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 新車両デザイン、近未来的外観と和風内装に 京都市地下鉄

2019年04月30日 | 鉄 道

京都市営地下鉄烏丸線の新車両デザイン(上)
内部には車いすやベビーカーのスペースを確保する



京都市交通局は、市営地下鉄烏丸線で開業後初めて一新する車両デザインを決定した。前面に丸みを多用した近未来的な外観と、華やかな和風カラーが特徴の内装を市民や利用者による投票で選んだ。開業40周年の2021年度末から順次導入していく。

 新しい車両デザインの選定作業は17年に着手し、有識者懇談会での議論を基に交通局が外観と内装で3案ずつ考えた。投票は3月に同局ホームページや地下鉄の駅などで受け付け、3122票の中で最も多く支持された案を選んだ。

 外観は、シルバーと緑を基調とした現在の配色を引き継ぎつつ、先頭車両の前面全体に緩やかな丸みを持たせる案が42%の票を獲得し、京都市電を連想させる箱形の案などを上回った。

 内装は「華やかでみやびなカラー」が41%の票を集め、「現代的でさわやかなカラー」など他の2案を上回った。座席のカバーを若草色や茜(あかね)色、床を鈍(にび)色など和の色で彩る。機能的には、先頭と最後尾の車両の3分の1は座席を取っ払った「おもいやりエリア」とし、車いすやベビーカーに加え、キャリーバッグを持つ旅行者にも対応する。

 1981年に開業した烏丸線では延伸のたびに車両数が増えているが、デザインは当初から変わっていない。デザインの変更は、現在の20編成120両のうち、開業時から使っている9編成54両の車両更新に合わせて実施する。

 市交通局は「京都らしさとバリアフリーを両立させたデザインで、多くの人に親しんでほしい」と期待している。烏丸線全駅での転落防止用可動式ホーム柵の設置に向け、自動で定位置に停車する装置も搭載する。

(京都新聞)
 

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「加悦鉄道まつり」ヘッドマークでPR 5月3・4日開催

2019年04月29日 | 鉄 道

「加悦鐵道保存会」がデザインしたヘッドマークを付けた「初夏の加悦鉄道まつり号」



恒例イベント「初夏の加悦鉄道まつり」が5月3、4日に京都府与謝野町滝の加悦SL広場で開かれる。イベントをPRするヘッドマークを付けた同まつり号の運行がこのほど、京都丹後鉄道で始まった。29日まで西舞鶴―豊岡間を走る。

 イベントは宮津海陸運輸が主催し、NPO法人「加悦鐵道(てつどう)保存会」が共催している。

 昨年、丹鉄を運営するウィラートレインズはクラウドファンディングサービスを利用して宮津駅構内にカフェをオープンした。その際、会員が10万円分支援し、今回、特典として列車にヘッドマークを掲げる権利を得た。

 ヘッドマークは加悦鉄道が1953年に導入したDB201機関車のイラストを中央に配した。

 理事長の吉田博一さん(57)は「加悦鉄道そのものを知らない人や今も加悦鉄道の車両が動くことを知らない人たちにまつりに行きたいと思ってもらえたらうれしい」と話している。

 イベントは午前10時~午後3時。車両の乗車会のほか、バザーやペーパークラフト体験など有料イベントがある。要入場料。

京都新聞
 

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また会えたね 懐かし京都市電

2019年04月25日 | 鉄 道

京都市電で走っていた車両の文字盤に触れる久保賢治さん






懐かしい京都の市電にまた会いたい。そんな思いから、目が不自由な京都市伏見区の男性が3月、車両が引き取られた広島市中区の広島電鉄を訪れ、「再会」を果たした。姿は見えなくても触れば車体の形状はわかる。ブザーやモーター音も当時のまま。思い返したのは、障害のある自分を支えてくれた祖父や運転士たちのことだった。

 男性は京都市左京区出身の久保賢治さん(55)。約1300グラムで生まれ、生まれつき目に障害があった。右は明暗がわかる程度。左は「50円玉の穴ぐらいの視野はある」が、目のすぐ近くまで近づけなければ識別できない。

 点字で文章を読むのが好きだったが20年ほど前に車にはねられて神経に障害を負った。いまは福祉施設で読み書きの援助を受けながら過ごしている。

 18歳まで自宅から北区の府立盲学校に通った久保さん。通学に使っていたのが1978年に全廃になった京都市電だった。

 8歳のとき、病弱の父に代わり市電の乗り方を教えてくれたのは父方の祖父だった。名前はヘイジロウさんだが、漢字はいまもわからない。「ぼくには漢字という概念がないから」。祖父は「見えんのだったら触って乗ってみるんや」と口癖のように言い、手を取ってつり革や手すりの位置を教えてくれた。車体側面の市電のマークを一緒に触ったこともあった。

 「どんな音がするんや」「においはどうや」。祖父は一緒に乗りながらよく質問した。「体で乗ることを覚えさせようとしたんでしょう」と久保さん。徐々に、耳を澄ませばカーブの音で走っている場所を把握できるようになった。車両も1両ずつ様々な形状があると知り、市電が好きになった。自分と社会とをつなぐ存在に思えたからだ。

 広島電鉄には、京都市電を走った15両が移譲され、現役で走っている。深緑色の車体にオレンジのラインが引かれた塗装は当時のまま。京都ゆかりの車両だけに、1両ずつ「大文字」「祇園」「金閣」などの愛称がつけられている。久保さんは広島市のボランティア団体「鯉城(りじょう)の会」の協力を得て、広島電鉄本社の千田車庫を訪れた。

 「これが『西陣』という車両です」と、同社職員に案内された久保さん。「1906」と書かれた先頭部の文字盤を両手で触り、「これだ。京都の車両だね」と喜んだ。車内では手すりをつかみ、「昔の位置と変わっていない」。降車ブザーを押すと「プー」と甲高い音が鳴った。「やっぱりこの音だ。もう一度鳴らしてみようかな」と満面の笑みを浮かべた。

 ふと、盲学校時代の記憶がよみがえった。白杖(はくじょう)で市電に乗ると、中年らしい女性に「めくら、あっちに行け」と怒鳴られた。何も言えなかった。運転士の男性は「そんなこと言うたらあきません!」と大声で注意してくれた。毎日のように「気をつけて乗れよ」「大丈夫か」と声をかけてくれた運転士たちと市電に見守られながら育ったことに改めて気づいた。

 訪問に付き添った「鯉城の会」の小西信子さん(77)は「これほど喜んでもらえる場面にご一緒できるなんて」。車庫を後にし、広島駅に向かうために電車を待つと、やって来たのは旧京都市電の「比叡」だった。座席に腰掛け、目を閉じる久保さん。モーターや空気の抜ける音に「そうそう、この音。今も大事にしてもらってよかったな」と車両に語りかけた。

(朝日新聞)

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「サロンカーなにわ」、京都鉄道博物館で特別展示

2019年04月25日 | 鉄 道

サロンカーなにわ









京都鉄道博物館は2019年5月16日(木)から5月20日(月)までの5日間、14系のジョイフルトレイン「サロンカーなにわ」の特別展示を行います。

今回の展示は5月16日(木)から開催する企画展「鉄路を翔けた鳳凰~お召列車と貴賓室~」の連動イベントとして実施されるもので、お召列車での使用実績のある車両として選ばれました。展示場所は本館1階「車両のしくみ/車両工場」エリアです。

「サロンカーなにわ」は1983年に14系客車を改造し登場した欧風客車です。展望室やラウンジを備えた豪華な車内設備が特徴で、おもに団体列車などで活躍しています。

レイルラボ

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台中メトログリーンライン 進ちょく率80%超 20年末開業目指す

2019年04月24日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

2020年末の開業を目指す台中メトロ(MRT)グリーンライン
(台中市政府提供)



(台中 23日 中央社)盧秀燕台中市長は22日、同市で工事が進められている台中メトロ(MRT)グリーンラインについて、進ちょく率は82.91%に達していると明らかにした。2020年末の開業を目指すとしている。市議会の定例会で述べた。

台中メトログリーンラインは全長16.71キロで、北屯-台湾高速鉄道(高鉄)台中駅間(いずれも台中市)の全18駅を結ぶ。車両は全18編成のうち9編成が日本から輸入され、残る9編成は日本から技術移転を受けた台湾製。

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京都スタジアム隣にビジネスホテル、日帰り温浴施設も 亀岡市

2019年04月24日 | 京都 ホテル・旅館



京都府亀岡市は22日、来春に京都スタジアムが開業するJR亀岡駅北側の土地区画整理事業地で、商業施設進出の第1号としてビジネスホテルの立地が決まった、と発表した。スタジアム西隣に来年9月開業の予定で、遅れていたスタジアム周辺の商業開発の加速に市は期待感を示す。

 同市下矢田町でビジネスホテルを経営する「サンロイヤル」が、2号店として敷地約1700平方メートルに7階建て計100室で建設。日帰り温浴施設やレストランも併設する計画で、今夏に着工する。

 駅北側では、市などが来年の大河ドラマ放映に合わせ、主人公の明智光秀を紹介するドラマ館をスタジアム内に開設する計画だが、観客らを呼び込む周辺施設整備が課題となっている。事業者とともに記者会見した桂川孝裕市長は「駅北のにぎわいづくりへの起爆剤になる」とした。

 会見では、同市薭田野町の「湯の花温泉」への新たな旅館建設計画も発表された。静岡県の旅館運営会社が4階建て計26室で建設し、開業は来年夏となる見通しを示した。

(京都新聞)

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呉竹総合支援校を建替え/京都市

2019年04月22日 | 関西再開発

[建設通信新聞 2019-04-22]


京都市は、市立呉竹総合支援学校の現地建て替えについて、第1四半期に設計業務を発注する。選定方式は公募型プロポーザルになると見られる。基本設計と実施設計を一括で発注する方針で、2020年度中に完了させる予定だ。

 順調に事業が進めば21年度から工事に着手したい考え。25年9月の完成を目指している。
 事業では、老朽化が著しく、児童生徒数も増加傾向にある同校の校舎を建て替える。

 新校舎の想定規模は、S造地下1階地上2階建て延べ約1万0750㎡。工事は2期に分けて進める。
 1期工事では敷地西側と北側の既存施設を撤去した後に、L字型で2階建ての校舎棟と平屋の体育館棟を新設する。2期工事では、南側の既存施設撤去後に2階建ての校舎棟2棟と平屋のプール棟を整備する。

 基本計画策定業務は東畑建築事務所が担当した。

 同校は1958年に肢体不自由児を受け入れる養護学校として開校した。2004年からは総合養護学校となり、知的障害児も受け入れている。現在残る施設の規模は総延べ5700㎡。築40-50年が経過している

 建設地は伏見区桃山福島太夫北町52の敷地1万4200㎡。
 用途地域は第一種低層住居専用地域。建ぺい率は50%、容積率は80%。

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特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」

2019年04月22日 | イベント
特別展「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」






東寺講堂の立体曼荼羅が史上最大規模で東博に出現

東寺は、平安京遷都に伴って、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立されました。

唐で新しい仏教である密教を学んで帰国した弘法大師空海は、823年に嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の根本道場としました。

2023年には、真言宗が立教開宗されて1200年の節目を迎えます。
空海のもたらした密教の造形物は、美術品としても極めて高い質を誇り、その多彩さや豊かさはわが国の仏教美術の中で群を抜いています。

本展は、空海にまつわる数々の名宝をはじめ、東寺に伝わる文化財の全貌を紹介するものです。

空海が作り上げた曼荼羅の世界を体感できる講堂安置の21体の立体曼荼羅のうち、史上最多となる国宝11体、重文4体、合計15体が出品されるほか、彫刻、絵画、書跡、工芸など密教美術の最高峰が一堂に会します。

東寺が1200年にわたり、空海の教えとともに守り抜いてきた至宝をご堪能ください。


【本展のみどころ】
●みどころ① 東寺講堂から15体の仏像が集結。史上最大規模の仏像曼荼羅が出現。

空海が密教の真髄を目に見えるかたちで表した、東寺講堂の21体の仏像からなる立体曼荼羅。本展では、史上最多となる15体の仏像が出品されます。国宝の11体は、全方位360度から見られるように展示され、講堂とは違った圧巻の仏像曼荼羅を体感していただけます。

●みどころ② 後七日御修法(ごしちにちみしほ)の道場を再現。真言密教の最高峰とされる至宝を一堂に。

後七日御修法は、空海によって始められた鎮護国家の法会であり、真言宗で最重要の秘密の儀式です。 空海が唐から持ち帰った国宝「密教法具」や重要文化財「金銅舎利塔」など後七日御修法に関する東寺1200年の寺宝とともに道場を再現します。 大治2年(1127年)に制作された国宝「十二天像」、国宝「五大尊像」は全幅を公開する貴重な機会になります。(展示替えあり)

●みどころ③ 貴重な両界曼荼羅図(りょうかいまんだらず)を公開。東寺のマンダラワールドを堪能する。

密教美術の宝庫である東寺は、「曼荼羅のお寺」といわれるほど、数多くの曼荼羅を所蔵し、国宝・重要文化財の両界曼荼羅だけでも6件が伝来しています。本展では、現存最古の彩色両界曼荼羅である国宝「西院曼荼羅(伝真言院曼荼羅)」をはじめ、長さ約5メートルにおよぶ国内でも最大級の「甲本」「元禄本」と「敷曼荼羅」の4件を含む多くの曼荼羅を公開します。

会期
2019/3/26(火)~6/2(日)
※休館日:月曜日、5/7(火)
(但し4/1(月)[東寺展会場のみ開館]、4/29(月・祝)、5/6(月・休)は開館)

東京国立博物館 平成館(東京都)

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「報酬約束され、かけ子に」供述 台湾の男女10人逮捕

2019年04月18日 | 日本









日本の空き家を拠点に中国に詐欺の電話をかけていたとみられる台湾の男女10人が、千葉県や山梨県の住宅で業務として電話をかけるなど、在留資格以外の活動をしていたとして再逮捕されました。

男らの一部は「報酬をもらう約束で詐欺組織のアジトでかけ子をしていた」と供述しているということです。

再逮捕されたのは、いずれも台湾出身の張宇傑容疑者(21)や林佳弘容疑者(20)ら、19歳から44歳の男女10人です。

警視庁によりますと、先月、甲府市や千葉県東金市の住宅で業務として電話をかけるオペレーターをするなど、在留資格以外の活動をしていたとして、出入国管理法違反の疑いがもたれています。

警視庁は空き家になっていた住宅を買い取るなどして、中国に詐欺の電話をかけていたとみていますが、その後の調べで、男らのうち一部は「観光目的という名目で入国したが、実際には報酬をもらう約束で千葉や山梨にある詐欺組織のアジトでかけ子をしていた。楽に稼げると思った」と供述しているということです。

住宅からは、詐欺のマニュアルが押収されたほか、捜査関係者によりますと、だまし取る目標金額が書かれたとみられる張り紙も見つかったということです。

甲府市の住宅には、最大で20人ほどが出入りしていたということで、警視庁はほかにも仲間がいるとみて捜査しています。

NHK

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中国が台湾に警告 「主権守る決意見くびるな」

2019年04月17日 | 中国

中国人民解放軍の軍機などによる台湾周辺の「巡航」を台湾の蔡英文政権が批判したことに対し、中国国務院(政府)台湾事務弁公室は16日に発表した報道官談話で「国家主権と領土を守るわれわれの堅い決意と強靱(きょうじん)な能力を見くびってはならない」と警告した。談話は、蔡政権が「民衆をだまし、機に乗じて両岸(中台)の対立をあおっている」と非難した。

 中国国防省は15日、東部戦区の艦艇や爆撃機、偵察機などの海空戦力が台湾東方の海域で合同訓練を実施したと発表。「敵」に対して爆撃機や駆逐艦などによる打撃を加える訓練だったとした。一方で訓練について「主権国家の正当で合法的な権利であり、台湾海峡の安定と平和に資する」と主張した。
 
産経新聞

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遅咲きの御室桜、例年より早く見頃 京都・仁和寺

2019年04月14日 | 京都の桜

 

見頃を迎えた御室桜



遅咲きで知られる御室桜が、京都市右京区御室の仁和寺で見頃を迎えている。多くの参拝者が訪れ、春のうららかな日差しに照らされた低木の桜をめでていた。

 御室桜は境内中央部の観音堂南側に植えられている桜の総称。一帯には白やピンクなどさまざまな色の花を付ける高さ2~4メートルの木が約200本ある。京都市内のソメイヨシノが散り始めると咲くことで知られる。

 例年より早く、7日に開花した。今年は観音堂西側に高さ約3メートルの展望台「御室華舞台」が設置されており、参拝者は長い行列をつくって順番に展望台に登り、いつもの年とは異なる眺めを写真に収めていた。

 友人と訪れた看護師清水明子さん(52)=福岡市=は、「仁和寺には何度か訪れていますが、桜のきれいな時期は初めて。念願の光景を見ることができました」と喜んでいた。15日ごろに満開を迎え、21日ごろまで楽しめる見通し。拝観料が必要。

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2019 京都 桜開花情報

2019年04月13日 | 京都の桜
(4・12 現在)


醍醐寺 散り始め
毘沙門堂  満開
勧修寺 満開
三千院 満開
妙満寺 満開
上賀茂神社 満開
半木の道 満開
上品蓮台寺 満開
平野神社 満開
雨宝院 満開
水火天満宮 満開
妙顕寺 満開
京都御苑 満開
二条城 満開

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新1万円札は渋沢栄一 政府、紙幣刷新へ

2019年04月09日 | ニュース



政府が1万円札などの紙幣を刷新する方針を固めたことが9日、分かった。同日にも発表する。新しい1万円札には渋沢栄一、5千円札に津田梅子、千円札は北里柴三郎の3人を採用する。

 最新の偽造防止技術を紙幣に反映させることが狙い。平成から令和への改元に伴って、紙幣も全面的に交代することになる。現在の1万円札、5千円札、千円札は2004年11月に図柄が刷新された。

 渋沢栄一は日本の資本主義の父とされ、第一国立銀行(現在のみずほ銀行)など数多くの企業を創立した。津田梅子は現在の津田塾大の創始者で、日本の女性教育の先駆け。北里柴三郎は日本近代医学の発展に貢献した。

(京都新聞)

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政府 紙幣のデザイン一新へ 新たな肖像画は?

2019年04月09日 | ニュース



政府は、現在使われている1万円札、5千円札、千円札の紙幣のデザインを偽造防止などを理由として一新する方針を固めました。新たな肖像画には「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一、日本で最初の女子留学生としてアメリカで学んだ津田梅子、破傷風の治療法を開発した細菌学者の北里柴三郎を使うことが検討されています。

紙幣は偽造防止のため、定期的に新しい技術を取り入れてデザインが改められていて、政府は、現在使われている1万円札、5千円札、千円札の紙幣のデザインを、一新する方針を固めました。

この背景には、皇位継承に伴って来月1日に元号が「令和」に改められるのに合わせて、新しい時代を国民がこぞってことほぐ環境を醸成する狙いもあったと見られます。

紙幣のデザインが一新されるのは平成16年以来で、新紙幣が実際に市中に流通するのは数年後になるものと見られます。

現在の1万円札には福沢諭吉、5千円札には樋口一葉、千円札には野口英世の肖像画がそれぞれ使われています。

新たな肖像画について政府内では「近代日本経済の父」と呼ばれ明治から昭和にかけて産業界をリードした渋沢栄一、日本で最初の女子留学生としてアメリカで学び日本の女子教育に尽力し津田塾大学を創立した津田梅子、破傷風の治療法を開発するなど近代医学の礎を築いた細菌学者の北里柴三郎を使うことが検討されています。

NHK

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京都鉄道博物館が3周年、コンサートや記念硬券配布など実施

2019年04月08日 | 鉄 道



京都鉄道博物館は2019年4月29日(月・祝)に、グランドオープンしてから3周年を迎えることから、同日に記念セレモニーやコンサート、硬券の配布を行います。

記念セレモニーは10時15分から10時25分まで、本館1階で開催します。三浦英之館長の挨拶、公式キャラクター「ウメテツ」のグリーティングのほか、サックス奏者の大瀬戸嵩さんとエレクトーン奏者の千嶋里志さんによるユニット「大瀬戸千嶋」によるウェルカムミュージックが演奏されます。

記念コンサート「京都鉄博 3rd Anniversary Live by 大瀬戸千嶋」は、12時30分からと14時30分からの2回、扇形車庫で開催されます。1回の演奏時間は約30分です。内容は、同館のSLを題材にした楽曲「軌条の彼方」のほか、オリジナル楽曲を披露します。

記念硬券は4月29日(月・祝)から翌日の4月30日(火・休)にかけて配布されます。枚数は15,000枚で、先着順に配布、無くなり次第、終了となります。

なお、記念硬券は、元号が「令和」となった5月1日(水・祝)以降も、「改元記念硬券」として配布されます。こちらの配布枚数は40,000枚です。

記念硬券の配布場所は、いずれもエントランスで、1人1枚の配布となります。

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