テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ さまよえる《本好き》の物語 ~

2020-08-31 22:26:20 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 はやくもォ、さんがくゥ!」
「がるる!ぐるがるる!」(←訳:虎です!激坂だよう!)

 こんにちは、ネーさです。
 《2020ツール・ド・フランス》第2ステージ、
 ニース郊外の山岳コースを制したのは
 ジュリアン・アラフィリップさん(国籍はフランス)!
 明日の第3ステージも坂が続くわよ!
 ガンバって!と声援を送りながら、
 さあ、読書タイムもスタートしますよ。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  



    ―― 本の読める場所を探して ――


 
 著者は阿久津隆(あくつ・たかし)さん、
 2020年の7月に発行されました。
 ……ええ、本好きな方々にとっては、
 これは”永遠の命題”とも言える重要事項ですよね。
 すなわち――

 《どこで読むか》。

「むむゥ~んッ? えェ~とォ?」
「ぐるるがるるる~?」(←訳:どこがいいかな~?)

 どこで? 何処でって、どこでもいいじゃん?
 お家じゃ、駄目なの?
 
「うむゥ、そこがァもんだいィでス!」
「がるぐるるる~…」(←訳:微妙だよねえ~…)

 買ったばかりの本、
 発売を待ち焦がれていた一冊、
 あるいは、
 長く大事にしている愛読書。

 じっくり読みたい、
 読み返したい。けれども。

 自宅で読むのが簡単じゃないときもある。
 家事や用事が溜まっていたり、
 つい家族と喋りこんじゃったり、
 集中して読むのは、なかなか難しい……

 じゃあ、ブックカフェはどうだろう?

 と思い立った阿久津さんでしたが。

「わッ! こんざつゥしてるゥ!」
「ぐっるるがるるるる?」(←訳:けっこう騒々しいよ?)
「げんめつゥでス~…」

 それなら、図書館は?
 コーヒーチェーン店は?
 いや、どちらも違うなぁ……。

 理想の“読む場所“、”読める場所“を探し求め、
 とうとう阿久津さんは
 或る境地に到達します。

「……つくるゥ?」
「がるる~!」(←訳:作ろう~!)

 心ゆくまで“本の読める“お店、
 『fuzkue(フヅクエ)』
 を興すまで。

 ややこしくも、
 こだわりと喜びに満ちたその過程を、
 阿久津さんはごく正直に記します。

   僕は、ただ、読書が楽しい、
   読書が好き、読書が趣味、それだけだ。

   気づきや学びや成長とかのことは
   よく知らない。
   楽しければいい。
   読書は楽しければ楽しいほどいい。

   読書を特権化してはいけない。
 
   読書は楽しい、だからする。
   読書は心躍る、だからする。

   どうにか生き続けていくために、
   なくてはならないものなんだ。

 ああ、活字マニアさんなら、
 身に覚えがありそうな……
 というより、
 心当たりありまくり、のような……。

「ぷふふッ♪」
「ぐるるっ♫」

 理想の“読める場所”を探り、
 考えに考え抜き、
 工夫の上にも工夫を凝らす、
 阿久津さんの挑戦の旅。

 活字マニアさんにとって、
 あるある!
 そうなんだよ!
 の共感がそこここに溢れる
 真剣かつ愉快な
 《本好き》ドキュメンタリー作品、
 皆さま、ぜひ一読してみてくださいね~♪


 
 
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~ ぱくりと、一服 ~

2020-08-30 22:25:14 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ありがとうゥ、とッしまァえェ~んッ!」
「がるる!ぐーるがるぅ!」(←訳:虎です!ツール開幕ぅ!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日の朝刊に掲載された《としまえん》のサヨナラ広告は
 私たち都民の涙を誘いました……
 一方、現地時間8月29日に開幕を迎えたのは、
 《ツール・ド・フランス2020》!
 感染拡大が懸念される中、
 選手さんたちはパリへゴール出来るのか……?
 遠くフランスへ、そして《としまえん》へも
 精一杯のエールを送りつつ、
 さあ、ここからは読書タイムです。
 本日は、こちらの雑誌を、どうぞ~♪

  



    ―― SAVVY 2020年 10月号 ――



 関西を拠点とするエルマガジン社から発行されている
 月刊誌『SAVVY(サヴィ)』の10月号は、
 はい、御覧の通り、
 『抹茶ときなこ』を特集していますよ。

「まッちゃッ♫ きなこォ~♪」
「ぐっるるる!」(←訳:秋っぽいね!)

 よぉし、食欲の秋が来たぞ!
 ということでしょうか。
 
 もはや夏季のみならず
 通年メニューと化している
 かき氷、パフェ……
 目の前で作ってくれる
 ぷるぷるのわらび餅……

 はぁ~…なんて美味しそうなんでしょう。

「それだけェじゃァないィのでス!」
「がるる~!」(←訳:学ぼう~!)

 きな粉。

 日本料理、
 とりわけ和菓子によく用いられる
 きな粉という食材は、
 はてさて、どうやって作っているんでしょう?

 本文72~75ページにかけて
 レポートされているのは
 《きなこができるまで》。

 大阪・平野の『向井珍味堂』さんと、
 京都・上桂の『美濃与』さん、
 ふたつの有名きな粉メーカーさんにおける
 きな粉の製造過程が解説されています。
 これを読むと、

 大豆を挽いて、
 粉にしたものが、きな粉。

 だなんて、
 言えなくなります。

「いくつものォこうていィ、ひつようゥでス!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:種類もいろいろ!)

 まず、原料となる豆をチェックし、
 異物を取り除く。
 焙煎して、
 その後、冷却。
 粗く粉砕したら、
 風をかけて大豆の表皮を飛ばす脱皮という作業を行い、
 さらに細かく粉砕し、
 計量して、仕上げ。

 大豆の産地や、
 焙煎の加減によって香ばしさを調節し、
 何種類どころか、
 何十種類ものきな粉を作り分ける――

「ばいせんッ、でスかァ~…」
「がるるぐるがるる!」(←訳:そこが肝心なんだ!)

 26~27ページで紹介されているのは、
 神戸市中央区にある割烹
 『但(たん)』さんの
 温かいわらび餅(¥1.600)。

 出来立てのわらび餅に、
 サクッときな粉をふって、
 抹茶もふって。

「いいなァ~!」
「ぐるるがるるるるぅ!」(←訳:食べに行きたいよぅ!)

 GO TOトラベル キャンペーンに
 私たち東京在住者が参加できないのは、
 ああ、まことに無念です。

 が、いますぐには関西へ旅行できない方々も、
 何くれとなく忙しくて旅行をする時間が取れぬ方々も、
 京都や大阪ではどんなスイーツが流行りつつあるのか、
 新しくオープンしたお店や、
 注目のパティシエさんについての情報に、
 ぜひ、胸躍らせてみてくださいね。
 
「あまいィものォ、だァ~いすきィなァおかたにィ!」
「がるるるるぐるがる!」(←訳:おすすめの一冊です!)
 
 

 
 
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~ 工芸、最新&最前線! ~

2020-08-29 21:39:05 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わううゥ、しょんぼりィ~なのでス~…」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!悲しいよ王さま!)

 こんにちは、ネーさです。
 俳優チャドウィック・ボーマンさん病没の報に
 胸が苦しくなりました……
 信長公に仕えたアフリカ生まれの侍・弥助さんの冒険を
 ボーマンさん主演で映画化すると聞き、
 とても楽しみにしていたのですが……
 心よりご冥福をお祈りしながら、
 さあ、ここからは涙を拭って、
 読書……ではなく、久々に展覧会情報をお送りしますよ。
 こちらを、どうぞ~!
 
  



     ―― 和巧絶佳(わこうぜっか) ――



 東京・港区東新橋のパナソニック汐留ミュージアムにて、
 会期は2020年7月18日~9月22日
 (休館日は7/22,8/12~14、8/19、9/9、9/16)、
 『CONTEMPORARY JAPANESE CRAFTS』と英語題名が、
 『令和時代の超工芸』と日本語副題が付されています。

「おひさしぶりィ~のォ、みゅぜッ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:ドキドキするよ!)

 そうね、今春夏はコロナ禍ゆえの臨時休館が相次ぎ、
 現在もまだ多くの博物館や美術館は通常の開館状態では
 ないようですけれど、
 こうして展覧会のチラシ(フライヤー)を
 手に取ることが出来て、
 私ネーさ、感慨に浸っておりますよ。

「ふむふむゥ、これはァ~…」
「がるるぐるるるる!」(←訳:日本の工芸最前線!)

 近年、人気と話題が沸騰しているのは、
 《明治の超絶技巧》と呼ばれる工芸美術品ですね。

 対して、この展覧会では、
 令和の時代――つまり現代の、
 最も注目されている12人の作家さんの作品に
 光が当てられています。

「ひゃわッ! きらきらァでス!」
「ぐるがるるるぐる~!」(←訳:これ見たことある~!)

  

 ↑上の画像の、向かって左側は、
 高橋賢吾さんの《flower funeral -cattle-》。
 TVの美術番組で大きく取り上げられた作品ですね。

 向かって右は、
 山本茜さんの《無我》……
 まあ!硝子製の香合ですって!

  

 ↑こちらは……あ、テディちゃがちょっと見切れちゃったわ。

「むきゃッ!」
「がるっ!」(←訳:ぷふっ!)

 えへん、失礼しました、上の画像の作品は、
 橋本千甲毅さんの《花蝶螺鈿蒔絵箱》……
 なんという細密ぶり!

  

「あッ、これッてェ!」
「ぐる~!」(←訳:金魚~!)

 はい、以前に拙ブログでも御紹介しましたね、
 深堀隆介さんの作品も出展されています。
 上の画像は、《四つの桶》ですよ。

「しッぽがァ、かわゆいィ~のでス!」
「がるるぐる!」(←訳:夏模様だね!)

 日本伝統の《和》の美、
 手わざの極致に挑む《巧》の美、
 工芸素材の可能性を探る《絶佳》。
 
 工芸の新たな可能性を問うこの特別企画展は、
 チケットの時間指定前売りや
 入場制限などはおこなっていないようですが、
 詳細については
 美術館HPをご参照の上、
 お出掛けくださいね。

「こうげいィだいすきなァかたがたにィ~」
「ぐるるるがる!」(←訳:おすすめです!)




 
    では、ここでオマケ画像も……!
   
    『カルビー』さんの
    《極じゃが 燻製胡椒味》で
    カロリーと塩分を補給です……
    今日のここ八王子は暑すぎて……
    私ネーさ、もう熱中症寸前で……
    「あきかぜェ、こいしィでスよゥ!」
    「がるるぐっるるるる!」(←訳:涼しくなっておくれ!)
    皆さま、どうか御自愛しつつ、
    穏やかな休日を……!




    
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~ みどりの ためいき ~

2020-08-28 22:31:18 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ほわわッ! にッきちょうゥ??」
「がるる!ぐるるるーる!」(←訳:虎です!カレンダーも!)

 こんにちは、ネーさです。
 雑貨店さんで、通販のショップさんで、
 2021年版の手帳やカレンダーが
 販売され始めましたね。
 どれにしようかなぁ~と迷ったり、
 いや決めるにはまだ早過ぎる!と踏み留まったり、
 お買い物シミュレーションを楽しんだあとは、
 さあ、読書タイムです♪
 本日は、こちらのアンソロジーを、どうぞ~!

  


 
       ―― 森の文学館 ――



 編者は和田博文(わだ・ひろふみ)さん、
 2020年7月に発行されました。
 [緑の記憶の物語]と副題が付されています。

 収録されているのは、
 《森》もしくは《緑の記憶》をテーマとした
 37の作品――
 エッセイ、小説、詩歌、
 インタビュー、とさまざまです。

「ちょしゃさんもォ、さまざまァなのでス!」
「ぐるるるがるる?」(←訳:多様性のお手本?)

 そうね、著者さんも、
 宮沢賢治さん・大佛次郎さん・五木寛之さんたち作家さん、
 寺山修司さん・倉本聡さんたち劇作家さん、
 堀口大學さん・俵万智さんたち詩人さん他、
 と、新旧の人気文学者さんが集う中で。

 ひとり、異彩を放っているのは……

「われらがァ、かんとくゥ!」
「がるぐる!」(←訳:宮崎さん!)

 ええ、これは言及しない訳にはいきませんよね。

 本文137ページから155ページにかけて
 掲載されているのは、
 宮崎駿さんへのインタビューです。

 『森の持つ根源的な力は人間の心の中にも生きている
  ――《もののけ姫》の演出を語る』

 と題された、
 おそらく映画『もののけ姫』公開時のもの、
 でしょうか。

「ないようゥ、じゅうじつゥ!」
「ぐるるがる!」(←訳:語りが熱い!)

   『ナウシカ』や『トトロ』を作っていたときは、
   いまよりもう少し幸せだった――

 衝撃的な言葉を
 さらりと吐き出しつつ、
 宮崎さんは『もののけ姫』制作にあたっての
 覚悟や意識を語ります。

   善悪の判断をつけるのは楽だけれども、
   そうじゃないところに
   人間の抱えている問題の複雑さがある。

   であるから、
   こんがらがっている部分を
   こんがらがったまま見せることにした。

   そこを小学生たちに見てほしい――

「しょうがくせいィ?」
「がるぐるるがるるるるぐるる?」(←訳:あの映画は小学生向けなんだ?)

   我々が信じているのは、
   深い森の中に
   なんのためにというのでもなく
   聖なるものが存在している。

   そこが世界のヘソであり、
   自分もいつか
   その清らかなところに
   帰りたいと思っている――

 宮崎さんが考える
 日本人の死生観と、
 屋久島の大樹から感じる
 古代の生命力へと行き着くインタビューは、
 そう長くはないのですが、
 読み応えはヘビー級です。

「もりのォなかにはァ~…」
「ぐるるがるるるる!」(←訳:何かがいるんだよ!)

 宮崎さんのお話と
 どこか通ずるところがあるのは、
 本文256ページ、
 大佛次郎(おさらぎ・じろう)さんの
 『森の感覚』
 でしょうか。

 『鞍馬天狗』で知られる作家さんは、
 パリ郊外の森を歩きながら
 故国の森と比較します。

   日本には山林はあるが
   平地の森林は残されていない。

   森をわれわれの身近くに
   呼び戻す方法はないのだろうか?

「よびもどしたいィ~でス!」
「がるるるぐるるがるる!」(←訳:そしたら世界が変わる!)

 森への思いが重なるアンソロジーの表紙は、
 大人気の画家・ヒグチユウコさんによる
 ミステリアスなイラストレーションです。

 書店さんの文庫コーナーで、
 ヒグチさんのこのイラストを見つけたら、
 アンソロジー好きな活字マニアさんも、
 ジブリアニメ好きな方々も、
 ぜひ、手に取ってみてくださいね♪

 
  
 
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~ うつくしきひとを 偲びつつ ~

2020-08-27 22:26:26 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ひんやりィでェ、おいしィ~♪」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!みんな大好きさ!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日8月27日は《ジェラートの日》。
 美味しい冷菓の記念日が、
 どうしてこの日に制定されたのかというと……
 はい、本日の読書タイムは、
 その“理由”となった或る女性の写真集を、
 さあ、どうぞ~♫

  



      ―― AUDREY STYLE ――



 編者は小西治美さん、別府 笑さん、
 2020年6月に発行されました。
 『飾らない生き方』と副題が付されています。

 そう、8月27日が《ジェラートの日》になったのは、
 オードリー・ヘプバーンさんの主演作
 『ローマの休日』公開日が
 1953年の今日――8月27日だったから!

 日本での公開は、
 翌1954年の4月なんですけど、
 皆さま、憶えておいでですよね。

 映画の中のワンシーン、
 アン王女を演じるオードリーさんが、
 スペイン階段を下りてくる場面で
 ジェラートを手にしていたのを♪

「ふァいッ! おいしそうゥでしたでス!」
「ぐるがーるる”ぐる”がるる!」(←訳:あのシーンが”理由”なんだ!)

 アカデミー賞にゴールデングローブ賞、
 英国アカデミー賞、ニューヨーク批評家協会賞など、
 多くの賞を受賞した『ローマの休日』は、
 映画史に輝く名作……
 というよりも、
 オードリーさんのデビュー作品として
 認識している御方が多いかもしれません。

 この御本には、
 『ローマの休日』はもとより
 『麗しのサブリナ』『戦争と平和』
 『パリの恋人』といった映画作品、
 舞台『オンディーヌ』、
 撮影所でのオフショット、
 映画の宣伝用スチル写真、
 ユニセフ親善大使としての活動時のもの、
 自宅でのプライベートな写真も
 収録されています。

 表紙になっているモノクローム写真は、
 写真好きな方々は、
 お気付きでしょうけれど――

「このォ、ふんいきィはァ~…」
「がっるる!」(←訳:やっぱり!)

 撮影者は、デニス・ストックさん(1928~2010)。

 ストックさんの作品で最も有名なのは、
 雨のNYで
 ジャームㇲ・ディーンさんを撮った作品でしょうか。

 J・ディーンさん、
 オードリーさんの他にも、
 グレース・ケリーさん、
 キャサリン・ヘップバーンさん、
 ローレン・バコールさん、
 M・モンローさん、
 劇作家アーサー・ミラーさん、
 音楽家のマイルス・デイヴィスさんや
 ルイ・アームストロングさんたちが
 ストックさんの被写体になりました。

「わァおッ! ごうかァなのでス!」
「ぐるーがるる!」(←訳:スター勢揃い!)

 ストックさん撮影の作品をはじめ、
 収録されている写真には、
 それぞれ短いながらも
 雄弁な解説が添えられていて、
 オードリーさんのファンの方々には
 おすすめですよ。

 私ネーさが大々好きなオードリーさんの映画は、
 ビリー・ワイルダーさんの見事な上にも見事な脚本、
 ジバンシーさんの衣装の美しさと
 オードリーさんのコメディエンヌぶりがハジケる
 『麗しのサブリナ』(1954)ですけれど、
 はたして貴方が
 《いちばん!》
 に推したい作品は?

「ううゥ~…まよッちゃうゥ!」
「がるるる!」(←訳:選べない!)

 オードリーさんの功績を偲びつつ、
 皆さま、ぜひ手に取ってみてくださいね~♪
 
 

 
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~ 心臓ヒヤリ!の半世紀 ~

2020-08-26 22:05:19 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あわッ、あわわッ! たいだんッしちゃうのッ??」
「がるる!ぐるるるるる~1」(←訳:虎です!信じられない~!)

 こんにちは、ネーさです。
 リオネル・メッシさんがバルセロナを退団する?
 新監督と衝突ですって??
 世界のサッカー地図は一変してしまうのかと
 ちょっぴり不安を覚えつつも、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらの新書を、どうぞ~♪

  



     ―― 萩原編集長 危機一髪! ――



 著者は萩原浩司(はぎわら・ひろし)さん、
 2020年7月に発行されました。
 『今だから話せる遭難未遂と教訓』と
 副題が付されています。

 前回記事で御紹介しました
 『ポルトガル名建築さんぽ』が
 ”見るノンフィクション“だとするならば、
 こちらは“読むノンフィクション”、
 しかも――

「やまのぼりィ、なのでス!」
「ぐるるる!」(←訳:本格的な!)

 著者・萩原さんは、
 大学時代は山岳部に所属、
 卒業後は山と渓谷社に入社して、
 山岳雑誌『山と渓谷』、
 クライミング専門誌『ROCK&SNOW』の編集に携わった
 筋金入りの山男さんです。
 山好きな方々には、
 NHK-BS1『実践!日本百名山』のレギュラー解説者さんとしても
 お馴染みですね。

 現在は日本山岳会常務理事である萩原さん、
 50年にも及ぶ登山歴を振り返ってみれば……

「あぶなかッたァ~のでスゥ!」
「がるるるぐるがっる!」(←訳:ヒヤヒヤものだった!)

 と言いたくなる窮地は、
 一度や二度じゃなかった!のだそうです。

 そんな萩原さんの《危機一髪!》の数々が、
 この御本の中で語られているんです、けれど、も……
 いやもう、
 怖すぎます!

「のんふぃくしょんのォ、はくりょくゥ!」
「ぐるる~!」(←訳:冷や汗~!)

 幕開けとなる第1章の題名は
 『落石』。

 1993年、萩原さんは取材チームを組み、
 日本第二位の高峰・北岳の尾根を登っていました。

 そこは”日本で最も高所にある岩場”
 北岳バットレス第4尾根。
 アルパインクライミング入門者ルートとして
 たくさんのクライマーさんたちに
 親しまれている場所で、
 ふと。

「……いやァ~なァ、よかんッ??」
「がるぐるるるるぅ!」(←訳:心がざわつくよぅ!)

 逃げよう。

 仲間の二人にそう告げ、
 萩原さんは先頭に立って第5尾根へと
 移動を開始しました。

 移動を終えて気を取り直し、
 撮影とクライミングを楽しみながら、
 無事に第5尾根を登り終えたとき――

「むむッ、あれはッ」
「ぐるる??」(←訳:地鳴り??)

 雷のような轟音が響き、
 巨大な白煙が山肌に!

 特大級の岩雪崩が、
 第4尾根を覆っています!

「わふふゥ! いのちィびろいィ!」
「がるぐるるる!」(←訳:心臓バクバク!)

 もし、あそこであのまま、
 登り続けていたら……?

 いえ、この御本は
 ミステリのようなフィクションではないものの、
 これ以上のお喋りは
 ネタバレになってしまいそうなので、
 控えることにしましょう。

 しかし、
 第1章の『落石』に始まり、
 第2章『雪崩』、第3章『落雷』、
 第4章『転落』……と、
 危機また危機が全10章も!
 
「ふゥ~…やまおとこッてェやつゥはァ~…」
「ぐっるがるる!」(←訳:困ったもんだ!)

 穂高岳、谷川岳、
 羊蹄山や富士山、
 ニュージーランドのサザンアルプス、
 そしてヒマラヤで、
 萩原さんの足元に忍び寄る陥穽とは。
 その陥穽に気付き、
 危険を見抜くための心構えとは。

 心臓が本当に早鐘を打ちそうな
 ハラハラドキドキの山岳ノンフィクションは、
 怖くもあり、
 しんみりともさせられます。
 気高き山々に敬意を払いつつ、
 皆さま、ぜひ、一読してみてくださいね~♪ 
 

 
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~ 最西の国にて ~

2020-08-25 22:34:50 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ♪りんりりんッ♪りりりりィり~んッ♪」
「がるる!ぐるるる!」(←訳:虎です!りんりん!)

 こんにちは、ネーさです。
 気付けば、蝉くんの声よりも大きく響く
 秋の虫くんたちの歌を聞きながら、
 さあ、読書タイムですよ。
 前回&前々回の生物ノンフィクションから趣向を変え、
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

  



      ―― ポルトガル名建築さんぽ ――



 著者は矢野有貴見(やの・ゆきみ)さん、
 2020年6月に発行されました。
 『Architectural Masterpiece in Portugal』と
 英語題名が付されています。

「ぽるとがるゥ~??」
「ぐるるるる!」(←訳:飛んだねえ!)

 ええ、『看板建築』や『東京モダン建築』など、
 拙ブログでは
 建築お散歩本を度々御紹介しておりますが、
 日本から一気に飛んで、
 ここはユーラシア大陸の西端、
 ポルトガル共和国……

 直行便、残念ながら有りません。
 日本からポルトガルへ行きたいのなら、
 ヨーロッパの主要都市経由で
 リスボン、ファロ、ポルトなどの
 国際空港へランディングしましょう。

「とおいィ~!」
「ぐるるるるがるるるる!」(←訳:15時間はかかりそう!)

 欧州最西端の国ですものね、
 到着までには長い時間がかかりますが、
 著者・矢野さんはそんな“遠国“に
 すっかり魅了されてしまったのでした。

 きっかけは、
 ポルトガル出身のマノエル・デ・オリヴェイラ監督の長編映画
 『アブラハム渓谷』(1993年)
 を観たこと。

 ポルトガルの建築に興味を持った矢野さんが、
 初めて訪れたポルトガルの地で目にしたのは、
 想像以上の美しさ……!

「それじゃあァ、もうッ!」
「がるるぅるるる!」(←訳:惚れちゃうよね!)

 この御本では、

 Chapter1『リスボン&近郊の街』
 Chapter2『ポルト&北部地方』
 Chapter3『中部地方とトマール』 
 Chapter4『アレンテージョ地方』
 Chapter5『アソーレス諸島』
 
 と、5つの章に分けて、
 ポルトガルの建築物を中心に、
 歴史や地域ごとの食べ物などが
 写真と文章で紹介されています。

「うゥ~むゥ! これはァ、ほんとにィきれいィでス!」
「ぐるるがる!」(←訳:優美で繊細!)

 隣国のスペイン、
 さらにそのお隣りのイタリアの建築とも
 似ているようで、
 どこか違う。

 リスボンの、
 サンタ・ジュスタのエレベーターと、連絡橋。

 世界で最も美しい書店として有名な、
 レロ書店。

 20世紀初頭に大富豪さんによって建てられた
 レガレイラ宮殿は、
 迷宮を想わせるゴシック風?

 そして、
 本土から西へ150㎞、
 アソーレス諸島のひとつサン・ミゲル島の、
 緑の清々しいこと!

「おとぎィばなしィ~みたいィでスゥ!」
「がるぐるがるる!」(←訳:絵になる国だねえ!)

 また、ポルトガル建築の特徴として
 挙げねばならないのはタイル!ですね。

 華やかな絵付けタイルは
 『アズレージョ』と呼ばれ、
 建物の外壁を飾り、
 内装の重要なアクセントにもなっています。

 リスボアにある国立アズレージョ美術館(22ページ)、
 フレスカ村のアズレージョ工房(46ページ)、
 御本巻末のアズレージョ コレクション……
 絵付けタイル好きな私ネーさ、
 ガン見してしまいました~♪

「れきしもォ、けんちくゥもォ~」
「ぐるる!」(←訳:魅力的!)

 フランス、スペイン、イタリア、
 という観光大国に近接するだけに、
 やや影が薄くなりがちなポルトガルですが、
 いえいえ、全然負けていませんよ。

 建築マニアさん、
 旅行好きな活字マニアさんも、
 必ずや惹きつけられる
 大陸最西端の国の名建築ガイドブック、
 ぜひ、手に取ってみてくださいね。
 もっちろん、タイルマニアさんにも
 激おすすめです♪

 
 
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~ 夜の世界を、てくてくと ~

2020-08-24 22:33:46 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ほわわァ! なしがァ、ごろろんッ!」
「がるる!ぐるるるるる!」(←訳:虎です!増えてきたね!)

 こんにちは、ネーさです。
 スーパーマーケットやフルーツ専門店では、
 桃やスイカの間にぐいぐいと、
 梨の実が割り込み始めましたね。
 秋が来つつあるのかも~♪と期待しつつ、
 さあ、読書タイムです。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

  



      ―― 夜のいきもの図鑑 ――



 監修は今泉忠明(いまいずみ・ただあき)さん、
 2020年4月に発行されました。
 《ざんねんないきもの事典》シリーズや
 『わけあって絶滅しました』他で人気の動物学者・今泉さんが、
 新たなジャンルへ?

「こんどォはァ~…」
「ぐるがるるる!」(←訳:夜の生きもの!)

 夜のいきものぉ?
 それって単なる夜行性の動物ってことじゃん!
 と侮るかなれ。

 夜行性の生きものたちが誕生した舞台裏には、
 アイツらの存在があったんです……!

「あいつらァ、ッてェ……」
「がっるるる!」(←訳:あっそうか!)

 恐竜。

 そう、かつて地球の王者であった恐竜の存在が、
 夜行性の生きものを生み出したきっかけでした。

 地上をのし歩く巨大な恐竜たち……
 いえ、地上だけではなく、
 空にも、海にも、
 恐竜の仲間たちが君臨し、
 ほ乳類の祖先たちには身の置き所がありません。

 でも、夜なら。

 ええ、夜陰に乗じて、ですね、
 ひよわで非力なほ乳類の祖先たちも、
 これならゴハンを探す活動ができるってもんです。

 そうして、
 前回記事で御紹介しました
 『面白くて眠れなくなる恐竜』にもありましたように、
 原因不明・時期未定ではありますが、
 栄華を極めた恐竜たちが(ほぼ)滅んだ後は。

「ほにゅうるいィがァ、しゅやくにィ!」
「ぐるるがるぐるるる!」(←訳:昼間も活動できるよ!)

 昼間か、
 それともこのまま、
 恐竜時代のやり方のまま、
 夜間の行動を続けるか。

 その選択が、運命の分かれ道。

「ひるまはァ、あかるいィけれどォ」
「がるるっるるぐるる!」(←訳:デメリットもあるよ!)

 恐竜がいなくなっても、
 弱肉強食のパワーバランスに変化はなく。

 小さい動物たちは
 いつ狩りの標的にされるかと、
 常にビクビク、怯えて暮らさねばなりません。

 じゃあどうすればいいか、と考えると……
 やっぱりね、
 強い動物から身を隠して生きるには、
 夜行性って、悪くないわよね。

「べんりィ、だしィ!」
「ぐるがる!」(←訳:安心だし!)

 御本の本文では、

 1章『夜動く生き物たちのヒミツ』
 2章『生き物たちのお騒がせな夜』
 3章『生き物たちの静かな夜』
 4章『生き物たちのせつない夜』
 5章『生き物たちのびっくり寝相』
 6章『暗闇にひそむ生き物たち』
 7章『眠りについてのオマケの話』

 と7つの章に分けて
 《夜のいきもの》たちの生態や特色を
 解説してゆきます。

 夜間活動なら任せろ!な、
 フクロウ、ヨタカ、カピバラ、コウモリたち。

 夜に集会を開いているのは、
 ネコ……じゃなくて、トラ。

 暗い中、せっせとダム作りを頑張っちゃうのは、
 ビーバーたち。

 その一方で、
 昼間だろうが夜だろうが、
 眠って眠って眠りまくるのは、
 ナマケモノや、コアラ、オポッサム、アルマジロ……。

「むゥ~んッ! ふくざつゥ!」
「がるぐるるる!」(←訳:習性いろいろ!)

 私ネーさが感心させられたのは、
 本文18ページの
 『色覚のフシギ!』。

 恐竜、霊長類、
 霊長類以外のほ乳類、
 爬虫類や鳥類、
 恐竜から進化した鳥類では
 色の見え方が違う、というのです。

 ここでも、夜型・昼型の行動の差が
 色覚の違いに関係してくる……?

「すべてのォ、かぎィはァ~…」
「ぐるるがっるる!」(←訳:恐竜が握ってる!)

 あらためて、
 恐竜の繁栄と絶滅が
 いかに後代の生きものたちに影響を与えているかを
 考えさせられるこの御本、
 恐竜マニアさんに、
 動物好きな方々にもおすすめですよ。

 児童向けとはなっていますが、
 大人な活字マニアさんも、
 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 
 
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~ 恐竜たちの、明日の顔 ~

2020-08-23 22:39:06 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 またしてもォ、はッけェ~んッ!」
「がるる!ぐるるるがるぐるる~!」(←訳:虎です!トモロヲさん好きだ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 またひとつユニークなTV番組を発見しました♪
 BSテレ東で毎週土曜日の深夜0時~0時30分放送の
 真夜中ドラマ『名建築で昼食を』。
 主演は池田イライザさんと田口トモロヲさん!
 建築好きな方々におすすめですよ。
 さあ、では、ここからは読書タイムです。
 本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~!

  


 
    ―― 面白くて眠れなくなる恐竜 ――



 著者は平山廉(ひらやま・れん)さん、
 2020年7月に発行されました。
 《面白くて眠れなくなる》シリーズの最新作は、
 はい、恐竜がテーマです。

「むゥ! さいせんたんッ、でスねッ!」
「ぐるがっるるーる!」(←訳:常にアップデート!)

 チビッ子諸氏に、
 大人さんたちにも、
 古生物学は世代を超えて大人気です、
 とりわけ、恐竜研究は特別と言えましょう。

 大型化石を発掘!
 恐竜絶滅に関する新説発表!
 なんていうニュースは、
 瞬く間に世界中を駆け巡っちゃうんですから。

「ふァいッ! きょうりゅうゥけんきゅうゥにィ~」
「がるぐる!」(←訳:国境なし!)

 この御本では、
 恐竜についての様々な論説――
 一般的に正しいとされている説、
 冒険的な分析や、
 目からウロコの新説なども
 紹介されていますが、
 著者・平山さんがベースとしているのは、
 《ハンディキャップ理論》
 という理論です。

「はんでィきゃッぷゥ??」
「ぐるがるる?」(←訳:初耳だよう?)

 一見したところでは、
 なんにも意味がなさそうな、
 ハンディキャップとしか思えないもの、とは。

 トリケラトプスの、角とフリル。

 ブラキオサウルスの、長~い首。

 ステゴサウルスの背中の、トゲトゲ風の板。

 どれも、実用的にはメリットなし。
 逆に、生存競争の点では
 不利になりかねない、
 生きる上での《ハンディキャップ》に見えます。

 このような、
 生存には不利になる特徴を
 《ハンディキャップキャラクター》と
 平山さんは呼んでいますが。

 実は、この、
 《ハンディキャップ》こそが、
 生き延びるための鍵!

「ほわわッ? なぜェ??」
「がるぐぅるるる?」(←訳:不利じゃないの?)

 角にもフリルにも、
 長すぎる首にも、
 背中のトゲトゲ板にも、
 理由(わけ)がある。

 それは……

 モテるため!

「ふァ?」
「ぐるっ?」

 そう、すべてはモテるため。
 孔雀のオスのキラキラした尾羽のように、
 目立って、アピールして、
 異性にモテまくるため。
 
 しかも、この《ハンディキャップキャラクター》、
 身体が大きい生物ほど
 より派手になって、
 より強調されて。

 結果、《ハンディキャップキャラクター》が
 発達した動物は繁栄する、
 んですって。

「ほわわわわァ~…!」
「がるるるる?!?」(←訳:そうなんだ?!?)

 恐竜の形状について
 改めて考えさせられる《ハンディキャップ》理論に続き、
 ええっ!
 と驚かされたのは。

 巨大隕石説についての懐疑です。

「そッ、それもォ?」
「ぐるる??」(←訳:違うの??)

 かつて、メキシコのユカタン半島に
 きゃだいな隕石が衝突し、
 地球の環境を激変させ、
 恐竜絶滅の原因にもなった――
 
 よく知られ、支持もされている隕石衝突説に、
 平山さんは疑問を呈します。

 理由のひとつではあるかもしれない。
 だが、そもそも、
 恐竜の絶滅が世界でいつ起きたのか、
 はっきりはしていない。

 6600年前に恐竜が絶滅したと判っているのは、
 北米大陸の一部でのこと。

 オーストラリアでは、
 一億年前~5500万年前の間に滅びようだ、
 と考えられている。

 つまり、
 世界同時に、
 一斉に恐竜が滅びた証拠は、ない。

「むむむゥ~んッ!」
「がるるぅ!」(←訳:そうかぁ!)

 恐竜研究の、
 現在までに分かっている事々、
 常識をくつがえす研究の数々、
 そして、
 なおも進化を続ける“これから”の恐竜研究とは。

 恐竜好きさんは
 夢中になること間違いなしの
 楽しいノンフィクション作品です。
 科学史好きな方々、
 恐竜映画ファンの方々も、
 ぜひ、一読してみてくださいね~♪
 

 
 
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~ これがウワサの、書き心地! ~

2020-08-22 22:22:37 | 文具&グッズ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ、すぺしゃるゥ~でスゥ!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!いつもと違うぞ!)

 こんにちは、ネーさです。
 はい!
 本日はいつもの読書タイムをお休みして、
 或るグッズの情報をお送りいたしましょう♪
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  

「むむッ! おとどけェものォでス!」
「ぐる?がるぐるがる……?」(←訳:うん?箱のこの絵は……?)

  

「おォ~ッ!」
「がるるるるる!」(←訳:ほぼ日さんだ!)

 ええ、そうです。
 ↓こちらは――

  



    ―― ほぼ日の キャップレス万年筆 ――



  

 では、箱のカバーを外してみますね。
 中身は……

  

「これがッ?」
「ぐるる!」(←訳:これが!)

  

 はーい、これね!
 おっと、うっとり眺めてばかりいないで、
 実際に使ってみましょ。
 先ずは、外側のボディを外して、
 ペン本体を取り出し、
 カートリッジインクを装填……
 よぉし、書くわよ!

  

「ほそっ!」
「がる?」(←訳:極細?)

 ↑上の画像の、
 上段に描いた『ほぼ日』の図は
 キャップレス万年筆によるもの、
 下段に描いた図は
 私ネーさがデイリーユースしている
 万年筆(一般的なキャップ型)によるものです。

 この万年筆の字幅は『極細字(EF)』ですので、
 書き上がりの字は格段の細さ!

 正直に申し上げますと、
 webでの購入手続時に不安はありました……
 写真でしか見たことがなくて、
 触ったこともないのに、
 買っちゃって大丈夫だろうかと。

 でも、思い切って買ってみて正解でした!
 持ちやすいし、
 書きやすいし、
 キャップレス方式って使いやすい~!

「よいィおかいものォ、でしたでス!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:めでたしめでたし♪)

 8月19日に発売されたこのキャップレス万年筆
 (税込¥22.000、配送料別)は、
 すでに限定1000本が完売したそうですが、
 字幅『細字(F)』は
 再入荷がある……かも?

「おみせでェ、みつけたらァ~」
「がるるるるぐるるるがるる!」(←訳:とりあえず試し書きすべし!)

 以上、
 『ほぼ日』さん×『PILOT』さんコラボによる
 《ほぼ日のキャップレス万年筆》プチレポートでした。
 キャップレス型の万年筆、
 文具マニアさんはぜひ試してみてくださいね~♪
 
 


    ではここで、週末恒例のオマケ画像も!
   
    「またァ、はこォでス!」
    「ぐるる……がるる!」(←訳:これは……もしや!)
   
    鎌倉の洋菓子店『レ・シュー』さんの
    《メープルプリン》をいただきましたよ。
    甘さ控えめながら
    メープルの香りと味わいがしっかり効いていて……
    「おいしィ~ッ!」
    「がるる~!」(←訳:大好き~!)
    この酷暑も、あともう少し……
    なんとか乗り切るためにも、
    皆さま、栄養と休養を充分にとって、
    どうか穏やかな休日を♫
   



   
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