テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ くるんくるん、と積もりゆくのは。 ~

2024-04-30 22:04:22 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ふうッ! もうゥすぴィ~どォ、でしたでス!」

「がるる!ぐるっる~!」(←訳:虎です!速かった~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 サクラが咲いたぞ♫お花見だぞ~と浮足立った4月は、

 超高速で過ぎ去って、明日からは5月、となりました。

 感謝の気持ちでカレンダーを新しくしながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― いとしのソフトクリーム 130 ――

 

 

 著者はプロソフトクリーマー森川(もりかわ)さん、

 2023年12月に発行されました。

 『5000本以上を食べ歩いた プロソフトクリーマーが選んだ』

 と副題が付されています。

 

「ごッ、ごせんほんッ?!?」

「ぐるがるるぐるーるー???」(←訳:プロソフトクリーマー???)

 

 聞き慣れない言葉の連続に

 アタマがハレーションを起こしかけておりますが、

 ええ、説明いたしましょう。

 

 プロソフトクリーマー黒川さんのご本名は、

 森川勇一郎(もりかわ・ゆういちろう)さん。

 

 ”世界初のプロソフトクリーマー”である黒川さんは、

 ソフトクリームを主食とし(!)、

 日本&世界で食べた本数5,000本超(!!)

 使った費用1,000万円超(!!!)、

 ソフトクリームメニューの開発やプロデュース、

 メディア出演も行っている

 ソフトクリーム界のビッグネームさん、なんですね。

 

「ふわわァ~…めまいィがァ~…!」

「がるぐるる……!」(←訳:主食なのか……!)

 

 この御本は、

 ありそうでなかった日本初のソフトクリーム ガイドであり、

 ソフトクリームに関する雑学、歴史も網羅する

 1種のソフトクリーム辞典といえましょうか。

 

 本文は、

 黒川さんが選ぶ《ベストソフト》の紹介に始まり、

 chapter1『いとおしいソフトクリームの世界』

 chapter2『フレーバー別 推しソフト』

 chapter3『ジャンル別 推しソフト』

 chapter4『ソフトクリームの本場北海道で食べたい贅沢ソフト』

 と、端から端まで

 ソフトクリーム愛に満たされておりますよ。

 

「これッ! おいしそうゥ!」

「ぐるるがるぐるるるがる!」(←訳:初めて見るタイプもある!)

 

 王道の牛乳系ソフト、

 シックなチョコレート系や、

 お茶・コーヒー系に、チャレンジングな果物系、

 ユニークな創作系、

 SNS映えするインパクト系、

 銘菓さんとのコラボ系、

 観光地・温泉地のソフトクリーム……

 

 御本の表紙で目を惹く

 青い色のソフトクリームは、

 大阪の海遊館のドリンクスタンド『SEA SAW』で販売されている

 『ジンベエソフト』(¥440)。

 ラムネ味のソフトクリームなんですって。

 

 最近話題なのは、

 EXPASA海老名(下り)の新名物

 『東京ばな奈ソフトクリーム』や、

 山梨のアンテナショップやSAで取り扱いされている

 信玄餅入りの『桔梗信玄ソフト』でしょうか。

 

 ……私ネーさ、数々のソフトクリーム画像を眺めるうちに

 ふっと思い出しました。

 今はもう閉店してしまった渋谷の東急百貨店の、

 本店の地下にあった

 『ミカドコーヒー渋谷店』さんと『キャピタルコーヒー』さん、

 2つのお店のソフトクリームを。

 

 百貨店の閉店に伴い、

 『キャピタルコーヒー』さんは東急フードショーのフロアへ。

 『ミカドコーヒー』さんは、

 現在は日本橋本店や、軽井沢のお店が営業中だそうですが、

 渋谷で食べた美味しいソフトクリームが懐かしい……

 

 あらら、つい郷愁に浸ってしまいました。

 これもソフトクリームの潜在的パワーが為せるワザですね。

 

「これからもォ、きおくにィきざみましょうゥ!」

「がるるるるーるるぐるるる!」(←訳:ソフトクリームとの出逢いを!)

 

 ふんわり、ひんやり、が同居するソフトクリームが

 と~っても美味しく感じられる5月。

 

 連休のおやつタイムに、

 週末の午後に、

 もちろん平日の休憩時間にも、

 ソフトクリーム食べたい!と思い立ったら、

 プロソフトクリーマー黒川さんのソフトクリーム愛が

 くるんくるんに積み上がったこの一冊を、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

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~ 西へ、建築《魔法》旅! ~

2024-04-29 22:04:30 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 やほゥ! うるとらァせぶんッ、とうじょうゥでス!」

「がるる!ぐるるるるるるぅ!」(←訳:虎です!モロボシダンだぁ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今日の朝ドラ『虎と翼』に、ウルトラセブンのモロボシダンこと

 森次晃嗣さんが出演!

 ウルトラマン初代スーツアクター・古谷敏さんのお名前も!

 《昭和の日》にぴったりの洒落た演出に拍手しながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの雑誌を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― Casa BRUTUS 2024年5月号 ――

 

 

 マガジンハウスから発売中の、

 人気月刊誌『カーサ ブルータス』最新号の特集は、

 《STUDIO GHIBLI Ⅱ スタジオジブリの建築・アート》です。

 

 『カーサ ブルータス』さんでは、2022年12月号誌上で

 《STUDIO GHIBLI 》が特集され、

 2022年11月にオープンした『ジブリパーク』の様子が

 大々的に取り上げられました。

 

「こんかいィはァ、だいにだんッなのでス!」

「ぐるるがーるぐるるがる!」(←訳:ジブリパーク再登場だよ!)

 

 既に報道されていますように、

 《愛・地球博記念公園》内の『ジブリパーク』は、

 新エリアが次々と開園されています。

 

 今回の《ジブリ》特集号では、

 前回の特集に引き続き、

 アーティストの あいみょん さんと一緒に

 『パーク』の新エリアを巡ってみましょう。

 

「くんくんッ! においィまスよゥ!」

「がるるぐるる!」(←訳:魔法の匂いだ!)

 

 新たにオープンしたのは、

 《魔女の谷》と《もののけの里》。

 

 《魔女の谷》を訪れたあいみょんさん、

 『アーヤと魔女』をモチーフとする

 【魔女の口】【ベラ・ヤーガの作業部屋】や【バスルーム】、

 『魔女の宅急便』の

 【グーチョキパン屋】【屋根裏部屋】や

 キキちゃんの生家【オキノ邸】で、はい、ポーズ。

 

 《もののけの里》では

 『もののけ姫』の【タタラ場】と周囲の里山、

 それから

 《魔女の谷》に戻って、

 『ハウルの動く城』の【ハウルの寝室】

 【居間とカルシファーの炉】【ハッタ―帽子店】、

 『猫の恩返し』の【メリーゴーランド】、

 『天空の城ラピュタ』の【飛行機乗りの塔】、と

 大忙しのフォトセッションです。

 

「ふわァ~…よくぞォここまでッ!」

「ぐるるるるがる!」(←訳:作り遂げたねえ!)

 

 特集の後半部分は、

 愛知から東京へ場所を移して、

 『三鷹の森ジブリ美術館』の常設展示が紹介されています。

 

 こちらには、残念なことに

 あいみょん さんの訪問記は無いんですけど、

 うわあ、釘付けになってしまいますね、

 《映画のはじまる所》という部屋の壁には

 宮崎駿さん直筆の水彩画が何枚も……!

 

「ひこうきィ、すてきィでスゥ!」

「がるるぐるる~!」(←訳:青色が美しい~!)

 

 ジブリ美術館では現在、

 企画展『君たちはどう生きるか』展が開催されています。

 そのエッセンスと、

 ジブリ作品にしばしば描かれる『食のシーン』の絵コンテも

 紹介&解説しながら、

 特集ページは飄々と幕を閉じてゆく……

 

 ああ、いいなあ、行ってみたいです『ジブリパーク』!

 といっても、チケットは何ヶ月も先まで

 完売しちゃってるそうですが。

 

「むむむッ! こうなッたらァ~」

「ぐるるがるるぐーるる!」(←訳:東京に第2のパークを!)

 

 ハウルさんのお家の魔法のドアのように、

 パッと開ければ、そこは……

 

 などと楽しい妄想とともに、

 ジブリ作品ファンの方々も

 建築好きな方々も、

 ぜひ、一読してみてくださいね。

 写真好きな御方にも、おすすめですよ~♪

 

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~ 本は、バスに乗って ~

2024-04-28 22:04:45 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 あいすくりィ~むゥ!」

「がるる!ぐぅるーるぅ!」(←訳:虎です!ジェラートぉ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 GWに相応しい好天……

 いやちょっと暑過ぎるんじゃね?な陽気のもと、

 飲み物や冷菓を用意したら、さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの文庫作品を、どうぞ~♪

  

 

 

          ―― 本バスめぐりん。 ――

 

 

 著者は大崎梢(おおさき・こずえ)さん、

 単行本は2016年に、画像の文庫版は2019年10月に発行されました。

 『”Megurin” the Library Bus Ⅰ』と英語題名が付されています。

 

 実は、先日ご紹介しました『めぐりんと私』の、

 シリーズ第一作となるのが、こちらの

 『本バスめぐりん。』なのです。

 入手に手間取りまして、順序が前後してしまいましたが、

 あらためまして《本バス》ワールドへ、ようこそ~♫

 

「まずはァ、てんけんッでスゥ!」

「ぐるるるがる!」(←訳:足回りは大事!)

 

 神奈川県の、種川(たねがわ)市。

 横浜市と大和市に接し、市の南側は相模湾に拓けていて、

 JRと私鉄が走っていて交通の便もよく、

 ベッドタウンとして人気の土地です。

 

 当然ながら、種川市にも市立図書館があるんですけど、

 市の全域をカバーするために

 運営、というか、運行されているのが

 ”走る図書館”――本バスの《めぐりん》。

 

 3000冊の蔵書をギュウっと詰め込み、

 折りたたみテーブルや

 貸出用の端末器具なども積み入れて、

 市内の公園や公民館などのスポットを巡回しています。

 

 そして、《めぐりん》の運転を担っているのは、

 照岡久志(てるおか・ひさし)さん。

 

「べてらんさんッ、なのでス!」

「がるるぐるるがる!」(←訳:頼れる運転手さん!)

 

 長く勤めた会社を退職した後、

 旧友に誘われて図書館の非常勤職員となった照岡さん、

 市内のあちこちへ《めぐりん》を走らせるお仕事を

 前任者さんから引き継いで数ヶ月、

 まだまだ戸惑うことも多くて。

 

 たとえば、こんな出来事がありました。

 

 利用者さんが、

 ページの間に私物を挟んだまま

 本を返却してしまった……!

 

 照岡さんとともに《めぐりん》に乗車している

 図書館員の梅園菜緒子(うめぞの・なおこ)さんは、

 問題の本を次に借りた人物を探し出しましたが、

 ページの間に何か挟まれていませんでしたか?

 お心当たりはないでしょうか?

 と問うてみれば。

 

 いいえ。

 

「あうゥ?」

「ぐるるぅ!」

 

 素っ気ない答えに、

 梅園さんと照岡さんは首を傾げます。

 

 明らかに何かを知っている表情と声?

 事情があって、言いたくても何も言えない、という様子?

 

「うゥ~むゥ、ややこしいィ!」

「がるるぐる!」(←訳:難しいです!)

 

 一見、重大問題ではないような、

 けれども、放ってはおけない出来事。

 

 はたして、その解決法は?

 そも、消えた私物にはどんな意味があるのか?

 

 照岡さん登場!の『テルさん、ウメちゃん』、

 『気立てがよくて賢くて』

 『ランチタイム・フェイバリット』

 『道を照らす花』

 『降っても晴れても』

 と、5作品が収録されている連作ミステリは、

 春/初夏の読書タイムにおすすめですよ。

 バス旅や電車旅、

 お昼の休憩のお供にも、ぜひ~♪

 

 

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~ AQUIRAX UNO 展、開催中! ~

2024-04-27 22:05:30 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 はじまりィましたでスゥ~!」

「がるる!ぐるるるがるぐる~!」(←訳:虎です!今日から大型連休~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 大型連休……って、何の予定も決めていないのですがw。

 何をしようかな~と慌てて考えながら、

 さあ、本日は読書をサボって、

 ↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  

 

 

           ―― 宇野亞喜良 展 ――

 

 

 東京・新宿区の東京オペラシティ アートギャラリーにて、

 会期は2024年4月11日~6月16日

 (月曜休館、祝日の場合は翌火曜日が休館)、

 『AQUIRAX UNO』と副題が付されています。

 

 日本を代表するイラストレーター/グラフィックデザイナーである

 宇野亞喜良(うの・あきら)さんの、

 初期から最新作までが一堂に会する

 過去最大規模の個展が開催中!ですよ。

  

「ひとめェでェ、わかッちゃうゥ!」

「ぐるがっる!」(←訳:このタッチ!)

 

 活字マニアさんには、書籍の装丁などで

 宇野さんの作品に接していますよね。

 この展覧会では、

 1950年代の企業広告、60年代のアングラ演劇ポスター、

 絵本・児童書などの原画作品や資料も出展されます。

  

 また、この展覧会を機に、

 『宇野亞喜良クロニクル』が『増補版 宇野亞喜良クロニクル』に、

 『宇野亞喜良 ポストカードブック』が新装改訂版に、

 と作品集の新版が発売されました。

 アート好きな活字マニアさんは、

 新宿の展覧会のみならず、

 本屋さんのアートブックコーナーへも、

 ぜひ、お出掛けしてみてくださいね~♪

 

「つまりィ、れんきゅうゥのォよていィはァ~…」

「がるぐるっ??」(←訳:本屋さんっ??)

 

 

 

   では、ここで美味しいオマケ画像も、ころろん!

   

   『UHA味覚糖』さんの

   《コロロ 佐藤錦》は、

   おおお! なかなかサクランボっぽいわ!

   「ほんとだッ!」

   「ぐるがる!」(←訳:桜桃風味!)

   GWはお出掛け三昧!な御方も、

   連休といえどお仕事です!な御方も、

   美味しいものをパクリ!しつつ、

   どうか健やか&穏やかな休日を♪

 

 

  

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~ 浮世絵に、文様の花が咲く ~

2024-04-26 22:05:20 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 よいしょッ、よいしょッ!」

「がるる!ぐるがる!」(←訳:虎です!拭きふき! )

 

 こんにちは、ネーさです。

 GWは暑くなる!とのことですので、

 エアコンのお掃除を敢行いたしました。

 ようやく終わってホッとしたところで、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

           ―― 日本の図像 刺青 ――

 

 

 編者は青人社の皆さん、2023年12月に発行されました。

 『TATOO : The Iconography of Japan』と英語題名が付されています。

 

 《刺青(しせい)》――

 21世紀の日本に於いては

 とてもネガティヴなイメージで捉えられていますけれども、

 時代を遡れば、決してネガティヴ一色ではありませんでした。

 御本冒頭の『はじめに』によれば。

 

 江戸時代、

 『入れ墨(いれずみ)』という言葉は、

 墨刑(ぼくけい)のことで、

 前科者の意味もありました。

 

 対して、

 風俗としての《刺青》は

 『彫物(ほりもの)』と呼ばれて

 区別されていた、んですね。

 

「ふむふむゥ、ちがうものォ、なのでスかッ」

「ぐるるるる~1」(←訳:なるほどね~!)

 

 また、《刺青》の歴史は江戸時代の、

 京阪の遊里街で始まったといわれています。

 手指の一部にごく小さな、

 黒子(ほくろ)サイズの彫(ほり)を入れ、

 恋人同士の誓いのあかしとした『起請彫(きしょうぼり)』が、

 江戸でも流行したことが

 発展の契機に結びつきました。

 

 小さな点から、

 印や文字へ、

 絵柄へ。

 

「しきさいィ、とりどりィ!」

「がるるぐるる!」(←訳:文様も大型化!)

 

 《刺青》流行の後押しとなったのは、

 歌川国芳さん作の

 『本朝水滸伝豪傑百八人』(1830年頃より刊行)。

 

 豪華な錦絵の登場人物たちは、

 肌にさまざまな《刺青》を纏っていたのです。

 

 御本の表紙になっているのも、国芳さんの

 『通俗水滸伝豪傑百八人之一個 』の一場面で、

 こういう刺青、真似したい!

 同じ絵柄を彫ってほしい!

 という現象が続出し、

 《刺青》は風俗文化として定着してゆきます。

 

 まあね、幕府からは禁止令が出されちゃったりしてますけど。

 

「それくらいィ~だいりゅうこうゥ!」

「ぐるるがるる!」(←訳:大人気でした!)

 

 この御本では、

 

 第1章『刺青 勇肌の美』

 第2章『刺青の文様』

 

 と2つの章で

 浮世絵作品に描かれた《刺青》を紹介してゆきます。

 

 歌川国芳さん、歌川豊国さん、

 月岡芳年さん、といった浮世絵画師さんたちの

 力のこもった作品の数々は

 壮観と言う他なく、

 一見の価値がありますよ。

 

「うきよえとォ、しせいィ……!」

「がるるぐるる!」(←訳:新しい観方だ!)

 

 江戸後期、

 特に役者絵の浮世絵が好き!という方々に

 激おすすめの一冊です。

 解説の文章もすばらしいので、

 歴史好きな活字マニアさんも、ぜひ~♪

 

 

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~ 走ってめぐる、書物たち ~ 

2024-04-25 22:04:36 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 おりょりょッ? きがつけばァ、すぐゥ~そこにッ?」

「がるる!ぐるるるがるる~!」(←訳:虎です!黄金週間だよう~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ハッ!と気付けば、ええ、もう始まっちゃいますね、

 大型連休ってヤツが……!

 せっかくの連休、何をしようかな~と悩みながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

            ―― めぐりんと私。 ――

 

 

 著者は大崎梢(おおさき・こずえ)さん、

 単行本は2021年に、画像の文庫版は2024年4月に発行されました。

 『”Megurin” and Me』と英語題名が付されています。

 

「めぐりんッ?」

「ぐるるがるるるる……?」(←訳:それはもしかして……?)

 

 めぐりん。

 

 それは、大人からもチビっ子諸氏からも一目置かれる、

 働きものの律儀なヤツ。

 2週間か3週間おきくらいにやって来ては、

 お腹の中から何冊もの宝物を

 気前よく宝物をポンポンと――

 

「あはァ! わきゃッたァ!」

「がるぐるるる!」(←訳:移動図書館だ!)

 

 神奈川県の、横浜市と大和市に接し、

 南部は相模湾に拓けた温暖な土地柄の、

 種川(たねがわ)市。

 

 その種川市内を、縦横無尽に走り回って

 読書好きな市民さんのもとへ

 本を読む喜びを届けてくれるのが、

 移動図書館の《めぐりん》なのでした。

 

 とはいえ、

 種川市民さんにはお馴染みの《めぐりん》も、

 ごく最近、大和市からこの種川市に転入してきた

 節子(せつこ)さんには

 『?』です。

 

 公民館に隣接している駐車場に

 マイクロバスのような車が停められていて、

 人が集まっている?

 笑い声も聞こえてくる?

 あれは……?

 

「としょかんッでスよゥ!」

「ぐるるがるるるるる~?」(←訳:借りてゆきませんか~?)

 

 移動図書館の車……

 そうと分かって、節子さんの記憶が蘇ります。

 

   故郷の、栃木県北西部の山間の集落にも、

   3週間に1度、

   移動図書館の車が来てくれたっけ。

   呼び名は、移動図書館ではなく、

   自動車文庫、だった……。

 

 車内に積み込まれていたたくさんの本と、

 ふるさとの思い出は、

 必ずしも楽しいものばがりではなく、

 節子さんは暫し立ち尽くします。

 

「ごあんしんくださいィ~!」

「がるぐるるる!がるぅぐるる!」(←訳:本はトモダチ!敵じゃないよ!)

 

 時間をかけ、ゆっくりと、

 《めぐりん》のメインスタッフである

 ウメちゃんこと梅園さん、

 テルさんこと運転手の照岡さんと

 打ち解けてゆく節子さん。

 

 実は、節子さんは或る《謎》……というか、

 《疑問》を抱えていました。

 

 その《疑問》が、

 《めぐりん》と出会ったことを機に

 解けてゆく……?

 

「ほわッ? いどうゥ~としょかんがァ??」

「ぐるがるぅ?」(←訳:謎を解くぅ?)

 

 あの頃と、いま。

 いまだからこそ、見えてくるもの。

 

 読み手を”昭和のむかし”へ連れて行く

 節子さんの物語『本は峠を越えて』をはじめ、

 5篇の短編が収録されている連作ミステリ作品は、

 ミステリ好きな方に限らず、

 本がだ~い好きな全活字マニアさんにおすすめですよ。

 ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

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~ 八重桜も、ちょっぴり見物に ~

2024-04-24 22:04:43 | 花雑記

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ぶるるッ! さむいィ~でス!」

「がるる!ぐるがるるるぐる?」(←訳:虎です!また寒の戻りだね?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 天気予報で、今日24日は雨降りの寒い一日になると確信した私ネーさ、

 その前に……と、昨日はちょっとお出掛けしてまいりました。

 どこへ? というと、

 はい、もちろん、サクラウォッチングへ、ですよ~♪ 

  

「いたいたッ!」

「ぐるるる~!」(←訳:咲いてる~!)

 

 ええ、今年も咲いていますね。

 私たちがひたすら愛する『御衣黄(ぎょいこう)』のサクラちゃん!

 あまりにも花の色がグリーンなので、

 《カーミットサクラ》と勝手に名付けちゃってますが、

 ↓こちらの画像の方が分かりやすいでしょうか。 

  

「みどりィ、でスよねェ~」

「がるるぐる!」(←訳:完全な真緑!)

 

 同じ『御衣黄』でも、

 ↓こちらのように、

 ほんのり淡いグリーンの色味の樹もあって

 (肉眼で見ると画像よりもはっきり緑色が分かります)、

 植物の世界とは不思議なものです……。

  

  

 では、『御衣黄』ちゃんたちにひとまずの別れを告げて、

 次のサクラスポットへ!

 

 R20(甲州街道)を越えて、テクテク進んで、

 JR中央線の踏切を過ぎたら、ストップ!

 

「ここもォ、さいてるゥ~!」

「ぐるるるがるっる!」(←訳:八重桜がずらっと!)

  

 このあたりの街路樹の殆どが、八重桜、なんですね。

  

 遠目では、おや? あんまり咲いてないわね?

 もう散ってしまったのかな? と見えますけれど。 

 

 とんでもない!

 お花はまだまだ元気です♫

  

 樹に近寄ってみると――

  

「ぴィ~んくゥ!」

「がるるぐる!」(←訳:ピンクだね!)

  

 琳派的と言いましょうか、

 長谷川等伯さん風と言いましょうか、

  

 ああ、サクラってバラ科のお花なんだ……と

 しみじみ納得できる豪快豪壮可憐な咲きっぷり、見事です。

 品種は『普賢象(ふげんぞう)』かな?

  

 今年2024年の東京エリアのサクラは、

 晴天のもとで鑑賞できる時間が

 とても少なかったように思います。

 来年の春は、どうか良いお天気であっておくれ……! 

 

「ほッかいどうゥではァ、これからァ~おはなみィ?」

「ぐるるる~!」(←訳:羨ましい~!)

  

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~ 名著復刊! ボンジュール巴里? ~

2024-04-23 22:05:11 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 めでたきィ~ふッかんッ!」

「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!行こうぜパリ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 はい! 本日の読書タイムでは、

 めでたくも復刊!となったコミック作品をご紹介いたしますよ。

 さあ、こちらを、どうぞ~♪

  

 

 

        ―― パリ愛してるぜ~ ――

 

 

 著者は じゃんぽ~る西(じゃんぽ~る・にし)さん、

 単行本は2011年5月に、画像の文庫版は2023年11月に発行されました。

 『男一匹パリ暮らし』と副題が付されています。

 

 昔むかし、その昔……ではありません。

 単行本初版が2011年である点からもお判りのように、

 およそ15年ほど前のこと。

 

 フランスに憧れる

 ひとりの日本人青年さんがおりました。

 

 お名前は、じゃんぽ~る西さん。

 

「ふらんすはァ、とおしィ~…!」

「ぐるがっるぅるる!」(←訳:でも行っちゃおう!)

 

 西さんがフランスに憧れる理由は、

 漫画。

 

 漫画のお仕事をしている西さん、

 BD(バンドデシネ)と呼ばれるフランスの漫画が好きで、

 フランスの文化にも興味津々で、

 ただし。

 

 フランス語? 話せません。

 お金? あまり無いなぁ。

 という次第で、超緊縮財政パリ滞在生活、決定です。

 

「それはァ、つまりィ~」

「がるっるぐるがるる?」(←訳:貧乏ってことですね?)

 

 探し当てた”賃料安め”な住居は、

 アパルトマンの屋根裏部屋。

 

 パリで屋根裏部屋で、って

 すごくオシャレで、映画みたいだと思うでしょ?

 でもね、7階建てのアパルトマンの最上階で、

 エレベーターなし、だったら、いかがです?

 

 あ、トイレもね、共同トイレなんですよ。

 部屋にエアコン? あるワケないですって。

 

「うううッ、かいだんをォななかいィぶんッ?」

「ぐるるるがるるる~…」(←訳:上り下りするのか~…)

 

 貧乏だし、

 外出時に忘れ物なんてしちゃったら

 そりゃもう地獄の階段ダッシュをする羽目になるし。

 

 そんなマイナスポイントがあるとしても、

 面白くて楽しくて、

 ところどころハチャメチャ?な、

 花の都パリ。

 

「あしもとォ、ちゅういィ~でス!」

「がるるるぐるるるるがるるる!」(←訳:ワンコの落しモノがたくさん!)

 

 初めて訪れるオペラ座。

 モテまくるイタリア人ジュリオさんとのお喋り。

 ソルボンヌの漫画専門店さんで観察。

 日本文化を紹介するイベントに参加。

 メトロでスケッチ。

 深夜のパリを歩く――

 

 日本にいては味わえない、

 これぞパリ!な様々な出来事を

 丁寧に拾い、描き留め、

 クスッと笑えるマンガへ昇華させてゆく原動力は、

 やはり、熱いパリ愛、でしょうか。

 

 初版時の内容にプラスして、

 冒頭には『文庫版によせて』、

 巻末の『文庫版のためのあとがき』と

 書き下ろしも収録されているコミックエッセイは、

 マンガ好きな方々に、

 パリ大好きよ!という活字マニアさんにも

 おすすめですよ。

 ぜひ、本屋さんで探してみてくださいね~♪

 

 

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~ 庭の扉を、いま開けば ~

2024-04-22 22:02:26 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 まつもとォせんせいィ~ッ!」

「がるる!ぐるるるぅるが~る!」(←訳:虎です!ヲタムちゃんさ~ん!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 BSドラマ『舟を編む』最終回は涙また涙、涙……でした。

 すべてのキャストさん&スタッフさんに拍手の嵐を、

 とりわけ辞書だらけの玄武書房辞書編集部を造り上げた

 美術チームさんにお疲れさま~!の拍手を送りながら、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

          ―― 秘密の花園の向こうへ ――

 

 

 著者はアン・スウェイトさん、

 原著初版は1974年、改訂版は2020年に、

 画像の日本語版は2024年1月に発行されました。

 英語原題は『BEYOND THE SECRET GARDEN The Life of Frances Hodgson Burnett』、

 『フランシス・ホジソン・バーネットの生涯』と日本語副題が付されています。

 

「あはァ! ひみつのォはなぞのッ!」

「ぐるがるぐる~!」(←訳:名作児童文学~!)

 

 『秘密の花園』(1911)、

 それより以前に

 『小公子』(1886)、

 『小公女』(1905)、と

 児童文学の傑作を著したのは、

 フランシス・イライザ・ホジソン・バーネットさん(1849~1924)。

 バーネット夫人、と表記される場合もありますね。

 

 この御本は、フランシス・バーネットさんの伝記作品……

 なんですけれども、

 いやーもう、私たち日本人にとっては、

 『えっ?』や『は?』が多くて、驚かされます。

 

「ぶんかのォ、ちがいィ?」

「がるるぐる?」(←訳:時代の違い?)

 

 そもそも、御本冒頭の『はしがき』に記されている

 著者・スウェイトさんの

 ”バーネットさんについて書きたい”と思ったきっかけが

 最初の驚きです。

 

 ある児童文学者が、

 バーネット夫人は『派手な性格』で『魅力に欠け』

 『成功しているときは得意満面』『支配欲が強く』

 『気まぐれ』『自己中心的』『思い上がり』

 であると指摘していることを知り、

 ショックを受けた――

 

 って、私たちだってショックでしょ?

 派手な性格? 得意満面? 自己チュー?

 何なの、このディスられっぷりは?

 

「どういうことォ~でスかッ??」

「ぐるるがるぐるぅ……?」(←訳:何かの誤解かなぁ……?)

 

 バーネットさんは、

 いったいどのような人物であったのか。

 

 膨大な資料と記録から、

 スウェイトさんは彼女の人生をゆっくりと、

 しかし細部まで鮮やかに、浮かび上がらせてゆきます。

 

 英国の工業都市マンチェスターに生まれるも、

 早くに父を喪い、

 シングルマザーとなった母に連れられ、

 きょうだいたちとともに米国へ。

 が、頼った先の親類は、

 事業が傾き、一家の面倒をみるどころではありません。

 フランシスさんたちは窮乏し、

 日々の糧も満足に得られない……。

 

 そんな苦しい暮らしを、救ったのは。

 

 結果から言ってしまうと、

 フランシスさんの文才、でした。

 

「おおゥ!」

「がるる~!」(←訳:そうか~!)

 

 フランシスさん、正規の学校教育を受けたことも、

 優秀な家庭教師に学んだこともないんです。

 それでも、英国にいた頃、

 身の周りにはいつも本がありました。

 本の虫で、

 妹や友人に”おはなし”を話して聞かせるのが大好きで。

 ただ、作家になろうと考えたことはなかったんですけれども。

 

 貧しさに悩むある日、

 フランシスさんはふと気付きました。

 

 雑誌に、物語を投稿したら?

 

「よいィあいであァ、でスゥ!」

「ぐるるるがるるぅ!」(←訳:うんうんいいぞぉ!)

 

 すんなり、とは行かず、

 ドタバタの末……

 ついに、やりましたフランシスさん!

 短編2篇が採用されて、計35ドルを獲得!

 18歳にして作家人生の始まりです!

 

「やたッ!」

「がるっるぐる!」(←訳:良かったよう!)

 

 この頃フランシスさんが書いていたのは

 児童文学ではなく、

 大人向けの小説作品でした。

 それがどうして児童文学へと変針し、

 大ヒット作『小公子』『小公女』を

 刊行するに到るのか、

 今も世界中で愛される名作『秘密の花園』が生み出されたのか、

 スウェイトさんは調べてゆきます。

 

 偉大な作家なのに、

 なぜ、悪評がつきまとうのか。

 

 噂話や悪評を越えた先にある、

 フランシスさんの生涯とは。

 

「ずッしりィ!」

「ぐるるがるぐる!」(←訳:力作で大作です!)

 

 作家として”成功”した華やかな人生と、

 フランシスさんの私生活。

 

 その両方を詳細に描き上げたスウェイトさんの労作は、

 歴史好きな方々、

 近代英文学好きな活字マニアさんにおすすめですよ。

 『秘密の花園』を愛読する方々も、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

 

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~ 美味しい、をずっと探して ~

2024-04-21 22:05:05 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 たまにはァ~ぴくにッくゥ!」

「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!公園でお弁当~!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 サクラ、フジの花の次にやって来たのは、

 春バラの季節……

 よぉし、飲み物とお弁当を用意して、

 公園や植物園へお出掛けしよう!と思いついた日は、

 はい、読書タイムも↓こ~んな楽しい御本を、どうぞ~♪

  

 

 

         ―― いわしバターを自分で ――

 

 

 著者は平松洋子(ひらまつ・ようこ)さん、

 2022年3月に発行されました。

 『週刊文春』2019年12月12日号~2021年9月9日号に掲載された

 エッセイ76作品が収録されています。

 

「たいへんなァじきィ、だッたのでスゥ!」

「ぐるるるがっるるる……!」(←訳:右往左往だったねえ……!)

 

 2019年末から2020年の始めにかけて、

 新型コロナウィルスの流行は一気に拡大しました。

 2024年の現在に立って当時を振り返ると、

 つらいこと、悲しいことばかりの時期であったなぁと

 ため息してしまいます。

 

 前代未聞の、正解など誰にも分らない苦境にあって、

 『文春』きっての人気連載である平松さんのエッセイも、

 やはり、影響を受けない訳にはゆきませんでした。

 

 気楽に、気軽に、

 飲食店さんで食事をすること、

 酒杯を傾けることは、難しい。

 直に会って、お話して取材、も難しい。

 そもそも、外出することさえ、難しい。

 

「きんきゅうゥじたいィでェ~」

「がるーるぐる!」(←訳:リモート推奨!)

 

 そんな状況だったからこそ、

 心をやわらかく、あたたかくしてくれる

 平松さんのユーモアは際立ちました。

 

 コロナ禍下での新ルールとか、制約とか制限とか、

 ハードルは多いにしても、

 楽しいこと、美味しいものを、探そう。

 

「うむうむッ!」

「ぐるるるるがるる~!」(←訳:美味しいの好きだ~!)

 

 表題作品『いわしバターを自分で』は、

 まさしく、

 ”美味しさ発見!”な1編です。

 

 もう20年前のこと、と平松さんが回想するのは、

 或るデザイン事務所さんを訪れたときの、衝撃。

 顔見知りのスタッフF君が、

 遅い昼めしなんです、と言って

 やおら作り始めたのは、

 

 オイルサーディンの缶を、パカッ。

 中身のサーディンを取り出して、

 コッペパンに、むぎゅっ。

 いただきまーす。

 

 つまり、オイルサーディンのサンドイッチ、です。

 

「ほほォ~!」

「がるるる!」(←訳:やるねえ!)

 

 こんなにかっこいい弁当風景を見たことがなかった、

 と平松さんは感嘆します。

 そして、想い起すのは、

 オイルサーディン・バター・黒胡椒・塩・レモン汁

 の材料で作る、いわしバター。

 

 コッペパン? 食パン?

 いや違う、

 いわしバターが合うのは、

 バケット!

 なにがなんでもバケット!

 

「うふふゥ、たべたいィ~!」

「ぐるる~!」(←訳:作ろう~!)

 

 材料や作り方のコツなどは

 本文154~158ページの

 『いわしバターを自分で』をご参照くださいね。

 

 平松さんのアンテナがとらえた

 美味しいもの、すてきなもの。

 苦難や不安や混乱も

 丸ごと綴った快作を、

 活字マニアの皆さま、ぜひ、一読を♪

 

 

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