coconut moon

ぐうたら母のぼやき日記

動くなっ!

2005-08-03 00:23:31 | 趣味と生活
暑さも本番、エアコンとシャワーのお世話にはならずにいられない今日この頃、coconut家にまた大事件発生  !!
今住んでいるこの家、築年は新しいくせに、もうボロボロ。
そんなことはわかっていたんだけど、ここまでヒドイとは思わなかった
とにかく水はけが悪くて、お風呂なんか、水の栓を抜くと、洗い場いっぱいに水があがって来ちゃうので、何回かに分けて抜くとか、苦労していたんだよね。
年に一回、配水管清掃に来てもらっているのに、そんな有様。
配水管の清掃業者に言わせると、この家、構造的におかしくて、排水の角度が緩すぎるので、水があがって来ちゃうとのこと。
その話は旦那にもしていたし、見かけ倒しの住宅だっていうのは旦那もわかっていたはずなのに、今日、coconutが仕事に行ってる間に、今日から4日間、夏休みの旦那は、何を思ったのかお風呂の掃除をして、その水はけのあまりのひどさに、自分で配水管の清掃をしようと思い立ったらしい
それがすべての悲劇の始まり・・・  
近所のホームセンターに行って、パイプ清掃用の器具(細長いワイヤーの先に細かいブラシがついてるようなもの)を買ってきて、自分で配水管をどうにかしようと思ったらしい。
しばらくしてから、下の家から電話があり、水が漏っているとのこと!!
ビックリ仰天して、謝りかたがた見に行くと、風呂場ではなく、隣の和室の天井から、ぽたぽたとかなりの量の水が垂れている
慌ててクラシアンに電話して、来てもらうことにした。
それが夕方の話だったのだが、実際に来てくれたのが夜の8時近く。
で、来てくれた人が、実際に風呂場の配水管を見て、こう聞いた。
「この家、建てられてから何年ですか?」
「平成8年だから、9年ってとこですか・・・」
「ええっ?この腐食具合は、そんなに新しい家とは思えないです。一番安い材質なんじゃないですか・・・」
確かに、素人目に見ても、錆だらけで、ユニットバスの風呂桶自体も、中にはいると、みしみしと音がして、大丈夫か?これ・・と思っていたし、それ以外にも、タイルもひび割れていたし、扉もべこべこで、換気扇も役目を果たしていなかったし、そういった仕事をしている友達に聞いたところ、早めに取り替えた方がいいんじゃない?とは言われていたんだよね
ただ、ここは社宅なので、規定で、水回りの修理は(というか、ほとんど修理に関しては全部といったほうが正しいけど・・)自費になるので、我慢していたんだよね。
ひとあたり中を見たクラシアンの人、
「これは、今どきしないような工事方法でやってありますし、パイプが破損してるので・・・・」
と、説明を始めた。
coconutにはちんぷんかんぷんだったが、旦那はある程度理解したらしい。
それによると、プロでも触らないようなところが破損していて、そこだけ修理するのは無理だということで、風呂場のユニット毎取り替えないとどうしようもないとのこと。
クラシアンの人が来る前に、旦那はこの住宅の設計図のようなモノを見ていたのだが、彼の言うことは、今どき流行のリフォーム詐欺なんかではなく、真実のことらしい。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
もう、絶句するしかなかった
今、配水管にシリコンを埋めても、水というのは髪の毛一筋の小さな穴からでも染み出すので、下の家にまた、迷惑を掛けることにならない保証はできないとのこと。
しかも、その、シリコン補修は、1週間もつかもたないか・・という短期の寿命らしい。
「それしかないのなら、ユニットごと取り替えてください。」
coconutは、死にそうな声で、そうクラシアンの人にお願いした
ただ、そのユニットも、注文が入ってから作成するので、2週間はかかるとのこと。
このクソ暑いさなか、coconut家は、お風呂もシャワーも使えないまま、2週間も過ごさなきゃならないのである
ショックを受けるcoconutを、同情するような目でクラシアンの人は見た。
「うちでやらなくても、お知り合いがいたりしたら、別のところで頼んでもいいですけど・・」
と、クラシアンの人は、あくまでも親切である。
「いえいえ、配水管の不具合のこともありますし、お宅にお願いしたいと思います。」
と言うと、カタログを持ってきて、今のものに近い形(ということは、最安値に近いもの)を見せて、見積もりを作ってくれた。
ユニット自体は、ピンからキリまであって、安いのは50万を切っているのだが、その「ユニットバス」を家に入れるために、洗面所の壁を一回壊さなきゃならないらしい。
まあ、物理的に見て、そうしないと不可能だろうねとは思うけれど・・・
その、壊してまた、作り直して、クロスを張る費用や、水道の工事費なんかで、100万弱はかかるらしい。
電車男の夏期講習代も、ひ~ひ~いいながら払った身としては、100万円と聞いて、血の気が引いていくのを感じた  
でも、やってもらわないことには生活していけない。
明日、業者の人とまた来ますというクラシアンの人に、
「おいくらですか?」
と聞くと、
「今日は、何もしていませんので、お代は結構です。」
という。
クラシアンの人は親切だ・・と、ちょっと弱った心には嬉しかった。
電車男の高校受験、下の子だって、遠くない将来に受験があるし、これからどんどんお金がかかるっていうのに、旦那がちょっと気を回すとこれだもん
前から、壊れた自転車を直そうとして分解して使用不能にしたり、電化製品を使用不能にして、私の怒りを買うってことは、間々あったのだが、今回は、金銭的にキツすぎる!
しかも、下のうちにも迷惑を掛けた(これだって、謝りには行ったけど、修繕費はこっちで払わなきゃならないし・・)ってことが、一番、心の負担になっている。
配水管の図を見て、大丈夫でしょうと言ってはもらったけど、台所や洗面所、洗濯機、トイレなど、水を使うたびに、しばらくは気を遣ってしまうもんね。
旦那に言いたいっ
軽々に動くなっ!!何もするなっ!!
    

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3 コメント

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ありがとう (coconut)
2005-08-03 11:19:46
ブログを見たkorisuが、

「陣中見舞いよ!」

と言って、最高級エビスビールとチーズを持ってきてくれた

朝から家政婦状態、汗だく、しかも昨日は、洗面所で頭を洗い、体は水で濡らしたタオルでは拭いたけだけのばっちいcoconutは、korisuの気遣いに涙もんでした。

ありがとね~<korisu
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なんとも (しーたま)
2005-08-04 18:21:28
大変だったね。というか大変の真っ只中だよね。

以前住んでいたアパートではやはり排水に不安を感じていた矢先、洗濯機の排水時に水が溢れて台所が水浸しになったり(幸いにも1階だったので下の階に漏れるということはありませんでした)、引っ越していった人が間違えてうちのガスメーターを止めてしまい真冬にガスが使えなくなったことがありました。東京ガスに連絡したらどんなに早くても3日はかかるといわれて途方にくれたこともあったけど、今回のcoconut様に比べたら何でもないことだったと思いました。

体調がイマイチなときに何と言ってよいやら・・・。

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ありがとう (coconut)
2005-08-04 20:48:49
>し~たま

こうやって心配してくれる人がいるだけで幸せです。

数日過ぎていくと、この状態を楽しまないと・・とも思う今日この頃(笑)

みんな生きていけばいろいろあるよね~。

しっかし、うちのアホ旦那には毎回退屈させられません。

お金の苦労をしないような生活をしてみたいわん(爆)
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