テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 童話世界の《スター旅日記》 ~

2023-01-31 21:41:16 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ♪るるゥ~♪うそをォついたらァ~♪」

「がるる!ぐるるるがる~♪」(←訳:虎です!伸びるよ鼻が~♪)

 

 こんにちは、ネーさです。

 嘘をつく度、お鼻がヒューン!と。

 物理の法則に反してドヒューン!と。

 はい、本日の読書タイムは、

 不思議な鼻の持ち主が登場する

 こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

  

 

 

  ―― 赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。 ――

 

 

 著者は青柳碧人(あおやぎ・あいと)さん、

 2022年10月に発行されました。

 『赤ずきん、旅の途中で死体に出会う。』に続く

 《赤ずきん》シリーズの第2作です。

 

「あかずきんさんッ、たいへんッでスよゥ!」

「ぐるるるるるぅ~!」(←訳:巻き込まれたぁ~!)

 

 赤い頭巾がよく似合う、

 彼女の名は……

 本名かどうかの問題はちょっと横に措いといて、

 《赤ずきん》ちゃん。

 

 今回、童話界のスーパースターというべき

 大人気を誇る彼女の前に

 新たなスター候補が現われました。

 

「ふァ~…それがァ、うわさのォ」

「がるるる~!」(←訳:ピノキオ~!)

 

 いや、しかし。

 ピノキオくんを

 赤ずきんちゃんのライバルと見立てることは、

 いささか無理があるかもしれません。

 

 ピノキオくん、相当な”天然”っぷりです。

 いえ、ぷりじゃなくて、

 本当の本当に天然なのでしょうか。

 

 怪しい出来事に遭遇しても

 どうしたらいいか分からない?

 身に危険が迫っているというのに、

 あたふたするばかり?

 

「そんなァときはァ~あかずきんちゃんッ!」

「ぐるる~!」(←訳:助けて~!)

 

 ピノキオくんに、

 次々と降りかかるトラブルの火の粉。

 

 冷静でクレバーな女の子・赤ずきんちゃん、

 実は優しい心根の子ですから、

 見て見ぬふりが出来ません。

 たとえ、

 火の粉が赤ずきんちゃんの上に飛んでこようとも。

 

 そうして、新たな旅が始まりました。

 ドジで天然おバカな木偶人形を、

 人間の男の子に変える魔法を

 見つけるための旅が……。

 

「かしこいィ~あかずきんちゃんッ!」

「がるるぐるがるるぐる!」(←訳:推理力なら童話界随一!)

 

 人間の子どもになりたい――

 ピノキオくんのその思いは、叶うのか。

 トラブルの根を断つことは、出来るのか。

 

 『白雪姫』や『三匹の子豚』

 『ハーメルンの笛吹き男』他、

 名作童話を本歌取り?した

 赤ずきんちゃんの冒険譚は、

 ミステリ好きな方々におすすめですよ。

 本屋さんで図書館で、

 ぜひ、探してみてくださいね~♪

 

 

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~ 旅を、希望と滅びの城へ ~

2023-01-30 21:45:12 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 とうきゅうゥさァ~んッ!」

「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!寂しいですよ~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 渋谷の東急百貨店本店が明日1/31で閉店、

 Bunkamuraも営業は4/9まで、となりました。

 百貨店へはお友達と一緒に何度も行ったし、

 ミュージアムやギャラリーにも通ったわ……

 惜別と感謝の想いを送りながら、

 さあ、ここからは読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― 首ざむらい ――

 

 

 著者は由原かのん さん、2022年11月に発行されました。

 『世にも奇妙な江戸物語』と副題が付されています。

 

「ぎゃわッ! くびィ~?!?」

「ぐるっるがる!?」(←訳:これって生首~?)

 

 御本に表紙に描かれているのは、

 おおお、首です!

 生首を手にした若いお侍さんです!

 

 ……が、どうにも様子がヘンですね。

 お侍さんは、慌てた素振りをしているものの、

 緊迫感はありません。

 表情も、困ったような、迷っているような……?

 

 はい、もちろんこれにはワケがあります。

 深ぁ~い複雑な仔細が。

 

「じだいはァ、えェ~とォ?」

「がるるぐる!」(←訳:江戸の初期!)

 

 “江戸”と呼ばれる都市が

 東国に拓かれて、まだ数十年。

 はるか西の大阪では

 堀は埋められてしまったけれど、

 依然として豊臣のお城が聳え立っている――

 ちょうど、そんな頃のこと。

 

 池山小平太(いけやま・こへいた)さんは、

 江戸から大阪へ向かうべく、

 うんしょ、こらしょ、と歩いておりました。

 

 年若い小平太さん、武士ではあれど、

 いわゆる“浪々の身”……浪人さんです。

 

 浪人が大阪へ向かう、なんて、

 それだけで怪しまれ、

 徳川方の武士から警戒されてしまう世情ですのに、

 小平太さんが敢えて旅をしているのには

 理由がありました。

 

   叔父さんに、会う。

   大阪城にいるという、

   叔父さんに会って、江戸に連れてくるのだ。

 

「ええッ? それはァ、ちょッとォ~」

「ぐるるるる?」(←訳:危なくない?)

 

 危ないよなあ、と小平太さんも思うのです。

 しかし、父を喪った後、

 自分を育ててくれた母に頼まれては

 イヤだとは言えず。

 

 そして、小平太さんの不安は的中します。

 江戸から出たこともない小平太さんにとって、

 西国への旅はキツすぎる……!

 騙されるし、

 刀は盗まれるし、

 奇怪な生首は飛んでくるし……!!

 

「ぎゃわわわァ! たすけてッ!」

「がるるぐる!」(←訳:化け物だあ!)

 

 それを、化け物というべきか否か。

 

 どう見ても生首……なんですけどね、

 まばたきパチパチ?

 にっかり笑う?

 意思の疎通もできる?

 ってことは……生きている?

 

「ふああァ?」

「ぐるがる~!」(←訳:意味不明~!)

 

 化け物もどきの生首なぞ放っておいて、

 小平太さんは先を急ぎ……急ぎ……いえ、やはり無理。

 

 見捨てる? 

 山中に打ち捨てる?

 ヒトのいい小平太さん、心無い仕打ちは出来ません。

 

 こうなったら、仕方ない、

 一緒に大阪へ行っちゃうか!

 

「だだだッ、だいじょうぶゥ?」

「がるるぐる!」(←訳:風雲急だよ!)

 

 いよいよ風前の灯火かと囁かれる豊臣の城と、

 小平太さんと、生首のお侍さん。

 

 小平太さんに活路はあるのか、

 そして、お城の運命は。

 

 この御本には、

 『首ざむらい』

 『よもぎの心』

 『胡蝶の夢』

 『ねこまた』

 の4作品が収録されておりますが、

 第99回オール読物新人賞受賞作である表題作品

 『首ざむらい』は、

 いやもう拍手拍手!

 すぐにも映像化していただきたくなる快作ですよ。

 時代もの&歴史もの好きな方々は、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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~ 情熱&胸熱の パイオニア ~

2023-01-29 21:33:01 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 さくらはァ、まだだけどォ~」

「がるる!ぐるがるるるる!」(←訳:虎です!梅が咲いてます!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 よく通る道の傍に咲いているのは、

 蝋梅(ろうばい)の小さな黄色い花たち……

 春の香りにほっこりしながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

     ―― タツノコプロを創った男 ――

 

 

 監修はタツノコプロの皆さん、2022年11月に発行されました。

 『アニメの神さま 吉田竜夫の全仕事』と

 副題が付されています。

 

 日本のアニメーションに関しては、

 宮崎駿さん・高畑勲さん・大塚康夫さんの著作、

 アニメ草創期を回顧する作品や、

 《ジブリパーク》を特集した『BRUTUS』などを

 今まで御紹介してきましたが……

 

 そう! 日本アニメ界には

 《タツノコプロ》もいるのよ!

 ということで、今回は

 『タツノコプロを創った男』に登場していただきましょう!

 

「がッちゃまァ~んッ!」

「ぐっるがるるるるる!」(←訳:マッハGOGOGO!)

 

 《タツノコプロ》の作品って、

 どんなものがあるんでしたっけ?

 と首を傾げた方々も、

 作品名を目にすれば忽ち思い出すに違いありません。

 

 『科学忍者隊ガッチャマン』

 『マッハGOGOGO』

 『昆虫物語みなしごハッチ』

 『いなかっぺ大将』

 『ハクション大魔王』

 『新造人間キャシャーン』

 『ヤッターマン』

 『タイムボカンシリーズ』……

 

「めいさくゥ、なのでス!」

「がるぐるるがる!」(←訳:今も大人気だよ!)

 

 《タツノコプロ》を率い、

 数々の伝説的な作品を世に送り出していったのは、

 吉田竜夫(よしだ・たつお)さん(1932~1977)。

 

 梶原一騎さん原作の『鉄腕力也』で

 漫画家デビューした吉田さんは、

 1962年、弟の健二さん、九里一平さんとともに

 アニメ制作会社『竜の子プロダクション』を設立、

 以降はアニメのジャンルに専念することになりました。

 

 この御本には、

 吉田竜夫さんのもとで

 アニメ制作に携わったスタッフさんたちの

 “吉田さんとの記憶”が収録されていて、

 大手のアニメスタジオや

 《手塚プロ》とは別の道をゆく

 《タツノコプロ》の在り方、

 吉田さんの理念が語られています。

 

   こどもの視点を忘れないこと。

   クオリティを守るために必要なのは『愚直さ』である。

   周りが協力したくなる会社こそが

   よい作品を生み出せる。

   視聴率は関係ない いいものをつくり続けるだけ。……

 

「あわわうゥ! しちょうりつゥ、むしィ?」

「ぐるる!」(←訳:大胆な!)

 

 そうですよね、

 視聴率を気にしないなんて、

 ずいぶん思い切ったことを!と心配になりますが、

 現実に《タツノコプロ》から幾つもの名作が誕生し、

 また、多くの人材も輩出されました。

 

 私ネーさ、知らなかったんですけど、

 画家・イラストレーターの天野喜孝さんは

 《タツノコプロ》出身なんですね。

 『タイムボカン』のキャラクターデザインも、

 天野さんが担当した、と……!

 

「むむッ! もういちどォ、たいむぼかんッ!」

「がるるるるるぅ!」(←訳:見直さなくちゃ!)

 

 もっと知られていい、

 もっと評価されていい、

 《タツノコプロ》を創った男――

 吉田竜夫さん。

 

 アニメ好きな方々に、

 『ガッチャマン』や『ハクション大魔王』ファンの方々に、

 激おすすめの一冊です。

 とりわけ、

 力強くも美しい冒頭のカラー画のページを

 見逃さないでくださいね~!

 

 

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~ 舞台の美は、ここに ~

2023-01-28 21:41:19 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 おおッ! うッすらァ~せきせつゥ!」

「がるる!ぐぅっるるがっるる!」(←訳:虎です!ちょっぴり降ったよ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ここ東京・八王子では夜中に雪が降り、数ミリの積雪となりました。

 久しぶりの雪景色にビックリさせられた後は、

 さあ、読書……をサボって、

 ↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― パリ・オペラ座 ――

 

 

 東京・中央区のアーティゾン美術館にて、

 会期は2022年11月5日~2023年2月5日(月曜休館)、

 『Dialogues of the Muses : The Paris Opera House and the Arts』

 と英語題名が、

 『響き合う芸術の殿堂』と日本語副題が付されています。

 

「♪るるゥ~♪ふァァァ~んとむゥゥ~♪」

「ぐるるるるがる~♫」(←訳:オペラ座の怪人~♫)

  

 パリのオペラ座、と聞いて思い浮かべるのは、

 ミュージカル『オペラ座の怪人』でしょうか。

 シャガールさんの天井画でしょうか。

 それとも、ドガさんが描いた踊り子さんたちでしょうか。

 

「ぜェ~んぶゥでスゥ!」

「がるるぐるるる!」(←訳:全部がオペラ座!)

  

 1669年、パリ・オペラ座は

 ルイ14世によって設立されました。

 現在のオペラ座は、シャルル・ガルニエさんが設計したもので、

 1875年に完成、

 設計者の名をとって《ガルニエ宮》と呼ばれています。

 1989年に新しいオペラ座として

 『オペラ・バスティーユ』が稼働して後は、

 《ガルニエ宮》では、バレエ、小規模なオペラ、管弦楽コンサートなどが

 開催されていますよ。

 

「くらしッくゥにィ、こんてんぽらりィ~!」

「ぐるるるがるぐるるる!」(←訳:バレエの殿堂なのです!)

  

 バレエを学ぶ少年少女さんたちが

 一度は夢見る《オペラ座》の舞台――

 

 この展覧会では、

 19世紀のロマンティック・バレエの時代から

 20世紀のバレエ・リュスの時代を中心に、

 絵画、版画、彫刻、

 楽譜、装飾品など、

 約250点の作品が展示されます。

 マネさん、ドガさんの力作も出展されますよ。

 

 ”舞台から生まれる芸術”大好き!な方々は、

 ぜひ、お出掛けしてみてくださいね~♪

 

 

 

   さて、美味しいオマケ画像も、ここでジャジャン!と。

   

   『森永製菓』さんと『午後の紅茶』のコラボお菓子、

   《午後の紅茶ストレートティーベイクドショコラ》は、

   赤いパッケージがお店で目立ってますね。

   「こうちゃのォ、おあじィ!」

   「がっるるぐるるる!」(←訳:けっこう濃いかも!)

 

   美味しいチョコ菓子を味わいながら感じるのは、

   寒波の後の……花粉の兆し……!

   花粉症の方々は早めに対策をして、

   どうか穏やかな休日を♪

   

 

 

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~ 《おやつ図鑑》、必読です! ~

2023-01-27 21:48:58 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 はちむらさんッ、かッこいいィ~!」

「がるる!ぐるがるぐる!」(←訳:虎です!夢の光景だよ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 レイカーズのユニフォームを着た八村塁さんが、

 走り、得点を決め、拍手と声援が轟く……!

 日本の私たちも心からの拍手を送りながら、

 さあ、読書タイムも楽しみましょう♪

 本日は、↓こちらの月刊誌を、どうぞ~!

  

 

 

      ―― SAVVY 2023年3月号 ――

 

 

 京阪神エルマガジン社さんんから発行されている

 女性誌『SAVVY』の最新号の特集は、

 《おやつ図鑑 2023年版》!

 表紙を一目見ただけで、私ネーさ、即決いたしました。

 買うわ!

 

「おかしィ、だもんねェ~」

「ぐるるるるるがるるる!」(←訳:食いしん坊の生き甲斐!)

 

 《桃》《パフェ》《イチゴ》他、

 見事な“食”の特集を見せてくれる『SAVVY』さん。

 この3月号では、

 大阪・京都・兵庫・奈良の各都市で買える

 《おやつ》が取り上げられています。

 

 どんな《おやつ》かというと、

 敢えてジャンルを限定せず、

 『ダックワーズ』に始まって、

 『レモンケーキ』『バターサンド』『カヌレ』に、

 『カステラ』『どら焼き』もあれば、

 『わらびもち』や『ドーナツ』、

 『飲むチーズケーキ』もある……!

 

「のむゥちィーずゥけェーきィ??」

「がるぐるるる??」(←訳:それどんなの??)

 

 本文51ページに掲載されているのは、

 『レストラン発の 飲むチーズケーキ』や、

 『飲むモンブラン』

 『飲むわらびもち』

 『飲むカステラ』

 『飲むたいやき』

 といった新食感なスイーツです。

 

 以前、東京エリアでもチーズドリンクが流行りましたけど、

 これはフラペチーノ的なスイーツですね。

 『チーズケーキ』と『わらびもち』は特に美味しそうです。

 関東へ進出してほしいわ♫

 

「これもォ、よさそうゥ!」

「ぐぅーがるーる!」(←訳:シュークリーム!)

 

 28ページに載っている数種の『シュークリーム』は、

 無骨なルックスと、

 やや暗めの色合いが実に個性的です。

 抹茶、ほうじ茶、ジャンドーヤのシュー、

 カカオ豆そっくりのシュー……

 

 シュークリームという、

 “いつものおやつ”が、

 “ハレの日のおやつ”に

 ガツンと変身しています。

 

 同じく変身を遂げているのは、

 58~62ページの『クッキー』でしょうか。

 オシャレっぷりにびっくり、ですよ。

 

「ひゃッかてんもォ~!」

「がるるるる!」(←訳:忘れないで!)

 

 64~67ページにかけての企画

 『広報さんがガチで買う、

  よその百貨店の甘・辛おやつ』には、

 ふふふ、笑ってしまいましたわ♫

 

 『阪急うめだ本店』さん、

 『阪神梅田本店』さん、

 『大丸梅田店』さん、

 それぞれの百貨店広報さんが、

 悔しいけど美味しい!敵ながらアッパレ!と認める

 よそのお店の《おやつ》とは……?

 

「すぐにもォ、たべたいィ!」

「ぐるるがるるる!」(←訳:買いに行きたい!)

 

 和も洋も!

 伝統も革新も!

 の300品を網羅した《おやつ図鑑》は、

 今春に関西旅行を予定している方々に

 ぜひのおすすめですよ。

 美味しいモノ大好きな方々も、

 読み逃さないでくださいね~♪

 

 

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~ 機智と、機転と? ~

2023-01-26 21:45:16 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 むむッ! うごかないィ~ッ!」

「がるる!ぐる~!」(←訳:虎です!窓が~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今朝は昨日より一段と冷え込んだ東京・多摩地域は、

 窓が凍りついて開かない!

 結露が氷の粒に!

 戸外ではバケツの水が完全な氷塊に!

 という具合でした……

 ああもう早う温かくなっておくれと溜め息しながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― 怪盗ロータス奇譚 ――

 

 

 著者は三木笙子(みき・しょうこ)さん、

 2022年11月に発行されました。

 『グランドホテルの黄金消失』と副題が付されています。

 人気の《帝都探偵絵図》シリーズから生まれた

 スピンオフ作品集ですよ。

 

「むかしィ~むかしィ!」

「ぐるがる?がるぐる?」(←訳:明治かな?大正かな?)

 

 それは、東京が帝都と呼ばれていた頃のこと。

 人びとが頻りと噂しておりましたのは、

 《怪盗ロータス》

 という、大泥棒の仕事ぶりでございました。

 

 なぁんて、ちょっと江戸川乱歩さん風に

 お喋りしたくなってしまうのは、

 怪盗などという

 絶滅危惧種さんが主人公になっているためでしょうか。

 

「むふふゥ! かいとうのォ、しょうたいはァ~…」

「がるぐるる!」(←訳:この二人組!)

 

 もとは東京地方裁判所検事局の検事であった

 安西省吾(あんざい・しょうご)さん、

 幼馴染みの蓮(れん)さんに勧誘され、

 “転職”してしまったのが、

 《怪盗ロータス》の片腕、でした。

 

 検事から今は泥棒か、

 と自分で自分に呆れる省吾さんの胸中とは反対に、

 《怪盗ロータス》の名は、いえ、悪名は、

 欧州を中心に高まってゆく一方ですけれども……。

 

「たまにはァ、きこくゥ!」

「ぐるるがるるるぐるるる!」(←訳:故国で美味しいゴハンを!)

 

 美味しい新米をパクつくため、

 かどうか分かりませんが、

 蓮さんと省吾さんは久しぶりに帰国し、

 日本初のグランドホテルである

 帝国ホテルに滞在しておりました。

 

 富裕な客が集う帝国ホテルでは、

 今宵も夜会が行われようとしています。

 お招きを受けた二人も

 大広間へ向かおうとしていたそこへ――

 

「どんがらァがッしゃんッ!」

「がるーる!」(←訳:ヒヒーン!)

 

 ホテルの玄関前に現れたのは、

 暴走する馬車。

 

 玄関に激突する寸前、

 馬車はかろうじて止まり、

 ああ、よかった、

 と居合わせた人々が安堵したのも束の間でした。

 

 翌朝になって判明したのは、

 馬車からホテルの地下室へ運び入れた金塊が

 きれいさっぱり消えちゃった……?!?

 

「あはァ! きんかいィ!」

「ぐーるる!」(←訳:ゴールド!)

 

 ホテルの役員さんが頼ったのは、

 警察ではなく、蓮さんでした。

 

 《怪盗ロータス》どころか、

 海外で大成功したマジシャンと思われている彼に

 金塊消失の謎を解いてもらおう!

 と考えたんですねえ。

 

「むふふゥ! こォ~んなァとりッくゥ!」

「がぅるるる!」(←訳:チョロいぜ!)

 

 古き佳き《泥棒だけど探偵も》スタイルは、

 モーリス・ルブランさんの

 《アルセーヌ・ルパン》シリーズを

 彷彿とさせます。

 はたして、金塊はどこに?

 

 短編5作品から成る連作ミステリは、

 《帝都探偵絵図》未読の方々にも愉しめますよ。

 せかせかせず、

 どこかのんびりムードのミステリを、

 エンタ好きな活字マニアさんは

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

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~ 《紙》の宇宙図 ~

2023-01-25 21:50:12 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 かつてないィ~さむさッ??」

「がるる!ぐる~!」(←訳:虎です!退避~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 十年に一度だという大寒波のせいで、

 指先も爪先もガクプル状態……

 なんとか暖かい屋内に逃げ込んだら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

 ―― 『紙の温度』が出会った 世界の紙と日本の和紙 ――

 

 

 著者は 紙の温度株式会社 の皆さん、

 2022年11月に発行されました。

 愛知県名古屋市の紙専門店『紙の温度』さんによる

 世界各地の紙と、

 日本の和紙を紹介する

 なかなか珍しい《紙の本》です。

 

「てざわりィ~いろいろッ!」

「ぐるがるるぐるるる!」(←訳:色も模様もいろいろ!)

 

 私たちちとって、

 とても身近なもの――《紙》。

 

 前回記事で御紹介した

 『神作家 紫式部のありえない日々』では

 《紙》は重要な役割を果たしていました。

 

 平安時代、《紙》は貴重品で、

 たとえ貴族であっても

 使い放題なんてとても出来なかった、のですが、

 現代に暮らす私たちは幸いにも

 さまざまな《紙》と出会えます♫

 

「ありがたやッ!」

「がるるるぅ!」(←訳:嬉しいよぅ!)

 

 この御本では、

 前半部分で『世界の紙』が、

 後半部分では『日本の和紙』が紹介されています。

 

 海外の《紙》と聞いてまずイメージする、

 フランスやイタリアの手染めマーブル紙、

 英国のコットンペーパー、

 エジプトのパピルスはもちろん登場しますが、

 

 ネパールのロクタ紙、

 ブータンのトラディショナル サショー、

 イスラエルのプリントエンボスペーパー、

 メキシコのアマテ、

 インドネシアの金の繭の紙、

 ベルギーのペーストペーパー、

 米国のパーチメント(羊皮紙)、

 ドイツのホイルペーパー、

 

 といった《紙》たちは、

 まあなんてユニークな!

 

「はじめてェ~はいけんしましたでス!」

「ぐるる~!」(←訳:珍しい~!)

 

 後半部分では、

 『日本の和紙』が怒涛の勢いで……!

 

 山形・月山和紙さんの藍絞り染め紙、

 茨城・紙のさとさんの西ノ内紙、

 群馬の田村智美さんが漉くレース和紙、

 そして長い歴史を持つ

 越前和紙、

 美濃の和紙、

 奈良の吉野、

 土佐や出雲、琉球など、

 土地に根付いた和紙の数々は、

 さながら《紙》の宝石!

 

「どんなァ、てざわりィ?」

「がっるぐるるる!」(←訳:触ってみたいね!)

 

 この《紙》を

 書物の装丁に使ったら?

 贈り物の包装用にどうだろう?

 いや、いっそ飾っておくだけでいい――

 そんな妄想が次々と湧いてくる

 国内外の《紙》185種類。

 

 それぞれの産地や特長、

 作者さんや工房についての解説も

 しっかり解説されていて、

 《紙》コレクターさん

 デザイン好き&アート好きな方々にも

 おすすめの《紙》図鑑ですよ。

 ぜひ、探してみてくださいね~♪

 

 

 

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~ ありえないけど、いや、ありえる!【2】~

2023-01-24 21:45:13 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 くしゅしゅッ、くしゅくしゅんッ!」

「がるる!ぐる~!」(←訳:虎です!目が~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ここ数日、花粉症の気配がひしひしと……!

 ああ今年も来ちゃったのねぇとガックリしつつも、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、大いに笑って免疫力UPできそうな、

 ↓こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

  

 

 

   ―― 神作家 紫式部のありえない日々 2 ――

 

 

 著者はD・キッサンさん、2022年12月に発行されました。

 前々回記事で御紹介しました

 『神作家 紫式部のありえない日々』の第2巻です。

 

「もうッ、まッしぐらッ!」

「ぐるるるがっるる~!」(←訳:沼路線を突っ走れ~!)

 

   『源氏物語』→同人誌。

   その作者の藤式部は→同人作家。

 

 という驚愕の設定で開幕した物語の2巻目は、

 第1巻の衝撃を維持しつつ、

 よりいっそう精度を高めてゆきますよ。

 

 おっと、まずは第1巻のストーリーを

 ちょっとだけ説明いたしますと……

 

「きッかけはァ、ひげきィ、だッたのでス!」

「がるるるる……!」(←訳:涙また涙の……!)

 

 34歳の未亡人、シングルマザーで、引きこもり。

 なぜ彼女が引きこもってしまったかというと……

 愛する夫との死別が原因でした。

 しかし、

 引きこもり中に読みふけった様々な物語が

 彼女を救います。

 

   物語は、読んで楽しい!

   自分で書いても楽しい!

   同人誌を自作したら、これも楽しい!

 

「ひょうばんッじょうじょうゥ!」

「ぐるるるる~!」(←訳:誉められた~!)

 

 同人誌『源氏物語』の好評っぷりは、

 思いがけない余波を招き寄せました。

 

   宮仕え、してみませんか?

   中宮・彰子(しょうし)さまの教師役として。

   同人誌を作るのに必要な、

   上質な紙も使い放題ですよ。

 

 ……気は進まないけれど、仕方ない、

 父のため、弟のため、行ってみるか。

 

「しんじんさんッ、いらッしゃァ~いッ!」

「がるるぐるるる~!」(←訳:宮中にようこそ~!)

 

 御所の女房さんたちのパワーに当てられ、

 一度は挫けかけたものの、

 『藤式部(とうしきぶ)』という名を貰った彼女は、

 あらためて、同人活動にいそしみます。

 

 この物語が、

 同人誌『源氏物語』が、

 私を救う。

 

 いえ、私だけじゃない。

 

 ほんの少しでも、束の間でも、

 読んでくれる人の救いになるのなら。

 日々のモヤモヤを忘れるチカラになるのなら。

 書く!

 

「でスよねッ」

「ぐるる!」(←訳:だよね!)

 

 第1巻では、

 中宮・彰子さま、

 彰子さまの母・倫子(りんし)さまと父・道長さん、

 といった方々が登場しましたが、

 この第2巻では

 歌人の赤染衛門(あかぞめえもん)さんが

 “同人活動の理解者”となり、

 

  《もっと自分を誇っていい》

 

 と、藤式部さんの背中を押します、が……。

 

「あれれれッ?」

「がるるぐる!」(←訳:不穏な空気!)

 

 平穏、のように見えて、

 宮中にはトラブルのタネが山ほど?

 藤式部さんの同人活動は、どうなる?

 

 第1巻以上に中身が濃ゆ~い第2巻は、

 古典文学好きな活字マニアさんも大満足の

 古典ネタが盛り込まれていますので、

 ぜひとも手に取ってみてくださいね。

 そしてもっちろん、

 古典勉強中の学生さんにも

 激おすすめですよ~♪

 

 

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~ ダーシェンカのパパ、英国を旅す。 ~

2023-01-23 21:33:22 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ふうッ! ぴんちのォ~れんぞくゥ!」

「がるる!ぐるるがるぐるがる?」(←訳:虎です!次回も危機また危機?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 大河ドラマ『どうする家康』は予告に釘付けとなりました。

 ムロさんの藤吉郎さん!

 北川景子さんのお市さま!

 これは見ものだわ!と期待しながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

   ―― カレル・チャペックの見たイギリス ――

 

 

 著者はカレル・チャペックさん(1890~1938)、

 原著は1924年に、

 画像の日本語版は2022年10月に発行されました。

 原題は『Anglické listy』、

 戯曲『ロボット』や

 愛犬家さん必携の『ダーシェンカー子犬の生活』、

 園芸家さんにとってのバイブル『園芸家12カ月』他で

 日本でも人気の作家カレル・チャペックさんによる

 英国旅行記です。

 

「ちゃぺッくさんッ、たびずきィ~なのでス!」

「ぐるるるがるるるる!」(←訳:あちこち行きました!)

 

 ええ、チャペックさんてば

 旅がけっこうお好きだったようで、

 この英国旅行記の他に、

 スペイン旅行記、北欧旅行記、

 オランダの旅行記や、

 自国チェコスロヴァキアを旅した記録も

 著しているんですね。

 

 『Anglické Listy』は、

 『イギリスだより――カレル・チャペックの旅行記コレクション』

 などの題名で、

 幾度か日本語版が出版されてきましたが、

 この『カレル・チャペックの見たイギリス』は、

 チャペックさん自身による挿絵が

 と~っても可愛い!

 

「とくにィ、ひつじィ!」

「がるぐる!」(←訳:鳥や牛も!)

 

 イングランドから始まったチャペックさんの旅は、

 ロンドンでの交通事情や公園散歩、

 美術館巡り、動物園を訪問して、

 郊外へと進み、

 スコットランド、

 北ウェールズとアイルランド、と続き、

 再びイングランドへ戻る、

 というルートを辿ります。

 

 各地の風物を観察するチャペックさんの眼差しは、

 人間相手だとシニカルになってしまいがち、

 ではありますが、

 動物たちや自然を描いたスケッチの線は、

 優しく、やわらかく、あたたかい。

 

 チャペックさんが『ダーシェンカ、子犬の生活』を

 執筆するのは1933年ですから、

 この英国旅行よりも後のことではあるものの、

 ダーシェンカのパパらしい穏やかな目線が

 あちこちに感じられます。

 

「たッぷりィ~たびィをォしたらァ」

「ぐるがる!」(←訳:いざ家へ!)

 

   景色でいえば、ベストはイタリア。

   暮らすのなら、フランス。

   人は、というなら、一番はイギリス人。

 

   でも、私が住んで生活していけるのは

   自国以外ありません。

 

 と語って故国へ帰ってゆくチャペックさんの、

 実にユニークで、飄々とした旅行記には、

 村上春樹さんによる解説も付されていますよ。

 

 チャペックさんのファンの方々も、

 村上春樹さんのファンの方々も、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

  

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~ ありえないけど、いや、ありえる! ~

2023-01-22 21:40:48 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 こッ、これはァ~…おおものッ!」

「がるる!ぐるるるるがる~!」(←訳:虎です!飛びきりの大物~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 はい! 本日の読書タイムは、

 とびっきり楽しい大物さんをご紹介いたしますよ。

 さあ、読書アンテナの感度をMAXにして、

 こちらのコミック作品を、どうぞ~♪

  

 

 

   ―― 神作家 紫式部のありえない日々 1 ――

 

 

 著者はD・キッサンさん、2022年5月に発行されました。

 題名を一読した時点で、はあ?と

 ドン引きする活字マニアさんもおられましょうが、

 いえいえ、慌ててはいけません。

 これはまさに”目から鱗が落ちる“快作ですよ。

 

「こみかるゥだけどォ~」

「ぐるるるがるぐぅるる!」(←訳:コミカルだけじゃない!)

 

 主人公は、はい、もちろん、

 私たちが《紫式部》として知っている

 あの女性――

 

 いや、それとも。

 私たち日本人が日本史や古典の授業で教わった

 《紫式部》さんとは別人なのでしょうか。

 

   結婚してわずか2年で

   愛する夫はこの世を去ってしまい、

   涙に暮れつつも

   ひとり娘を育てている《彼女》の趣味は

   物語を書くこと。

 

 ↑これをイマ風に言い換えますと、

 34歳、未亡人のシングルマザー、

 趣味、いえ、生き甲斐は、同人活動。

 

「どうじんッかつどうゥ……!」

「がるるるぐるるる……!」(←訳:同人誌の作家さん……!)

 

 夫を喪った悲痛から《彼女》が立ち直れそうなのは、

 同人活動に打ち込んだことの成果でした。

 物語を読むのは楽しい!

 物語を書くのも楽しかった!

 どんな装丁にしようかと紙を選んで、

 冊子に仕立てて、

 それを読んだ友人たちから誉めてもらって。

 ああ、楽しい!

 

 ……ところが、そこに。

 

「おてがみィでスよゥ~」

「ぐるがるる!」(←訳:宮中からの!)

 

 彼女が作った同人誌、

 その名も――

 

 『源氏物語』。

 

 いつのまにやら宮中で評判になり、

 その評判が左大臣・藤原道長さんを動かしたのでした。

 同人誌『源氏物語』の作者を、宮中に!

 彼女を中宮・彰子(しょうし)さまの

 家庭教師に!

 

「ほわわわァ~…」

「がるぐるぅ!」(←訳:呆然自失ぅ!)

 

 自宅でひっそり同人活動をしてゆくつもりだった《彼女》は、

 さて、どうする?

 権力者・道長さんの命令は断れない。

 もしも断ったら、父や弟の将来が……!

 

 それに、宮中には同人活動をするために必要な

 ”紙”がある……!

 

「そこッ、だいじィでス!」

「ぐるがるるぐるる!」(←訳:紙は貴重品なんだ!)

 

 かくして、宮仕えをすることになった彼女は、

 名前をいただきました。

 

 藤式部(とうしきぶ)。

 

「むむむむッ!」

「がるぅ!」(←訳:来たぁ!)

 

 藤式部となった《彼女》は向かいます。

 宮中という、とんでもなく複雑怪奇な魔窟へ……

 

 いや~とにかくもう、

 式部さんを同人作家さんに見立てたこと、

 『源氏物語』を同人誌になぞらえたことが

 圧倒的に素晴らしい!

 そして、物語を創作することの喜びと涙、

 同人活動の哲学、心意気をも語り、

 日々実践する式部さん……!

 

「おうえんしまァ~ス!」

「ぐるるるがぅるっ!」(←訳:式部さんファイっ!)

 

 古典の世界がぐぐ~っと近くなる、

 まことに稀有なコミック作品は、

 いま学校の授業で勉強中の学生さんに

 激おすすめですよ。

 もちろん、全活字マニアさんも、

 ぜひぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

 (2巻が既に刊行されていますので、

  近日中にご紹介する予定です。

  おたのしみに~)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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