月曜日から昨日まで、学校公開であった。
昔の授業参観のようなもんだけど、この日のこの時間と決められていなくて、3日間の中の好きなときに見に行けるのである
。
みんなバラバラの時間に来るので、そのときに「自分の子供と同じクラスの保護者の顔」を知るということが出来なくなる
。
それに「
自由
」というのは便利な制度のようであるが、意外に不便で、いつでもいいとなると、つい明日延ばしにして、結局行きそびれる・・なんちゅ~こともあるのである
。
coconut、昔、まだ勤労少女(笑)だったときに、エグザスに入会したことがあったが、いつでも行けるっちゅ~のがくせ者で、結局、月に1~2回しか行かなくて、無駄金払っていたこともあった
。
いつでも行けるって言うのは、強い意志のある人にはいい制度で、同じ金額で毎日でも通えるのだが、coconutのような意志薄弱人間には駄目駄目である
。
まあ、coconutみたいのが多いから、そういったクラブも儲けが出て、潰れないで運営されるのだとは思うけどね(笑)
いつものことながら話が逸れちゃった
。
ここんとこ、ぴかこ
は
五月病っぽかったので、今回、coconutはなるべく見に行こうと思っていた。
ザビから、去年の電車男
の担任のたっち~に代わった数学と、例の「国語」は要チェック
!!と思っていた。
初日は、一応家事を済ませ、3時間目の数学を最初から最後まで見た。
見ていたのはcoconut一人であった。
教室の中には入らず、後ろの扉の外から見ていたが、たっち~の授業はとても丁寧でわかりやすかった
。
「わかる人は?」
と聞かれて、思わず、
「は~~~い!!は~~~~い!!
」
と、手を挙げそうになったくらいである(爆)
その後、買い物をしながら一度うちに帰り、お昼
を食べてから、5時間目の国語を見に行った。
「よし!ここが勝負だぜ
」
と、気負って見に行ったのだけど、授業は教室でなく、図書室での「グループ学習」であったので、指すも指さないもなかったので、ちょっと拍子抜けした
。
グループ学習は、まあ、授業中とは思えぬような喧噪の中、国語教師のM子ちゃんが歩き回っていた。
ところが、授業中であるにもかかわらず、いきなり、とある男子生徒が立ち上がり、そのまますたすたと図書室を出て行ってしまったのであった。
あわてて追いかけるM子ちゃん。
M子ちゃんに虐げられる心配は今日はないと見て取ったcoconutも、そろそろ帰ろうかと図書室を出ると、件の部屋を出て行った男子生徒を空き教室に連れ込んで(というと、表現が悪いな~~・・・笑)M子ちゃんは説教中
。
「なんなの?なんで一言も言わないで教室を出て行くの?自分のやってること、おかしいと思わない
?」
甲高い声で、矢継ぎ早に説教してるM子ちゃんに、彼はなんと答えたかは知るよしもないが、「お~、お~、やっとるで~
!」と思いながら、coconutは家に帰った。
夕方、和太鼓部の活動を終えて家に帰ってきたぴかこ
に、coconutは待ちきれず聞いた。
「ねえ、ねえ、あの子誰
?」
「どの子
?」
怪訝そうな顔をして、ぴかこ
はcoconutに尋ねる。
「あの、途中で出て行っちゃった子!!」
「ああ・・・○○だよ。学級委員で、しかも学級委員長。」
ええええ~~~!!!???
おっとビックリであった。
○○くんの名前を聞いたのは、実は、これが初めてではなかった。
先々週の金曜日、ぴかこ
たちは校外学習に行ったのだったが、ぴかこ
の班の班長が○○くんであったのだ。
でも、行く前からなんとなく、ぴかこ
は○○くんに不安を抱いていたようだったが、その心配は的中したのであった
。
「解散時間4時半」と、プリントには書いてあったのに、その日、5時半を過ぎてもぴかこ
は帰ってこなかった。
どうせ、友達とだらだらお喋りをしているのだろうと思っていたのだったが、真相は違っていた
。
帰りの電車
で、電車内のトイレに行くと言っていなくなった○○くん、下車駅が近づいても帰ってこない。
他の班員は、下車駅で下りたのだが、そのホームに○○くんの姿は発見できなかったそうである
。
○○くんの荷物は、他の男子生徒が持っている。
みんな、大いに焦ったそうである
(そりゃ、当然だわな・・・)
先生方も、大いにあわてたらしい。
ここでまた、ぴかこ
が、信じられないようなことを言ったのである。
「でね、たっち~が、『私が探してきましょうか?』と言ったら、わたティ~(ぴかこたちの担任。当然、○○くんの担任でもある)が、『そうしていただけますか?』って言ったんだよ~。」
マジかよ??
それっておかしくないかい?
行方不明になっているのは、あんたのクラスの生徒だよ~・・・
たっち~も、つくづく人が良すぎる・・・
下車駅で30分以上待っていたぴかこ
たちだったけど、結局、他の先生に引率されて帰ってきたそうで、その後は不明だということであった。
昨年、たっち~のクラスで学年委員をやっていた関係上、先生のメアドを知っているのを知ってるぴかこ
、
「ねえねえ、どうなったか、たっち~にメール
してみてよ~!」
と言うけど、そういった「職権乱用」はしたくないcoconut、
「月曜日に学校に行って聞きなさい。」
と答えた。
月曜日にまた、ぴかこ
に聞いた話なのだけど、どうしてそうなるのか、本当に理解不能
なのだが、○○くんは、乗り過ごしてあわてて下りたどこかの駅で、外に出てしまい、街をさまよい歩いたらしいのである。
さまよい歩いていると、怪しげな外国人に声をかけられて、どこかへ連れ込まれそうになったので
、あわてて逃げ出して、
「一番近い駅はどこですか?」
と聞いて、その駅まで歩き、そこから帰ってきたというのである。
しかし、普通に考えたら、乗り過ごしたら、そこから戻れば済む話で、外に出るというのもわからないし、最寄りの駅がわからないくらい歩き回るというのも信じられない話である
。
しかも、外に出て、また電車
に乗るお金があるならば、家なり学校なりに電話
すればいいんじゃないか?と思うのだが、そこいらへんが○○くんの○○くんたる所以らしいのである
。
それはいいんだけど(よくもないけど・・)そんな○○くんが学級委員、学級委員長をやってるという話の方に、coconutは少なからずショックを受けた
。
その、校外学習のときも、リーダーは○○くんだったらしいのである
。
coconutの時代、学級委員といえば、頭が良くて統率力のある
リーダー的存在の子
がなっていたような気がする。
今の時代、委員をやるのもメンド~って子が多いという話は聞いていたけど、学級委員も昔のように、人望のある子が必ずしもなっていないんだなあと思った。
○○くんには○○くんのいいところがあるとは思うけど、申し訳ないが「学級委員」の器ではないっしょ・・と思った
。
PTAなんかの役員や委員と同じで、子供の方もなり手が少なくて、まれに手を挙げる子はもれなくご当選
!ってことなのかもしれないけど、ああいった「自分自身の統率も危うい子」が委員長で、学校運営は成り立っているのか?と驚いた(大げさかあ・・・笑)
もちろん、coconutの知らない「秘められたチカラ」があるのかもしれないけど、今時の委員長、頑張ってくれよ~
!と思う、coconutなのであった。