テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

《本の虫》さんは、ニヤリ。

2012-07-31 23:19:44 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ、ふぇんしんぐゥ!」
「がるる!ぐるぐるるがるる!」(←訳:虎です!太田選手に幸運を!)

 こんにちは、ネーさです。
 NHKさん!ネットのストリーミング映像にも解説を付けて~!
 せめて実況だけでも!と切望しながら、
 中継の合間には、さあ、読書タ~イム!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  


 
                 ―― 話虫干 ――


 
 著者は小路幸也さん、2012年6月に発行されました。
 『話虫干』は、『はなしむしぼし』とお読み下さいな。
 《東京バンドワゴン》シリーズが人気の著者・小路さんの新しい御本は……

「むむゥ? めいじィ、でスかッ??」
「ぐるぐるがる?」(←訳:大正時代かな?)

 表紙の装画は、丹地陽子さんによるものですが、
 そこに描かれているのは明治か大正の時代の《書生さん》のような、
 お若いおにいさんたち、ですね。

 ええ、そうなんです。
 書生風おにいさんたちは、
 明治の頃の、学生さんたち。

 帝都の大学に通う、
 三人の学生さんたちが
 この物語の主役さんたちです。

「しゅやくがァ、さんにんもォッ??」
「ぐるるるがる!」(←訳:にぎやかだね!)

 賑やか、では足りません。
 学生さんたちの前に現われる方々ときたら、
 それはもう、豪華!
 なんて贅沢な!
 と溜め息してしまうほどです。

 母校の先輩として
 学生さんたちと親しくなるのは、
 夏目先生。

 英国留学から帰国されたばかりの、
 夏目金之助先生といえば、
 あの御方しかおりませんよね♪

「もしかしてェ~」
「ぐるがるるっ?」(←訳:漱石センセっ?)

 その洋行帰りの夏目先生が、
 学生さんたちに或る提案をいたします。

  ――ひとつ頼まれてくれないかね――

「ふァいッ! なにィでスかッ♪」
「ぐるるがるるぅ?」(←訳:どんな事ですかぁ?)

  ――探偵の真似事をお願いしたい――

「たッ? たたたたッ??」
「がる~っ??」(←訳:探偵~っ??)

 日本で未だ探偵小説が紹介されているかいないか、という時代です。
 探偵? ディティクティヴ?
 エドガー・アラン・ポー?
 『西洋怪談黒猫』?
 首を傾げ、顔を見合わせながらも、
 学生さんたちは夏目先生の言葉に聞き入るのでした。
 だってもう、
 夏目先生の頼み事に係わってくるヒトというのが――

 ヘルン先生こと、ラフカディオ・ハーンさん。

「うぴゃぴゃッ!」
「ぐるぐるがるるー!」(←訳:有名人さんだー!)

 ハーンさん、つまり八雲さんに続いては、
 明治の親ドイツ派の文豪さんといえば……あの御方も!
 偉大なる世界初の諮問探偵さんも明治の時代の御方よね!
 と、明治の著名人有名人さんが、
 しがない下宿生活を送る学生さんたちの世界に
 乱入してまいります。

 けれど、ここで
 ゴージャスな探偵小説ね!と感心するのはまだ早過ぎますよ。
 ミステリだったはずの物語は、
 するりと様相を変え、
 よりミステリアスな方向へと舵を切ります。

 学生さんたちの身にふりかかる、
 《話虫干》の不思議とは――?

「ねこでスゥ!」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:猫の眼みたいに!)
「くるくるゥ、かわるゥ、ものがたりィ!」

 夏目先生のマニアの方々にとっては楽しくも切なく、また嬉しくもあるような、
 ミステリアスでファンタジックな物語は、
 歴史好きさん、
 そして“古書”好きな《本の虫》さんにも
 おすすめの一冊です♪
 ぜひ!

「にゃんこじゃなくてェ!」
「ぐるがる!」(←訳:虫を探せ!)


 
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土地神さま?の秘跡めぐり。

2012-07-30 23:00:09 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 2012ロンドンオリンピック自転車競技ロードレース女子は、
 オランダのマリアンヌ・ヴォスさんが制覇!
 金メダリストとなりました~♪

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 まりあんぬさんッ、おめでとうございまスゥ!」
「がるる!ぐるるーるがるるぐるぅ!」(←訳:虎です!雨のレースを勝ち抜きぃ!)

 日本の荻原麻由子選手は、惜しくも途中でリタイヤ……
 お疲れさまでした!でも次回がありますよ!
 ロードレースって、若いだけじゃ勝てない不思議な競技なんです♪

「つぎはァ、たいむとらいあるゥ?」
「ぐるがるるぐるっ♪」(←訳:好天だといいなっ♪)

 ロンドンの明日の最高気温は18℃だとか。
 えっ?それ寒そう!と戸惑いつつ、
 本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!

  


 
        ―― 京都&イギリス パワースポット巡礼 ――


 
 著者は鏡リュウジさん、2011年9月に発行されました。
 『鏡リュウジの《運命を変える旅》』と副題が付されています。

「あはァ! いぎりすゥ!」
「がるるるぐる~!」(←訳:パワスポの旅~!)

 パワースポット?胡散臭いわ!……と思われる御方もいるかもしれませんが、
 ご安心下さい、
 この御本には、押しつけがましいところや宗教色はありません。
 流行りのパワースポット案内書というよりも
 “こころ静まる名所旧跡めぐりの旅”本、
 と捉えるべきでしょうか。

「まずはァ、きょうとへッ!」
「ぐるぐる!」(←訳:涼しそう!)

 御本の前半部分は、『京都巡礼』。
 貴船神社さん、
 上賀茂神社さん、といった歴史ある御社を
 鏡さんが訪ねます。

「おッ! はすのォ、はなッ♪」
「がるるるー!」(←訳:きれいだー!)

 鏡さんの生まれ故郷・京都から、
 御本の後半では、
 鏡さんが占星術や魔法を学んだ地・イギリスをめぐる、
 『イギリス巡礼』へ。

 先日ご紹介しました須田郡司さん著『世界石巡礼』でも取り上げられていた、
 ストーンヘンジ、ストーンサークルが
 この御本でも登場します。
 そして、アーサー王伝説が残る城跡、
 聖水湧く泉も……。

「しめくくりィはッ!」
「ぐっるるがるるる!」(←訳:やっぱりロンドン!)

 ロンドンの占星術専門書店さん、
 魔法グッズのお店は、
 映画版『ハリー・ポッター』のセットみたーい!
 と、ニヤリとしちゃう御方もいそうですね。
 
 工藤憲二さんによる写真もとても印象的な、
 歴史好きさん、
 ケルト文化好きさんにおすすめの一冊です。
 遺跡マニアさんも、ぜひ御覧あれ~!

「いせきィまにあッ??」
「がるぐるっ?」(←訳:いるかなっ?)
「いるでしょゥ!」
 

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お届けの御品は…?

2012-07-29 23:30:22 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わほォーゥッ! びッくりィ!」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!驚き桃の木!)

 こんにちは、ネーさです。
 2012ロンドンオリンピック自転車競技男子ロードレースは、
 優勢だと伝えられていた強豪選手さんたちが
 ことごとく表彰台圏外に沈むという
 仰天の結末になりました……
 英国選手さんたちの活躍を信じていたゴール近辺の観客さんは、
 ポカーンとしておりましたね。

「えッ? こんなのォ、ありッ??」
「ぐるーっ!」(←訳:うそーっ!)
「とォ、おもッたのでスゥ!」

 金メダルを獲得したのは、
 カザフスタンのアレクサンドル・ヴィノクロフさん!(愛称はヴィノ大佐!)
 おめでとうごさいます、ヴィノさん!

「おめでとうございまスゥ!」
「がるっ!」(←訳:拍手っ!)

 激戦の余韻冷めやらぬ本日は、
 いつもとはちょこっと違う読書タ~イム!
 さあ、こちらを、どうぞ~!
 
  


 
              ―― プラド美術館 ガイドブック ――


 
 制作はスペイン国立プラド美術館ディフション、2011年に改訂版が発行されました。
 『MUSEO NACIONAL DEL PRADO』とスペイン語題名が付されたこの御本は、
 スペイン国立プラド美術館の公式ガイドブックです。
 
 実は、この御本、
 一般の書店さんやネットの本屋さんでは販売されておりません。

「えッ?
 うられてないィのでスかッ??」
「ぐるがるるるぐるる~?」(←訳:ならどうしてここに~??)

 それが……懸賞で当選しちゃったのです!

「ぎょわゥ!」
「がるっ!」

 ええ~っ!と、私ネーさも啞然とするやら嬉しいやら有り難いやら♪
 スペイン語は話せませんが、いつかは行きたやマドリッド♪
 それにしても……どうしよう~?
 入手が難しいらしい品を御紹介するのは、
 どんなものだろう~…
 と迷いに迷ったのですが、
 ええい!
 御紹介しちゃえ!
 と決断いたしました。
 何故と申しますに――

  印刷が素晴らしい!!

「ふァ~?? いんさつゥ~?」
「ぐる~?」(←訳:絵の~?)

 表紙は、もう改めて説明するまでもありませんね、
 ディエゴ・ベラスケスさんの『ラス・メニーナス(部分)』。
 プラドで、いえ、世界で最も有名なこの作品を筆頭に、
 収録されている絵画・彫刻・メダル等の画像と図版、
 いずれも見事な印刷精度です!
 色もピントもクリア!
 さすがはオフィシャルガイドブック!
 この御本自体もまた、
 プラドのスタッフの皆さんが
 全力で造り上げた“世界に誇る作品”なのでしょう。

「おもたいィ~!」
「ぐるるぅ~!」(←訳:分厚いぃ~!)

 掲載されている作品は、約400点。
 手にずっしりと来る重みは、プラドの歴史の重みかもしれません。
 膨大なスペイン絵画コレクション、
 イタリア、フランドル、オランダ、フランス、イギリスなど
 各国の絵画のコレクションと、
 古代彫刻、近代彫刻、装飾品の画像と解説……。
 ルネッサンス絵画好きさんには
 ぜひとも見ていただきたい一冊です!

 本屋さんでは入手できなくとも、
 博物館のショップや
 スペイン絵画の展覧会でこの御本を見かけたら、
 アートマニアさん、手に取ってみてはいかがでしょうか?
 スペイン旅行をするお友達がいるのよ♪という御方は、

「かッてきてちょうだいッ!」
「がるる!」(←訳:お願い!)

 と、依頼する手もありますね。
 
「あッ? 
 これはッ……!」
「ぐるるがるぐるるる!」(←訳:ガイド本の他にも!)
「なにかがッ??」

  

「こーすたーがッ!」

  

「がるぅ!」(←訳:六つぅ!)

 ガイドブックと一緒にいただいちゃったのが、
 ↑上の画像のコースターセットです。
 きゃー♪
 シブい!
 かっこいい!
 ゴヤさんベラスケスさんの名作を
 水滴だらけのグラスの下敷きに……
 なんてこと畏れ多くてとても出来ませんよー!!
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LIVE!飛ぶように走ってます!

2012-07-28 22:43:12 | 美味
 こんにちは、ネーさです。
 祝!2012オリンピック開幕&ロードレース競技熱烈開催中~!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ、はなびィたいかいィのォひッ、なのでス!」
「がるる!ぐるがるるぐるがるっぐる!」(←訳:虎です!でも花火よりオリンピック!)

 早朝の開会式では、英国らしいわね!と笑わせてくれる場面あり、
 ベッカムさんはやっぱりカッコいい!と惚れ惚れしたり、
 なぜシメの曲がヘイジュードなのかしら?と首をひねったり。
 けれど本日の大一番は……男子ロードレース!
 全250㎞のコースを、選手の皆さん、激走中です!

「のぼれェ~!くだれェ~!」
「ぐるる~!」(←訳:飛ばせ~!)

 では、オリンピック観戦もおやつも楽しみたい週末は、これで!

「ぐみィ!でスよォ~!」
「がるがるっ♪」(←訳:わくわくっ♪)

  

 ↑こちらは、『明治』さんの新作!
  《果汁グミ 期間限定 スイカ》!
  スイカ果汁100%だそうですよ~♪

  

 ↑こちらは『江崎グリコ』さんの《朝グミ生活 ブルーベリーヨーグルト味》!

  

 ↑こちらも同じく『グリコさん』で《朝グミ生活 りんごヨーグルト味》!

  

 ↑こちらも『明治』さんの新発売製品!
  『コーラ餅?グミ』!

「ぐみィがァ、いッぱいィ~♪」
「がるるぅ~!」(←訳:大漁だぁ~!)

 グミキャンディを愛用、というか愛食する自転車競技選手さんは
 けっこう多いのだそうです。
 一粒三百メートル!のキャラメルと同様に、
 エネルギーになる糖分を補給するため、でしょうか。
 おおっ!
 テディちゃ、虎くん、見て!
 すごい展開になってるわ!!
 
「わひゃッ!」
「がるっ!」

 日本の別府選手(フミさん!)が
 逃げグループに入ってます!
 あっ!
 後方からオーストラリアの選手さんがアターック!
 ベルギーの選手さんも来たわ!
 どうなるっ?この先っ??

「むむむゥ!」
「ぐるるぅ!」

 ロードレースを含む自転車競技のLIVE中継は、
 地上波では殆ど予定されていないようですので、
 NHKのネットで御覧下さいな♪
 ライブストリーミングで視聴できますよ!
 では、活字マニアの皆さまも――

「こころはァ、ろんどんッ!」
「ぐるるがるるぐるる!」(←訳:声援と応援の休日を!)
 
 
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最強キャラ?ウェンロックくんは誰に微笑む?

2012-07-27 23:25:05 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 にッぽんさッかーちーむゥ、すごィッ!」
「がるる!ぐるがるぐるるがる!」(←訳:虎です!女子も男子も強いね!)

 こんにちは、ネーさです。
 街中やテムズ川を聖火が駆け巡り、
 『目玉のお父さん』……じゃなくて公式キャラ『ウェンロック』くんが
 増殖中のLONDONで、
 祝!オリンピック開幕!
 ということで、本日の読書タイムは
 ロンドン関連の御本を、さあ、どうぞ~!

  


             
            ―― ロンドンを旅する60章 ――


 
 編著者は川成洋(かわなり・よう)さん、石原孝哉(いしはら・こうさい)さん、
 2012年5月に発行されました。
 題名の通り、
 旅が楽しくなっちゃう60章の“倫敦雑学”で織り綴られた一冊です。

「……テディちゃ、うぇんろッくくんとはァ~…」
「ぐるがるるるぐるがるるる~…」(←訳:ボクもお友達になれる自信が~…)
「ないのでスゥ~…」

 そうね、現地ロンドンでも賛否両論、あのギョロ目が……って、
 いいのよ、ご当地キャラちゃんは色々でいいんです!
 それより、ロンドン!
 ロンドンのお話ですよ~♪

 この御本は、観るロンドンガイドというよりは、
 じっくり読み込む型のロンドンガイドになっています。
 第1章は、『バッキンガム宮殿』。
 続く第2章は『ロンドン塔』という具合に、
 第Ⅰ部では都市ロンドンの基礎知識が解説されます。
 
 第Ⅱ部では歴史都市ロンドン、
 第Ⅲ部では政治・経済都市ロンドン、
 第Ⅳ部以降は順に、
 文化都市ロンドン、芸術都市ロンドン、文学都市ロンドン
 暗黒都市ロンドン……

「えッ? あんこくゥッ??」
「がっるるがるるがるっ?」(←訳:ジェダイの暗黒面ですかっ?)

 ジェダイは出て来ませんが、
 ロンドンのダークな歴史が紹介されていますよ。
 エリザベス朝の犯罪者たち、
 暴動、魔術、ギャンブル、幽霊……

「ほんもののォ、おばけのおはなしはァ~!」
「ぐるる!」(←訳:パスで!)

 あら、そぅお?
 では第Ⅷ部の、映画都市ロンドンはいかがでしょう?

 ロンドンを舞台にした名作映画はた~くさんありますよね。
 『マイ・フェア・レディ』、
 『小さな恋のメロディ』、
 『シャーロック・ホームズ』、
 『哀愁』に『恋におちたシェイクスピア』、
 『ハリー・ポッター』シリーズ……
 映画好きさんも文学&ミステリ好きさんも
 楽しく読める章が並んでいます。

「ふむふむッ、それならァ~♪」
「ぐるがるがる~!」(←訳:面白いかも~!)

 長い歴史を有する、
 また世界有数の観光都市でもあるロンドン。
 開会式は成功するのかな?
 開催国としてのメンツをかけてのメダル獲得作戦はいかに?
 最高視聴率はどの競技?
 選手さんたちそれぞれのドラマは?

 ロンドンと近郊の町々で行われる競技の数々を中継画像で眺めつつ、
 書物の中のロンドンも
 漫遊してみて下さいね♪

「あしたはァ、じてんしゃッ!」
「がーるぐーるがるる!」(←訳:ロードレースですよ!)

 日本時間の明日28日18時からは
 男子ロードレースがスタート!
 ツールあるいはジロの雪辱を果たすべく、
 虎視眈々と表彰台の天辺を狙う参加各国!
 迎えうつ開催国英国の最強チーム!
 どちらに軍配があがるのか、
 皆さまも注目を~! 
 
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出張先は……天空高く!

2012-07-26 23:10:23 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 とうとうゥ、はじまッちゃッたでス!」
「がるる!ぐるるっがっるがる~!」(←訳:虎です!オリンピック開幕~!)

 こんにちは、ネーさです。
 開会式前なのに、もはや佳境?な2012オリンピック♪
 ロンドンはけっこう涼しいらしくて、羨ましいな~と思いながら、
 今日もしっかり読書タイム!
 本日は、欧州よりもずーっと遠くへ、さあ、どうぞ~!

  


 
            ―― 宇宙へ『出張』してきます ――


 
 著者は古川聡さん、林公代さん、元村有希子さん、比嘉洋さん、毎日新聞科学環境部の皆さん、
 2012年6月に発行されました。
 『古川聡のISS勤務167日』と副題が付されています。

「しゅっちょうさきィはァ~♪」
「ぐるる!」(←訳:ISS!)

 ISS――International Space Station。
 
 この御本は、宇宙飛行士・古川聡さんの初飛行でありながら、
 なんと連続滞在日数では日本人最長の167日間を記録した
 宇宙滞在の様子を記録したものです。
 
 2012年現在、人間が《出張》できる最も遠い場所、国際宇宙ステーションへ、
 さあ、出発!

 と言いたいところですが、
 古川さんの出張報告、
 ちょっと趣向が変わっていて、
 御本の第一章は
 出立ではなく、
 地球への帰還から始まります。

「かえりみちィからッ??」
「ぐるがるがるる?」(←訳:宇宙から故郷へ!)

 長らく宇宙に滞在していると、
 人間の身体はどう変化するのでしょう?
 古川さんを運ぶ宇宙船は、
 ロシアのソユーズ宇宙船です。
 スペースシャトルが大きな白鳥ならば、
 ソユーズは鳩か、カワセミか……
 小さなカプセル状の宇宙船に乗り込んでシートに座るのも、
 古川さんは手間取ります。

「うちゅうにィ、いるあいだにィッ!」
「がるぐるるがるっ??」(←訳:身体の形が変化っ??)

 いいえ、そうではないんです。
 無重力空間では身体が浮いてしまって、
 シートにすっぽり身を預ける、ということが出来ないのです。
 先輩宇宙飛行士さんたちのアドヴァイスを思い返したりしながら、
 シートベルト着用!
 大気圏突入!
 パラシュート展開!
 着陸の衝撃と振動!

「きゃふゥ! わいるどォでス!」
「ぐるるがるがる~っ??」(←訳:これがロシア式~っ??)

 ああ、帰ってきた!
 でも手は足は、動くのだろうか?
 無重力に慣れ切った身体は、
 地球の重力下で動かせるのだろうか……?

 古川さんの身体をかくも変えてしまった宇宙、
 国際宇宙ステーションとはどんなところなのでしょう?
 そこでのミッションは?
 食事は?
 余暇ってあるんですか?
 たくさんの質問に答えながら、
 古川さん、御自身の半生と
 《これからの宇宙》について語ります。

 ISSのさらなる可能性、
 火星有人飛行の課題、
 そして想いは――

  いつかまた宇宙へ!

「テディちゃもォ、ゆきたいィよゥッ!」
「ぐるるがるぐるるる!」(←訳:行きたいですボクも!)

 夏休み中のチビっ子諸氏に、
 宇宙大好き!なオトナさんたちに、
 古川さんの《旅》の記録、
 ぜひ!のおすすめですよ~♪

「ながれぼしィをォ、みつけたらッ!」
「がるるぐるぐるる!」(←訳:願いを三回唱えよう!)

「うちゅうッ!うちゅうッ!うちゅうッ!!」

 
 
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オペレーション《ガリガリ》!

2012-07-25 23:09:15 | 美味
 こんにちは、ネーさです。
 ……せーのっ!

   オペレーション《ガリガリ》開始~!!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 りょうかいィッ! がりがりィ~!」
「がるる!ぐるぐる~!」(←訳:虎です!ガリガリ~!)

「ではッ!
 がりがりィ、そのいちィッ!」
   
「がるーるぐるーるる~!」(←訳:グレープフルーツ味~!)


「がりがりィ、そのにィッ!」
  
「がるぐるるぐるるる~!」(←訳:夕張メロンミルク味~!)


「がりがりィそのさんッ!」
  
「ぐるるぅーがるーぐるる!」(←訳:サンキューベリー抹茶味!)


「がりがりィ、そのよんッ!」
  
「ぐるるがるーる!」(←訳:いちごサワー味!)


「がりがりィ、そのごッ!」
  
「がるるぐっるるっる!」(←訳:レモンスカッシュ味!)


「……もんだいィはァ~!」
  
「ぐるぐるがるるるっ?」(←訳:どれから食べるかっ?!?)


 コンビニやスーパーマーケットで売っている赤城乳業さんの『ガリガリ君』、
 いちばんメジャーなソーダ味、
 人気の梨味、コーラ味以外の、
 レアなお味の『ガリガリ君』を集めてみましたよ。

 今日も御来訪ありがとうございました!の感謝の気持ちをこめて
 (画像だけでもちょこっとヒンヤリ♪な)
 暑中御見舞いを皆さまに~!

「すこやかにィ、なつをッ!」
「ぐるがるるるがる!」(←訳:お過ごしください!)

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憧れは《翼ある淑女》。

2012-07-24 23:26:10 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 しらべなくちゃッ!」
「がるる!ぐるがるっるっる~!」(←訳:虎です!日程表をチェック~!)

 こんにちは、ネーさです。
 ツール・ド・フランス2012の余韻に浸りつつ、
 さあ、ロンドンオリンピックの競技日程を確認しましょう♪
 自転車競技は……フェンシングは……競泳の北島さんの予選は……と
 スケジュール帳に書き込んだら、
 開会式が始まる前までは、
 まだまだ読書タ~イムで!
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  



             ―― 力道山のロールスロイス ――


 
 著者は中沖満(なかおき・みつる)さん、2012年2月に発行されました。
 『くるま職人 想い出の記』と副題が付されています。
 カーマニアの方々は、もしかしたらもうとっくに
 中沖さんのお名前を御存知でしょうか?

「くるましょくにんさんッ??」
「がるるるぐるぐるっ?」(←訳:技術屋さんですかっ?)

 中沖さんは、生粋の東京っ子さんでした。
 1932年(昭和7年)、麹町に生まれ、
 地元の番町小学校に入学、
 学童疎開することなく空襲下の東京を生き延びた中沖少年は、
 とびっきりのクルマ大好き!カーマニアさんでしたから、
 旧制中学を中退後、
 自動車業界に就職したのも
 ごく自然な流れ、だったのかもしれません。

 当初は、
 町工場の板金見習い工として働き、
 そして、『わたびき自動車工業株式会社』さんへ。
 『わたびき』さんは、
 日本一の塗装屋といわれ、
 また東京でいちばん古い塗装屋さんでもあったそうです。

「ふむふむッ! とそうのォ、せんもんてんさんッ!」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:名店なんだねえ!)

 『わたびき』さんに持ち込まれるのは、
 自動車雑誌(その頃の日本にはまだ在りませんでしたが)の
 表紙を飾れそうな、
 でも飾るにはちょっとキズだらけの名車さんたち。

 ビュイック、キャディラック、
 リンカーン・コンチネンタル・カブリオレ、
 フォード、オースチン、
 メッサーシュミット、
 そして……ロールスロイス!

「ひゃわゥ!
 ごうかけんらんッ、でスゥ!」
「がるるるぐる!」(←訳:歴史的逸品だ!)

 傷ついたクルマの再生、修復、
 所有者さんの好む色への塗り直し。
 『わたびき』の先輩たちに鍛えられ、
 年若いながらも塗装職人として認められるようになった中沖さんの憧れのクルマは、
 ロールスロイスでした。

 そしてまた、
 『わたびき』さんにロールスロイスの塗り替えを依頼してきたのが、
 当時の大スター、力道山さん!!

「おうさまのォ、くるまとォ!」
「ぐるぐるがるる!」(←訳:プロレスの王さま!)

 中沖さんが見た力道山さんの素顔に、
 読み手の私たちはグッと来ちゃいます。
 国民的英雄、
 誰からも愛される大スターが、
 根っからのクルマ好きという共通点を感じ取ってか、
 職人さんたちの前でホロリとこぼす本音、真情……

 けれど、力道山さんは
 ロールスロイスを引き取りに現われることはありませんでした。
 濃紺に塗り直されたロールスロイスシルバークラウドは
 主との再会を果たせぬまま、
 『わたびき』を離れます――

「しょうわのォだいじけんッ、だッたのでス……!」
「ぐるるがるがる……」(←訳:悲しい事件だね……)

 惜しくも中沖さんは2007年に没されましたが、
 戦前・戦中・戦後と高度経済成長の時代を
 クルマとともに生きた塗装職人さんの回顧譚は、
 カーマニアさん垂涎の知識と情報の宝庫です!
 昭和史マニアの方々にも
 おすすめの一冊ですよ~!

「くるまッ、だいすきなァ~かたがたはッ♪」
「がるがるぐるぐるっるる!」(←訳:繰り返し読んじゃおう!)
  
 
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ひっそりと、美しく。

2012-07-23 23:17:48 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふィにィ~ッしゅゥ!」
「がるる!ぐーる!」(←訳:虎です!ゴール!)

 こんにちは、ネーさです。
 ツール・ド・フランス2012最終ステージの勝者は
 英国人選手のマーク・カヴェンディッシュさん(チームスカイ所属)!
 総合優勝は英国人選手のブラッドレー・ウィギンズさん(チームスカイ所属)!
 総合の2位になったのも英国人選手のフレームさん(チームスカイ所属)!と
 シャンゼリゼがユニオンジャックの海になった一日でした~!
 ウィギンズさん、優勝おめでとうございます!

「おめでとォー!」
「がるぐる!」(←訳:めでたや!)

 さあ祝杯だ♪パーティーだ♪
 なぁんて遊んではいられないのが今年の英国アスリートさんたち。
 祝宴を張るヒマもなく、ウィギンズさんたちは夜のうちにロンドンへ!
 オリンピックの準備に入ったそうです。

 ……一方、ここ日本は。

 夏休み!
 ならば、本日の読書タイムは、夏休み向けの御本に登場願いましょう♪
 こちらを、どうぞ~!
  
  


 
          ―― 仏像ワンダーランド 京都 滋賀 ――


 
 JTBパブリッシングさんより、2012年6月に発行されました。
 いわゆるMOOK本の、
 ちょっと大きな判型のこの御本は、
 京都と滋賀の名仏像さまを特集した全ページカラーのガイドブックです♪

「ぶつぞうさまがァ、いッぱいィ~!」
「ぐるーるがるるる!」(←訳:ブーム続いてます!)

 仏像さまをテーマに開催された展覧会が話題を呼び、
 話題が話題を呼んで
 高まった人気は、
 現在も深く静かに続いていますね。
 ガシャポンにだって、仏像モチーフのストラップが何種類も!
 精巧な出来のフィギュアも販売されていたりして、
 売れ行きは好調だといいますから、

「ぶーむはァ、ほんものォ、なのだッ!」
「がる~る!」(←訳:スゴ~イ!)

 人気の名仏像さま方を案内&解説して下さるのは、
 明治学院大学文学部芸術学科教授の
 山下裕二先生です。
 『日本美術応援団』や『花椿』誌のコラムなどで
 美術論を展開する山下センセ、
 この御本での語り口も、
 とっても分かりやすくて、
 とってもユニーク♪

 特に、滋賀県の仏像さまが、
 『仏像巡りの旅・滋賀のまわり方』として
 丁寧にガイドされているのは
 仏教文化/文物マニアさんにとっては
 嬉しいことでしょうね。
 
「びわこのォ、ほとりにィ、ちゅうもくゥでス!」
「ぐるがるるぐるがるるっ?」(←訳:いま奈良より滋賀が熱いっ?)

 私ネーさが個人的に、
 なんて美しい仏像さまかしら!と溜め息したのは、
 京都・東寺(教王護国寺)の帝釈天さまです。
 なんという御顔でしょう!
 この像を造った仏師さんは
 誰をモデルにしたのでしょうか?
 制作期間はどれくらい?
 そこにはどんな苦労や想いがあったんでしょう?
 仕上がった帝釈天さまの御姿に
 仏師さんは……
 満足したのでしょうか?
 まだまだだ、と唇を噛んだのでしょうか?

「たんせいィなァ、おすがたッ!」
「ぐるるがるるぐるがる!」(←訳:東寺の講堂におわします!)

 どのお写真も、見事!な撮れっぷりです。
 写真だけでも、一見一読の価値がありますよ!
 『見仏記』ファンの方々は、ぜひ熟読を~♪

「なつのォ、りょこうゥはッ!」
「がるるぐるがるぐるるる!」(←訳:会いにゆこう仏像さまに!)
 
 
 
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― この瞬間も闘っている方々に ―

2012-07-22 23:38:23 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 いよいよォ、たんじょうゥッ!」
「がるる!ぐるるがるっるるがるぐる~!」(←訳:虎です!英国人チャンプ誕生だよ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 第19ステージ個人TTを終了した2012ツール・ド・フランスは、
 英国人選手ウィギンズさんの総合優勝がほぼ確定!
 
「しゃんぜりぜェをォ、はしろうッ!」
「ぐるぐるがるる!」(←訳:華やかに走ろう!)

 ツールの後は一流選手さんたちもホッとひと休み……する間もありません!
 オリンピックは開幕間近!
 狙うは金メダル!
 グッドラック~!とまたもエールを送っていたら、
 お? 読書タイムがやって来ました♪
 本日は、こちらを、どうぞ~!
 
  


 
              ―― 無菌病棟より愛をこめて ――


 
 著者は加納朋子さん、2012年3月に発行されました。
 この御本は、書き下ろし作品であり、
 ノンフィクション作品です。
 すなわち……闘病記、です。

「えッ?? とうびょうッ??」
「ぐるるがるぐるるっ?」(←訳:病気のお話ですかっ?)

 ええ、そうです。
 作家・加納朋子さんの最新刊は、
 デビュー作『ななつのこ』以来のファンである私たちを仰天させたことに、
 病気との闘いうを綴ったノンフィクションでした。
 
 最近、加納さんの新作に関する情報がないなぁ?
 でも『七人の敵がいる』がドラマ化されたわよね、
 ドラマのDVD製作とか、スピンオフ作品の準備とか、
 そういった裏方のお仕事で忙しいのかも?
 と想像していたのですが……

 お仕事を休まざるを得ない理由が、
 加納さんには、あったのです。

「それがァ、びょうきィ……!」
「がるぐるるがるぐるるっ!」(←訳:どうしようどうしようっ!)

 どうしよう、どうしたら――?

 困惑する余裕すら、
 与えてくれないのが病気です。
 体調不良がなかなか回復しなくて、
 いつも通っているクリニックで紹介状を貰い、
 大学病院へ。
 幾つかの検査を経て、
 お医者さんは判断を下しました。

 病名は、急性白血病。

 そしてお医者さんは続けました――
 今日これからすぐに入院手続きに移って頂きます、と。

「これからッ?!?」
「ぐるっ??」(←訳:すぐっ??)

 否も応もなく、
 加納さんは《病》という
 わけも分からぬものと闘わねばならなくなりました。
 
 痛みを伴う検査。
 吐き気やアレルギー反応を伴う投薬。
 ただならぬ状況は、
 《日常》から遠ざけてゆきます。

 多くの患者さんが、
 あまりにつらくて
 よく憶えていないと語る無菌病棟での闘病。
 しかし、加納さんは
 病気と闘いながら、記録するのです。

   私は、物書きだから。
   同じ病気と闘っている人たちのお役に立ちたいという
   思いがあるから。

 病って何なのか。
 病と闘うこと、
 医療、薬、入院、療養……
 それらはいった何なのか、
 どうやって向かい合えばよいのか――

「ふあんでスゥ!」
「がるぐるるがる!」(←訳:不安だらけです!)

 とても重たい、つらい内容の御本です。
 加納さんの温かな目線、ユーモアがなければ
 読了が難しいほどの御本です。

 けれど、病の、その向こうに光明があることを信じて――

「きッとォ!」
「がっるる!」(←訳:きっとね!)

 イノチの重さを知るためにも、
 皆さま、ぜひ一読を!
 
 
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