことを考えてしまう、結局はヒマなんであろう今日のcoconutなのでありました。