テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

新春!《紅白歌合わせ》?

2012-12-31 23:01:23 | 2013!新春特別企画♪
 ゴォ~ン、ゴォォ~ン……
 鐘が鳴ります朗々と。、
 女王様のダイヤモンド・ジュビリーや
 オリンピックに燃えた記念の年が暮れゆくのを、
 ビッグベンがロンドン市民に報せております。

 は~い♪今年もまたまたやってまいりましたよ新春特別企画!
 霧けぶるベーカー街の一室では――

  

「やたッ!
 ことしィはァ、しずかなァ、おおみそかッ!」
「おだやかで、いいね!」
「ぐるるるがるるぐるる~!」(←訳:依頼人のいない大晦日~!)

 世界で最もモコモコな名探偵テディちゃムズ!
 シロクマのユキノジョン・H・ワトソン博士!
 彼らの友人である虎くん!

 毎年のように、
 年越しのお祝いの御膳を用意しては、
 駆け込んでくる依頼人に邪魔されて御馳走を食べることもかなわず、
 ストレスを溜めていたテディちゃムズたちでしたが、
 今年は、ええ、違います!
 依頼人のいない平和な年の暮れ!

「のめやァ~うたえやッ♪」
「たべまくろう!」
「がっるぐるる~♪」(←訳:まってました~♪」

 鯛や鮃の舞踊り、
 いえいえ、クマたちやトラが
 紅白クマ合戦をラジオで聴きながら
 食べて騒いでおりますところへ、
 おっと!
 突然あらわれましたのは――

  

「やあ! ひさしぶり!」

 おや! 
 2012年、東洋の或る国で護り神の任に就いていたドラゴンくんではありませんか。
 ドラゴンくん、白い炎をぽふー!ぽふぽふ!と噴いて、
 嬉しそうに挨拶いたします。

「ぼく、友だちをつれてきたよー!」

  

「ちわス!」

 おやややや、
 白いヘビちゃんが尻尾を振っておりますね。

「わわッ! やぱりィ!」
「おおみそかってぇ!」
「がるぐるぐる~!」(←訳:何かが起こる~!)

 ああ、やはり。
 毎度のことながら、
 何かが起こる、
 タダでは終わらぬ年の暮れ。

 白いヘビちゃんが運び来る2013年とは……?


   ~その2!に続く~

 
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~ モンスターチャイルドと、踊る会議 ~

2012-12-30 23:03:27 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
 とうとうッねんまつゥ!」
「がるる!ぐるるがるがる!」(←訳:虎です!大晦日なのです!)

 こんにちは、ネーさです。
 色々あった2012年もいよいよ暮れようとしていますね……
 本日は今年のレギュラー版読書タイムのしめくくり!
 さあ、いま話題の、華やかな作品を、どうぞ~!

  


  

                 ―― 清須会議 ――



 
 著者は三谷幸喜さん、2012年6月に発行されました。
 エンタニュースなどで御存知の方々も多いでしょうが、
 ちょうど現在、この御本を原作とする映画が撮影中だそうです♪

「むゥ? これはァ、すまほッ??」
「ぐるっるがる~…?」(←訳:それって新聞~…?)

 御本の表紙画が、ちょいっとばかり笑えます♪♪
 スマートフォンで通話中の武将さん、
 傍らの日刊新聞紙で最新情勢を分析する武者さんもいれば、
 女性陣も物陰で怪しい動きをみせていて……
 と、印象的な装画はホセ・フランキーさんによるもの。
 装幀は水戸部功さんが担当しておられますよ。

「なんだかァ、かわッてるゥのでス!」
「がるるがるぐるる!」(←訳:ヘンテコな時代劇!)

 こいつぁ変わり種だぜ!と思わせてくれるのは、
 ええ、なんたって著者が三谷さんですものね。
 以前に三谷さん作『其礼成心中』を御紹介しましたときも同じように感じましたが、
 こちらの御本も、

 常識の枠をブチ破るぞ!
 既成概念を逆手に取って本歌取り、いえ、本家超え!
 いままでに描かれたすべての『本能寺とその後』をめぐる物語を踏み台に、
 新たな《織田家クロニクル》をモノにしてみせる!

 ……というような意気込みが
 ひしひしと伝わってきます。
 その意気込みの原因は――

「ふァいッ!
 たいへんなァことがァ、おきたのでスゥ!」
「ぐるがるるがるっるぐる!」(←訳:国の未来がかかってます!)

 事実上の《天下人》であった織田信長公、
 本能寺に没す――

 さほど歴史に興味がない御方も知っている、
 日本史上の大事件ですね。
 そして、信長公を襲った逆賊・明智光秀が天王山の戦いに敗れたことも、
 大黒柱の信長公を失った織田陣営で
 一種の緊急会議が行われたことも、
 よく知られておりますよね。

 そして、その会議の結果がどうなったかも――

「テディちゃ、しッてまスゥ!」
「がるるぐっるるる!」(←訳:皆さん知ってます!)

 織田家を、
 いえ、天下の命運を左右する緊急ミーティング『清須会議』を、
 著者・三谷さんは様々なツールを駆使し、
 実況中継を試みます。
 剣ではなく、
 駆け引き、根回し、腹芸、
 偽りの笑顔、カラ約束、密約、に満ちた
 モンスターチャイルドたちの怖ろしい暗闘……!

「みんなァ、わるものッ!」
「ぐるがるがるる~…」(←訳:悪者なんだけど~…)

 会議の参加者は皆、
 それぞれの思惑を抱えた、一筋縄ではゆかない者ばかり。
 なのに、なぜか暗~い物語にならないのは、
 奇妙な明るささえ覚えてしまうのは、
 三谷さんの魔法が強力だから?でしょうか。

 公開時には大評判になりそうな
 “天下分け目の議事録”、
 ぜひ一読を~!


 **  **  **  **  **  **  **


 
 皆さま、つたないお喋りに一年間つきあってくださり、
 まことにありがとうございました!
 大晦日&年始は、恒例の新春特別企画!
 ……を、お送りする予定ではおりますが、
 う~ん? できるかなぁ??

「みなさまへェ、こころよりィ!」
「ぐるがるる!」(←訳:良いお年を!)




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島はエンタな教習所♪

2012-12-29 23:17:42 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 はくびしんッ、つかまりィましたかッ?」
「がるる!ぐるがっるるー?」(←訳:虎です!どうなったのー?)

 こんにちは、ネーさです。
 突如ご近所に出現したハクビシン四匹(たぶん一家)!と
 捕獲業者さんの闘いは……ドロー、のようです。
 罠の存在に気付いたのでしょうか、 
 ハクビシン一家は現在、逃走&潜伏中の模様よ!

「だいこんらんのォ、ねんまつゥ、なのでス!」
「ぐるるがる~…」(←訳:先は長そう~…)

 ハクビシンやら買い物やら大掃除やら、
 せわしない年末ですが、
 ささやかなれど読書タイムだけは手放さないのが私たち活字マニア。
 今日も読みますよ~!ってことで、
 こちらを、どうぞ~!

  



 
             ―― 島へ免許を取りに行く ――



 
 著者は星野博美さん、2012年9月に発行されました。
 御本の題名を見て、
 抽象的だわね~?
 前衛小説かしら?それともSF??
 と思われるかもしれませんが、
 いえいえ、そのものズバリ、なんです。

 この御本は、作家/写真家である星野さんが
 運転免許取得のため、
 或る島へ向かう経緯を記した本気のノンフィクション!
 迫真のドキュメント!
 ハクビシンとの闘い……ではなくて運転技術向上を目指す壮絶な闘い!

「ふァ~…めんきょしょうゥ~…」
「ぐるぐるがるるる??」(←訳:なぜ島で免許なの??)

 キーワードは、心機一転。

 2010年のこと――
 愛猫を失い、
 人間関係のトラブルにも見舞われ、
 すっかり憔悴してしまった星野さんは考えます。

   《何かをきっかけにこの流れを断ち切りたい》

 そして、ぽっと頭に浮かんだのが、

   《車の免許でも取ろうかな》

 だったのでした。

「ふむふむゥ、それでェ、しまへェ!」
「がるがっるぐる?」(←訳:地元じゃなくて?)

 東京在住の星野さん、
 当初は自宅近くの教習所へ通うつもりでしたが、
 友人との会話がヒントになりました。

 合宿免許。

 ってどう?!?

「がッしゅくゥ~ッ!」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:短期集中決戦だ!)

 ベンツやBMWを教習車にしてる?
 豪華な宿泊施設やレストランつき?
 南国リゾート型?
 そんなのどうでもいいわ!
 私に必要なのは、
 人のいい教官さんがいる教習所。
 学びたい人を選ばない寛容さを持っている教習所。

 かくして、数多ある合宿免許施設の中から星野さんが、
 ここだ!と決めたのは――

 『ごとう自動車学校』。

 長崎県の五島列島にある教習所です。

「ながさきけんッ!」
「がるがるがる~!」(←訳:東京から遠い~!)

 飛行機で、フェリーで、五島列島へ。
 到着した『ごとう自動車学校』で
 星野さんを出迎えてくれたのは……

 お馬さんたち!

「ふァ~???」
「がる~??」(←訳:ウマ~??)

 自動車免許を取得する、ということが
 これほどエキサイティングでドラマチックで、
 微笑ましくも軽快なエンタになってしまうとは、
 意外であり、新鮮な驚きでもあります♪

 お馬さんと、
 ふところの大きな長崎の人々に囲まれ、
 はたして星野さん、
 見事に免許を取得できるのか、
 それとも……?

「おうまさんもォ、はげましてくれてまスゥ!」
「ぐっるる~!」(←訳:ファイト~!)

 はらはらさせられる
 仮免!試験!山あり谷あり!な闘いと
 その結果、星野さんが手にしたものは――
 ぜひ御本で確認してくださいな~♪


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看板の裏側を、ちょこっと拝見?

2012-12-28 23:05:52 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 むむゥ!じけんでスゥ!」
「がるる!ぐるぐるがるるる~!」(←訳:虎です!ヘンテコ事件だよ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 ええ、事件なんですのよ!
 『ハクビシンが屋根裏に侵入事件』が近隣のお家で発生しました!
 それも、四匹もよ~!

「きゃわッ! よんひきィのォ、ふほうしんにゅうッ!」
「ぐるがる!」(←訳:大群です!)

 人間とハクビシンの攻防や如何に?
 続報は追ってお届けすることにして、
 本日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!

  



 
             ―― フツーの人は入っちゃダメ! ――



 編著者は素朴な疑問研究会の皆さん、2012年10月に発行されました。
 『でも、あの“立入禁止エリア”ってどうなってるんだろう?』と副題が付されています。
 2012年最後の週末は、
 ちょいっとヘンテコ?物件の登場ですよ~♪

「なにィなにッ?? たちいりィきんしィ??」
「がるるぐっるっがるるる~?」(←訳:なんで入っちゃダメなの~?)

 そうね、どうして入っちゃいけないんでしょう?
 ドアや門に、
 《立入禁止》《侵入不可》《KEEP OUT》と
 大書されているのは、なぜ?
 どんな理由があって入っちゃいけないの?

 この御本はそんな素朴な疑問と、
 その答えを集めた研究書……いえ、探究本、と申せましょうか。
 素朴だけれど、根源的な疑問、つまり――

   《立入禁止》の扉の向こうには、何があるのか?

「そういわれるとォ、そうかもッ!」
「ぐるがるがる!」(←訳:気になるよね!)

 編著者・素朴な疑問研究会の方々の目に留まった
 《立入禁止》エリアとは、
 どんなところかというと……

 まずは、首相官邸!

「ふむむゥ! ごもッともォ、なのでス!」

 ホワイトハウス、
 バッキンガム宮殿も!

「がる!ぐるがる!」(←訳:うん!入れない!)

 宮殿だけじゃありませんね。
 はぉら、あの有名な……
 エリア51!

「おおッ! あおれはァ、あのッ!」
「ぐるがるるぅ!」(←訳:噂の土地だぁ!)

 入っちゃいけない、というよりも、
 事実上、普通の人は入れない、のは、
 深海、
 南極や北極、
 ものすごい絶海の孤島、
 標高何千メートルにもなる高山(高地)、
 そして、治安があまりに悪すぎる土地、
 また逆に、
 宗教上の聖地とされるところ……。

「うむゥ!
 いろんなァところがァ、たちいりきんしィ!」
「がるるぐるる!」(←訳:予想外に多い!)

 賢い活字マニアさんは、
 お遊び気分で読み始めても、すぐ気付くでしょう。
 《立入禁止》の大看板は、
 古今の紛争、戦争、
 経済上&文化上での要所、
 歴史の転換点、
 時事問題などと
 係わりが深い場所にある、ということに。

「じんるいのォ、れきしィそのものッ!」
「ぐっるるがるるぅる!」(←訳:けっこうヘヴィだ!)

 ヘンテコ系?
 トンデモ系?
 いえいえ、実像は真面目で、
 考えさせられる箇所も多数な《立入禁止》探究本、
 好奇心テンコ盛りの活字マニアさんに、おすすめです!



 
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聴いてから、読む?

2012-12-27 23:07:14 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでスッ!
 もくせいィがァ、きらぴかッ!」
「がるる!ぐるるがるるがるる~!」(←訳:虎です!夜空の王さまみたい~!)

 こんにちは、ネーさです。
 見上げれば、冬の夜空に一等星よりも強く輝いているのは、木星!
 今年最後の天体ショーといったところでしょうか~♪

「うはゥ! さむゥ!」
「ぐるる~!」(←訳:凍える~!)

 そうね、木星観測を終えたら、急いで屋内へ戻って……
 はい!読書タイムの始まりですよ。
 本日は、こちらを、どうぞ~!

  



 
             ―― みんなの図書室 2 ――



 
 著者は小川洋子さん、2012年11月に発行されました。
 この御本は、ラジオ番組を基盤にした文庫オリジナル作品です。

「ふァ~? らじおゥ~??」
「がるるぐるる?」(←訳:ラジオが本に?)

 ええ、ラジオが御本になったんですよ♪
 毎週日曜日の午前10:00~10:30の時間帯で放送中の
 『Panasonic Melodious Library』、
 その2009年7月~2010年6月にかけて放送された内容が、
 こうして書籍化されたのです。

 番組のパーソナリティーは、小川洋子さん!

「おおッ!そうなのでスかッ!」
「ぐるがるる!」(←訳:なるほどね!)

 『Panasonic Melodious Library』は、
 毎週一冊、文学作品の紹介をしている番組です。

 『博士の愛した数式』『ミーナの行進』『像を抱いて猫と泳ぐ』『ことり』……と、
 すばらしい作品を世に送り出してきた小川さんは、
 その中でどういった作品を取り上げているのでしょうか?
 活字マニアの皆さまは、
 きっと好奇心をそそられますよね。

「じゅんぶんがくゥ、かなッ??」
「がるるぐる??」(←訳:科学本とか??)

 『まえがき』、
 そして『春の本棚』『夏の本棚』『秋の本棚』『冬の本棚』と、
 季節ごとに構成された小川さんによる作品紹介は、
 とても幅広く、
 著者さんの国籍も、
 作品が出版された時代も問いません。
 また、小川さんの、
 誰にもわかりやすく、
 やさしい語り口は、
 書物の海を悠々と進んでゆく舟のようです。

「うもれたァめいさくもォ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:古典も新作も!)

 『春の本棚』で最初に紹介されるのは、
 山本周五郎さん著『青べか物語』。
 そして、
 『冬の本棚』のパートで最後に紹介されているのは、
 ジョン・スタインベックさん著『ハツカネズミと人間』。
 ふたつの作品をつなぐ糸の上に灯るのは、
 小川未明さん著『赤いろうそくと人魚』、
 トーマス・マンさん著『ヴェニスに死す』、
 村上春樹さん著『1Q84』、
 高野悦子さん著『二十歳の原点』……。

「かつじまにあさんはァ~」
「がるるぐるぐるがっるるがるる!」(←訳:みんなワクワクしちゃう選択眼!)

 『Panasonic Melodious Library』は
 JEN38局で放送されている番組です。
 私の地元では聴けないわぁ~という御方は、
 PCではRadiko、
 スマホのアプリなどを使って
 ぜひ一聴&御本を一読してみてくださいね~♪
 
 
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珈琲よりも、熱く?甘く?

2012-12-26 23:04:17 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
 みゃみゃゥ~!だいかんぱッ、なのでス!」
「がるる!ぐるぐるる!」(←訳:虎です!冷えますね!)

 こんにちは、ネーさです。
 朝も昼も夕方も夜も、つまりは一日中寒~いっ!
 こんな日の読書タイムは、うう~む!
 こちらを、どうぞ~!

  



 
           ―― 珈琲店タレーランの事件簿 ――



 著者は岡崎琢磨(おかざき・たくま)さん、2012年8月に発行されました。
 『また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』と副題が付されています。
 前回記事で御紹介しました『神去なあなあ夜話』と同じく、
 こちらも2012BEST BOOKとしておすすめの作品です~♪

「あはァ! こーひーッ♪♪」
「ぐるがるるるぐるぐる!」(←訳:寒いときにはいいよね!)

 あったまりたいなぁ~と思ったら、
 ココア、ショウガ紅茶、ほうじ茶、ホットレモン……
 いえ、ここはやはり、コーヒー!でしょうか。
 御本の冒頭には、有名な、
 コーヒー好きさんならば知らぬ者はない、
 或る《名言》が掲げられておりますよ。

   良いコーヒーとは、
   悪魔のように黒く、
   地獄のように熱く、
   天使のように純粋で、
   そして恋のように甘い。

「わふゥ! あつあつゥ!」
「がるっるぐるるるがるる!」(←訳:地獄っていうのがスゴイ!)

 《名言》の主は、
 シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴールさん(1754~1838)。
 フランスの、革命期を中心に活躍した偉大な政治家さんであり、
 大の食通として後世に伝えられている人物です。

 そんないわくつきの、
 タレーランさんの名を冠した喫茶店を発見したら、
 さて、どうしましょう?

 通り過ぎる?
 様子を窺う?
 えいやっ!と扉を開けてみる?

「ええとォ~…どうしようッ??」
「ぐるがるぐるがるるるる!」(←訳:ボクなら冒険してみるよ!)

 そうね、冒険の道を、
 思い切って扉を開ける道を選びたいものですね。

 主人公のアオヤマくんは、
 『タレーラン』の看板を見、挑発的だなぁと感じ、
 それにちょうど雨宿りしたくもあったので、
 『純喫茶 タレーラン』の扉を開けることとなりました。

「ふァ~、よいィにおいィ~♪」
「がーるーぐるる!」(←訳:コーヒーの香り!)

 このお店のコーヒーは、美味しいんだろうか……?

 コーヒー大好きな学生・アオヤマくんの期待は報われるのでしょうか?
 しかし、食への興味とはまた違うところで、
 アオヤマくんは驚かされることになります。

 『純喫茶タレーラン』のバリスタさんの、
 もうひとつの《顔》に――

「ほほゥッ? それはァ~??」
「がるっ!ぐるがるるっぐるがるぅ!」(←訳:しいッ!バラしちゃダメだよぅ!)

 『タレーラン』での出会いが
 アオヤマくんをどこへ連れて行くのか――
 京都を舞台にした連作ミステリを
 運ばれてくるコーヒーを席で待つようなワクワク気分で、
 お楽しみ下さいね~♪♪

「じごくゥよりもォ、あちちィッ!」
「がるるるぐるる??」(←訳:恋よりも甘々で??)

 
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~ 『なあなあ』のやさしい風が吹く ~

2012-12-25 23:00:47 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
 めりーくりすますゥなのでスゥ♪」
「がるる!ぐっるーぐるがるる!」(←訳:虎です!ハッピークリスマス!)

 こんにちは、ネーさです。
 皆さま、サンタクロースさんに会いましたか?
 私ネーさ、見かけましたよサンタさんを!
 後姿でしたけど、テディちゃよりも丸~いあのお腹周りと赤い服は、絶対にサンタさんだわ!

「むきィ!」

 サンタさん&トナカイくんたち、
 世界中の子どもたちへの贈りもの配達、お疲れさまでした!
 さあ、聖なる祝祭の読書タイムは、
 2012BEST BOOKでも御紹介いたしましたこちらの作品を、どうぞ~!

  


 
               ―― 神去なあなあ夜話 ――


 
 著者は三浦しをん さん、2012年11月に発行されました。
 先ごろ文庫化された三浦さん著『神去なあなあ日常』の続巻が
 2012年読書界の最終コーナーでドカーン!と追い込みをかけてきましたよ~♪

「ふァいッ! おひさしぶりィでス!」
「ぐるるぐる!がる!」(←訳:林業でGO!です!)

 前作『神去なあなあ日常』で語られたのは、
 平野勇気(ひらの・ゆうき)くんの高校卒業と、
 ほぼ強制的に三重県の山奥《神去村(かむさりむら)》へ遣られてしまったこと、
 村での厳しい林業従事生活、
 意外にも都会っ子の勇気くんが
 村の暮らしに馴染んでいったこと――

「さいしょのォころはァ、たいへんでしたでス!」
「がるるるぐるぐるがっるぐる!」(←訳:勇気くんシロウトだったから!)

 嵐のような日々が過ぎて、
 勇気くん、
 嬉しいことに中村林業株式会社の正社員になり、そして二十歳になりました。
 社会人二年目、ですね。
 神去村に放り出されての一年目は、
 なんかもう、ついてゆくだけで毎日が精一杯!でしたが、
 二年目となれば、ちょこっと余裕も出てきます。

 斜面の歩き方、
 チェーンソーの扱い方は上手くなったし、
 道具の手入れ法も習っているし、
 樹の種類の見分けもつくし、
 ……でも、山で凶暴な熊に出くわしたらと思うと、
 やっぱり震え上っちゃったりして。

「うむゥ!
 くまをォ、ばかにしてはァ、いけませんッ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:山のクマはね!)

 息つく間もなかった一年目と違い
 周囲を見回すゆとりを得た勇気くんは
 問い掛けます。

    俺がいま居るこの神去村って、どういうところなんだろう?

 メチャクチャな、いや、不思議千万なお祭りが行われる村。
 オオヤマヅミさまという山の神さまに見守られている村。
 勇気くんの、恋しいひとも住まう村……。

「おおッ? らぶすとーりーィでスかッ?」
「がるがるるぐるがるるっ?」(←訳:勇気くんに春が来たっ?)

 林業の天才?にして勇気くんの先輩・ヨキ。
 ヨキの妻・みきさんと、
 ヨキの祖母・繁(シゲ)ばあちゃん。
 犬のノコ、
 中村林業の仕事仲間たち。

 主人公・勇気くんをも喰ってしまう存在感を放つ脇キャラさんたちが、
 前作を上回る強烈な個性でグイグイと押してくる物語は、
 “読む愉しさ”もピカいちです!
 活字マニアの皆さま、
 神去村の村人さんと一緒ににぎやかな年越しはいかがでしょうか~♪

「なあなあでェ、りんぎょうッ!」
「ぐるぐるるがるるぐるる!」(←訳:なあなあでみんな元気に!)


 
 
 

 
 
 
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~ PEACEFUL CHRISTMAS ~

2012-12-24 21:30:51 | くま

      Happy ~ ♪

  

      Merry ~ ♪

  

      Happy Merry Christmas ♪

  

      We Wish You A Merry Christmas!


 
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2012BEST BOOKはどこに?vol.2!

2012-12-23 23:05:09 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ふァいッ! つづきィでスよォ~♪」
「がるる!ぐるるがるがる!」(←訳:虎です!今日もやります!)

 こんにちは、ネーさです。
 さあ、始めちゃいますよ!
 2012BEST BOOKをあらためて御紹介いたします特別編の第二回!
 本日は、アート系の御本&コミックスのBEST BOOKを、どうぞ~!

「もふふゥ! まずはァ~、こちらッ!」
「ぐるっ!がるるぅ!」(←訳:わわっ!これかぁ!)

  

  『THE ROLLING STONES 50』!
  ローリングストーンズ結成50周年を記念しての公式写真集!
  重いけど、大き過ぎるけど、でもカッコいい~!

「ひゃくぱーせんとォ、ろけんろーるゥッ!」

 そして、グッと雰囲気を変えて、こちらは……

  

  『名画と読むイエス・キリストの物語』中野京子さん著!
  アート評論分野の2012BESTは、この御本しかありません!
  読後の余韻は格別です!
  《怖い絵》シリーズと併せて、ぜひ!

「がーるぐる~…」(←訳:えーと次は~…)
「こみッくすゥ、なのでスゥ!」

  『聖☆おにいさん』『ちはやふる』『三月のライオン』『さんすくみ』
  『ONE PIECE』『昭和元禄落語心中』……
  名作傑作快作数あれど、
   2012コミックスのBESTの栄冠は――

  

  『銀の匙』荒川弘さん著!
  現在は第五巻までが刊行されていますね♪

「えぞのーにィ、いッてみたいィ!」

 行ってみたいといえば、こちらも!

  

  『テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリさん著!
  こちらも現在は第五巻まで刊行されていますが、
  なんといっても映画の大ヒットは画期的でした!
  世界各地で高く評価されて、
  向かうところ敵なし~?!?

「ぐるぐるがるがるるるがるるぅー!」(←訳:ルシウスおにいさんにブラヴォー!)

 えへん!
 私ネーさの個人的な好みでは、こちらも表彰しちゃいたい~!

  

  青池保子さん著《エロイカより愛をこめて》シリーズが
  めでたく35周年を迎えました!
  『メモリアルブック』にも感激いたしましたよ~♪♪

「しょうさァ~!」
「がる~!」(←訳:伯爵~!)

 そして!
 小説でもエッセイでもアート本でもコミックでもないけれど、
 特別奨励賞をこの映画作品に!

  

  『放課後ミッドナイターズ』!
  竹清仁さん監督による怪作は、
  私たちを爆笑のドン底に突き落としてくれました……!
  もう這い上がれないくらいドツボのドン底です……!
  この作品の“笑い”に、
  どれほど励まされたことでしょう!

「なんどォみてもォ~!」
「ぐっるっるるがる!」(←訳:笑っちゃうんだ!)

 笑い、衝撃、涙、驚き、溜め息と感動――
 今年も、たくさんの作品に感謝と拍手を!
 駆け足の御紹介となりましたが、
 冬休みには名にを読もうかなぁ?と熟考中の活字マニアさんに、
 どの御本も全力でおすすめいたします!

「ねんまつゥねんしはァ~やぱりィ~♪」
「ぐるっがっるるるる!」(←訳:読書っきゃないよね!)

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2012BEST BOOKはどこに?vol.1!

2012-12-22 23:09:20 | ブックス
「こんにちはァ、テディちゃでス!
 きょうはァ、とくべつゥきかくゥ!」
「がるる!ぐるぐるる!」(←訳:虎です!年末だもん!)

 こんにちは、ネーさです。
 はい!
 祝日を記念しての、本日は年末恒例特別企画!
 2012年のBEST BOOKを探しちゃいますよ~♪

「どんどんどんッ!ぱふぱふゥ~!」
「ぐるるぐるる“がる”!」(←訳:探そう今年の“一冊”!)

 2012年――今年もガンバって読みました。
 けれど、出版刊行数があまりに多くて、読み逃してしまった御本もあります。
 また、読んでみましたものの敢えて拙ブログでは御紹介しなかった作品もあり、
 プロフェッショナルな書評家さんには到底及びませんが、
 やっちゃいましょう!
 面白かったぞ!
 楽しかった~!
 読んで良かった!
 そんな作品&作家さんたちをあらためてピックアップ!
 まずは、小説・エッセイ編から~!

  

  『神去なあなあ夜話』三浦しをんさん著!

 近日中に御紹介いたします予定のこちらは、『神去なあなあ日常』の続編ですね♪

「わくわくのォ、やましごとッ!」

 さあ、どんどん行きますよ~!

   

  『レディ・マドンナ』小路幸也さん著!
  『珈琲店タレーランの事件簿』岡崎琢磨さん著!

 《東京バンドワゴン》シリーズ最新刊と、
 いま大評判の『タレーラン』!

「ぐるぐるがるるがる!」(←訳:映像化も時間の問題!)

  

  『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾さん著!

「べすとせらーにィ、なりましたでス!」

  

  『最果てアーケード』小川洋子さん著!
  小川さんの最新刊『ことり』もおすすめです!

「がるるるぐるるるー!」(←訳:小川さん好きですー!)

  

  『無菌病棟より愛をこめて』加納朋子さん著!
  ノンフィクションのジャンルに入るのでしょうか、
  壮絶な闘病記は読み手を圧倒します……!

「かのうさんッ、おうえんッしてまスよゥ!」

  

  『パラダイス・ロスト』柳広司さん著!
  王道ミステリを読みたい!という御方には、この作品を!

「ぐっるるがるっるー!」(←訳:とってもトリッキー!)

  

  『サラダ好きのライオン』村上春樹さん著!
  個人的な感想ですが、
  今年のエッセイといえば、この御本に尽きます~!!

「つぎはァ、がいこくのォ、さッかさんッ!」

 はい!外国作家さんの作品も、どうぞ~!

  

  『天使のゲーム』(上下巻)カルロス・ルイス・サフォンさん著!
  都市バルセロナにひそむ《書物》の迷宮世界は、なんとも魅惑的!

「がるるるぐる!」(←訳:壮大なる異界!)

  

  『追撃の森』J・ディーヴァーさん著!
  リンカーン・ライムものの最新刊『バーニング・ワイヤー』も必読です♪

「らいむゥおじさんはァ、いつでもォ、かッこいいィのだッ!」

  

  『カオス・シチリア物語』ルイジ・ピランデッロさん著!
  伝説の名作文学が、とうとう刊行されました!

「ぐっるるがるがる!」(←訳:ファンは感涙です!)

  

  『特捜部Q Pからのメッセージ』ユッシ・エーズラ・オールスンさん著!
  外国ミステリのBESTは《特捜部Q》シリーズに!

「もふゥ!
 おおいそぎィのォ、ごしょうかいィでしたでス!」
「がるがるるぐるがるる~!」(←訳:どの御本も傑作ですよ~!)

 次回記事では、
 アート系やコミックのBEST BOOKを御紹介いたします♪
 では皆さま、ワンダホーな休日を!
 

 
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