テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 交叉するふたつの世界 ~

2022-10-31 21:34:42 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 おかしをォ、もぐもぐゥ~!」

「がるる!ぐるるぅるがるっ!」(←訳:虎です!カボチャをパクッ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ティム・バートン監督の名作

 『ナイトメア ビフォア クリスマス』主題歌を口遊み、

 お茶とお菓子を用意したら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

 ―― シャーロック・ホームズとシャドウェルの影 ――

 

 

 著者はジェイムズ・ラヴグローヴさん、

 原著は2016,2017年に、

 画像の日本語版は2022年8月に発行されました。

 英語原題は『THE CTHULHU CASEBOOKS:

 SHERLOCK HOLMES AND THE SHADWELL SHADOWS』、

 あの名探偵さんを主人公にした

 “パスティーシュ“作品です。

 

「むむむッ? えいごのォ、だいめいィはァ~…」

「ぐるぅるー!」(←訳:くとぅるー!)

 

 ええ、もう、スパッと言っちゃいましょう。

 この御本は、

 ホームズさんの物語のパスティーシュであり、

 《クトゥルー神話》シリーズのパスティーシュでもあって、

 つまりは、合わせ技、ですね。

 

 不思議千万な物語は、

 作家・ラヴグローヴさんが

 或る”お報せ“を受領する場面から始まります。

 

「さしだしにんはァ、べんごしィさんッ?」

「がるるるるぐっる!」(←訳:遺品整理の件って!)

 

 “お報せ“の内容は

 ラヴグローヴさんを驚愕させました。

 

   私が、あのH・P・ラヴクラフト氏の血縁者?

   ラヴクラフト氏の末裔が保管していた古い文書を

   読んでみてほしい、だって?

 

 2週間後、ラヴグローヴさんのもとへ

 文書が到着しました。

 そして、

 その文書に記された署名は……

 

   ジョン・ワトスン医学博士。

 

「わァおッ?」

「ぐるっ!」

 

 1880年――ヴィクトリア朝のロンドン。

 霧にけぶる都で、

 いかにして生涯の友たる

 ホームズ氏と出会ったのか、

 ワトスン博士は文書に記しています。

 

 それは、巷間に知られている、

 聖バーソロミュー病院の病理学教室……ではなく。

 

 大都市ロンドンの場末、

 迷路のような貧民窟にある

 裏路地のパブ、でした。

 

「もしかしてッ?」

「がるぐるる?」(←訳:潜入捜査中?)

 

 捜査、というより、調査中、でしょうか。

 

 当時はまだ無名だったホームズさん、

 不審な事件が起こったと聞きつけると、

 依頼人がいる訳でもないのに

 自発的に調査を行っていたのです。

 

「つまりィ、そこはァ~…」

「ぐるるるがるる!」(←訳:事件現場ですか!)

 

 イースト・エンドでの、

 4件の不審死。

 

 真相を追うホームズさんと、

 ホームズさんを手伝うことになったワトスン博士は、

 想像もしなかった世界――

 《古き神々》の宇宙を

 垣間見ることに……?

 

「すとッぷゥ、でスゥ!」

「がるるるぐる~!」(←訳:ネタバレ厳禁~!)

 

 はい、これ以上のお喋りは控えますけれど、

 H・P・ラヴクラフトさん(1890~1937)の世界と、

 ホームズさんの探求行動が交叉したなら、

 いったいどんな事態になるのか……?

 

 賛否両論ありそうな

 著者・ラヴグローヴさんによる三部作

 《クゥトルー・ケースブック》の第一作は、

 ミステリよりも

 スチームパンク好きな方々におすすめ、と言えそうです。

 SF好きな活字マニアさんも、

 ぜひ、一読してみてくださいね~♫

 

 

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~ 地図を手に、想い描くは ~

2022-10-30 21:31:18 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 わおッ! まじょさんッ!」

「がるる!ぐるるぅるる!」(←訳:黒猫ちゃんも!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ハロウィーンを明日に控えて、

 街には仮装をしているチビッ子ちゃんがちらほらと♪

 みんな可愛いわぁ~と見惚れながら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらのエッセイ作品を、どうぞ~!

  

 

 

    ―― 探偵小説五十年 探偵小説昔話 ――

 

 

 著者は横溝正史(よこみぞ・せいし)さん、

 編者は日下三蔵(くさか・さんぞう)さん、

 2022年6月に発行されました。

 『横溝正吏エッセイコレクション①』

 と副題が付されています。

 

「えッせいィ??」

「ぐるるるる!」(←訳:横溝さんの!)

 

 私ネーさ、恥ずかしながら知りませんでした……

 名探偵・金田一耕助さんの“生みの親“である

 横溝正史さんが、

 こんなにたくさんのエッセイを書いておられたとは!

 

 この御本について説明しますと、

 柏書房さんから刊行された

 『横溝正史ミステリ短篇コレクション』(全6巻)、

 『由利(ゆり)・三津木(みつぎ)探偵小説集成』(全4巻)、

 『横溝正史少年小説コレクション』(全7巻)

 に続く横溝正史シリーズの完結篇が、

 『横溝正史エッセイコレクション』(全3巻)

 なのだそうです。

 

 そして、

 可能な限り初刊の形に戻して再編集したという

 『エッセイコレクション』の①には、

 戦時中の禍々しい闇を潜り抜け、

 本格探偵小説作家として

 一躍その名を高めてゆく横溝さんの仕事ぶりが

 ずっしりみっしり描写されていますよ。

 

 とりわけ、手に汗握ってしまったのは――

 

「くうしゅうゥけいほうゥ~!」

「がるるぐるる!」(←訳:夜空に機影が!)

 

 第二次世界大戦(太平洋戦争)末期、

 横溝正史さんの住居は

 東京都下・吉祥寺にありました。

 

 そのお家で横溝さんは、

 空襲警報下の最中でも

 友人から借りた英米の探偵小説を

 読みふけったりしていたのですが。

 

 3月10日の東京大空襲の報を耳にした親戚から、

 疎開してはどうか、と促されます。

 

 迷いを覚えつつも、

 3月下旬、横溝さんは疎開の決意を固めました。

 行き先は……

 岡山県の農村。

 

 そう、岡山県は、

 横溝さんのお父さまの出身地……ではあるものの、

 訪れたこともない”未知の地“で。

 

 さっそく本屋さんで

 岡山県の地図を買ってきた横溝さんが

 調べ始めたのは。

 

「……うみッ?」

「ぐるー!」(←訳:海だー!)

 

 海と、島。

 疎開先云々よりも、

 横溝さんの心をとらえたのは、

 瀬戸内海の島々だったのです。。

 

   もう戦争も長くはあるまい。

   戦争が終わったら

   瀬戸内海を舞台にして、

   本格探偵小説なるものを書いてみよう――

 

「うむうむッ!」

「がるるぐるるー!」(←訳:書いて書いてー!)

 

 ところが、

 よぉし! 意気揚々と島巡りに出発!

 ……とは、行かなかったんです。

 

 実は、そのぅ、横溝さん、

 乗り物恐怖症の傾向があって。

 

 船は………ムリ。

 

「せせせッ、せんせいィ~ッ!」

「ぐるがるるー!」(←訳:そこですかー!)

 

 いえいえ、心配は要りません。

 横溝さん、ツイていました。

 瀬戸内海の島で学校の先生をしていた人物が、

 疎開先の土地に居たのです。

 

「やッほゥ!」

「がるっる!」(←訳:良かった!)

 

 かくして、

 ひとつの物語が編み上げられてゆきました。

 

 南洋から帰国した

 名探偵・金田一耕助さんが出会う謎――

 『獄門島』の悲劇が。

 

「おかやまにィ、かんしゃッなのでス!」

「ぐるがるぐるっるる!」(←訳:疎開してなかったら!)

 

 作品執筆の経緯や背景、

 江戸川乱歩さん、小栗虫太郎さん、

 海野十三さん他、

 錚々たる作家さんたちとの交流など、

 戦前~戦後の記録。

 怒濤の日々の思い出。

 

 探偵・金田一耕助さんを愛する方々に、

 激おすすめのエッセイ集です。

 特に、20世紀ミステリ好きな活字マニアさんは

 必読の一冊ですよ。

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

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~ シナリオに見る、《書くひと》黒澤明さん ~

2022-10-29 21:45:18 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 しゅうまつはァ、はろうィ~?」

「がるる!ぐるるがるるぅーる!」(←訳:虎です!お家でハロウィーン!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ハロウィーン直前の今週末は、

 さあ、読書をサボってパーティ!

 ……ではなく、読書とアートを欲張りに盛り込んだ

 ↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  

 

 

       ―― 脚本家 黒澤明 ――

 

 

 東京・中央区京橋の国立映画アーカイブ展示室(7階)にて、

 会期は2022年8月2日~11月27日(月曜休室)、

 『Akira Kurosawa, Screenwriter』と英語題名が、

 『クロサワもまた文豪なり』と日本語副題が付されています。

 

「いだいなるゥ~かんとくさんッ!」

「ぐるるるがる!」(←訳:色褪せぬ名声!)

 

 今も世界中の映画人さんたちから慕われる

 映画監督・黒澤明さん(1910~1998)。

 

 この展覧会は、

 映画監督でもプロデューサーでもなく、

 脚本家――

 《書くひと》黒澤明さんの業績を辿るものです。

 

「たァ~くさんッ、かきましたでスゥ!」

「がるるぐるがっる!」(←訳:若い頃からずっと!)

 

 黒澤さんの監督デビュー作は

 『姿三四郎』(1943)ですが、

 助監督時代から黒澤さんは脚本のお仕事に

 携わっていたそうですね。

 そして、

 

 『脚本家デビューへの道~修業時代の脚本』

 『黒澤に影響を与えた世界の文豪たち』

 『《七人の侍》創作の秘密』

 『創造の軌跡~初稿から決定稿へ』

 『他の監督に提供した脚本』

 『幻の未映像化脚本』

 

 という展示内容の中でも、

 おお!と身を乗り出しちゃうのは――

 

「まぼろしィのォ??」

「ぐるるるがる!!」(←訳:未映像化脚本!!)

 

 新たに発見された未映像化脚本ですって?

 それどんなお話なの?

 知りた~い!

 って皆さんが思うのじゃないかしら。

 

「いつかァはァ~」

「がるるるぐるがるる!」(←訳:映画館で拝見したい!)

 

 なお、この展覧会の公式図録

 『脚本家 黒澤明』が

 10月初旬に刊行されていますよ。

 展覧会へ行けない御方は、

 書店さんで探してみてくださいね~♫

 

 

 

   では、ここでオマケ画像も、じゃじゃん!

   

   『森永製菓』さんの

   《プラズマ乳酸菌チョコ》で、

   免疫力ア~ップ!

   「あはァ!おいしィ~!」

   「ぐるるるがる!」(←訳:ミルク味だね!)

   機能性表示食品ではありますが、

   程よい甘さのチョコレートで免疫力を高めながら、

   皆さま、どうか穏やかな休日を♪

 

   

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~ ワルツよ、終わるな ~

2022-10-28 21:36:14 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 そろそろォ、しゅうまつゥ~でス!」

「がるる!ぐるるるるがる~!」(←訳:虎です!行楽日和の週末~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 好天になりそうな10月最後の週末は、

 さて、お外へ出掛けるか、

 のんびりインドアで読書か……

 私インドア派です!という方々は、

 さあ、こちらの御本はいかがでしょう~♫

  

 

 

     ―― The Best Mysteries 2022 ――

 

 

 編者は日本推理作家協会の皆さん、

 2022年6月に発行されました。

 『ザ・ベスト・ミステリーズ 推理小説年鑑』

 と副題が付されています。

 

 2021年に発表された短編推理小説の中から

 プロの読み手さんたちが熟練の眼で選び抜いた、

 というこの御本に収録されているのは(せーの!)、

 

 逸木裕さん著『スケーターズワルツ』

 大山誠一郎さん著『時計屋探偵と二律背反のアリバイ』

 芦沢央さん著『アイランドキッチン』

 川瀬七緒さん著『攻撃のSOS』

 杉山幌さん著『光を描く』

 大門剛明さん著『手綱を引く』

 笛吹太郎さん著『コージーボーイズ あるいは謎の喪中はがき』

 米澤穂信さん著『ねむけ』

 

 の8作品です。

 

「どのォさくひんもォ、すぺしゃるゥ!」

「ぐるるがる!」(←訳:粒選りだよ!)

 

 愛犬家さんは落涙必至の『手綱を引く』、

 《黒後家蜘蛛の会》を意識した『コージーボーイズ…』、

 仕立屋探偵さんの眼力が冴える『攻撃のSOS』……

 

 8作品どれも詳しく解説しまくりたいんですけど、

 ここはグッと堪えて、

 1作品を御紹介するに留めましょう。

 

「それはァ、いちばんめェのォ~」

「がるる!」(←訳:こちら!)

 

 逸木裕さんの『スケーターズ・ワルツ』。

 

 この御本の“トップバッター“となった

 逸木さんの作品の舞台は、

 冬の軽井沢です。

 しかも、クリスマスシーズン真っ只中の。

 

「きらきらのォ、かるいざわッ?」

「ぐるがるる~!」(←訳:絵になるね~!)

 

 調査業のお仕事をしている

 榊原みどりさんは、

 三日間の冬季休暇を取って軽井沢を訪れ、

 繁華な通りをそぞろ歩いているところです。

 

 歩き疲れて、足はクタクタ、

 お腹も空いたし……。

 

「むッ! みつけァましたでスゥ!」

「がるるるぐる!」(←訳:良さげなお店!)

 

 道端のカフェバーから流れて来たのは、

 ピアノの音。

 誘われるように扉をくぐったみどりさんは、

 美しい音楽と、

 おいしい食事を堪能し、

 そして同時に。

 

 相席になった或る人物の、

 思い出話に付き合うことになりました。

 

「はなやかでェ~」

「ぐるる?」(←訳:残酷な?)

 

 それは、

 ひとりの《指揮者》さんの物語。

 

 ラセンのように上昇し、

 木の葉のように風に呑まれてゆく、

 若き音楽家さんの魂の叫び――

 

 音楽の都、ウィーン。

 かの地で花開こうとする

 輝かしい才能の持ち主に

 いったい何が起こったのか。

 

 遠く離れた軽井沢のレストランで、

 みどりさんは“事実“を察します、が……?

 

「きぼうとォ、しつぼうッ?」

「がるるぐる……!」(←訳:甘くて苦い……!)

 

 第75回(令和4年度)の

 日本推理作家協会賞短編部門を受賞した

 『スケーターズ・ワルツ』は、

 ミステリ好きさんに限らず、

 全活字マニアさんにおすすめの快作ですよ。

 

 また、御本冒頭の

 京極夏彦さんによる『序』も

 読み逃さないでくださいね。

 私たち”読み手”の心を奮い立たせる名文を、

 どうか皆さま、ぜひ……!

 

 

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~ 黄金時代の刻印 ~

2022-10-27 21:36:19 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 こうようゥ、はじまッてまァ~スゥ!」

「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!読書週間もね!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 10月27日から11月9日は《読書週間》、

 そして今日27日は《読書の日》!

 紅葉を愛でつつ、

 本屋さんへも行きたくなる秋の日の読書タイムは、

 さあ、こちらのアート評論作品を、どうぞ~♪

  

 

 

 ―― 中野京子と読み解く フェルメールとオランダ黄金時代 ――

 

 

 著者は中野京子(なかの・きょうこ)さん、

 2022年5月に発行されました。

 『Vermeer and the Dutch Golden Age』

 と英語題名が付されています。

 

「こんかいもォ、だいにんきィ~でしたでス!」

「ぐるがるる~!」(←訳:只今巡回中~!)

 

 世界中で人気の画家、

 ヨハネス・フェルメールさん(1632~1675)。

 

 日本では今年2022年、

 『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』が

 東京展、大阪展を経て、

 現在は宮城県美術館にて

 11月27日まで開催中されていますね。

 

 展覧会に出展されているのは、

 ドレスデン国立古典絵画館が所蔵する

 17世紀オランダ絵画の名品ですが、

 中野京子さんによるこの御本、

 『フェルメールとオランダ黄金時代』に登場するのは、

 

   ベルリン美術館(ドイツ)所蔵の、

   フェルメールさん作『真珠の首飾り』

 

   プラド美術館(スペイン)所蔵の

   ディエゴ・ベラスケスさん作『ブレダ開城』

 

   メトロポリタン美術館(米国)所蔵の

   フェルメールさん作『信仰の寓意』

 

   マウリッツハイス美術館(オランダ)所蔵の

   レンブラント・ファン・レインさん作

   『テュルプ博士の解剖学講義』

 

 といった具合で、

 収蔵館・画家さん・作品のテーマに

 制約を設けてはいません。

 

 ただひとつ、”こだわり“があるとすれば……

 

「おうごんじだいィ~!」

「がるるるるぐるる!」(←訳:オランダの最強期!)

 

 フェルメールさんが生まれ暮らした

 17世紀のオランダ。

 

 そこは、一種の“自由区域“だった、と言えましょうか。

 

 当時のフランス、オーストリア帝国、

 イタリアの諸都市国家、英国などでは、

 “芸術”は王侯貴族や教会のものでした。

 

 注文を受けて製作し、

 お城や館、教会へと納入される絵画は、

 お金持ち専用の贅沢品。

 一般市民には到底手が届かぬものですけれど。

 

 17世紀のオランダでは、

 庶民の家の壁に、絵画が……!

 

「わふふッ♫」

「ぐるる!」(←訳:いいね!)

 

 それは、

 17世紀のオランダが

 貧富の差が比較的少なく、

 豊かで安全な暮らしを実現させていたため、と

 著者・中野さんは分析しています。

 

 暮らしが落ち着いてれば、

 知的好奇心は高まって識字率が上がる、

 文化が――絵画が、

 身近なものになってくる。

 

 フェルメールさんも、

 そんな“時代の空気“の中で

 傑作を生み出していったんですね。

 

「やぱりィ、だいじィ~なのはァ」

「がるぐる!」(←訳:平和です!)

 

 東京展や大阪展は観れなかったけど、

 旅行シーズンでもあるし、

 宮城県美術館の

 『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』に

 これから行くぞ~!

 という御方に。

 

 展覧会には行ったわ!楽しかったわよ!

 という方々にも

 おすすめの一冊です。

 

 もちろん、

 フェルメールさんの作品を熱愛する方々も、

 ぜひ~♪

 

 

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~ 波間に見る夢 ~

2022-10-26 21:40:37 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 おつかれさまァ~なのでスゥ!」

「がるる!ぐるるがるぐるる!」(←訳:虎です!完走に感謝だよう!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 昨日10月25日、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』主演の

 小栗旬さんが出演部分の撮影を完了したと

 発表がありましたね。

 小栗さんありがとー!お疲れさまでした!

 と心からの拍手を送りながらの読書タイムは、

 さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

   ―― 新知見!武士の都 鎌倉の謎を解く ――

 

 

 著者は伊藤一美(いとう・かずみ)さん、

 2021年12月に発行されました。

 はい! 『鎌倉殿の13人』へのリスペクトをこめて、

 鎌倉にお住まいの著者さんによる

 “都市・鎌倉“の謎解きめぐりと参りましょう~!

 

「いまはァ~かんこうちィ!」

「ぐるがるるる!」(←訳:昔は政権都市!)

 

 800年前の、生まれたばかりの鎌倉から、

 将軍が去った後の鎌倉まで。

 本文は、

 

  第一部『鎌倉武士の人間模様』

  第二部『“かまくら“が刻んだ土地の記憶』

  第三部『幕府滅亡後の鎌倉と戦国』

 

 の3部で構成されていますが、

 著者・伊藤さんが重視しているのは、

 生活感、でしょうか。

 

 御家人さんたちが食べた名物料理の食材は?

 有力御家人さんが暮らす高級住宅地はどこ?

 発掘跡から分かる中世のおトイレ事情とは?

 

「はッくつゥすればァ~」

「がるるるぐっるぅる!」(←訳:あれこれ解っちゃう!)

 

 先日ご紹介しました

 『キーパーソンと時代の流れで一気にわかる鎌倉・室町時代』

 では、

 “由比ヶ浜は処刑場や戦場になっていた”

 という箇所にドキリとさせられました。

 

 この御本にも鎌倉の浜辺情報は

 載っているかなぁ?と読み進めてゆけば、

 あら、131ページには

 ↓こんな題名の文章が!

 

 『舶来製品で東アジアの海とつながっていた鎌倉の海』

 

「わほゥ! ひがしィあじあッ?」

「ぐるるがる!」(←訳:ロマンだね!)

 

 和賀江島(わかえのしま)は、

 現存する日本最古の築港遺跡。

 

 位置的には、

 由比ヶ浜よりちょっと東の、

 材木座海岸にあります。

 

 この和賀江島港の

 建築計画に許可を出したのは、

 北条泰時さん。

 

 そして、港の竣工などに係わったのが、

 北条御内人(みうちびと)の

 平盛綱(たいらのもりつな)さん他の武士たち。

 

「もりつなッ?」

「がるぐる!」(←訳:鶴丸さん!)

 

 太郎くんと鶴丸くん。

 ふたりは、実朝さんの遺志を継ぐかのように

 鎌倉~アジア間の海上貿易を目指したのか――

 と想像すると、

 『鎌倉殿の13人』の続編も

 見てみたくなりますね。

 

「みたにさァ~んッ!」

「ぐるるる~!」(←訳:後日譚を~!)

 

 合戦、政争、地理、

 宗教、庶民の生活を綴った《鎌倉》エピソード集は、

 『鎌倉殿の13人』愛聴者の方々に、

 歴史好きな活字マニアさんにもおすすめです。

 

 執権・義時さんの、

 いえ、

 伊豆の豪族の子・小四郎くんの物語が

 どのような浜辺に流れ着くのか、

 思いを馳せつつ、

 ぜひ、一読を♪

 

 

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~ 今日もまた、修行に? ~

2022-10-25 21:48:53 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ぱふゥ~…だるだるゥ~…」

「がるる!ぐるぅがる~…」(←訳:虎です!ヘヴィです~…)

 

 こんにちは、ネーさです。

 またもワクチン接種の副反応と闘っております……

 けっこうキツくてヨロヨロなのです……が、

 こんな時こそ読書でパワーをチャージすべし!

 というワケで、

 本日は、↓こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

        ―― マイ修行映画 ――

 

 

 著者は みうらじゅん さん、2022年6月に発行されました。

 イラストレーターにして最強の仏像マニア、

 《ゆるキャラ》の命名者であり、

 2005年には日本映画批評家大賞功労者章を受賞した

 才人・みうらじゅんさんが著したこの”映画“本は、

 

  《本書は決して映画評論の類いではない》。

 

「むぷぷぷふッ!」

「ぐるるるっ!」(←訳:くすくすっ!)

 

 雑誌『映画秘宝』に連載された

 《映画評論ではない》エッセイ×マンガは、

 いわば、みうらさんの“修行の記録“。

 

    映画館は僕にとって

    日常からの逃避の場であり、

    道場でもある。

 

 時には、

 いえ、けっこうな確率で、

 あんまり自分の好みじゃないなぁ……

 と思う作品に当たってしまい、

 『つまらな……』

 が口から零れそうになっても、

 みうらさんは、

 

    そこがいいんじゃない!

 

 と、自身を叱咤するのです。

 

 己の常識の狭さから

 未知なる世界を拒んではいかん!

 ここは道場。

 これは修行。

 すべて修行なのだと考えて、

 とにかく、まあ観てみることにしようじゃないか。

 

「おししょうゥさまッ!」

「がるるぐるるる~!」(←訳:ついてゆきます~!)

 

 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』

 を、みうらさんは↓こう呼びます。

 《安請け合い映画》。

 

 『キングコング:髑髏島の巨人』は、

 《よろしく哀愁映画》。

 

 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は、

 《フーテンのハンさん映画》。

 

 『キャプテン・マーベル』は

 《グッド・デザイン賞映画》。

 

 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、

 《ボンドはつらいよ映画》。

 

 どういった理由で

 その作品をそう呼んだのか、

 みうらさんの“絵解き“とマンガが

 添えられているのですけれど、

 ふっふっふ、楽しいです♪

 

 そうですよねえ、

 ボンドを演じるダニエル・クレイグさんの表情には、

 俺つらいんだよ辞めたいんだよ

 勘弁してくれよもう……

 っていう心の声がありありと?

 

「しゅぎょうゥ、なのでス!」

「ぐるるるがるぐるる!」(←訳:俳優業も修行なのだ!)

 

 修行の心地で映画館の座席に着けば、

 スクリーンに浮かび上がるのは

 “悟り”への扉……?

 

 大いに共感してしまいかねない

 笑いと涙と艱難辛苦の映画エッセイ80篇は、

 映画好きな方々、

 サブカル好きな活字マニアさんにおすすめですよ。

 ぜひ、一読してみてくださいね~♫ 

 

 

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~ 森の旅へ、記憶の旅へ ~

2022-10-24 21:50:54 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 あううゥ、ちゅうしゃッ、こわいィ~…!」

「がるる!ぐるがるぐるるる!」(←訳:虎です!大人でも怖いよう!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今日はワクチン接種の予約を入れてあるのです……

 大人でも、ええ、やっぱり注射は怖いのです……

 副反応が軽く済むようにと祈りつつ、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

     ―― スタンド・バイ・ミー ――

 

 

 著者はスティーヴン・キングさん、

 原著は1982年に、

 画像の日本語文庫版は1987年に発行されました。

 英語原題は『The Body』、

 もはや知らぬ人がいないほどの“名作”となった

 映画『スタンド・バイ・ミー』の原作小説です。

 

「きこえてェくるのでスゥ~!」

「ぐるがる!」(←訳:あの歌が!)

 

 『スタンド・バイ・ミー』と聞いただけで、

 ベン・E・キングさんの歌声が

 自動的に脳内再生されてしまう御方も

 大勢おられることでしょう。

 

 スティーヴン・キングさんが著した原作小説は、

 中編4作品を収めた分厚い単行本

 『DIFFERENT SEASON』中の1篇として

 発表されました。

 

 4作品のうち『スタンド・バイ・ミー』は

 いちばん早くに書いた作品なのだと、

 御本冒頭の『はじめに』で

 キングさんは回想し、

 ↓こんな風に形容しています。

 

 《発見の旅に出かける田舎町の四人組の少年たちの話》

 

「みじかいィけれどもォ~…」

「がるるぐるるる!」(←訳:確かに旅でした!)

 

 1959年、

 米国オレゴン州のキャッスルロック。

 12歳の少年4人が、

 或る目的を抱いて旅に出ました。

 

 死体を探しに。

 

 森のどこかにある死体を探し当てれば、

 有名になれる。

 英雄になれる。

 

「しィ~ッ! ひみつゥでス!」

「ぐるがる!」(←訳:内緒だよ!)

 

 ちょっと死体を探しに行ってきま~す、

 なんて、とても親たちには言えません。

 それに、

 少年たちより年上の、不良グループの面々も

 死体を見つけたがっている……

 

 ひっそり、こっそり、

 本当の目的を隠し、

 森へと踏み込んでゆく

 語り手の『わたし』ことゴーディと、

 クリス、

 テディ、

 バーンの4人。

 

 彼ら4人は、

 英雄になれるのか――

 

「みちのりィはァ、けわしくゥ~」

「がるるるるるぐる?」(←訳:アクシデント続出?)

 

 原作小説と映画の違いは、

 少年たちが背負っている、いえ、

 背負わされている苦難の詳細を

 キングさんの筆が余さず記しているところでしょうか。

 

 また、4人の少年が住む

 キャッスルロックという田舎町の、

 良い面も、

 最悪な面も。

 

 そうして、物語の終盤――

 キングさんは

 “原作者のみに許された特権“として、

 旅の後の日々をも

 抜かりなく描写してゆきます。

 

「たびのォおわりィはァ~…」

「ぐるるがる~…」(←訳:切ないかも~…)

 

 ひとつの旅が終わり、

 また新しい旅へ。

 

 作家・キングさんのファンの方々、

 宝物のように映画『スタンド・バイ・ミー』を

 愛している方々にも

 原作『スタンド・バイ・ミー』は

 おすすめですよ。

 名シーン&名台詞の数々を思い浮かべながら、

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

 

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~ 猫たちの、7つの世界 ~

2022-10-23 21:30:09 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 もうすぐゥ~どくしょしゅうかんッ!」

「がるる!ぐるがるる~!」(←訳:虎です!恒例だよね~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 2022年秋の読書週間は、10月27日~11月9日の14日間。

 今年の標語は《この一冊に、ありがとう》ですよ。

 一冊? いえいえ、

 私たちに笑顔を届けてくれるすべての書物に感謝しながら、

 さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

  

 

 

       ―― 猫はわかっている ――

 

 

 著者は(収録順に)、

 村山由佳さん、有栖川有栖さん、阿部智里さん、

 長岡弘樹さん、カツセマサヒコさん、

 嶋津輝さん、望月麻衣さん、

 2021年10月に発行されました。

 《猫》と《謎》をテーマにしたアンソロジーです。

 

「ごろごろごろォ~んッ♫♪」

「ぐるぅーるがるるる!」(←訳:ソファーでごろろん!)

 

 ソファーで、長椅子で、

 もしくは、気が早いけれど炬燵で温まりながら、

 の~んびり読みたい短編7篇には、

 どれもしっかりニャンコたちが絡んできます。

 

 ここでは、

 7作品の中から

 有栖川有栖さん著『女か猫か』を

 ちょっとだけ御紹介いたしましょう。

 

「きょうとォ、でスゥ!」

「がるるるる!」(←訳:学生時代の!)

 

 はい、舞台は京都で、

 物語の語り手は有栖川有栖さんことアリスさん。

 

 著者・有栖川さんの作品では

 お馴染みの設定ですが、

 このときアリスさんは

 英都(えいと)大学の大学生。

 推理小説研究会に所属して、

 ミステリを書く、よりも

 ミステリを読む、に熱中していたお年頃でした。

 

「まいにちィ~おしゃべりィ!」

「ぐるるるがる!」(←訳:先輩たちとね!)

 

 そんな日々のお喋りの、

 延長線上、といったところでしょうか。

 

 アリスさんと、

 推理研の紅一点・有馬麻里亜(ありま・まりあ)さん、

 部長の江神二郎(えがみ・じろう)さんは

 相談をもちかけられました。

 

  ―― 考えてもらいたい謎があります ――

 

「ええェ? げんじつのォなぞォ~…?」

「がるるるぐる!」(←訳:厄介事の予感!)

 

 本の中の謎は楽しいけれど、

 現実世界の謎というのは、

 また別モノですよね。

 

 あまり気が乗らず、

 尻込みするアリスさんに、

 麻里亜さんは或る言葉をささやきます。

 

 これは、いうなれば

 “密室の謎”なのだと。

 

「あはァ! みッしつゥ!」

「ぐるるがるる!」(←訳:魔法の言葉だ!)

 

 巨匠J・D・カーさんの作品のような、

 密室の謎……?

 

 そう聞かされては、

 推理研の一員として

 どうしてジッとしておられましょう。

 

「もっとォ、くわしィ~はなしをォ!」

「がるぐるる!」(←訳:実地検証を!)

 

 密室の謎と、ニャンコとの間に、

 さて、どんな関係があるのか――

 

 猫たちへの愛情が

 みっちり詰まった7作品は、

 愛猫家さんに、

 動物好きさんにもおすすめですよ。

 ニャンコたちをブラッシングしながら 

 秋の夜長の読書タイムに、

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

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~ ズシリと、国宝。 ~

2022-10-22 21:30:14 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 うゥ~むゥ……くもりィぞらッ?」

「がるる!ぐるるがる~??」(←訳:虎です!流れ星どこ~??)

 

 こんにちは、ネーさです。

 昨夜は雲が出てしまって、

 オリオン座流星群は観測できませんでした……

 今夜は見られるかな?と天気図とにらめっこしつつ、

 さあ、本日は読書をサボり、

 ↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♫

  

 

 

           ―― 国宝 ――

 

 

 東京・上野の東京国立博物館[平成館]にて、

 会期は2022年10月18日~12月11日(月曜休館)、

 『TOKYO NATIONAL MUSEUM: ITS HISTORY AND NATIONAL TREASURES』

 と英語題名が、

 『東京国立博物館のすべて』

 と日本語副題が付されています。

 

「そうりつゥ~きねんッ、なのでス!」

「ぐるるるる!」(←訳:祝150年!)

  

 東京国立博物館(東博)は、

 令和4年(2022年)、創立150年を迎えました。

 

 この展覧会では、

 約12万件にものぼる東博の収蔵品の中から、

 国宝89件すべてを含む名品計150点が展示されます。

 

「こふんじだいィのォ、はにわッ!」

「がるぐるる!」(←訳:古今和歌集!)

「ふうじんッらいじィ~んッ!」

「ぐるるがる~!」(←訳:三日月宗近~!)

 

 そう!

 特に注目したいのが、

 刀剣の展示室『国宝刀剣の間』ですよ。

 

 『三日月宗近』をはじめ、

 『童子切安綱(どうじきりやすつな)』、

 『大包平(おおかねひら)』、

 『観世正宗(かんぜまさむね)』、

 『大般若長光(だいはんやながみつ)』他、

 国宝の刀剣19件が出展されます。

 

 また、

 絵画作品や工芸作品は作品によって

 期間中に展示入れ替えがあるのですが、

 刀剣は展示替えの予定がありません。

 会期中のいつ訪れても、

 国宝の刀剣と会える!

 ということですね。

 刀剣ファンの方々は――

 

「ひッけんッ!」

「がるる!」(←訳:だよね!)

  

 展示期間については、

 菱川師宣さんの『見返り美人』は10/18~11/13、

 尾形光琳さんの『八橋蒔絵螺鈿硯箱』は11/15~12/11,

 というように、

 期間中に一部作品の展示替えや、

 展示画面の変更なども行われるそうです。

 

「ちけッともォ、じぜんにィ~かくほッ!」

「ぐるがるぐる!」(←訳:そこ大事です!)

 

 ええ、そうなんです。

 この展覧会では、

 当日券の扱いがありません。

 すべてのチケットが、

 事前予約制(日時指定)になっていますので、

 展示替えのスケジュール等も併せて、

 詳細は博物館HP、

 もしくは展覧会公式サイトで

 ご確認くださいね。

 

 明治に生まれ、大恐慌や関東大震災、

 大戦の空襲……数々の危難を乗り越えてきた

 東京国立博物館の特別展へ、

 皆さま、ぜひ~♪

 

 

 

   では、ここでオマケ画像も、ジャーンと!

   

   『明治』さんの

   《果汁グミ 期間限定 ダークチェリー》は、

   ダークチェリーと、すももの果汁をミックス!

   「もぐぱくッ!」

   「がるぅる~!」(←訳:うみゃい~!)

   ダークチェリー&すもも、

   両方とも大好きな果実なので、

   底なしに食べまくってしまいそうです。

   食欲の秋とはいえ、

   美味しいモノの食べ過ぎに注意しながら、

   皆さま、どうか穏やかな休日を♪

   

   

   

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