国内最大級の約200品種の桜を保存、育成する京都府立植物園(京都市左京区)は、桜の開花シーズンに合わせ、園内の貴重な品種をまとめた「さくらマップ」を作成した。4月下旬ごろまでに順次開花する27品種の特徴を、写真とともに紹介している。
植物園では、約160品種約450本の桜を観賞できる。このうち、植物園の桜守(樹木医)がおすすめする希少品種を紹介した。
たとえば、全国でも数カ所でしか見ることができない品種「高桑星(たかくわほし)桜」は、花弁が星形に見えるのが特徴だ。
「大原渚」は近年まで来歴が不明だったが、調査の結果、大原の古刹(こさつ)、寂光院にある桜に由来することが分かったという。
朝日新聞